LOOP

アンダーハンド釣行記

C&Rの中禅寺湖

2012.05.11

昨年は初めて何度も通ってしまった中禅寺湖、今年は色々とあったが多くの方の努力の結果、何とか5月1日から様々な制約の中C&Rで釣りが出来るようになったので、GW中の5月4日に早速行ってきた。
しかし5月1日の解禁日に行った会社のK君の話だと、ルアーでは釣れたがまだまだ冬の雰囲気でフライではあまり釣れていないとのこと。さらに、私自身去年山側は何度も行ったが国道側は一度も行ったことが無いのであまりポイントも分からず、まあアブレてもいいやという気持ちで湖に向かった。

この日は前日の大雨から一変、比較的暖かく風も穏やかで(釣りにはもう少し強く吹いてほしい位だったが・・・)釣り開始の9時位までと終了後の17時過ぎに雨が本降りとなったが、日中は薄日が射す時もあって、のんびりと一日釣りをするには良い天気だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
木々はまだ芽吹いていないが穏やかな日差しが暖かかった日中

肝心の釣果の方だが、K君の話の通り朝のうちに近くのルアーマンが一匹キャッチするのを見かけただけで、私のフライには何も反応が無いまま昼になってしまった。しかし、昼食後いい加減諦めて別のポイントに移動しようかと思う頃、また根ががりかと思った直後に魚の感触。直ぐに水面まで魚が上がってきてジャンプ3回。少し細身なのでホンマスではないようだが、ジャンプをしたのでニジマス?その割には走りが強く無いので放流ニジマスかと思って寄せてくると45cm位のブラウンだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
何故か自分からジャンプを繰り返したブラウン

その後、再び何も無いままそろそろ終了時間が気になりだしてきた16時20分頃、再び魚の感触が手元に伝わってきた。今度はさっきよりは少し小振りな感じで引きは強くは無いが、底に向かって突っ込もうとする久々の感触に予想通り上がってきたのは40cmのレイクトラウトだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
小振りだが嬉しいレイク

遊魚時間やエリアなど様々な制約はあるが、それでも釣りが出来ることに感謝しつつ、今年の中禅寺湖の初釣行は何とか2本釣れて満足のうちに幕を閉じた。まだ時期的には早い感じで魚のハネやモジリ、ベイトフィッシュや虫の姿も殆ど無かったが、これから季節が進めばいい感じになると思う。

~タックルデータ~
ロッド:LOOPイグザクトXACT6126-4MF
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7 S2 + ADT6-7 S4
リーダー:AKRONフロロカーボン ハイエナジーリーダー2X 9ft + フロロステルスティペット2X 60cm

OGGY






松前の大物

2012.05.08

もうすっかり毎年の恒例行事となっている北海道の松前へ海アメ&海サクラを狙いに行ってきた。今回も昨年と同様の近藤さんと福嶋さん、松下君の4人での釣行だが、現地で一日だけ小甲さんも合流してくれた。さらにffmediaの佐伯さんやFlyFisher誌の八木さんも取材として同行していた。

今回は昨年と同様に初日と二日目は岸から沖に向かっての風で、海はべた凪だが、後ろの斜面を吹き下りてくる風がまわっていて釣りづらい状況だった。
さらに今年はサクラマスの寄りが悪く、ルアーですら殆ど釣れていないとのことで、例年見ることのできるサクラマスのハネやモジリが殆ど見られなかった。

サクラマスはともかく、アメマスについては数は釣れていないが単発で大物があがっているという小甲さんの事前情報通り、初日の釣り開始から僅か二時間で運よく大物と思われる魚がヒット!皆と少し離れた場所で釣っていたのでファイト中に携帯で連絡。何度かの力強いダッシュを何と凌いで10分以上のファイトの後、急いで駆け付けてくれた福嶋さんや八木さんが見守る中キャッチしたのは、昨年以上の大物のオスの73cmのアメマスだった。
(写真は後日FlyFisher誌に掲載されるかもしれないので、そちらをご覧ください)

その後は、二日目に44cmのアメマスといつもの海イワナ(アメマスと呼ぶのが恥ずかしい新子サイズ)、三日目はホッケ二本、最終日はアブレといつものように厳しい状況になってしまった。しかし最終日の午前中、良いサイズのアメマスがフライを食い損ねたのか、それとも見切ってUターンしたのかと思われる大きな波紋がフライの後方の水面に現れた。
そこで釣れれば出来過ぎなのだが、さすがにそこまで甘くないようで、初日に運を使いきっていたようだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
いつもの海イワナはやはり今年も・・・

ティムコアンダーハンド釣行記
昨年は殆ど釣れなかったホッケが今年はポツポツと

今年も海サクラをキャッチすることが出来なかったが、昨年の65cmに続いて今年の73cmと大物の海アメはキャッチすることが出来た。さすが松前の海、簡単には釣れないが、美しい景色の中で時には思い出に残る大物がヒットしてくれることを期待して、また来年も行くのだろうなあ。

~タックルデータ~
ロッド:LOOP マルチダブルハンドMUL8130-4
リール:
ダニエルソンXLW・8-12
ライン:3M オーバーヘッド&ディーSTヘッド(ダブルハンド)#8 S1/S2
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダーAKRONミスティープラス・ティペット0X 60cm

OGGY






ヨランのアドバイス

2012.04.27

4月15日に行われたヨランのデモ&クリニックに参加できなかった人に当日ヨランがクリニックで何を指摘していたかを紹介するので参考にしてください!

ティムコアンダーハンド釣行記
当日の様子

1.シュートで上手を微妙に押している人が結構いました。ダブルハンドではこの癖を直すためによりショートグリップを推奨していました。つまり普段の上手の位置よりもっと上手を下げて両手の間隔を短くするようアドバイスしていました。ダブルハンドの場合グリップの中央から下に上手を持ってこさせてこの癖を解消させようとしていました。
2.リフトをゆっくり。以外にリフトが速い傾向があったのでもっとゆっくりと言っていました。
3.リフト、ボディーターン、ハーフサークルを混ぜないこと。リフトとボディーターン、ハーフサークルを一連の動作にしてロッドを斜めに持ってくるのは絶対にしないようにと指摘していました。理由はサイドに入ってくるラインがコントロールを失うからです。
4.バックストップを早めに完了してドリフトの時間を長くする。バックストップが遅れてドリフトができなくなっているケースも結構ありました。ハーフサークルをきっちり行ったうえでできるだけ早くバックストップをするというリズムを作ってください。

以上が多く指摘されていた点です。参加できなかった人は是非参考にしてください。いいシーズンになってきたので楽しい釣りを!

近藤記






ヨラン・アンダーソンがやってきた!!

2012.04.25

久しぶりにヨランが日本に来た。スケジュールを調整して日本にきてもらったのだがアンダーハンドを練習している人向けにキャスティングデモ&クリニックが開催された。40名という募集枠はネットの申し込みで、ほぼ1時間で埋まってしまった。参加いただけなかった人にはこの場を借りてお詫びいたします。日本には約1週間の滞在だったが一般のお客さん向け、ループディーラー様向けデモ&クリニックが終わってから箱根にも行った。つり人社フライフィッシャーさんにもお世話になった。また事前の準備をしていただいた皆様ありがとうございました。

ヨラン・アンダーソン来日
ヨラン来日

デモ&クリニックはものすごい人数で当社スタッフも総出で現地に50名を超す人が集まっていた。挨拶のあと、参加者の質問とそれに答えるという形式で長く時間を取った。

ヨラン・アンダーソン来日
ディーラー日の様子

その後デモを行ってもらい、フライキャスティングの物理学を解説してもらった。アンダーハンドキャストはフライキャスティングの物理学を使った一つにすぎないというのが本当のところだ。だからオーバーヘッドも同じ。ショートストロークでロッドティップは常に水面と平行に動き、それを解説して実際に見せてくれた。個人的にはとても楽しい時間だった。またいろいろ教えてもらった。

ヨラン・アンダーソン来日
ヨランに教わる

世界各国のキャスト事情や北欧の話など、いま日本で起きていることは世界各地で起こっているとも実感した。日本の皆さんのレベルを聞くと「とてもうまくなっている!驚きだ!数人はもはや完成している。多くはもう少しで完成する」とのことでした。100回を上回るサイン書きは大変そうでしたが。

ヨラン・アンダーソン来日
ヨランと楽しい話

皆さま、お疲れ様でした。

近藤記






芦ノ湖でアンダーハンド

2012.04.10

4月に入り、ようやく春らしくなり箱根に旅行に行くことになった。この時期の箱根に釣り道具をもっていかないはずもなく、前日に湖用のタックルを準備し金曜日の朝8:00に出発した。高速に乗り、最初のサービスエリアでロッドを忘れたことに気づき引き返した(笑)。ロッドがなければ話にならないわけだが早い段階で気づいてよかった。エヴォテックシングル7100-3とダブル7130-4の2本を取りに戻ったため、箱根には昼12時前になってしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
観光地としてもすばらしい芦ノ湖

昼食をとってホテルに午後2時にチェックインできたので、そこから歩いて成蹊を目指した。遊歩道を歩くと10分ほどで成蹊についた。

ティムコアンダーハンド釣行記
有名ポイントの成蹊

成蹊に行くのは初めてで事前に教わった詳細な地図で入る場所を決めていたが、先行のフライマンが5~6人ほどいたため、しばらく考え、入れそうな場所にウェーディングした。なるほどここには誰も入らないわけだ。背後が木でバックスペースはないし前に出ようとすればすぐに胸まで浸かりそうになってしまう。アンダーハンドなら何とかなるだろうとエヴォテック7130-4にリールはオプティランナーをセット。アダプテッドラインの7番をリールから引き出した。インター&インターにしてサーモンライトリーダー15ftのバットを20㎝ほどカットして1X60㎝+3X60㎝で釣りを始めた。
しかし、いまひとつセッティングがしっくりこない。そこでS2&S4やインター&S3を試し、最終的にインター&S3(インターボディー+S3ティップ)で落ち着いた。先端をS3にしたことにより向かい風にも強くなったのだ。釣りは長くても3時間しかできないのに、ここで20分以上過ぎてしまった。さて事前の話とは違いルアーマンもフライマンも苦戦しているようだ。ロッドが曲がったところは一度も見なかった。
数日前の爆弾低気圧が湖全体の活性を下げてしまったようだ。

大型のストリーマーや小型のウェットといろいろ試したが反応がないため北海道フライ・コンブランナーを結び、アンダーハンドでキャストを続けた。029のリフルランニングラインをアダプテッドヘッドがグングン引っ張っていく。(飛距離を求めたい人はもっと細いループランニングライン029ブルーなどをお勧めする。)開始から40分ほどでついに待望のヒット!新調したばかりのアングロさんのカスタムネットで、でっぷりと太ったブラウントラウトをランディングした。

ティムコアンダーハンド釣行記
成蹊で太ったブラウントラウト

午後4時にはホテルに戻りウェーダーを干して、フライを乾かし、ラインの手入れをして温泉に入った。
次の日も朝2時間だけ成蹊で釣りをしたが何も釣れなかった。何となく隣を見るとアンダーハンドで釣りをしているフライマンがいて、よく見ると知り合いのTさんだった。朝レインボーを1尾釣ったとのこと。その後チェックアウトまでにもう一度温泉に入るため釣りを終えた。

チェックアウト後、観光をしたわけだが元箱根で湖畔を歩いていると釣りをしている人がたくさんいて、どうしても気になりちょっとだけロッドを振ることにした。

ティムコアンダーハンド釣行記
この日の元箱根は釣人で賑わっていた

シングルハンドのエヴォテック7100にOH&Dの7番S1/S2でランニングラインはループ026。13ftのマルチリーダーに3Xを80㎝ほど結んで小型のウェットフライをつけた。キャストすること10投ほどで元気のいいレインボーが掛かってきた。

ティムコアンダーハンド釣行記
チョイ釣りで嬉しいレインボー

場所がら観光客が多く、ロッドが曲がると多くの観光客が近寄ってきた。少し恥ずかしくなり、ルアー少年とそのお母さんに場所を譲った。アンダーハンドなら、あの場所でも楽に釣りをできるが人が多い時はいろいろな意味でやめておいた方がいいと思った。その後いつも行くカフェに行き、御殿場に寄って旅行は終わった。

ティムコアンダーハンド釣行記
お勧めのカフェ、サロンド・テ・ロザージュ

魚も釣れて楽しい旅となった。

近藤記






シマザキデザイン

2012.01.25

用事があって島崎憲司郎さんのシマザキデザインスタジオを訪問した。TMCフックのデザインやドライシェイクの開発など、振りかえると個人的にもお世話になっている製品はここから生み出され世界に広がっていっているわけだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
シマザキデザインスタジオ

アンダーハンドキャスティングやオーバーヘッドキャスティングの話、フックやそのほか文化的な話まで全く時間がいくらあっても足りないシマザキワールドだ。室内もこれまた探検しなければいけないほど見たこともないものがたくさん並んでいる。とても面白い。

ティムコアンダーハンド釣行記
曲線がきれいなフライ達

憲司郎さんのフライはとても釣れるフライだが、そこにはオリジナリティーがある。フックのデザインとフライを同時にデザインできるのでとてもすごいと思う。そう考えるとループタックルもロッド、リール、ライン、リーダーがトータルでデザインされている。

ティムコアンダーハンド釣行記
なぜかループの保証書が並んでいる

ということで刺激を受けて、そろそろ今シーズンのフライを真剣に巻こうと思う。

近藤記





新年明けましておめでとうございます。

2012.01.06

新年明けましておめでとうございます。本年もループタックルでの楽しい釣りを紹介していきます。タックルの使い方の参考にしてください!

さて昨年末に紹介させていただいた新シリーズ・ナノクロスシリーズの名称が変更になりました。LOOP・CROSS・S1シリーズが正式な名称となりました。EVOTECも発売前は別の名前でLOOP社はよく最後に変わったりします。さてアンダーハンドを練習している皆様もここ数年上達し、昨年は各地で素晴らしい釣りをされたことと思います。

まだまだ寒い日が続きますがあっという間に今年のベストシーズンがやってきます。少しでも楽しく釣りができるようにアンダーハンドキャストのコツや釣りのコツを紹介していきますので釣れずに悩んでいる人は参考にしてください!本年もよろしくお願いします。

近藤記



LOOP NANOCROSS‐ナノクロスシリーズ

2011.12.20

2012年のLOOP新製品NANOCROSS‐ナノクロスシリーズが来春登場します。もの凄いロッドです。今までのロッドとの違いはレジンにエポキシではなくシリカナノマトリックスを使っているということです。(ここ数年でシリカナノマトリックスのようなナノレジンを使うメーカーはわずかにありました)LOOPのナノクロスはカーボン繊維をフィッシングで最高のパフォーマンスが発揮できるようハイモヂュラスとそれ以外のもので複合し、そこにシリカナノマトリックスを使い、高強度、超軽量で深く曲がり速く復元するロッドの完成に成功しました。ただシリカナノマトリックスを使っただけではいいロッドはできません。
LOOP社の今までのシリーズの素晴らしいアクションと膨大なバックグラウンドを引き継ぎ、新素材を使っているのです。実際に振ってみると少ない力で深く曲がり、復元におけるスピードはとてつもなく、そしてバイブレーションは全くありません。シンプルに深く曲がってシンプルに止まります。これを高次元なレベルで実現することがいかに難しいことか!硬いロッドを曲げて速い復元スピードを作るわけではありません。少ない入力で全てが可能になります。もはや異次元です。車でいえばほんの少しアクセルを踏むだけであっという間にスピードを出せるような感覚です。もちろんオーバーヘッドオンリーでもアンダーハンドでも。


サンプルロッドとして590-4MFと7120-4MFが日本に届いていますがダブルハンド7120は片手でダブルホールして振れてしまいます(もちろんそんな使い方はしませんが)。硬いロッドではありません。とても良く曲がって凄いスピードで戻ります。超ショートストロークでキャストできループがグングン伸びていきます。しかもスラックがありません。
逆に力んでロッドに急激に負荷を掛けるとテイリングしてしまいます。そのような入力をもはや必要としません。魚を掛けていませんが、おそらくグレーライン登場の時の衝撃のように大型の魚を簡単にコントロールできそうです。グリップ周りのデザインもループらしく洗練されていて申し分ありません(写真はサンプルでグリップは少し細くなるようです)。価格はオプティシリーズよりも少し高いですが、一度振ってみるとその異次元の感覚に納得がいくはずです。近いうちに多くの人に振っていただけると思います。
シングハンドは490-4MF、590-4MF、690-4MF、796-4MFとソルトロッドFLATSMAN890-4MF、1090-4MF、1290-4MFでダブルハンドは今のところ7120-4MFと9140-4MFの2機種です。最初の発表の時と少し変わってシングル3番の386とスイッチ7107も検討されているようです。ソルトロッドも凄いです。オーバーヘッドで物凄いループができます!少ない入力でループを伸ばすことができると釣りは変わってしまうでしょう。キャストはより簡単になり、意のままにライン、リーダー、フライをコントロールできてしまいます。ナノクロスはかつてない次元でこちらの意のままに反応します。LOOPロッドの進化はどこまで行くのでしょうか。フライロッドは、いやカーボンロッドはここで大きな革命期に差しかかっているのかもしれません。

近藤記




管理釣場でのアンダーハンドキャスティング

2011.12.01

オフの時期に管理釣場に行くフライマンが大勢いる。管理釣場にはタイプがある。流れのある川タイプ、止水のポンドタイプに大きく分かれる。どちらもバックスペースを取らないアンダーハンドは有効だ。たまに管理釣場で立ちこまないで真正面にキャストするにはどうしたらいいか?という質問がある。簡単にいえばハーフサークルをコンパクトな小さいものにしてリーダータッチの位置を通常よりもかなり前にしてキャストするとうまくいく。そうすれば、仮に水面が自分の立っているポジションより低くても真正面にキャストができる。ただしDループが落ち着くまでドリフトしてキャストする必要がある。

ティムコアンダーハンド釣行記
この日はエヴォテック490

コツはハーフサークルをコンパクトにすること以外にもう1つある。それは自分のサイド(この場合は斜め前)に入ってくるラインを目で追うことだ。Dループのラインを目で追うわけだが、特に水面からDループがロールして立ちあがっていくのを見届けるといい。目で追うとラインをチェックでき、毎回安定したキャストができるようになる。それは毎回リーダーターンをコントロールできることでもある。水面が低い場合はDループをゆっくり楽に作れるので(ウェイディングの場合と逆だ)リズムが早くならないように気をつけるといい。そうしないとバックスペースを取らないと言いながらラインが後方に“抜けて”しまい危ないからだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
白河フォレストスプリングスはすばらしい管理釣り場だ

9月に福島の白河フォレストスプリングスという有名な管理釣場に行った。非常にきれいな場所で景色だけでなく施設も素晴らしかった。もちろんアンダーハンド&オーバーヘッドで釣りをした。シングルの4番、5番がちょうど良かった。その日はエヴォテック490‐3MFオプティストリームWF4Fマルチライトリーダー12ftに4Xティペットを90㎝結んだ。長いリーダーを選んだのは、スレた管理釣り場の魚に対処するためだ。フライは小さなソフトハックルやドライフライを使った。魚の引きはとても強く、充分楽しめた。

ティムコアンダーハンド釣行記
ドライフライにゴボッとでました

さてここで先ほど触れた“抜ける”という現象について考えてみよう。多くの場合、遠くに投げようとして力んだ時にその現象は起きていると思う。シュートの瞬間にDループが後方にほどけてしまう状態になることだが、短いSTヘッドでキャストすると初心者のうちはどうしてもこの現象が起きてしまう。原因はシンプルにバットが曲がっていないということだ。それ以外の理由はないと思った方がいい。ティップを残してバットを曲げると抜けなくなる。アンダーハンドは下手でバットを曲げてティップを残しているので短いSTヘッドが抜けないようになっているのだ。フライキャスティングの場合とかく複雑に考えがちだが意外にシンプルなことで解決できる。バットを曲げずに今までのフォームでキャストしようとすると誰でもヘッドのフロントテーパーを長くしたくなる。抜けにくくなるからだ。そうするとコントロールし難いヘッドができてしまうのだ。つまりDループのためにヘッドを設計してしまうわけだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
魚にコンディションはとてもいい

別の角度から考えてみよう。オーバーヘッドではバックキャストでラインが後方に伸びきってからフォワードへシュートする直前、ラインの先端は後方を向いている。しかしDループの場合は逆で、投げたい方向と同じ前方を向いている。つまり通常のオーバーヘッドのようにロッドティップを直線的にフォワードに向かって移動させると“抜けて”しまうのだ。だから一般のオーバーヘッドと同じ感覚でキャストすることは難しくなる。これをヒントに練習すると抜けなくなるかもしれない。ラインが抜けて後方に飛んでいくことは管理釣り場では避けた方がいい。とても危険だ。フライフィッシングを知らない人も歩いている。それを避けるためにもバットを曲げて、Dループの水面からの立ち上がりを最後まで見届けるといい。

近藤記






オイカワのフライフィッシング

2011.11.28

フライフィッシングの入門でオイカワを釣った人も多いと思う。20番以下の小さなフライを使ってプレゼンテーションや合わせの練習ができる。

ティムコアンダーハンド釣行記
良く見るときれいな魚だ

学生時代、近所の川でまるまる1年この魚を釣ったことがあった。春の不安定なライズに始まり、5月になると婚姻色のオスが混じり瀬で楽しい釣りができた。夏は小型が混じって数が釣れた。秋は台風の翌日でも真茶色の浅瀬でライズする。2月の真冬に黒い大きなユスリカに大型の数尾の群れがライズして1年で一番大きいのが釣れた。ただし風のないことが条件だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
サイズでなく純粋なる釣りの楽しみ

   当時はオービスのウルトラファイン#2を使っていたが今はオプティクリークの#2か#3を使っている。川は大きく変わって鯉が増えた。タナゴやナマズが減ってしまったがオイカワだけは相変わらずライズを続けている。

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この日はクリーク388

この魚をフライフィッシングで釣る人は意外に多い。車で走っていると結構フライマンをみる。そんな姿が気になり自分も行ってみた。川に降りてオプティクリークロッド388クリークライン#3、リーダーはトラウトリーダー9ft6Xに7Xと8Xをつないだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
メッツのライトジンジャーが良かった

フライはTMC100の#20に巻いたミッジでメッツが一番いい!色はライトジンジャーやダン、ブラック、ブラウンがあれば充分。さて釣りを始めるとこれがなかなかテクニカルだ。アンダーハンドラインの長いフロントテーパーがソフトプレゼンテーションを可能にするが魚が速くて苦戦する。10分に1尾のペースで釣りを楽しんだ。もちろん場所を変えてもっとバンバン釣ることは可能だがする必要もない。楽しい時間を過ごした。

ティムコアンダーハンド釣行記
実際は10分で1尾

近藤記






アンダーハンドで夜のシーバスフィッシング

2011.11.25

11月に入って寒くなってくると東京湾の夜のシーバスフィッシングが盛んになってくる。
理由は大物が釣れやすくなるからだ。あまり遅いのは苦手なので(夜中にやっている人もいる!)夕方5:30から出船した。昼間のトップの釣りは9月~11月くらいがメインだが、この釣りが本格的に確立されたのはここ数年のことだと思う。それまではフライでシーバスといえば夜の釣りだったのだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
こんな雰囲気の中で釣っています

いつもと同じく東神奈川Dマリーナからシーバス船シークロで出た。夜景がとてもきれいだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
岡本キャプテンと釣りをするのも楽しみの一つ

この日のタックルはイエローラインの8124オプティスピードランナー、ラインはあえてアダプテッドDHのFボディ+S3ティップ。リーダーは30lb1.5m+20lb70cmの自作。
シンクティップシステムを使うことでキャスト時のラインの抜き上げを楽にしたのだ。
夜でも精度の高い釣りが要求されるので、その場合はシングルが向いている。

ティムコアンダーハンド釣行記
当日のタックル

フライは白いゾンカー等を使ったソルトフライ数種類。ライン選択はフルシンクのディープダイバー(タイプⅤ)の方が良かったみたいだと帰ってきてから思った。フライは白っぽいものをお勧めする、常夜灯の明かりでとても見やすく釣りがやりやすくなる。白いから釣れるというよりは白いから見やすくトラブルが減るということだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
こんなフライあればOK。バーブは必ずつぶします

さてこの釣りは定番の常夜灯の明かりに照らされている明るい部分と暗い部分の境でヒットすることが多いのでアンダーハンドでそこを攻めた。(常夜灯には小魚が集まるのでシーバスも集まってくる)大きいフライを暗闇で振るのでアンダーハンドはとても安全だ。大型のフライが簡単に飛んでいった。するとなかなかのサイズがヒット!引きを楽しんだ。その後、釣れない時間が続いたが最後にまた魚に遊んでもらった。

ティムコアンダーハンド釣行記
最後に釣れたシーバス

この釣りは一度やってみるとはまってしまう。シーバスに興味のない人も一度体験してみてください!キャプテンが釣れるところまで案内してくれるので(近いポイントは10分で着きます)心配いりません。ただし冬は防寒対策を万全に(フード付きジャケット、ネックウォーマー、ハンドウォーマー、防寒シューズなど肌の出る部分を極力少なくするといいです)。

ティムコアンダーハンド釣行記
巨大な橋もライトアップされてきれいです

近藤記






埼玉のSさんからイトウの報告

2011.11.10

今年、素晴らしい釣果を報告してくれた埼玉のSさんからイトウの便りです。シンキングラインを自在に操り頑張ったようです。

ご無沙汰しております
朱鞠内湖にイトウを釣りにいってきましたので報告いたします。
10月30日午後4時ごろの釣果です。

ティムコアンダーハンド釣行記
朱鞠内湖の景色

ロッドはエヴォテック8136-4MF(13ft6in)。ラインはOCTシンクにII&III8-9番で30秒沈めました。6番のストリーマーフックにゾンカー(緑色)パターンのフライです。
この魚を釣るまで2日間イトウのアタリはありませんでした。魚は遠くを回遊しているようで、なかなか難しい釣りです。
今年の朱鞠内湖は水位も高く、バックスペースの制約を多く受けます。
アンダーハンドの技術が無かったら、気持ちが折れていたと思います。
関東からわざわざ行かなくてもと思いながら、毎年行ってしまいます。
今年も80センチのイトウ、なんとか釣りました。

ティムコアンダーハンド釣行記
朱鞠内湖のイトウ

Sさん、おめでとうございます。





10月27日(木)「白川」河口シーバス狙い!

2011.11.01

白川と言えば、上流部は春の「マッチ・ザ・ハッチ」の銘川としてフライマンには有名です。中流域は「鮎釣り」の川として認知度があり、下流域は同じく「有明海」に流れ込む「緑川」とともに「ランカーシーバス」が狙える大河川として、ルアーマンに人気があります。今日は大潮で、満潮433mm最干が69mmと大きく潮が動きます。下げ6~7分ぐらいから川へ行きました。お客様の米加田さんと現地集合です。
河口域は非常に広いので効率を考えて、米加田さんが少し上流、私が下流の方を100~200mぐらい離れて、流れや地形に変化がある所を探って行きます。

ティムコアンダーハンド釣行記

ティムコアンダーハンド釣行記

タックルはループマルチ10フィート#8にフローティングのフルラインです。先発はTMC8089N#2に巻いたボディサイズ75mmぐらいのフローティングミノー‐フラアーモドキ(笑)‐です。

ティムコアンダーハンド釣行記

約1時間ぐらい2人とも反応を得られず、フライをキンキマドラー#1→デシーバー#1/0→ウィッグルミノー#2と交換したり、ドリフト主体にしたり、リトリーブを早くしたり等々試して行きます。ここで米加田さんから「コール」があり、「今一発掛けましたけどバレました!セイゴじゃなかです!」と、そろそろ時合いかな?と思っていたら、私にも「グン」と当たりが来た!でも乗らない。ここで感じる事があって作戦変更。ドリフト&リトリーブ→着水後すぐにリトリーブに変更!すぐに結果が出て、まず40cm台のフッコクラスをゲット!楽しいです!

ティムコアンダーハンド釣行記

その後、当たり→乗らず・当たり→一瞬掛かる→バレるを繰り返し、舞い上がって来た所で「根掛かり?ん!横へ動いた!」と、グッドサイズを確信させる当たりが…でもバレた!「ヤッチマッタカ」と思いながら釣り続け、約15分後ぐらいに再度、グッドサイズかな?ぐらいがヒット。水面に顔だけ出る!ラインを出されながらリールファイト開始。何度かのやりとり後、ループロッドの粘りで魚を寄せ、余裕を持って中洲にズリ上げ成功。70オーバー久々の「スズキ」サイズに大満足でした。

ティムコアンダーハンド釣行記

米加田さんもほぼ同じタイミングで50台のシーバスをゲット!やっぱり「時合い」?その後フライを変え、フローティングミノーでヒットさせるも、ファイトの途中でバレ!当たりもなくなり、流れも弱くなったので終了としました。
2人ともヒットフライは「ウィッグルミノー#2」でした。魚の側線にアピールする「波動系」かな?などと反省会をして帰りました。

ティムコアンダーハンド釣行記

■タックルデータ
ロッド:ループマルチ10フィート#8
リール:オービス7/8
ライン:WF- 8-F
リーダー&ティペット:9ft01X+ティペット50cm(フロロ16lb)
フライ:この日反応が良かった物
●ウィッグルミノー((TMC8089N#2)
●フローティングミノー((TMC8089N#2)
PotBelly 村山





道南のサケ

2011.10.27

先週末に北海道の道南の海にサケを狙いに行ってきた。今までに道北や道東の海ではサケを釣ってはいるが、今回は時期的なこともあって道南をチェックしようと思った。道南の海でのサケは初めてだったので事前に小甲さんに相談したり、自分なりに幾つか情報を集めたりしたところ、とりあえずは何とかなりそうな雰囲気。そこで、金曜日の朝の飛行機で函館に向かい、日曜日の夕方に帰る2泊3日の日程でレンタカーを借りて一人で行くことにした。

土日に荒れるという天気予報が残念なことに的中し、土曜日は数多くのサケが波打ち際に寄っていたにも関わらず、大雨+強風+うねりでフライをまともに漂わせることが出来ずスレのみで2時間程で断念。日曜日に至っては前日以上のうねりが残っていた上に、サケの群れが小さく岸からも遠くて、フライでは狙える雰囲気で無かったためにロッドを一度も出さなかったが、初日の金曜日だけは何とかまともに釣りが出来た。

初日の金曜日、函館空港から車で30分程の河口規制の無い川の河口に到着したのが11時少し前、いきなり最初のポイントでサケの群れを発見。群れの大きさは数匹~10数匹とそれ程大きくはないが、岸から十分に届く距離なのでこのポイントで釣りを開始することとした。
最初のうちは群れの移動が速いのと多少のうねりに苦戦したが、午後になってだんだんと群れが大きくなって岸に近づき、数匹のスレの後、やっと待望の首を振る感触が伝わってきた。しっかりと合わせを入れると直ぐにサケが水面でフライを外そうと首を振り、その後一気に沖に向かって走り出す。#9のダブルハンドを十分に絞り込むファイトを楽しみつつ、最後に波に乗せて砂浜にずり上げてキャッチしたのは、ブナは入っているが良型のオスのサケだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
蝶番の一番いい所にフッキングしていたオス

とりあえず一本キャッチして安心した少し後、ひったくるような当たりに再びスレじゃないかと思った矢先にジャンプ2回。それから嬉しい首を振る感触が伝わってきて、さらに再びジャンプの後に走り出した。先程よりは小振りだが元気のいいファイトを楽しんでキャッチしたのは少しコンディションのいいメスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
ひったくるような当たりで良くファイトしたメス

その後は薄暗くなるまでキャストを繰り返したが、次第にうねりが強くなってきて、フライを良い感じに漂わせることが難しくなってしまい撤収。但し、今年もサケの重量感ある引きを楽しむことができて満足。しかも函館の街中の宿まで30~40分。ゆっくり片付けて宿に向かっても夕飯の時間に十分間に合う道南のサケ釣りは、東京から飛行機で行けば結構気軽にできてお勧めだと思う。土日の二日間だけでも十分釣りをする時間が取れるので、また来年も来てみようと思うのだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
写真では分からないが波間にサケの姿。左の遠くに見えるのは下北半島

~タックルデータ~
ロッド:LOOP オプティダブルハンドOPDH9140-4
リール:ダニエルソンXLW・8-12
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH9-10F-13+ ADT9-10F-13
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダーAKRONミスティープラス・ティペット0X 40cm

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夏休みの北海道 其の五「イワナとアメマスと・・・」

2011.10.04

今年で3年目となった夏休みの北海道釣行。知床や忠類川でカラフトマスの釣りを堪能した後は、いつものように西別川でのイワナと道東の河川の上りアメマスを狙ってきた。

西別川での釣りは私の中では癒しの釣りなので、朝早くから川に入るようなことは無く、この日も宿で朝食をとりゆっくりとチェックアウトしてから川に向かう。いつもの入渓点に着いた時には先行者の車が2台停まっていたが、まあ、たいして釣れなくてもこの川で釣りができればいいやという気持ちで入渓した。

ティムコアンダーハンド釣行記
いつ来ても癒される西別川のバイカモの絨毯

川に入ると去年と同じようにあちこちでサクラマスがペアリングしている。そのためある程度広くて程良いバイカモの隙間はことごとくサクラマスの産卵場となっているので、それらのポイントを避けてイワナの着きそうな場所を丹念に探ると、幾つかの小振りなイワナやヤマメ、ニジマスの後にやっと良型がヒットした。明らかに尺はありそうな魚だったが、寄せてくる途中でバイカモに潜られてしまい、残念ながらバレてしまった。
しかし、その後も同じようなポイントを狙い、2時間ほどの釣りで31cmを頭に10数匹をキャッチすることができた。先行者がいてもこれだけ楽しめたのだから十分。やはり西別川でのフライフィッシングは癒しの釣りだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
#3タックルで楽しむには十分な幅広のイワナ

翌日は昨年良型のアメマスをキャッチした上りアメマスの川だ。しかもこの日は平日なのでポイントは貸し切り状態。さぞや沢山の大物が川に溢れているだろうと期待し入渓したが、川はびっくりする程の大渇水だった。昨年、一昨年は沢山魚が溜まっているプールよりも、多少魚は薄くても瀬に着いたアメマスを狙った方が比較的イージーに釣れてくれたのだが、この日は殆どの瀬が浅すぎて魚が全くおらず、多少水深あるプールですら魚の姿がほとんど見えない。
それでも何とか魚が見えたプールでキャストを始めると暫くしてヒット。まあ小振りだが最初の一匹だしいいかと思って寄せてくると、小振りのアメマスでは無く尺ウグイだった。
ティムコアンダーハンド釣行記
北海道では必ず釣れる尺ウグイ、今回も・・・

その後は、このプールでは常に魚は見えていて、明らかに大きいのもいるのだがなかなか口を使わない。たまにヒットしても食いが浅いのか直ぐバレてしまい、一匹もキャッチできないので、昼前に他のポイントを求めて大きく釣り上ることにした。すると、アメマスとは呼べない程の小さいイワナや婚姻色の出ていない22~23cmのヤマメ、そして尺ウグイなどがポツポツ釣れた後、良いサイズの魚が沢山溜まっているポイントを発見、やっと最初のアメマスをキャッチすることができた。

ティムコアンダーハンド釣行記
やっと釣れたアメマス

その後、そのポイントには他にも沢山魚がいたが、先程の一匹のファイトで警戒してしまったのか、殆ど口を使わなくなってしまった。そこでこのポイントを諦めて再び朝のポイントに戻ると、丁度雨が降り出してきて魚の活性が少し上がったようで、直ぐに二匹目のアメマスをキャッチすることが出来た。
その雨は直ぐに止んでしまい再び厳しい釣りとなったが、何とかその後も二匹追加して、この大渇水の状況でも何とか釣れたのでこれで良しとして納竿とした。

ティムコアンダーハンド釣行記
食いは渋くてもファイトは別物、いいジャンプをして良く引いた一匹

本来ならばこの後も予約している帰りのフェリーの出航まで数日あり他に狙いたい川もあったのだが、台風12号の影響で予約しているフェリーの前後の便が軒並み欠航となり、予約しているフェリーも欠航になって帰れなくなる恐れがでてきたので急きょ予定を変更。急いで函館まで車を走らせ、まだ欠航していない函館~青森間のフェリーで翌日の夕方本州に渡り、夜中に東北道をひたすら走って東京まで帰ったのだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
上りアメマスの川で帰る前日に見送りに来てくれたタンチョウ

~タックルデータ~
(西別川のイワナ)
ロッド:LOOP OPCR373-3
リール:LOOP evotec FW2-6(旧モデル)
ライン:LOOPオプティクリークライン OCRF-F WF3F
リーダー:LOOPマルチ・ライトリーダーAKRONミスティープラス・ティペット3X 40cm+4X 60cm

(上りアメマス)
ロッド:LOOP OPST590-4
リール:リール:LOOP evotec G4 LW5-8
ライン:LOOP オプティストリーム OSWF-F WF5F
リーダー:AKRONヘビーバットリーダー 10ft 1X+プロトタイプのナイロンティペット2X 60cm+AKRONミスティープラス・ティペット3X 1.5m~2m

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夏休みの北海道 其の四 「忠類川のカラフトマス」

2011.09.30

夏休みの北海道釣行は、二日目と三日目の二日連続でカラフトマス釣りを楽しんだにもかかわらず、懲りずに四日目もカラフトマスを狙いに行った。といっても前日までの海での釣りでは無く今日は忠類川。昨年はフレッシュな魚を瀬の中で5本掛けるも全てバラシ。キャッチ出来たのはスレのみだったので、ここについても今年リベンジしておかなくてはならないからだ。

朝の開始時刻前には既に沢山の人が受付に並んでいて、開始時刻と同時にぞろぞろとポイントに向かう。その中に混じってポイントに歩いて行くが、この日は渇水していて殆どの瀬は浅すぎて魚がおらず、比較的深い瀬や淵などのめぼしいポイントは既に等間隔に人が並んでいて入る余地が無い。仕方なくなんとか空いている小場所をチェックしながら周りの人の釣れ具合を気にしていたが、見ている範囲では誰も釣れていない様子だった。
そこで、上流に向かって大きく移動しながら空いている場所をチェックするが、めぼしいポイントには入れないまま昼近くになり最上流に着いてしまった。

それから再び下流に戻っていくと、先ほどまで何人も入っていたプールが空いている。早速そこに入ってキャストを始めるといきなりヒット!この魚は残念ながらスレだったが、どうやらこのプールには沢山の魚が溜まっているようで、暫くしてやっと口にかかった首を振る感触が伝わってきた。上流に向かったかと思うと流れに乗って一気に下り、流れの中のファイトは海でのファイトとはまた違った楽しみがある。それを楽しみつつ数分後にキャッチしたのはオスのカラフトらしいセッパリの一匹だった。

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昼過ぎになってやっとキャッチした一匹目

その後はそのプールで粘って、3時間ほどで何とか計4匹のカラフトマスをキャッチすることができた。うち1匹だけは比較的フレッシュなメスだったが、多くの魚は色着いた魚のようで中々口を使わず、釣ったのは全てガン玉を数個付けたアウトリガースタイルで、フライも各色のスカッドを交換した直後はヒットするが、同じフライを使い続けていると口でのヒットはおろかスレすらも無くなる程見切っているようだった。

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この日唯一のフレッシュな魚

まあ、魚の活性は低かったようだがそれとファイトの強さとは別物で、魚は色着いていても流れに乗った強い引きや何度も繰り返すジャンプを楽しむことができた。キャッチした魚はいずれも口先にフッキングしていたので、掛かりが浅くバラシも多かったが、1匹もキャッチまで至らなかった昨年から比べれば上出来と思いこの日の釣りを終了した。
それから管理棟に戻る途中、午前中はあれ程沢山いた釣り人が殆どおらず、私が釣ったプール以外にも多くの一級ポイントが空いていたのだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
口先にスカッドを咥えたオス

ティムコアンダーハンド釣行記
これまた口先にスカッドを咥えたメス

タックルデータ
ロッド:LOOP マルチダブルハンドMUL8130-4
リール:ダニエルソンXLW・8-12
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH8-9F+ADT8-9F
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダー +プロトタイプのナイロンティペット0X 1.5m

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夏休みの北海道 其の三 「知床の渡船でのカラフトマス」

2011.09.27

夏休みの北海道三日目は、昨年も利用した知床の渡船でのカラフトマス狙いだ。昨年は予想外のサケのキャッチに楽しめた一方で、本命のカラフトマスはスレとバラシのみでちゃんとキャッチ出来なかったので、(前日に釣ってはいるが・・・)今年こそは本命のカラフトマスをキャッチするべく日の出前の出船という早い時間にも関わらず、遠くに見える国後島に向かってキャストを繰り返すのだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
日の出直前の様子、国後島に向かってキャスト

しかし、昨年は途中から沖に離れてしまったとはいえ朝のうちは大量に河口に集まっていたカラフトマスが、今年は殆ど見えない。朝一番のいい時間帯のはずなのに、数人挟んだ左手の河口に入っているウキルアーマンが3回ヒットさせたのを見ただけで、それ以外のこの湾に入っている10数人は誰一人アタリが無いようで、7時位になると多くの人が左手の岩場の方に移動してしまった。
そこで空いた場所に入って少し高い所から水中を覗き込むと、全く魚がいないと思っていたが、実は魚は沢山いて岸際を右へ左へと回遊していた。どうやら水面に背鰭を出していなかったのと、正面から低い角度で日が射していたため、水中が良く見えず魚がいないものと思い込んでいたようだ。
但し、大きい群れは1回に30~40匹位と結構な数で通り過ぎているようだが、回遊の速度が早いのと魚がかなり黒ずんでいるようで殆ど口を使わない。まあ、それでも群れが留まりやすい場所を丹念に狙っていると、数匹のスレの後やっと口に掛かったような首を振る感触が伝わってきた。
右に左にとシャープに走るカラフトマスの引きを楽しみながらも、最初の一匹をばらさないように物凄く慎重にファイトし、やっと岸にずり上げてキャッチしたのは、セッパリの見事なオスのカラフトマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
嬉しい最初の1匹、セッパリの見事なオス

その後は、潮が良くなったのか徐々に魚の群れが大きくなり、さらに誰もいない右の浅場に魚が溜まっているのを発見。それまで使っていた8番タックルから魚を怯えさせないように6番タックルに変えて、離れた場所から静かにキャストをするように心がけることで、幾つもの魚をヒットさせることができた。

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日が高くなってからは何匹もヒットすることができた

さらに、帰りの船が迎えにくる30分程前に本日一番の魚がヒット。ギンピカの魚体で掛かってから何度もジャンプを繰り返し、ランニングラインを何度も引き出して素晴らしいファイトを見せたオスのカラフトマスをキャッチして十分満足。まだ帰りの船は到着していなかったが、この魚をシメの一本としてタックルを片付けた。

ティムコアンダーハンド釣行記
この日一番の魚、シメの一本

昨年はこの後、川でオショロコマを狙い、さらに夕方河口規制の無い河口で再びカラフトマスを狙ったが、この日は渡船でのカラフトマスの釣りだけで十分満足し、後は観光ドライブをしながら早い時間に宿に入って温泉に浸かりのんびりと過ごしたのだった。

タックルデータ
(最初に使っていた8番タックル)
ロッド:LOOP マルチダブルハンドMUL8130-4
リール:ダニエルソンXLW・8-12
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH8-9F+ADT8-9F
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダー +プロトタイプのナイロンティペット0X 60cm

(途中から使った6番タックル)
ロッド:LOOP エヴォテック 6126-4MF
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7F + ADT6-7F
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダー +プロトタイプのナイロンティペット0X 60cm

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夏休みの北海道 其の二 「知床の河口のカラフトマス」

2011.09.16

夏休みの北海道二日目は前日に引き続き川でニジマスを狙いたかったが、前日午後の豪雨によってお目当ての川は強い濁りで全く釣りにならない雰囲気。そこで知床半島を宇登呂方面に向かって移動しながら河口規制の無い河口でカラフトマスを狙うことにした。まずは事前にチェックしようと思っていた場所を数か所まわったが、いずれも魚っ気が無いか逆に魚のいそうなところは既に駐車スペースが一杯で入る隙間が無い。しかし車を走らせながらふと目に付いたある小河川の河口のワンドは誰も入っていないが、なんとなく魚がいそうな気がした。

ティムコアンダーハンド釣行記
移動中の車からは魚は見えなかったが・・・

そこで、近くの駐車スペースに車を停めて歩いて様子を見に行くと、水面に背びれを出していないので分かりにくいが、河口の波打ち際の底の方にカラフトマスらしき影が何匹も見えた。逸る気持ちを抑えつつ急いで車に戻ってタックルを準備。この日は海が穏やかで風もあまり無いことから、ラインのインパクトで魚を怯えさせないように、海としてはライトな6番のダブルハンドロッドエヴォテック6126-4MFにオプティアダプテッド・ダブルラインの6-7F(ボディ+ティップ)、リーダーはサーモン・ライトリーダーに0Xティペットを60cm付け足してポイントから少し離れて静かに釣りを開始した。
すると釣りを開始して数投で狙い通りにヒット!約1年ぶりのカラフトマスのシャープな走りを楽しみつつ数分後にネットに収まったのは、50cm弱のまだあまりせっぱっていないオスのカラフトマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
開始早々にヒットした一匹

最初の一匹が直ぐに釣れて安心したが、その後は今一つ反応が悪い。そこで30分ほど過ぎた時にそれまでの赤いグルグルゾンカーから紫に変更すると一投目でヒット。今度は先程よりも若干小振りな45cm位のギンピカのオスをキャッチすることができた。

ティムコアンダーハンド釣行記
紫に変えた途端ヒットしたギンピカのオス

その後も幾つかバラシたり合わせ損なっているうちに紫でも反応が無くなり、今度はオレンジに変えたり、フライのサイズを変えたりして目先を変えていると時々口を使う。釣りを開始して2時間半位したところで潮が変わったのか突然群れが沖に向かって離れていき、全く魚っ気が無くなるまでの間に、もう一匹50cm位のメスをキャッチしてこのポイントを後にした。

ティムコアンダーハンド釣行記
真昼間にコンディションの良い魚をキャッチして満足

午後は、羅臼方面を幾つかチェックしたが、この日はあまり魚が寄っていなかったのか、それともたまたま入った場所が地合を外していたのか、魚っ気の無いまま夕方となってしまい納竿とした。まあ、午後は釣れなかったが午前中にコンディションのいい魚も釣れたし、バラシも入れれば結構な数のファイトを楽しんだので満足かな。翌日は去年も行った相泊港から渡船でのカラフト狙いで、日の出前の出船と朝が早いのでまだ明るいうちに羅臼の町で夕食と温泉としてこの日は早めの就寝となった。

タックルデータ
ロッド:LOOP エヴォテック 6126-4MF
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7F + ADT6-7F
リーダー:LOOPサーモン・ライトリーダー +プロトタイプのナイロンティペット0X 60cm

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夏休みの北海道 其の一「渚滑川のニジマス」

2011.09.12

昨年に引き続き8月の終わりに夏休みをとって北海道に行ってきた。最初の2日は渚滑川やその近辺の川を幾つかまわってニジマスを狙う予定だったが、最初の日に午前中だけ渚滑川で釣りをした後、昼食後に他の川に移動中、猛烈な豪雨となって周りの川全てが土茶濁りとなってしまい、結局釣りになったのは渚滑川の半日だけとなってしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
有名ポイントの鎮橋

渚滑川では朝一番に有名ポイントの鎮橋から入渓し、暫くはルースニングで様子を見たが全く反応がない。いい加減ポイントを移動しようかと思った頃ようやくヒットした。中々の引きに慎重にやり取りすること数分、やっとネットに収まったのは尾鰭の少し丸い放流魚ではあったが52cmの元気なニジマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
ルースニングで釣った最初の1匹

しかしその後は再び反応が無くなってしまい、気分転換にチェルノブイリアントを投げたら一発目で出た! 残念ながらそいつはフッキングしなかったが、いままで反応が無かったポイントをチェルノブイリアントで再び流すとウソのようにアタックしてくる。中にはゆっくりと自然に出るものや、フライの真下から垂直にジャンプしながらアタックしてくるものまでいる。しかし5~6匹続けてフッキングしなかったり、掛かりが浅く直ぐバレテしまったりするので、フライをTMC5212#6に巻いたスティミレーターに変更すると、今までよりもフッキングが良くなって40cm台後半~50cm位のニジマスを何本もキャッチすることが出来た。

ティムコアンダーハンド釣行記
ビッグドライに流れの中からバンバンアタック!

ティムコアンダーハンド釣行記
僅か数十メートルの区間で何匹もキャッチ

釣れた魚も最初のルースニングで釣った魚以外は鰭も丸くなく、コンディションのいい魚が多かった。中には何回もジャンプを繰り返した後に流れに乗って一気に下り、走って追いかけながらキャッチした印象に残る魚もいた。

ティムコアンダーハンド釣行記
対岸の岩盤の際でヒットしたこいつは強烈なファイト

ここでは午前中だけの釣りだったが、とんでもない大物こそ出なかったものの、満足して小雨が降り出したところで納竿。昼食後移動した他の川では豪雨による急な濁りで竿を出さなかったが、それでも渚滑川の釣りだけでこの日は十分だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
キタキツネがお出迎え

~タックルデータ~
ロッド:LOOP OPST590-4
リール:リール:LOOP evotec G4 LW5-8
ライン:LOOP オプティストリーム OSWF-F WF5F
リーダー:AKRONヘビーバットリーダー 10ft 1XAKRONミスティープラス・ティペット2X 1.5m~2m

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エヴォテック100でボートシーバス

2011.09.09

大型の台風が去った後に横浜からボートでシーバスフィッシングを楽しんだ。9月~11月中旬は日中のトップの釣りが盛り上がる時期でイワイスーパーミノーなどのフローティングミノーにドカンと出てくる最高のシーズンだ。いつもお世話になっているシークロの岡本キャプテンと東神奈川からお昼の12:00に出船した。さすがに9月に入り日差しも弱まり、ほんのり秋の気配を感じた。残暑というよりは初秋といった感じだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
当日のタックル

選択したタックルはロッドがEVOTECの7100-3MFにリールがオプティランナー。ラインはいつものオプティスティルウォーターWF7Fエヴォテック100 WF7Fを両方用意した。オプティスティルウォーター、エヴォテック100はどちらもヘッドが10m以上とシングルハンド用としては長く、遠投する釣りに向いている。今回は主にエヴォテック100を使ったがスティルウォーターラインよりも50cm前後短い10.4mヘッドだ。これが実に使いやすかった。(この釣りは5mの近距離でも釣れるが投げた方がたくさんフライを引けるため釣れやすくなる)

ティムコアンダーハンド釣行記
TMC8089Nに巻きました

台風の影響で海にも大量の流木などが浮いていて、オーバーヘッドでしかできない場面があった。(アンダーハンドはリーダータッチする部分の水面が凍っていたり、落ち葉だらけの場合はうまくキャストできないと思った方がよい)そんなときはスティルウォーターよりも少し短いエヴォテック100だとオーバーヘッドのバックキャストが楽で快適だった。もちろんアンダーハンドも快適でボートシーバスには一番向いているラインだと思う。ただしロッドは10ftをお勧めする。トップの釣りでの操作性と長いヘッドとの相性を考えてのことだ。もしロッドが9ft、9.6ftならエヴォテック85オプティストリームをお勧めする。初心者の方はロッドの長さに関係なくこちらをお勧めする。

ティムコアンダーハンド釣行記
ボートからだと水面が低くなる

アンダーハンドはボートやフロートチューブからのキャストでも威力を発揮する。ボートからの場合は水面が立ち位置よりも1m前後下がる状態になるので短いヘッドでいつもの感覚でキャストするとリーダータッチで抜けてしまうのだ。一方、シュートではフライラインが落下するまでの時間が稼げるので遠投は楽にできるメリットも生まれる。そこでオプティスティルウォーターやエヴォテック100などの10mを超えるヘッドを選ぶと水面にアジャストしやすく、遠投も効くというわけだ。アンダーハンドでやるとフォルスキャストがほとんどないのでどんどん攻められるというメリットもあり、慣れれば100mの壁を攻めるのもあっという間にできる。またアンダーハンド用のタックルはオーバーヘッドで使っても最高のバランスがとれているのでオーバーヘッドのみでトライしてもOKだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
思い通りにラインをコントロールして出した1尾

さてリーダーはフライが大きい場合(ここではスーパーミノー)は短くするのが法則だ。マルチリーダー13ftの先端をカットして6~7ftまで詰めて、20~30lbのショックリーダーを70cmど繋いでいる。リーダーがもったいないという方は35~40lbバット1.5m+20~30lbを70㎝+フライという感じで自作してもOKだ。多少操作性は落ちるが慣れない人は障害物や貝で切ってしまうことがあるのでこちらの選択もありだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
きれいな横浜の夕焼けに出会えた

このトップのシーバスの釣り、渓流のフライフィッシングからは程遠い釣りのようだがやってみると、渓流を攻め上がるのと全く似ている。次々移動し、多様な人工の障害物すれすれに次々フライをキャストしていく。出なければ次という感じで釣りをしながらいつも“渓流みたい”と思っている。9月~11月半ばまでは昼間にできる最高のシーズンなのでシークロさんに予約すればスニーカーとタックルだけで釣りが楽しめ50cm~70cmほどのシーバスに出会えるだろう。もちろん岡本さんが親切に面倒を見てくれるので楽しい釣りができる。東神奈川の駅からマリーナまで歩いて5分なので私もいつも電車で行っている。興味がある人はまず一度乗ってみてください。

近藤記





フォームアート

2011.08.31

フォームを使ったフライはここ10年くらいで使う人が増えたのではないかと思う。特にレインボーやブラウンには効果絶大で昆虫類が大好きという魚にはなくてはならないフライになっている。

ティムコアンダーハンド釣行記
最近よく使っているパターン

フォームフライはフライとしての存在感や浮力、水との絡み方が特徴的だ。サイズを落とすとイワナやヤマメにも効果的だ。だいぶ前に岩手の川でずっとフォームフライで釣りをしたことがあったが小さなヤマメまでがフォームをくわえたまま放さないということがあった。作り方で釣れ方が全く変わってしまうのも特徴だ。フォームは2mm~3mm厚が一般的で色は黒、白、赤、黄色、緑などがある。フックサイズが#4、6、8なら異なる色の2mmフォームを2枚重ねて4mmにしてフックにとめるといい感じになる。(3mmのものは単体で使っても充分な浮力が魅力だ。)ヤマメやイワナ用には2mm単体でもOKだ。フォームの張り合わせは通常の瞬間接着材では難しいといわれていたが近所で売っている瞬間接着剤でやってみるといい感じでくっついた。

ティムコアンダーハンド釣行記
この瞬間接着剤を使いました

さて最近これらのフォームに柄を入れてデザインすることを始めてみた。以前、ソルトフライのアイを作るのに使っていたフィスカースというブランドのハンドパンチを使ってフォームをくり抜き、別のカラーの同形くり抜きフォームを同じ位置に合体させ瞬間接着剤で付けるという簡単な手法で魚にアピールしそうなデザインができた。

ティムコアンダーハンド釣行記
個性的なフライがすぐにできます

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フィスカースのハンドパンチ

本物の大型テレストリアルも観察するとかなり面白いデザインだったりする。普段、繊細なフライで釣りをするフライマンにはこういったフライに躊躇するのもよくわかる。しかし大型のレインボーやブラウンはスズメバチやカミキリ虫、クワガタでも普通に食べているのだ。そんな大型テレストアルを表現するにはフォームは便利だ。

ティムコアンダーハンド釣行記
虫っぽい感じになります

はじめはジャシッドみたいにジャングルコックを何とかフォームに組み合わせて虫っぽい模様をだして、魚に魅力的なフライを作ろうと思ったがうまくいかなかったのでこの手法になった。ハンドパンチには様々な形状があるので組み合わせて使うと自由にデザインすることができるようになった。メッツのロコフォームを組み合わせると一部分だけをビーズヘッドのように輝かせたりすることもできてとても面白い。

ティムコアンダーハンド釣行記
ロコフォームを使って一部光らせた

また黄色と黒でハチを表現しても面白い。必ずしも似ていなくてもそれっぽくなるものだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
ハチみたいなデザイン

はたして魚に対してどういうデザイン、色の組み合わせが効果的かたくさん試してみたくなる。もちろん状況によりけりで結論は出ないのは承知の上だが、ある程度効果的なものは次第に判明してくるかもしれない。先日ある有名な管理釣り場で試したところコパー色に光るドットはかなり効果があった。明らかに他のものとは釣れ方が違った。たくさん釣れてフライがボロボロになってしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
管釣りで効果的だったパターン
フックはTMC100SP-BL#10

管理釣り場のマスはフライにシビアなので自然河川の方がより遊びの部分を許してくれるかもしれない。興味のある人はハンドパンチでいろいろ作って楽しんでみてください!

ティムコアンダーハンド釣行記
自由な発想で“フォームアート”

近藤記






エヴォテック85 ライン&ビッグドライフライでレインボー

2011.08.25

目当ての川に着くと水色、水量ともに素晴らしい状態だった。川沿いの草むらには様々な大型テレストリアルがうねうねしていた。スズメバチやビートル、巨大な毛虫など観察してみるとすごい数の虫だ。その日は午前中2時間ちょっとしか釣りができなかったが、テレストリアルを模したビッグドライフライに大型レインボーが次々飛び出してきた。ロッドはオプティストリームの590。しなやかな筋肉という表現がぴったりのすばらしいロッドだ。ラインにはいつものオプティストリームWF5Fではなエヴォテック85 WF5Fを選択した。エヴォテック85は5番だとオプティストリームよりもヘッド部分が1m弱長くなっているので少し遠くから攻められるという利点がある。ヘッドの後ろにある2mのバックステップ(リアテーパーではない)がきわめて安定したループを作る。さらにヘッドが長くなるので少し遠投もしやすくなる。もちろんオーバーヘッド&アンダーハンド用だ。

ティムコアンダーハンド釣行記
いい季節に釣りができた

シューティングヘッドの長さは釣りの状況に応じて選択するのがいい。例えばダブルハンドではヘッド長が1m長くなると飛距離は3m近くアップするものだ。だから50cmも違ったら全然違う感じだと思った方がいい。そんな感じでヘッド長をどんどん長くしていき13.5mくらいまで長くしてライン番手が10番以上なら通常の釣用で(LTSシリーズなど)ランニングラインがモノフィラでなくても50ヤードくらい飛んでいくのだ。しかしアンダーハンドやオーバーヘッドで多くの場合、ヘッドは10~12m前後が多く使われている。これは釣りをするとそれくらいの長さが一般的に使いやすいヘッド長だからだ。話は戻ってシングルハンドの場合、5番で川ならやはり7.5mから8.5mくらいが使いやすい。ラインを頻繁に回して何度もキャストするとなるとやはりこの長さに落ち着くのだ。(ちなみにアンダーハンドキャストは通常のキャストでもスネイクのようにグルグル回してもランニングラインはヨレない。シングルでもダブルでも、何日釣りをしても。)オプティスティルウォーターやエヴォテック100ラインなどの10m以上のシングルハンド用ヘッドは川では特殊な場合以外は扱いにくくなる。(フラットなプールを遠投で狙う場合はいい。)川で初心者が頻繁に投げなおしたりする場合はオプティストリームの長さ(約7.5m)が扱いやすくなる。少し慣れればエヴォテックの8.5mヘッドは簡単に扱え、少し離れた所からキャストでき、魚を警戒させにくくなる。

ティムコアンダーハンド釣行記
エヴォテックラインで釣った大型レインボー

さてエヴォテック85 WF5Fマルチライトリーダー12ftアクロンミスティプラス4Xを120㎝の全長16フィートのリーダーシステムで岩盤の脇の流れの筋に安定したループで、アンダーハンドでキャストした。バックにボサがありオーバーヘッドができなかったのだ。フライはTMC108SPBL#10に巻いたフォームフライ。このフライはボディ部が沈む、いわゆる半沈みフライになり、大型のタランチュラなどにスレはじめた魚にも効果的だ。フックの形状によりバーブレスだがバレる感じがしない。(TMC108SPBLはサイズ#10が残念ながら品薄で入手が困難になっている。)#12や#14で巻くとイワナやヤマメにもいいと思う。

ティムコアンダーハンド釣行記
半沈み系テレストリアル

ティムコアンダーハンド釣行記
アレンジして “ドット柄108”

フライをソフトプレゼンテーションして50㎝ほどドリフトするとかなりの深みから大型のレインボーがまっしぐらにフライに向かってきた。ドキドキする一瞬だ。次の瞬間、魚は何の疑いもなくフライをくわえた。オプティストリーム590ロッドはしなやかに曲がり、しばらくファイトした後にランディングした。

ティムコアンダーハンド釣行記
オプティ590もいい仕事をしてくれた

その後、大型のレインボーをタランチュラやハチパターンなど交えながら次々ランディングできた。川の状態がとても良かったのだ。またエヴォテック85ラインもいい仕事をしてくれた。今回、リーダーは12ftのマルチライトリーダーを選択した。フライが大きい場合はリーダーがフライに負けないようにしっかりしていた方がいいからだ。小さいフライなら9ftのトラウトリーダーでもいいがフックサイズが#10、#8、#6、#4でボリュームのあるフライは5番ロッド以下なら12ftのマルチライトリーダーをお勧めする。6番以上なら13ftマルチリーダーだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
ハチを模したマドラーパターンも良かった

ティムコアンダーハンド釣行記
同行の福嶋さんもイエローラインでレインボー!

9月~10月は北海道でビッグドライの釣りが楽しめます。信じて投げ続ければきっと凄い魚に出会えると思います!

近藤記






ビッグパラシュートでヤマメ

2011.08.09

夏休みを利用して釣りを楽しんできた。7月末はドライフライが楽しい時期なのでサイズの大きなフライをたくさん巻いて挑んだ。午後遅くなって釣場に着き、入渓してすぐにTMC100#8に巻いた黒いビッグパラシュートを結んだ。メッツのナチュラルブラックのテイルに使う部分で巻いた巨大ハックルはフライにすると直径で5cm近くもある。ボックスになかなか収まらない大きさだ。しかし実際に川で使うと、こういった不格好なほど巨大なハックルでもちょうど良く思えてくるのだ。また水面での姿勢が安定し、とても使いやすくなる。

ティムコアンダーハンド釣行記
巨大ハックルパラシュートパターン

エヴォテック490-3MFオプティストリームWF4+トラウトリーダー9ft5X+アクロンミスティティペット5X 100cmでキャストした。入渓したポイントは川の下流から上流に投げればオーバーヘッドでいけるポイントだが、よりフライを自然に流すためバックスペースのないサイドからアンダーハンドでキャストした。アンダーハンドでキャストするとバックスペースを必要としないため立ち位置が自由になるという利点がある。つまりフライをよりナチュラルに流せるポジションに簡単に立てるのだ。またアンダーハンドは飛んでいくループがオーバーヘッドと同じになり、ラインが先に落ちてしばらくしてからフライが着水するということがないのでドライフライでもウェットフライでもドラグが回避しやすくなる。結果的にドラグが掛かりにくくなり、魚が釣れやすくなる。ナチュラルドリフトが簡単にできる立ち位置からの2投目で体高のあるいいヤマメがビッグパラシュートに飛びついてきた。サイドからベリーの下がらないループで攻めたことが功を奏した。

ティムコアンダーハンド釣行記
体高のあるヤマメ

流れのある川ではライン(ベリー)が着水してからフライが着水するまでのタイムラグが長くなればなるほど魚を釣るのは難しくなるのは昔からずっと言われている。フライを置き去りにしてラインが先に流れてすぐにドラッグが掛かってしまうからだ。この時間差を短くしようとしてラインスピードをアップさせてフライラインのベリーを下げないようにすると今度は魚が早いスピードを警戒し、ソフトプレゼンテーションが難しくなりリーダーやティペットのトラブルも増える。オーバーヘッドもアンダーハンドも生き物のようにゆっくりループが伸びていき、なおかつベリーが下がらないというのが理想的だ。そうならないと様々なテクニック、不自然な動作、特殊な道具が必要になりフライフィッシングはどんどん複雑化していく。シンプルにやると問題は発生しなくなり、気張らずに楽しく釣れるようになると思う。

近藤記





オプティクリーク388でレインボー

2011.08.08

約1年ぶりに訪れたその川はいつも同じ場所から入って、ちょっと釣り上がるのがパターンだった。この日もKさんとSさんと一緒に釣りを始めた。前日の雨の影響でドライフライに反応がよくなかった。TMC212Yに巻いたいわゆるピーパラを流すが反応がない。数10m釣り上がり、居そうなのにいつも魚が釣れないポイントにたどり着いた。対岸際に大きな石があり、その裏が深くいいポイントになっている。いつもならドライフライを流して魚が釣れないためすぐパスするのだが、この日ははじめからドライへの反応が良くなかったため、思い切ってニンフで攻めることにした。Sさんに#14くらいのビーズヘッドニンフをもらって、オプティクリークロッド388+オプティクリークラインWF3F+LOOPトラウトリーダー5X+ティペット5X100cmの先に付けた。

ティムコアンダーハンド釣行記
お気に入りのオプティクリーク388

大きな石裏の深みを何度も流すと予想通りストライクディテクターIIレッドが水中で止まった。はじめは浮いているインディケーターもドリフト中に沈んでしまったのだが水中浮子として機能していたのだ。軽くロッドを立てると元気なレインボーがジャンプ!ジャンプはランディングまで6回も見ることができた。オプティクリークのしなやかさで魚をいなして魚を引き寄せるときれいなレインボーだった。やはりこのポイントには魚がいた。いつもならドライで攻めたがニンフに変えたのが効果的だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
元気なレインボー

3番ロッドでの釣りはとても快適だ。クリークラインと組み合わせアンダーハンド&オーバーヘッドで攻めれば立ち位置は全くもって自由になる。そうするとナチュラルドリフトは非常に簡単になるのだ。渓流のヤマメやイワナの釣りでも、今までできなかったことがたくさんできるようになる。388は秋になったら東北でまた出番があるだろう。この他オプティクリークロッドには373という短いロッドがあるが日光の湯川などの狭い渓流に向いている。282は2番ラインなのでさらに繊細に攻めたい人向きだ。

近藤記





汽水メバルと鮎ストリーマー

2011.07.20

広島をはじめ中国地方ではメバル釣りが人気だ。繊細なアタリがわかるようになると釣果に格段の差が出るようだ。メバルは過去に何度かやったことがあるが今回連れて行ってもらったのは大きな川の河口だった。淡水と海水が入り混じる汽水域でメバルが釣れるというのが驚きだったが釣り方もまた独特のものだった。河口といえども水は流れているのでケミホタル(光る目印)の下にメバル用のフライを2つ付け、ドリフトさせるというものだった。釣りは夜がメインなので暗闇の中、オプティストリームのWF4Fにトラウトリーダー5Xを結び、ティップ側をカットして、用意しておいてもらった仕掛けとケミホタルをセットした。河口にありがちな高いコンクリートの壁を背にしてラインを回しながら下流のフライを上流に投げなおした。しばらくすると1尾目がきた。着水直後のアタリをうまく取れた。ブルブルっというメバルの引きは楽しい。あとが続かず、かなり時間をおいて2尾目がきた。2尾目はドリフト中のわずかな変化であわせた。前日の雨の影響で状況はいまひとつのようだったがフライならば数尾釣れれば満足。ケミホタルが沈まないようにドリフトを速めたがフローティングのインジケーターがあればもっとゆっくりドリフトできてもっと釣れるのだろう。

ティムコアンダーハンド釣行記
広島のメバル

さて次の日は広島の市内を流れる有名な太田川に行った。案内してくれたのは地元の有名なフライマンAさん。Aさんによると太田川はいつもより水位が50~60㎝高く、本来この時期に狙えるはずのサツキマスは難しいとのこと。そこで同じ場所でリバーシーバスができる(70~80㎝もあるらしい)とのことでGASS8140にアダプテッドラインのFボディ+S3ティップ+アクロンミスティ04X60cm+02X40cm+0X40㎝に9㎝の鮎ストリーマーを結んだ。最初に入ったポイントは不発だったが次に入ったポイントで鮎ストリーマーをスイング。15投目くらいに40㎝弱の銀色の魚が掛かった。ガツンと言う硬いアタリの後、魚体の大きさ以上に強い引きだった。しばらくファイトをして徐々にラインを巻きとりヘッドが入ってこれからランディングという時にジャンプ一発バレてしまった。サツキマスだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
鮎ストリーマー

案内してくれたAさんはシーバス狙いの大きなストリーマーにサツキマスが掛かったことでサツキマスの釣りの新しい糸口を見つけたようだった。この鮎ストリーマー、広島から自宅に帰ってきてからすぐに量産した。今年は北海道でも秋田でも広島でもこの鮎カラーに魚が喰いついてきたのですっかり気に入ってしまった。

この話には続きがある。大きな鮎ストリーマーにサツキマスが掛かった話が翌日には伝わり広島のささき釣具さんが「2本送ってください」とのこと。すぐ送るとそれを参考にして巻いて釣りに行ったKさんがXACT7130ロッド&アダプテッドシステムで見事サツキマスを昼間に釣ったのだ。その時の写真を手紙で送っていただきありがとうございました。おめでとうございます。

ティムコアンダーハンド釣行記
Kさんからの手紙にはサツキマスが

もしかしたら太田川のサツキマスは昼でもストリーマーなら攻略できるのかもしれない。

近藤記





中禅寺湖通いの週末(6月第4週)

2011.07.08

6月25日(土)
この日の天気予報も曇り時々雨で、寒冷前線が抜けた後気温が下がるというセミフライには不向きな天気だったがまたまた中禅寺湖へ行ってしまった。前回のセミフライは魚も釣れていい感じだったが、少し大きくて投げづらいので平日に一回り小さいのを3本巻き、今回こそこれでブラウンを釣りたいという訳だ。
とはいっても、朝一番は前日までの暖かい空気が残っていてセミにアタックしたような激しいライズも2回目撃。これで日差しが出ればセミも飛んで活性が上がるだろうだろうと期待したが、二回程激しい雨が降った後は涼しい空気に入れ替わり、セミは前回より少なく殆ど水面に落ちなかった。
そのためとりあえずはセミを諦め新しいポイントをチェックしていると、岸から3m位の所、かけ上がりの上の浅場をゆっくりとクルーズしているブラウンを発見、数分に一度自分の前を右に左にと横切るのでタイミングをまってセミフライを浮かべておくが全く見向きもしない。そこでストリーマーをリトリーブするが、ちょっとだけ興味を示して追ってくるが直ぐに見切ってしまう。今一つ魚にやる気が無いようなので、コンブランナーを結んでリトリーブを始めるとフライの後から追ってきて口を使った。タイミング良くラインで合わせるとフッキングに成功したが、直ぐに首を振って外れてしまった。さすがにその後は再び岸際をクルーズしていてもコンブランナーを始め、手持ちのフライには反応が無くなってしまった。
その後夕方再びセミフライを浮かべて頑張ったところ、一度だけ自分にフライに出たがフッキングせず。そのほかにも2回だけ激しいライズがあったが、水面に落ちているセミも殆ど見られなくなってしまい、少し早いが夕マズメ前に撤収して湯ノ湖の温泉へと向かった。

タックルデータ
(引っ張り用)
ロッド:LOOP GASS6120-4
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7S2 + ADT6-7S3
リーダー:AKRONフロロハイエナジーリーダー2X 12ft + フロロステルスティペット3X 40cm

(セミ用)
ロッド:LOOP MUL896-4
リール:LOOP evotec G4 LW5-8
ライン:LOOP オプティストリームWF8F
リーダー:LOOPマルチリーダー(ティップ60cmカット) +AKRONミスティープラス・ティペットト0X 60cm+2X 40cm

6月26日(日):おまけの湯川(アンダーハンドではありませんが・・・)
翌日は素直なブルックに癒してもらおうと、今年初めての湯川に入った。この日は釣り人が非常に多く、狙おうとしていたポイントを諦めることも多く12時半には撤収したが、他の人が入る前に攻めることが出来たポイントでは魚の反応も良く、多くの魚と遊ぶことができて半日ほどの釣りで十分に満足。久しぶりの湯川はやはり魚影が濃く、ここ暫く一日2~3回の当たりで1匹釣れれば満足といった中禅寺湖の釣りとはまた違った楽しみを味わうことが出来た。

ティムコアンダーハンド釣行記
「盛り上がった背中がかっこいい湯川のブルック」

ティムコアンダーハンド釣行記
「一気に下流に走ったニジマス、#2タックルだったので焦った」

OGGY




中禅寺湖通いの週末(6月第2週・第3週)

2011.07.06

6月11日(土)・12日(日)
この週は土日共休みなので二日間やるつもりで中禅寺湖に入った。会社のドラワカ使いのK君が前日の金曜日と土曜日に現地に行っているので土曜日に一緒に釣りをしたが、金曜日はドラワカに2回出たが残念ながら乗らなかったとのこと。土曜日は小雨が上がった後暖かくなり、朝のうちはモンカゲにライズするホンマスに興奮するもノーヒット。昼過ぎに先週のポイントに再び入り、夕方まで粘って二回当たりがあったが残念ながら乗らずアブレとなってしまった。しかし、夕方に別のポイントに入ったK君は、大量に水面に漂うセミに対し目の前で激しくライズを繰り返す魚に熱くなったとのこと。残念ながらソフトハックルでウグイが一匹釣れただけで、本物のセミは沢山食べられているのに自分のフライには反応が無かったとのことで、K君は悔しい帰宅となったが私が翌日狙ってみよう。
翌日の日曜日は前日と違って北東の涼しい風が一日吹いていて、セミはそんなには落ちていなかったが、それでもK君に聞いたポイントで一日粘ると幾つか落ちているセミが時々喰われている。そのうちの幾つかはK君が言ったような「ゴボン!」という激しいライズで明らかに大物と思われる。セミフライを浮かべてひたすら待っていると波紋と共にフライが消え、タイミング良く合わせたロッドに魚の手ごたえ、まあ小振りだがブラウンかな?と期待して上がってきたのはアブラビレが無い!尺にちょっと欠けるウグイだった。口の外側にフックが掛かっていたので、セミフライを咥えたが飲み込み切れずにいたのだろう。
その後、昼間は少ししかセミが落ちていなかったが、一度だけ自分のセミフライに激しいアタック。残念ながらフッキングに至らず悔しい思いをしていると、夕方にそれなりにセミが落ちて激しいライズが始まった。今度こそとセミフライを浮かべて待っていると、再び激しいアタック!しかし今度もフッキングせず、その後は自分のセミフライには出ないまま本物のセミにアタックしている魚に翌週のリベンジを誓って帰路に着いた。

6月18日(土)
前回のリベンジのために平日に巻いたセミフライを持って朝から同じポイントに入った私だったが、この日も曇りがちで肌寒い程の天気でセミが落ちていない。すこしだけセミフライを浮かべて待ったが何も起こらないので、セミはいったん諦めて別のポイントに移動して引っ張りで狙うことにした。

ティムコアンダーハンド釣行記
「前回のリベンジのために新しいセミフライを準備したが・・・」

午前中は一度良いサイズの魚がフライを追ってきたが足元でUターン。その少し後に岸と平行にリトリーブしている時にじゃれるような当たりがあったがフッキングせず。仕方なく昼飯にしようと念のためセミフライを浮かべてロッドを足元に置いたままパンをほおばっていると出た!
この日はセミがあまり落ちていなかったのでまさか出るとは思わなかったので、急いでロッドに駆け寄るといいタイミングに合わせが決まって、ロッドに魚の手ごたえが伝わってくる。水中でギラリと銀色に光る魚体に良いサイズのホンマスと期待しながら、何度かの激しい突進をかわして寄せてくると銀色の魚体に虹色のラインが見えた。残念ながらホンマスでは無かったがキャッチしたのは48cm、ヒレピンの太い魚体のニジマスで、がっぷりとセミフライを咥えたその口にはぶっちぎって逃げたと思われる4Xほどのティペットとソフトハックルのフライがついていた。

ティムコアンダーハンド釣行記
「セミフライをがっぷり咥えたニジマス、良いファイトをしました」

この魚を釣った直後に雨が降りだしてきて夕方には本降りとなり、残念ながら夕方の本命のセミへの激しいライズは無かったが、予想外のニジマスのキャッチに今度こそはセミでブラウンをと期待して再び帰路に着いた。
・・・6月第4週に続く。

タックルデータ
(引っ張り用)
ロッド:LOOP GASS6120-4
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7S2 + ADT6-7S3
リーダー:AKRONフロロハイエナジーリーダー2X 12ft + フロロステルスティペット3X 40cm

(セミ用)
ロッド:LOOP MUL896-4
リール:LOOP evotec G4 LW5-8
ライン:LOOP オプティストリームWF8F
リーダー:LOOPマルチリーダー(ティップ60cmカット) +AKRONミスティープラス・ティペットト0X 60cm+2X 40cm

OGGY




中禅寺湖通いの週末(6月第1週)

2011.07.04

6月5日(日)
この週の土曜日は仕事だったので、日曜日の早朝にまたまた中禅寺湖の山側を歩いていた。今回は前回よりもさらに先のポイントをチェックしようと暗いうちから1時間以上歩いて某有名ポイントの先端に入ることができた。準備をしているといきなり岸近くでライズを発見。何だかわからないが水面に落ちている虫らしきものを食っていたようなのでドライで始めたが何も起こらない。そこでストリーマーの引っ張りに変えて一投目、リトリーブしている途中にいきなり足元の駆け上がり沿いで何かがワカサギの群れにアタックするボイルが起こった。急いでそちらに投げ直そうとリトリーブを速めそろそろピックアップしようかという所でラインから魚の手ごたえが伝わった。
先週と同じような底に突っ込むようなファイトに予想通りに上がってきたのは、少し小振りな39cmのレイクトラウトだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「小振りながら朝一に釣れて一安心」

その後はそのポイントで昼過ぎまで粘ったが、昼前にホンマスを一つバラシてしまっただけで、午後になると魚っ気が少なくなったので先週のポイントに再び移動した。

先週何匹も岸際のワカサギにアタックする魚が見られたこのポイントも、この日はワカサギは多いが先週のようにアタックする魚は見られない。さらに入った時は先行者が一人いたが、その人も直ぐに移動してしまい今日は魚っ気が少ないのかなと弱気になった頃、手元に確かな手ごたえが伝わった。
すでにおなじみとなってきた底に突っ込むような引きに再びレイクトラウトと確信しつつ、水中で光った魚体は少し大きく見えたので無理をしないでファイトする。GASS6120-4が結構大きくしなっているが、まだ余裕を持ってファイトできる状態なので、まあ40cm台後半か?できれば50cmあれば嬉しいなと思いつつ寄せてくると、上がってきた魚は思ったよりデカイ!
予想以上の大きさにネットに入れるよりもそのまま岸にずり上げた方が安心と、タイミングを見て岸にずり上げたのは64cmの立派なレイクトラウトだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「まさかこんなのが釣れるとは!」

ティムコアンダーハンド釣行記
「迫力ある顔つき」

ティムコアンダーハンド釣行記
「幅広の魚体」

ティムコアンダーハンド釣行記
「ヒレも完璧」

この日はこの魚を釣った直後に雷鳴が聞こえてきて急いで撤収。再び1時間以上歩いて駐車場に戻る頃には激しい雷雨となっていたが、思いがけない大物のキャッチに足取り軽く疲れも忘れて帰ることができた。
・・・6月第2週以降に続く。

タックルデータ
ロッド:LOOP GASS6120-4
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7S2 + ADT6-7S3
リーダー:AKRONフロロハイエナジーリーダー2X 12ft + フロロステルスティペット3X 40cm

OGGY




中禅寺湖通いの週末(5月)

2011.07.01

中禅寺湖には9年前に会社の人と一度だけ行ったことがあるが、その時には渡船で楽をしてヤマメサイズのホンマスの幼魚を3本釣っただけであまり特別な印象は無かった。しかし、美しいホンマスや迫力のレイクトラウト、かっこいいブラウンやヒレピンのニジマス等々様々なトラウトが狙える湖として、難しいというけれど一度は通ってみようと思い今年の5・6月に挑戦してみた。

5月14日(土)
今年の初挑戦となるこの日、まずは人がそんなに多くない山側を歩いて様子を見ようと、朝から何箇所かポイントを探った後、正午過ぎに何気なく入ったポイントで先行者が40cm弱のホンマスをキャッチするのが見えた。そこで期待をしつつキャストを繰り返していると今度は別の先行者が同サイズのホンマスをキャッチ。さらにまた別の人達が1本ずつキャッチした後私にも待望のヒット。
中禅寺湖での初めてのまともなサイズの魚に、必要以上に慎重にファイトしつつネットに納めたのは38cmの美しいホンマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「ネットが大きいので小さく見えるけど・・・」

ティムコアンダーハンド釣行記
「初日から美しいホンマスをキャッチ」

 この日はその後風が非常に強くなり、釣りづらくなったので早め撤収。でも初日から釣れるとは思っておらず、今日は下見のつもり位でいたので気持ちよく帰路に着くことができた。

5月28日(土)
 21日は仕事、22日は用事があって1週空けての中禅寺湖となったこの日、今度は今までに一度も釣ったことも見たこともないレイクトラウトが釣れたらいいなと期待しつつ、前回よりも奥の方のポイントまで歩いてチェックすることにした。
 幾つかのポイントで魚のライズを見たり沖で跳ねるのを見たりと魚っ気はあっても、私のフライには何も反応が無く、周りでも釣れている人が見えないのでやはりそんなに甘くないぞと思い始めた頃、今までのポイント以上に岸際にワカサギが沢山集まっているポイントを発見。期待してキャストを始めるといきなり目の前のロッドティップの真下でボイル。40cm位のホンマスのようだが岸際のワカサギめがけて駆け上がりの上まで突進しているようだ。他にも何匹か同じように岸際にアタックするボイルに、数歩下がって岸と平行にキャストすること数回、絵に描いたようなヒット!前回のホンマスとは違い横に走らずに底に突っ込むようなファイトにもしかして?と期待した通りに上がってきたのは42cmの人生初のレイクトラウトだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「嬉しい人生初レイク」

 その魚とファイト中にも別の魚がワカサギにアタックするボイルがあったりと、その後も少しの間ボイルは続いたが、次のヒットは無いまま30分ほどで風向きが変わってボイルは止んでしまった。しかし期待通りのレイクトラウトが釣れたのでこの日も満足して帰路に着き、次の週末に向けて毎日フライを巻き貯めるのだった。

・・・6月第1週に続く。

タックルデータ
ロッド:LOOP GASS6120-4
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7S2 + ADT6-7S3
リーダー:AKRONフロロハイエナジーリーダー2X 12ft + フロロステルスティペット3X 40cm

OGGY




オプティクリークで藪沢のヤマメ

2011.06.28

約10年ぶりに訪れた東北の小渓流はアシが生え、河原がなくなり、魚にとってはいい環境になっていた。釣り上がっていくと足元から時折魚が走っていく。川底の石をひっくり返すとヒラタやマダラがたくさんいた。

ティムコアンダーハンド釣行記
石裏にはたくさんのカゲロウがいた

オプティクリークロッド388-4オプティクリークラインWF3FをセットしてLOOPLOOPトラウトリーダー9ft 6X+ミスティープラス・ティペット6X 80cmパラシュートフライを結んだ。この釣場は誰も釣りをしていないようで、水深があり底石がしっかりしていれば必ず魚がついていた。実際に釣りを始めるとバックスペースがないだけでなく、ポイントの上には必ず木の枝がせり出していて一瞬どうキャストしようかわからなくなってしまう。

ティムコアンダーハンド釣行記
狭い川もいいですね

ロッドティップからほぼリーダーのみを出してのキャストも多用した。こんな状況でもLOOPトラウトリーダー9ftは抜群の操作性を発揮した。バットがしっかりしていて先端部にかけて急なテーパーのこのリーダーは思い通りの場所にフライを運んでくれた。またリーダーのみのメンディングもやりやすい。

ティムコアンダーハンド釣行記
きれいなヤマメ

こういった藪沢でもアンダーハンドとオーバーヘッドを多用して快適に釣りができる。アンダーハンドキャストはスペースが制限されればされるほど真価を発揮する。

ティムコアンダーハンド釣行記
膝をついてリーダーキャスト

ここぞというポイントからはパラシュートフライに勢いよくヤマメが飛び出してきて楽しい時間を過ごすことができた。渓流のアンダーハンドキャスティングは最新のDVDでも少し紹介しているがもっともっとおもしろい釣り方ができるのでいずれ紹介したいと思います。

ティムコアンダーハンド釣行記
ヤマメは次々飛び出した

近藤記





阿寒湖のユスリカの釣り

2011.06.04

阿寒湖を一躍有名にした故西山さんのビデオはモンカゲの釣りを紹介していたが、その後ユスリカの釣りのビデオも出ていた。今年、阿寒湖でそのユスリカの釣りを少し体験することができた。朝の8時くらいにユスリカは出てきた。と思ったらあっという間に水面はユスリカだらけになった。風の具合で水面が吹きだまりになるようなところができ、そこでライズが始まった。
ユスリカのサイズに合わせ小さいソフトハックル風フライを投げるためタックルはロッド;エヴォテック590-4M、リール;EVOTEC FW3-5黒、ライン;エヴォテック85+マルチライトリーダー12ft+アクロンミスティ4X90㎝にした。エヴォテック85はオプティストリームと同じ使い方となるがWF3F~7Fまで全てのヘッド長が8.5mとなっている。オプティラインは番手ごとにヘッド長が設計されている。

ティムコアンダーハンド釣行記

アンダーハンド&オーバーヘッドでキャストを続けていたら自分の狙っていたポイントの70度右でライズがあった。すかさず70度角度変換してフライをプレゼンテーションすると一発でアメマスが掛かった。アメマスは首を振りロッドはしなやかに曲がった。

ティムコアンダーハンド釣行記

湖でも角度変換が便利なことがある。特に魚が移動しながらライズするような場合は一瞬でフライを魚の目の前に届けることができる。ハーフサークルでもスネイクでもやりやすい方法を選ぶといい。

ティムコアンダーハンド釣行記

この阿寒湖のユスリカの釣り。例年5月中旬から下旬がいいようだが年によってピークはずれるので、もしいい瞬間に出会ったら幸運をかみしめて釣りをしたほうがいいようだ。西山さんの撮影の時も実際はユスリカの発生場所は限定的だったようだ。

近藤記




芦ノ湖レポート

2011.05.31

ループtoループの横田さんから芦ノ湖の報告です。
素晴らしい釣りおめでとうございます。


朝から雨風激しく荒れている芦ノ湖。

ティムコアンダーハンド釣行記
朝の芦ノ湖

今日はドライワカサギの釣りです、Rod はOpti Switch OPSW6107-4オプティスティルウォーターラインの#7です。
ドライワカサギに出る魚はほとんど綺麗な魚が多いです。また、引きも強く驚きです。

ティムコアンダーハンド釣行記
ドラワカできれいなレインボー

夕方はGASS8140-4にドライワカサギで、綺麗なメスのブラウントラウトが釣れました。

ティムコアンダーハンド釣行記
GASS8140でブラウン

ティムコアンダーハンド釣行記
50オーバーバス

アンダーハンドキャスティングとドライワカサギの釣り、これから様々なフィールドで活躍しそうで楽しみです。

Loop to Loop 横田 正巳




湖のサクラマス

2011.05.26

まだ水の冷たい湖にウィディングすると今年の季節の進みが遅れていることを実感した。深くウェイディングしたのでFOXFIREのハンドウォーマーが濡れてしまった。かじかむ手を気にしながらGASS8140にのせたOCT8-9SIFI(29g)+サーモンライトリーダー15ft+ティペットでコンブランナーをシュートした。ランニングラインにはリフルランニングラインOARL29を使った。巻き癖が全くつかずしなやかで摩擦でリーダーを確実にターンさせてくれる。ただしスカッと飛距離重視の場合は硬く良く飛ぶカスタムランニングラインRL26や29を使う。RL26はシングルハンド用だが、どうしても細いランニングラインが好みの人はライトダブルハンドでもいいかもしれない。ターンを重視して、アンダーハンドでキャストしリトリーブをするとすぐにサクラマスが掛かってきた。魚は水中でグリングリン回る特有のファイトで粘る。ほどなくしてランディングすると刺し網にでも掛かったのか魚体には傷がついていた。

ティムコアンダーハンド釣行記
湖のサクラマス

湖のサクラマスはどこでもシーズンの初期に釣れることが多く、少しでも季節が進むと釣れなくなってしまう。かなり前のことだが奥多摩湖に通ったことがあった。サクラマスが釣れるという噂を聞いたからだ。当時はまだアンダーハンドという言葉さえ知らない時代だったのでWETCELのSTヘッドをオーバーヘッドで投げていた。奥多摩湖は切り立った崖のような斜面を下りてポイントまでいくことが多い。もちろんバックは取れないのでタワーキャストのようにSTヘッドを上空に放り、前にシュートしていた。何度行っても魚に出会えなかった。これで最後にしようと決めた釣行、満水の3月末くらいだったか、上から見ているとワンドのなかに入ってくるグリーンバックの背中を見つけることができた。急斜面の崖を下りていくと魚の位置がわからなくなっていたが魚は近くにいるはずなので投げてみようとキャストするとあの魚が自分のストリーマーを追ってきた。魚は用心深くストリーマーを右から観察し、次に回り込んで左から観察し最後に喰いついた。特有のローリングファイトでドキドキしたが無事にランディングした。すると魚は朱点があるサツキマスだった。水の冷たいシーズン初期は湖のサクラマス、サツキマスを釣るチャンスだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
コンブランナーは何に見えたか

湖のサクラマス、ホンマス、サツキマスは基本的に早いリトリーブがいいようだ。釣人側からは水中が見えることが少ないので魚がフライをくわえて初めてその存在に気付くことが多い。しかし実際には俊敏に泳ぐ魚はかなりフライを追尾して観察している。そしてフライのリトリーブが止まった瞬間、クルッと反転して帰ってしまうことが頻繁に起きているように思う。だから釣人側が思っている以上に投げたフライは魚に観察されていると思う。そう考えるとトラブルなくリーダーをターンさせフライをコントロールして常に正しい姿勢で泳がせ、リトリーブに気を使うことがこういった魚を釣る確率を高めることにつながるのかもしれない。

近藤記





XACT8136で中禅寺湖のホンマス

2011.05.17

5月に入り中禅寺湖がにぎやかになってきた。そんな中、プロショップリバーサイドさんの中禅寺湖実釣アンダーハンドスクールがあり中禅寺湖で釣りをすることができた。
アンダーハンドキャスティングを練習しているお客さんと実際に中禅寺湖で釣りをするので皆それぞれ、普段の練習の成果が活かせる機会になる。

ティムコアンダーハンド釣行記
中禅寺湖の朝

早朝、中禅寺湖に着くと多くのフライマンがウェイディングしていて聖地の雰囲気が感じられた。前日の天気予報では気温が低めで雨も予想されたのでホンマスのタナが深くなると考え、早く沈むラインのシンク2&3を持っていった。 XACT8136-4MFにOARL29ランニングライン+オプティカスタムラインOCT8-9 シンク2&3(29g)という組み合わせだ。2011年はEVOTECシリーズXACTシリーズの両方でDH6126、7130が日本のフィールド用スペックとして発売された。XACTシリーズにはさらにDH8136が追加され、EVOシリーズにはシングルハンド486も加わった。できればオプティスイッチやEVOかXACTの7130くらいでやりたかったが、あいにくロッドが手元になかったので8136を選択したわけだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
XACT8136-4

オプティカスタム(OCT)はカタログ落ちしたがほんの少し在庫があり、まだ販売している。インター、1&2、2&3、2&5など実釣で使いやすいラインがある。現行のアダプテッドラインでもボディー(OATH)とティップ(ADT)を組み合わせると同じようなシンクレートが簡単に実現できる。カタログには載っていないがDHの6-7、7-8用ティップ(ADT)のS4もほんの少しだが在庫がある。

ティムコアンダーハンド釣行記
ホンマスを狙ってキャスト

さて中禅寺湖にウェイディングして2&3ヘッドの先にサーモンライトリーダー15ft+AKRONミスティティペット1X50cm+3X50㎝でフックサイズ#8の中禅寺湖専用フライを結んだ。シンク2&3くらいのヘッドは川で大きいフライを使う場合はリーダーを詰めて使うが、湖でしかもフライが小さい場合は長いリーダーのままでOKだ。1&2でさらに時間をかけて沈めた方がリーダーのタナとの誤差が出にくいのだが。天気は予想に反し時折、晴れ間もみられるようになった。足元の水中を観察するとワカサギが群れで泳いでいた。また水面にはユスリカアダルトやシャックがまとまって流れていた。40ヤードほどキャストし25秒カウントダウンしてからツーハンドリトリーブを繰り返すとはじめに小ぶりなホンマスが釣れてきた。ヒットしたのはかなり近くだ。ほどなくして次がきた。いいサイズのデップリと太ったホンマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
なかなかのサイズでした。

一緒に釣りをしたお客さんもホンマス、レイクを釣りあげて楽しい釣行会となった。またお客さんのキャスティングが凄く上達していて感心してしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
皆で釣りました。

さて、ここで湖のアンダーハンドキャストのコツを少し。湖では川のように流れがないのでキャストの前半でラインにテンションがかかりにくい。思いっきり投げたい場合はしっかりボディーターンをいれて、ハーフサークルの時に下手でダイナミックにラインを連れてきて後、シュート時にサイドのDループが立ち上がるのを目で最後まで追うとうまくいくと思う。ボディーターンがうまくいかない場合は右利きの人は右足を後ろにずらすと体を開けるようになるので、試してみてください。

近藤記



松前の海アメ・海サクラ

2011.05.07

今年も北海道の松前へ海アメ&海サクラを狙いに行ってきた。昨年の私は小振りなアメマスを1本キャッチしただけでサクラを2本ばらしてしまったので、今年こそはとコンブランナーを沢山巻いておき準備万端。今回はいつもの近藤さんと二回目の挑戦の福嶋さん。初挑戦の松下君の4人での釣行だ。また、現地でffmediaの佐伯さんと合流することになっている。

今回は釣行した4日間とも風が強く、うち前半の二日は岸から沖に向かっての風で、海はべた凪だが、後ろの斜面を吹き下りてくる風がまわっていて意外と釣りづらい状況だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「写真では分かりづらいがべた凪でも風は強かった」

しかしそれでも初日にはそれなりにライズが見られ、一か所でヘッドアンドテールのライズを繰り返していたり、目の前で60cm位ありそうなサクラが跳ねたりと釣れそうな状況に期待してキャストを繰り返すと、重量感のある手ごたえとラインの先の水中で太い魚が光った。しかしグリングリンというローリングの後にロッドが軽くなってしまった。やられた。良型のサクラだったのに・・・。去年もここで2本サクラをばらしていたのに今年も同じ失敗をしてしまった。

その後は風向きが少し変わってライズが無くなってしまい、初日の私はいつもの海イワナ(アメマスとは呼べない位小さい海に降りたばかりと思われる幼魚)1本のみで終わってしまったが、福嶋さんはアメマスを2本キャッチし、うち1本は54cmで体高のある非常にコンディションの良い魚でかなりのファイトを見せていた。

ティムコアンダーハンド釣行記
「初日から好調の福嶋さん」

二日目も同様の岸からの強風。しかし、この日も好調の福嶋さんは朝食前の短時間でアメマスをキャッチ。私は昨日ライズのあったポイントで粘るが今日はライズが全く無い。昼近くなっていい加減諦めてポイントを変えようと思っていた時、本日初めてのライズを発見、すかさず投げたフライがいいところに落ちてリトリーブを開始すると直ぐにヒット!45cm位のアベレージサイズのアメマスだったが、絵にかいたようなヒットに満足の一匹だった。
これで余裕が出たのかその後昼過ぎにもう一本ヒット。こちらは最初結構走ったのでサクラか?と期待したが、その後の重要感のある引きにアメマスと判断し、あせらずにランニングラインを巻き取ってリールファイトに持ち込む。暫くのやり取りの後にキャッチしたのは65cmと予想以上の大物のアメマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「予想以上の大物」

三日目と四日目は風が逆になり、海からの強風に徐々にうねりが強くなって非常に釣りづらい状況となった。それでも三日目はポイントを変えつつ一日頑張ったが、風裏の漁港内でサケ稚魚の群れの中、海イワナが一つ釣れただけだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
「風と波にめげずにキャストを繰り返したが・・・」

ティムコアンダーハンド釣行記
「釣れない時に癒してくれる可愛い海イワナ」

今回の松前遠征もいつものように数は釣れなかったが思い出に残る釣行となった。広い海に向かって無心にキャストを繰り返したり、たまにある魚のライズやハネにいつヒットするかとワクワクしたり、たまには期待通り(期待以上?)の結果が微笑んでくれたり、帰ってきたばかりだがまた来年の釣行を楽しみにフライボックス整理している。

最後に、宣伝になってしまうが、この釣りに興味がある人は昨年12月に発売されたアンダーハンド・キャスティング実釣編の最後に、この場所で昨年近藤さんがサクラを2本釣った時の解説とファイトシーンが収められているので見てみるといいと思う。また、オープニング映像の中には一昨年近藤さんが釣った73cmのアメマスの映像も含まれていて、映像のように簡単に釣れる訳ではないが、この釣りの参考になると思う。

~タックルデータ~
ロッド:LOOP マルチダブルハンドMUL8130-4
リール:LOOP エヴォテックHD7-10(旧モデル)
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH8-9 S2 + ADT8-9 S3
リーダー:LOOPサーモンライトリーダー + AKRONミスティープラスティペット0X 60cm

OGGY




埼玉のSさん 『今度は芦ノ湖でサクラマスです。』

2011.04.27

今年のフライフィッシングもいよいよハイシーズン目前ですね。4月の休日は、釣行先に迷います。初春の「三寒四温」とはよく言ったもので、4月の「三寒」は芦ノ湖、「四温」は中禅寺湖に行くことが自分の行動パターンです。今回の休みは4月23日、関東の天気予報は大荒れ、ならば芦ノ湖と単純に行き先を決めましたが、土砂降り覚悟、強風覚悟、マルボウズ覚悟の釣行です。ちなみに「覚悟に勝る決断無し。」とはプロ野球、野村監督の名言です。
 この日の芦ノ湖は、予報通りの悪天候、台風並みの土砂降りで、竿を出すのがやっとという強風でした。風裏のポイントでなんとか釣りを成立させましたが、意外な結末が待っていました。サクラマス52㎝。釣ってしまいました。

ティムコアンダーハンド釣行記
芦ノ湖のサクラマス

~使用タックル~
ロッド:LOOP EVOTEC(エヴォテック) 8136-4
ライン:LOOP OCT(オプティカスタムSTヘッド)
リーダー:LOOP サーモンライトリーダー 15ft
フライ:TMC5263 #8 ウーリーバガー(ダークグリーン)

  ポイントは白浜エリアでヒット時間は15時10分頃です。
この魚、顔の造りと尾ビレが小さく見えませんか?短期間に急成長したためでしょうか? いずれにせよ芦ノ湖の水質改善と放流事業の成果ですね。
また、悪天候でもアンダーハンドキャスティングを使うことで、こんな魚に出会えることを多くの方に知っていただきたいですね。

埼玉 Sさん





埼玉のSさんから中禅寺湖のブラウンの報告です。

2011.04.18

Sさん、いつも確実に釣っていますね。おめでとうございます。

4月7日木曜日、春の陽気に誘われ解禁間もない中禅寺湖にいってみました。いろは坂を登ると山は一面雪景色でしたが、暖かい南の風が何か起こりそうな予感を届けてくれました。朝7時から国道側のポイントをふらふらしながら、ひたすらツーハンドロッド振り続け、午後3時過ぎ、ブラウントラウト(47センチ)がヒットしました。

ティムコアンダーハンド釣行記
中禅寺湖のブラウン

タックルはオプティDH9140 、シンクIIのシューティングヘッドに♯8(TMC5263)のストリーマーです。年明けに新調した本流用14ftオプティダブルハンドロッドの試運転を兼ねた釣行でしたが、長めにセットしたシューティングヘッドから繰り出されるロングレンジは、湖で使うと反則技ですかね。まあ、人の少ない時期にのびのびとロッドを振るのは、それだけでストレス解消です。

釣果は1尾のみとなりましたが、この時期としては充分でした。

埼玉Sさんより




翌週の芦ノ湖

2011.04.08

「フライで五目釣りの運転手」さんと2週続けて芦ノ湖へ行ってきた。前の週に私は1バラシのみのアブレで終わってしまったので、今度こそはとマラブーを巻き足してリベンジに燃えていた。
気合いの入った我々二人は、先週よりも1時間早く釣り場に着いて薄暗いうちから立ち込んで始めたが、全然当たりが無い。ワカサギはいい具合に岸際を漂っているが、それらしいボイルが無くたまにコイがもじるだけでいい加減我慢しきれなくなってきた頃、根掛かりが動いた!・・・。
動きはゆっくりだがかなりの重量感でしかも右のように動いていくので、これは大物と期待しながら急いでランニングラインを巻き取っていくと、60~70cmはあろうというコイで、がっかりして強引に寄せてきたらバレてしまった。
その後、再び重い手ごたえがあり、先ほどのコイが頭をよぎりつつリールファイトに持ち込んだところ、なかなかのファイトにいいサイズのニジマスと期待し始めた時、一気に走られて4Xティペットが切られてしまった。

それからそのポイントでは当たりが無くなり昼食&昼寝の後、15時過ぎから別のポイントで再び釣りを開始した。こちらは小ぶりなニジマスが溜まっていることは分かっていたので気楽に始めてすぐにヒット。やはり30cmに満たないサイズだったが、これでアブレを逃れてひと安心。その後もぽつぽつと当たりがあり数匹追加した頃、日が傾きかけていい時間になってきた。そこで、先ほどまでは4Xティペットだったが朝のバラシを思い出して3Xに交換。当りは減るかもしれないが不意の大物が来ても大丈夫だろう。するとこの読みが当たったのか、程無くして明らかに今までとは違う重量感。再びリールファイトに持ち込んで今度は慎重に寄せてきたところ、いかにもな放流魚ではあったが58cmのニジマスをキャッチすることができた。

ティムコアンダーハンド釣行記

その後も小ぶりなニジマスは幾つか遊んでくれて満足して納竿。帰りの高速道路の渋滞も無く、雪だった先週よりは大分暖かい一日でいい釣りができた。これからもう少し水温が上がれば、もっといい釣りができるのでは無いかと思う。

~タックルデータ~
ロッド:LOOP GASS6120-4
リール:LOOP エヴォテックHD7-10(旧モデル)
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7SI + ADT6-7S3
リーダー:AKRONツーハンドリーダー2X + ミスティープラスティペット3X 60cm

OGGY


2011 新製品紹介1 NEWエヴォテック&XACTライン

2011.03.31



この度の地震及び津波により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く復興することを心よりお祈り申し上げます。



3月下旬にループ社のニューラインが入荷した。アイテム数が多く全部は紹介しきれないので今回はシングルハンド用のNEW エヴォテックラインNEW XACT(イグザクト)ラインを中心に紹介します。

まずエヴォテックラインとイグザクトラインの位置づけですがオプティ→エヴォテック→イグザクトというロッドのラインナップと同じです。価格帯の違いですが従来のオプティラインだけの時よりもアンダーハンド&オーバーヘッドラインがお求め易くなりました。例えばエヴォテック85(3~7番)は税抜き¥7900、イグザクト(XACT)フロート(4~8番)は¥6800です。

エヴォテックラインには85、100、140があります。これはヘッドの長さで85は8.5m、100は約10m(実際は10.4m)、140は14mです。オプティストリームなどは番手ごとにヘッド長が細かく設定されていますがエヴォテックラインは同じ長さになります。エヴォテックラインはとてもしなやかでドリフト性能も優れています。

エヴォテック85の使い方はオプティストリームと同じと考えてOKです。短いヘッドで近~中距離の釣りや角度変換を得意とします。初心者にはこの85をお勧めします。 エヴォテック100はオプティスティルウォーターと同じように使ってください。角度変換をあまりしないでロングキャストに向いています。少しベテラン向きです。100にはインターのヘッド100F/Iもあります(5~8番のみ)。140は超遠投用で一般の釣りでは出番はあまりなく特別遠投を必要とする場合に使います(5~8番のみ)。ただしウェイディングでのキャストには向きません。ヘッドとランニングラインは色分けされていてランニングラインが黄色でヘッドが白になります。

ティムコアンダーハンド釣行記
エヴォテック85

またヘッドの後端からバックステップが2m付いています。バックステップはリアテーパーではありません。ループ社独自のものでキャストの安定に貢献します。ヘッドを暴れさせず意のままにコントロールできます。このバックステップは以前のマルチライン等にも搭載されていました。

ティムコアンダーハンド釣行記
エヴォテック100&140

XACT(イグザクト)フロートラインはランニングラインとヘッドが色分けされていません。ダークオリーブ色でこちらもアンダーハンド&オーバーヘッド用。4~8番用があり、価格もお求め易くなっています。使い方はオプティストリームと同じです。XACTフロートラインにはダブルハンド用もあります(8-9、9-10、10-11用)。

ティムコアンダーハンド釣行記
XACTフロートライン

またアダプテッドラインのキットも取り扱いを始めました(アダプテッドシステムラインワレット)。ダブルハンド用で6-7~11-12までラインナップされています。フローティングボディ(OATH)1本にティップ(ADT)が4本入ってワレット付きです。ワレットの分はお得になっています。

ティムコアンダーハンド釣行記
アダプテッドシステムラインワレット(ABW)

この他にもエヴォテックGDCダブルハンドSTヘッドシリーズ(まだ入荷していません)やシルスタッドのLTSシリーズ(一部入荷済み)など多くの新製品があり、機会を見て紹介したいと思います。

近藤記



コンブランナーの紹介

2011.02.25

昨年末につり人社さんのフライフィッシャーで紹介させていただいたコンブランナーというフライについて、問い合わせがあったのでマテリアルや巻き方、使い方をここでも紹介します。海アメや湖で良く釣れて、タイイングも簡単なので興味のある方は作ってみてください。

ティムコアンダーハンド釣行記
コンブランナー

~マテリアル~
フック:TMC5263 #4、#6、#8 (おもに#6、#8)
ダビング材:>ペレットダブ ブラウンor ブラウンとオリーブ系ミックス
リブ:ユニソフトワイヤーM ゴールドorコパー
ハックル:プルマデレオン各色(代用可)
スレッド:ユニスレッド各色(海ではユニモノスレッドファインも使う)

ティムコアンダーハンド釣行記
マテリアルはこれだけです

コンブランナーというフライはもともと海のサクラマスを釣るために作ったフライです。北海道の松前の釣りからうまれました。コンブとは海藻の昆布のことです。

ティムコアンダーハンド釣行記
こんな海で使っています

8~9年ほど前からこの釣りをしていましたが、最初のうちは遠征で行ったものの日中はあまり釣りにならず、朝夕が勝負という感じでした。ある時、日中、海藻のウィ―ドベッドにできた長細い隙間にシンキングラインを通して引っ張ってみると1尾のサクラマスがフライを口先でつまんで釣れました。
ヤマメもサクラマスも口をよく観察すると小さい餌は非常に器用に口先でくわえ、小魚など大きい餌は大胆に鋭い歯のある大口で食べているようです。朝夕活発に大口で小魚を追う海のサクラマスも日中は昆布などの海藻の中で休んで小さな磯の生物(スカッド、エビ、ハゼなど)を器用に口先でついばんでいることに気付き、日中は根周りや海藻周りをゆっくり引っ張る必要があると感じました。そこでロングシャンクのTMC5263に硬く張りのある長いハックルをボディ中央に近付けて巻き、リトリーブがゆっくりでも水平を維持して形を崩さない抽象的な磯の生物のようなフライを作ろうと考えました。そこでマテリアルに思いついたのが、ファイバーが長く持て余していたプルマデレオンです。この羽根はスペインの高地で飼育されている鶏の羽根でファイバーが長く、張りがあり素晴らしい輝きを放ち、昔から釣れる羽根としてひそかに知られていました。コンブランナーに使った場合は長く張りのあるファイバーが水中で水を捉え姿勢を安定させるスタビライザーの役目を果たし、自然界で違和感のない輝きを放ちます。
パルドというマダラのものや単色のアセラード(ダンみたいなもの)やブラックも魅力的です。

ティムコアンダーハンド釣行記
アセラード

今は当社で取り扱わなくなったので個人的に持っているものを使っています。プルマデレオンでなくてはならないことはなく、アメリカ産のものやメッツのコックネックのテイルに使うファイバーが長めの部分でも代用できます。そうは言ってもプルマデレオンはやはりとても効果があると思いますが。たまにフライショップの片隅に残っているのを見かけます。

ティムコアンダーハンド釣行記
アセラード&光るヘッドバージョン

ダビング材はペレットダブでこれは以前ユーロシールという名で売られていました。このマテリアルは当社プロスタッフの小甲氏が現場でいろいろ試して最も効果的だったマテリアルでした。ダビング材の効果に違いがあるかは、にわかに理解しがたいものですが、実際にどんなマテリアルでも釣れない漁港のスレきった海アメも釣れたなどの多くの結果が出ていたため、ダビング材は即座にペレットダブにしました。このダビング材は人工素材のように思えますがヤギ系の天然素材です。透明感があり、海でもいかにも釣れそうです。当社の嶋崎が使って管釣りでとても釣れたことから名前をペレットダブに改名しました。

ティムコアンダーハンド釣行記
ペレットダブ

ボディの色がブラウンやオリーブブラウンなのは、昆布などの海藻に隠れている磯の生物は擬態で同じような色をしているからです。昆布も見る角度でブラウンにもオリーブにも見えます。経験上ブラウンは必ず使った方がいいと思います。ペレダブのブラウンは良く見ていただくと単色ではなく、バーガンディ―やイエロー、パープルなどの混合になっています。それが効果的な気がします。あまり変わった色は使ったことがありません。ワイヤーは魚の歯で切れないように太めのユニソフトワイヤーMを使っています。

ティムコアンダーハンド釣行記
スカッドと思えたのか?

ある年、このフライを使って松前の浜で小甲氏とその友人と3人で釣りをしていました。海藻がかなり伸びた5月だったと思いますが同じポイントを20分ずつ交代で攻め3番目に入ったコンブランナーが釣れたため、とても釣れると確信しました。そのサクラマスはアザラシか何かに襲われ横腹が傷ついていたので海藻の中で休んでいたと考えられます。

ティムコアンダーハンド釣行記
ついばむようにコンブランナーをくわえた

ここ数年、阿寒湖や屈斜路湖でも釣れたため湖でも効果的なことがわかりました。島牧に行ったときは海アメがたくさん釣れました。もちろん松前の海アメも釣れます。2年前に73cmという大きいのが釣れました。タイイングは簡単で量産ができます。絶妙のバランスは必要ないので近しければOKだと思います。テイルをあまり長くしないでハックルをボディ中央寄りに巻くことがコツです。フライの特徴としては着水時にテイルが絡むなどのトラブルがない、ゆっくり引いても早く引いても姿勢を崩さない、常に水平を維持するなどです。シンプルですがマテリアルの選択など多くの現場からのフィードバックがなされています。簡単なのでアレンジもしやすいです。朝夕用にユニマイラーなどの光物を入れたバージョンも使っています。

ティムコアンダーハンド釣行記
ユニマイラーパールバージョン

ティムコアンダーハンド釣行記
ユニマイラーピーコックバージョン

海アメや湖のリトリーブの釣りでフライに迷っている人は使ってみてください。ウーリーバガーなどとローテーションで使ってもいいと思います。

ティムコアンダーハンド釣行記
コンブランナーにヒットした屈斜路湖のアメマス

具体的な使い方はシンキングラインでリトリーブするだけです。湖などではフローティングラインで湖流にのせて数分間漂わせる(たるんだフライラインは張る)という使い方も効果的です。

近藤記



エヴォテック696で道東のアメマス

2011.02.15

昨年の秋に道東の川を釣っていた。アメマスで有名な川ではないので釣人には出合わなかった。川のコンディションにムラがあるので遠征でくる釣人もあまりいない。事前の情報では魚は釣れていないとのことだったが、堰堤のある大場所に着いて川を観察すると川底で時折、大きな魚が5、6尾動いている。「アメマスだ!」予想に反して魚がいたことに嬉しくなり、すぐにタックルをセットした。エヴォテックの696オプティドライフライリール、ラインはオプティストリームのWF6F、リーダーは自作03X 60cm+0X 40cm2X 2mでビーズヘッドエッグを結んだ。シングルハンドの6番は本来ならマルチリーダー13ftを使うはずだが、とても太い流れの水深1.2m程の川底にフライを転がす必要があったのでイレギュラーな自作リーダーになったのだ。(もちろんこういうリーダーでは通常のプレゼンテーションする釣りはできない。)超ロングティペットでTMCタングステンビーズプラス・ミラー(多面カット)Mをつけたエッグは不安定に飛んでいき、いい感じでゆっくり川底を流れ下っていた。一応2Xティペットの一番上くらいにストライクディテクターニIIの赤いマーカーをつけた。これはフライの重さを背負うということではなく、水中を流れる目印だ。アンダーハンドでラインを回しながらキャストするとオーバーヘッドでカックンカックンするようなシステムでも安全に投げられた。

ティムコアンダーハンド釣行記
タングステンビーズエッグ

川底にへばりついたアメマスは時折その魚体を川底にこするようにして、その居場所を明らかにしてくれた。釣り始めから数投で流れ下るストライクディテクターが止まった。すかさず合わせると太ったアメマスがドバドバ水面で暴れた。アメマスは春先には産卵後で痩せていることが多いが夏から秋のこの時期は海から上がって間もないため太っている。エヴォテック696はしなやかに曲がった。エヴォテックロッドはとてもしなやかなロッドでキャストもファイトも柔らかさを感じる。6番ロッドで良かったと思った。もし5番だったら流れが太いためかなりてこずったと思う。ランディングしたアメマスは太陽の光にあたってとてもきれいだった。1尾釣ったら、他の魚は全てどこかに隠れてしまって釣りはそこでおしまいだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
道東アメマス

さて北海道の川でシングルハンドで釣りをする場合、ロッドは4番か5番か6番か?自分自身も悩むことが多くあった。番手の決定には2つの要素を考慮するといい。1つはフライの大きさ(重さ)、もう1つは魚の大きさ。たとえばドライフライで(たとえタランチュラやスティミュレーターのような大型ドライでも)1日通して釣りをする場合はフライが軽いのと水面のドリフト性能を考えて4番がお勧めだ。ドライフライは大型でも軽いので4番でも充分投げられる(シマザキシケーダーの#10などは難しい)。ドライ、#8以下までのビーズヘッドニンフ、#8以下のウェットを使うことを考慮すると5番がいい。#6以上のウェットや同等のフライ2つをつけたり(ドロッパー)、#6以上のニンフを使う場合は6番がお勧めだ。また魚がアベレージで50㎝以上ある場合も6番ロッドをお勧めする。4番、5番で60㎝の大型魚がとれないかと言えば条件と魚種次第でなんとも言えない。先日オプティストリームの590で75cm太った鯉を釣ったが冬で魚が走らなかったのか問題はなかった。以前マルチロッド590で道北の50㎝オーバーのレインボーを掛けたが倒木に突っ込まれて止めようと思ったがのされて無理だった。いずれにせよ番手の決定はフライの大きさ(重さ)と魚の大きさを考慮するといいだろう。

近藤記



秋のレインボー

2011.02.11

昨年の秋はDVDの編集等で10月くらいから忙しく、秋の釣りをアップできずにいたが、ここに来てようやく落ち着いてきたので昨年の釣りを紹介。

毎年秋になるとレインボーを狙いにオホーツク界隈を移動する。10月だというのにヒマワリ畑で花が満開だったので写真を撮った。

ティムコアンダーハンド釣行記
秋のヒマワリ畑

また海沿いを走っているときれいな夕焼けにも出会えた。

ティムコアンダーハンド釣行記
オホーツクの夕焼け

秋のレインボーの釣りは風が吹いてなければビッグドライフライでドカンと出ることがありドキドキする。この時期は本来レインボーに有効なニンフの釣りが意外にうまくいかないことが多い。春先からずっと釣人に攻められ続けているため、スレたレインボーは極小ニンフでも嫌うことが良くある。そんな状況では風がなければ水面の釣りが効果的になるのだ。風が吹くと良くないのは陸生昆虫が動かないのと落ち葉がたくさん水面を流れてドライの釣りが困難になるからだ。エヴォテックの490-3MFにオプティストリームWF4Fという組み合わせで釣りをした。ビッグドライの釣りをしようと思ったが風が強く、ニンフの釣りになった。(オプティラインは4番でも大型のタランチュラなどをキャストできる。)

ティムコアンダーハンド釣行記
ニンフの仕掛け

9ftのトラウトリーダー4Xの先端を3ftカットし6ftとし4Xのアクロンティペットを2m30㎝ほど足した。(リーダーをカットしたくなければ9ftそのままに1m40cmほど4Xを足す)マーカーをティペットの一番上にセットしフライには14番のビーズヘッドヘアーズイヤーニンフを結んだ。強い瀬をラインを回してアンダーハンドで釣り下るときれいなレインボーが釣れてきた。30㎝ほどの魚でもロッドは曲がりランディングには手こずった。

ティムコアンダーハンド釣行記
きれいなレインボー

その翌日、移動した別の川で60cmほどの大型も釣れた。

ティムコアンダーハンド釣行記
大型レインボー

DVDの実釣編でもこの時と全く同じタックルでニンフの釣りをしているが実はこの釣りが一番苦戦した。映像ではわかりにくいが実際は強風で落葉が流れ、ポイントを移動し続けてみたものの全く魚が釣れない。秋のレインボーの釣りの難しい状況に出会ってしまっていたのだ。もう無理かとあきらめて遅い昼食の後、だめもとでトライしたら運よく、例のレインボーが釣れた。秋に難しい釣りに出会ったら、春から釣人にたくさん攻められていることを思い出そう。遡上魚ではない居着きの魚は何度も何度も釣人の仕掛けを見ているので秋には居ても釣れない状況が良くあるのだ。東北などでは上流に移動する良型のヤマメやイワナにお盆~9月に出会うことがあるが、こういう魚は荒食いで簡単に釣れることがある。私自身も三陸の川でそんな場面によく出くわしたりした。秋の釣りはムラがあるのが難しさでもあり、魅力なのかもしれない。友人と同じ川に入って全く釣果が違うことは秋の釣りでは良くあることだ。

近藤記



ランニングラインの話

2011.02.10

シューティングヘッドの釣りで必要になるランニングライン(シューティングライン)の選択に関しては様々な種類があり、初心者の方は選択に迷ってしまうことが多いと思う。アンダーハンドもSTヘッドを用いるキャストなのでランニングラインを使う。以前からある通常のループランニングライン029(ブルー)、032(オレンジ)、035(グリーン)に数年前からコアの伸びにくいリフルランニングライン029、032、035(全てイエロー、太さがわかるように溶着ループで色分けされている)が加わった。リフルランニングラインはとてもしなやかで寒い時期の釣りでも巻癖がほとんど気にならない。ただし同じ029でも実際はリフルランニングの方が径は太い。

ティムコアンダーハンド釣行記

一般的に日本ではモノフィラのランニングラインが多く使われている。モノフィラは大変すべりが良く、空気抵抗の少ないシンキングラインと組み合わせると、どのようなスタイルのキャストでも凄い飛距離を可能にする。もちろんアンダーハンドでも。また川でシンキングのヘッドを使って手前側のランニングラインを空中に維持できることも可能だ。

アンダーハンドでのシューティングラインの選択の考え方は以下のようになる。
①ライン番手が低くなるほどランニングラインも細くなっていく。(DH11番なら035、DH9番なら032、DH6番なら029)
②フライが大きいほどランニングラインは太くなっていく。(コントール性をあげるため。たとえばDH7番でもフライが大きければ032を使う。)
③余分なランニングラインはカットしてしまう。(30mで長いなら必要最低限の25mという感じ、これがカスタムランニングラインの意味。全体のシステムを軽量化できる)
④遠投したければランニングラインは細くなっていく。(ガイドの摩擦抵抗などが減るため。ただしバランスの限界点を超えるとヘッドはループの形を崩して飛んでいく。)
⑤ソフトプレゼンテーションしたければランニングラインは太くなっていく。(ガイドの摩擦抵抗を大きくしターンをコントロールしやすくする。)

さてランニングラインは巻癖がつかない方がいいのは間違いない。そのためラージアーバーリールを使うとかなり効果的だ。オプティスピードランナーやメガループはすばらしい!一度使うと径の大きさはぜんぜん気にならない。ではランニングラインは細ければいいか?この部分が問題だ。バッキングやヘッドのコアの強度とのバランスもある程度は大切だが、ランニングラインはガイドの摩擦抵抗を減らせば減らすほどヘッドが暴れリーダーターンのコントロールしにくくなってしまうという面を持っている。ランニングラインを太くして、その摩擦抵抗でフライのターンのコントロール性能を上げることもあるのだ。たとえばフローティングのSTヘッドにモノフィラのランニングラインを組み合わせてキャストがうまくいかなくなった経験を持っているフライマンは多いと思う。同じ番手でもフローティングはシンキングよりも径が太く、飛行中の空気抵抗が大きくなる。一方モノフィラは摩擦抵抗がほとんどないため、空気抵抗で飛行速度が上がらないフローティングと抵抗がほとんどなく行こうとするモノフィラのお互いの特性が違うからだ。次にこのヘッドをシンキングに変えると、抵抗のないものどうし相性が良くなる。フライラインは飛行するループの上側のラインが下側のラインよりも早くないとループが壊れてしまう。つまり下側にあるランニングラインが走り過ぎてしまうとループは崩れ、ターンはコントロールし難くなるのだ。この考えをベースにランニングラインを選択するといいだろう。大切なのはフライ、リーダーまで含めた全体のバランスだ。迷った時はシンプルな法則に戻るといい。どのランニングラインがベストかというよりもどのランニングラインが望む釣りでバランスがとれるかという風に。

近藤記



アンダーハンドキャスティング新作DVD

2010.12.30

アンダーハンドの新作DVDが今月12月末に発売されます。
このDVDは「アンダーハンドキャスティング実釣対策編」という名前の通りアンダーハンドで実際に釣りをするということを目的としています。初心者練習法を含むキャスティング解説が約20分、実際の釣り映像が約60分の計約80分(1時間20分)です。一部120分と案内してしまいましたが1時間20分の間違えでした。

ティムコアンダーハンド釣行記

実釣編は特典映像のボートシーバスを含めると7つの釣りが収録されています。渓流のヤマメ(ドライ)湖のアメマス(ドライ)中流のニジマス(ニンフ)中流のニジマス(ウェット)本流のアメマス(ストリーマー)海のサクラマス(ストリーマー)ボートシーバス(トップの釣り)の7つです。是非参考にしてください。

アンダーハンドキャスティングで実際に釣りをしようとすると誰でも最初はうまくいかないものです。実際の釣り場では流れがあったりなかったり(ラインテンションが強かったり弱かったり)、ウェーディングしたりしなかったり(自分と水面の関係がどんどん変わる)、左岸だったり右岸だったり、上流に投げたり下流に投げたり、フローティングだけでなくシンキング、シンクティップラインを自在に操る必要があります。それをすべて自由にできるためには経験が必要となります。(経験と言っても大それたものではなく自転車に乗れなかったのに乗れるようになるようなものです)しかし、その経験から全てに対応できるエッセンスを抜き出すと基本の動作と理論になることがわかってきます。また実釣映像ではラインを回したり、基本の動作では理解が難しいものもたくさんありますが、基本のキャストができて理論がわかったら、実際の釣り場では工夫していろいろやってOKです。そんな場合に役立つ基礎知識なども説明しているので参考にしてください。

近藤記



アンダーハンドで芦ノ湖ブラウン

2010.12.28

土曜日。
約半年振りの芦ノ湖にやって来ました。
箱根湾のセブンイレブンに到着したのが朝6時半前。
朝の気温は3.5℃。
かなり減水しているようで前回まで水を被っていた岩が突き出しています。
今日は無風、ベタ凪で湖面は静まり返っています。

ティムコアンダーハンド釣行記

本日はキャス練という目的もあってオーバーヘッドはやらずにすべてアンダーハンドキャストで通すつもりです。
ロッドはLOOP Evotec 7100 10′ #7
たいした考えもなく春に釣れた#8のハーズイヤーニンフを付けます。
扇形に17〜8mあたりを何投かキャストしているとふいに遠くでかなり派手目のライズが目に入りました。
で、そのライズのあった辺りを注意深く見ていると、さらにもっと手前(30mくらい)でモワワワ〜ンとまたライズ!
ベタ凪なのでよくわかります。
ちょっと心臓がドキドキしてきました。
お〜、これは魚が近づいて来ているのか?でもあの辺りまでは届きません。
だめもとでライズのあった方向へアンダーハンドキャスト。
6投目。しばらく待っているとインジケーターのまわりが少し波立ったような?
で、いきなりインジケーターが消えました!
へ?と思って思いっきりライン引いて竿を立てると
ゴンゴンゴンゴンと生命反応!やった!かかった!しかもこんな朝早くに。
バラさないように慎重にリールファイトで寄せて来ます。
でも春にバラシたニジマスのように走りません。
何かおかしいと思って近くに寄って来たのを確認すると黄色っぽい。
おお!これはブラウンですがな!

ティムコアンダーハンド釣行記

自然湖でブラウンを釣るのは初めてです。
静まり返った湖面に魚の暴れる音だけが妙に大きく聞こえます。
バラさないように慎重にネットイン。

ティムコアンダーハンド釣行記

この重量感。ひ〜〜手が震えます。
久しぶりに大きな魚(僕にとって)が釣れてとても嬉しい。
しかも釣れた魚がブラウンだったからなおさら嬉しい。
サイズを計ってみると47センチありました。
晩秋の芦ノ湖とこのブラウンの体色が妙にマッチしていてとってもいい感じ。
ただ惜しむらくは尾ビレかなあ。
このあと右側から風が吹き出したためにアンダーハンドキャストが
非常にやり辛くなり数百メートル、ポイントを移動しましたが
結局その後はノーライズ、ノーバイト、ノーフィッシュに終わりました。
次回はさらにサイズアップした魚をゲットしたいですねえ〜

vivipapaT



石の上にも3年、アンダーハンドは2年 北海道釣行

2010.11.29

8月28日、29日北海道に行って来ました。毎年1回のペースで、今回で3回目の北海道釣行です。今回は、いつもお願いしているガイドの奥田巌啓さん(Wild Fishing Equipment )に、旭川でピックアップしてもらい、有名な本流へ行って来ました。
先週までの大雨でちょっと心配していたのですが、そこは、北海道百戦錬磨のガイド奥田さんの情報力で泥濁りのA川を避けB川へ、するとこの一週間の天気情報からは想像できないくらいのベストコンディションでした。
しかし、これまでの2回の北海道釣行でもコンディションは良く、場所も良く、そこそこに釣れてはいたのですが、まだ、北海道レベルの魚は釣り上げていません。初日の午前中、釣れてくるのはちびヤマメと尺止まりのレインボー。
午後は気分転換に、熊さん気配むんむんの渓流へ、そこでもやはり尺止まりのレインボーまで、そして、熊との遭遇をさけるため午後4時30分には渓流をあがり、イブニングに狙いをさだめ、再びB川本流へと向かいました。
橋の上から川を見るなり、ガイドの奥田さんが「NOBさん、これ、絶対出るよ。」の一言、
  気合いを入れ直して、浅い流れを横切り川の中州へ、まだまだ未熟な右岸からのキャスト、数投目にいままで感じたことの無い強いアタリが・・・しかし、焦りから、はやあわせ、当然のって来ません。また、数歩ステップダウンしてキャスティング、そして、スイングさせると、ガン、ガン、ガンと再度つよいアタリが、今度はきちんとフッキングしました。と一気にバッキングラインまで走られ、遥か彼方でジャンプ、はじめての経験にかなり緊張しましたが、ガイドの奥田さんのアドバイスのもと、なんとか、ランディング成功!北海道3年目、そして、本流挑戦2シーズン目にしてはじめての60cmレインボーでした。

ティムコアンダーハンド釣行記
60cmレインボー

翌朝は、また、同じ場所で3回ヒット、うち1本は51cmのレインボー、ゲット!しかし、1本は0Xティペット切れ、そして、もう1本は根にもぐられ針が根がかりして、とれませんでした。まだまだテクニックの未熟さを感じましたが、石の上にも3年、ようやく北海道レインボーに出会えた釣行でした。

~タックル~
ロッド:LOOPマルチDH 7120
リール:ダニエルソン2W

NOB記





本流のビッグレインボー その2

2010.11.22

その1~の続き。昨日の出来事は夢のようでした。飛行機の遅れが幸いして、ちょうど良い時間に釣りができたのか、釣場には誰もいなかったし、水量もちょうど良く、短時間に夢のような“テツ”を釣ることができ本当に良かった。感謝!感謝です。
ホテルに帰っても興奮状態で夜遅くまで話が弾みました。明日も本流の釣りです。“もっともっと大きいのを狙いましょう”という友人の話で床につきました。

ティムコアンダーハンド釣行記
アンダーハンドで釣る

翌朝は朝一番の釣りのつもりでしたが、朝の弱い2人のことです。ホテルを出て釣りを始めたのが9時過ぎ、昨日のポイントよりかなり下流を釣りましたが、何の反応もなく足元を見れば大きな鮭がクルージングしているではないですか。「そんな条件では釣りになりませんよ。」とのことで、もう少し上流へ移動する。
友人は食料を調達に、私は指示されたポイントでキャスティングを始める。昨日のようにうまくいくはずもなく、アンダーハンドの練習のつもりでキャストを続けました。するとスイング中のフライに襲いかかるように“ドボーン”と出たがフッキングせずに逃げてしまいました。
魚が居ることは確認できました。すぐに釣りを開始したところまで戻り再び釣りはじめました。何度かキャストを続けて、先ほどのポイントに差し掛かったその時、今度はロッドにガツンときてロッドを立てた瞬間“ドボーン”と跳ね、その後いっきの走りで下流にバッキングまで出していきました。友人はいない、1人で取り込むしかない。どれくらい格闘したか覚えていないがどうにか足元まで寄せたがベルトに携帯していたのはEZホールドネット、何度かキャッチを試みるが掬うことができない。その時、友人が帰ってきた!私の姿を見るなり大きいネットをもってランディングしてくれました。なんと60cmオーバーの体高のあるレインボー(テツ)でした。

ティムコアンダーハンド釣行記
本流ビッグレインボー

凄い!凄い!北海道は凄い!本当に北海道に来てよかった。また呼んでくれた友人に感謝!感謝です。

ティムコアンダーハンド釣行記
本流レインボー“テツ”

~タックル~
ロッド:LOOP ヨランアンダーソンシグネイチャーGASS8140-4
リール:LOOP エヴォテックLW7-9
ライン:LOOP マルチラインダブルハンドWF8/9F
フライ:TMC760SP #6に巻いたオリジナルメイフライウェット

プロショップチャー 横川


 


本流のビッグレインボー その1

2010.10.28

北海道の友人より「大きいレインボー(てつ)が釣れるから是非楽しんでほしい。」とメールが度々きていました。そんな誘いに乗って9月11日に出掛けました。 1日も無駄にできないと思い、朝一番の飛行機をとり、その日に釣りをしようと思っていましたが、何と“飛行機が整備のため、遅れます”とのこと。朝4時に起きて羽田に着いていたのに残念です。焦る気持ちを抑えながら待っていたところ、その飛行機は欠航となり別空港行きのチケットと電車のチケットを渡されて、振替え輸送となりました。当初の目的地に着いたのは午後2時半。結果的に釣りを始めたのが5時近くとなり、その日は諦めかけていました。まあ雰囲気だけでもとあたりを見回すと、カナダでスチールヘッドを釣っているような気分になるほど良く似ているので驚きました。このような自然の中で楽しむことができるだけでも大満足です。

ティムコアンダーハンド釣行記
すばらしい景色

そんな感情に浸っているその時、スイングが終わって流れの筋に入ったフライを“ドボーン”と物凄い音をたてて銜えて走っていきました。リールは悲鳴をあげ、ラインは全て出て、バッキングラインも残り少なくなりかけるほど走られてしまいましたが、どうにか止めることができました。その後もジャンプと走りの繰り返しが何度も続きました。どうにかランディングしてみると、それはまさにスチールヘッドのような魚体でした。

ティムコアンダーハンド釣行記
GASSでレインボー

体長が67cmもあり、それよりも胴まわりの太さにびっくりで50㎝近くありました。その日は友人に、そして北海道の自然に感謝!感謝!で終わりました。

ティムコアンダーハンド釣行記
すごい胴まわり

使用タックル
ロッド: LOOP ヨランアンダーソンシグネイチャー GASS8140-4
リール: LOOP エヴォテックLW7-9
ライン: LOOP マルチラインダブルハンドWF8/9F
フライ: TMC760SP #6に巻いたオリジナルメイフライウェット 

その2に続く。
プロショップチャー 横川

 


大減水の野反湖

2010.10.13

先月の19日に野反湖に行ってきた。毎年一度か二度は訪れている野反湖だが、大抵は7月か8月の暑い時期に釣れなくてもいいからと半分涼みに行っていたのだが、今年は9月の半ばだというのに真夏日どころか猛暑日が続いていたので、この時期は初めてだったが涼みに行ってきた訳だ。

ティムコアンダーハンド釣行記
大減水!

1年ちょっとぶりの野反湖は今までに見たことのない程の減水で、湖の面積が満水時の三分の一以下なのではないか?と思えるほどで、釣りになるのか心配だったが、その心配は釣り始めて直ぐに吹き飛んだ。
最初に様子見で結んだブラックのエルクヘアカディスに数投でヒット。その後もポイント毎に反応があり、本命ポイントの放水口まで歩いて行く間にサイズは小さいものの幾つかキャッチすることができた。

ティムコアンダーハンド釣行記
この湖ならチビでも嬉しい

本命ポイントの放水口はあいにく工事中で殆ど水が流れていなかったが、それでも放水口からの流れの筋に当たる深みには何匹か魚の姿が見えた。ここでドライで数匹キャッチした後、マラブーの引っ張りに変えると放流魚ではあったが直ぐに42cmが釣れた。その後も頻繁に当たりがあり昼までの間に16匹キャッチし、そのうち半分は35~40cm位と引きも楽しむことができた。但し、あまりの減水で(幸いに?)バックがとれるところが多くアンダーハンドでキャッチしたのは一部のポイントだけで、他は水際から離れてオーバーヘッドでアプローチすることが多かった。
この日も平地では猛暑日だったが、野反湖では薄手の長袖のシャツ1枚で丁度快適な陽気で、魚の反応も良かったので半日の釣りで十分満足して帰路についた。

ティムコアンダーハンド釣行記
サイズがいいのはブルーバックでは無い放流魚だった・・・

ティムコアンダーハンド釣行記
但し、放流魚とはいっても引きは強く楽しませてくれたので十分

~本日のタックル~
ロッド:LBL690-3A
リール:EVOTEC G4 LW5-8
ライン:OPTI STREAM WF-6F
(マラブーの時は先端にLOOPポリリーダーの5’ファーストシンク+4Xティペット1ヒロで使用)

OGGY



夏の北海道釣り三昧 其の五「まさかの・・・」

2010.10.07

今回の夏休みの北海道釣行。出だしは今一つだったが西別川、知床、阿寒川と楽しむことができて、だいぶ満ち足りていたのでこの日はあまり釣れなくてもいいやという気持ちで、初日にやった上りアメマスの川を再び狙うこととした。
前回は日曜日、今回は土曜日ということもあってどちらも釣り人は結構多い感じだが、この時期はまだ上りアメマスには少し早い時期のようで、去年よりは釣り人が少ない。とはいっても朝一はそれなりに人がいるので、先行者のフライマンに声をかけてみると「魚は沢山いるけど、食いが渋くて全然口を使わないよ。」と、初日と同じような状況のようだ。
確かにこの川は水もクリアで渇水状態のまま。先日の雨で増水して多少濁りが入って活性が高まっていないかと抱いていた淡い期待はあっさりと打ち砕かれてしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
増水を期待したが相変わらずの渇水

まずは前回良さそうだったが、他の釣り人が常に入っていて入れなかったプールで釣りを始めることにすると、沢山の魚が見える。しかも結構大きくて太い。アメマスにしては大きすぎるようにも見えるので、「もしかしたらカラフトかサケが混じっているのではないか?」と思いながらも時々アメマスのハネも見られるので釣りを始めることにした。
・・・が、やはり釣れない。魚の目の前を何度も流しているが全く見向きもしない。今日はエッグに拘らずに色々なニンフを流しているが全然釣れない。一匹スレで釣れてしまった以外全く釣れないまま9時半をまわり、既に開始から4時間が経ち日もすっかり昇ってますます釣れそうに無くなってしまった。

そこで半分諦めつつもふと目についたTMC206BL#10に巻いたホットグルーエッグが気になった。「今回アピールの高すぎるエッグは良くないけど、これは半透明だから意外といけるかも」とダメモトで結んで、沢山見える魚の中でもかなり大きいサイズの少し上流にキャスト。いい具合に魚の近くに流れていくエッグが見える・・・とその魚が口を動かしたように見えた。
早合わせにならないように一呼吸おいてロッドを立てると魚が首を振った。「喰った。デカイ!」と急いで手元のラインをリールに巻きとっていると徐々に魚が走り出した。最初は上流の深みに向かい、何とかそれを凌ぐと今度は流れに乗って下流に走る。ロッドは満月になったまま、ワンダッシュでラインがドンドン出されるが、「幸いこのプールは小さい砂利底で大きな石は無い。対岸際には一部木の枝が水没しているところがあるので、そこに行かれさえしなければ時間をかけて何とかなるだろう。」と、この時点では魚をしっかり見ていないのでまだ冷静だった。(もしかしたら大きなオスのカラフトかサケがかかってしまったのではないかという気持ちもあった。)それから何回かのダッシュを何とか凌いで魚が多少弱ってきた頃には、ヒットした場所より20m位下流、大きなプールの真ん中位の浅場まで下ってきてしまっていた。

そこでやっと近くまで寄せた魚を見ると、サケかと思えるような大きなアメマス。長さは勿論だが体高や幅もあってイワナと同じ種類とは思えないような魚体だった。幸いフックは口の脇の外れにくい所に掛かっているのが見えて一安心だが、ここでファインワイヤーのTMC206BLだったことを思い出した。やばい、ここまでデカイとフックが伸ばされるかもしれない、予想以上の魚だったことにここにきて焦りが出てきた。
魚は大分弱ってきていて時々走っても直ぐに止められるのだが、この時使っていたロッドは5番、さすがにこのサイズの魚になると流れの中から引き寄せるだけでも一苦労で、もたもたしているとフックが伸びてしまうかもしれない。何度か寄せては走られるのを繰り返した後、ウィリーチェの一番大きなネット(リマイ)からはみ出しつつもキャッチしたのは、75cmのオスのアメマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
まさかの・・・

ティムコアンダーハンド釣行記
この太さ!

今までアメマスはこの川でも阿寒湖でも道南の海アメでも、全て58cmまでしかキャッチしたことが無く、いつも60cmまであと2cmに泣いていたが、いきなり60アップを飛び越して75cmをキャッチしてしまった・・・。
その後はプールよりも瀬に付いている魚の方がフライへの反応が良いことに気づき、40cm台~58cmを10数匹キャッチと数も結構釣ることが出来た。この日の釣りは最初の一匹で満足していたが、さらに数釣りもでき至福の一日を過ごすことができた。

ティムコアンダーハンド釣行記
こんな何の変哲もない流れにもアメマスが沢山

ティムコアンダーハンド釣行記
50cm強、普通ならこれで十分

ティムコアンダーハンド釣行記
58cm、いつもの「泣き二尺」は今回も

本日のタックル
ロッド:OPST590-4
リール:EVOTEC FW2-6(旧モデル)
ライン:オプティストリームライン OSWF-F WF5F

その後も二日間あったが、既に十分に満足していたので、ドライブ&観光メインで釣りはその合間に少しだけ行い、チビニジマスやチビブラウン、チビヤマメと少し遊んで、夏の北海道を後にした。やっぱり北海道はトラウト天国!印象に残る釣りができた夏休みだった。

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夏の北海道釣り三昧 其の四「思い立って〇〇川」

2010.10.05

「そうだ、あの川があったじゃないか。」前日までの日程で今回の北海道釣行の目的のアメマス・カラフトマス・オショロコマ、(予想外の)サケをキャッチした後、オホーツク海側の河川でニジマスを釣ろうと思っていた私は、その日の朝にまわった3つの川がいずれも増水&濁りで竿も出さずに諦めて、初日のアメマスの川にでも行こうかと網走から釧路方面に向かう国道を走っている時にふと目についた道路標識に思い立った。

そう、あの川とは阿寒川。道路標識の阿寒湖温泉の文字を見て思い出した訳だ。阿寒川ならば湖からの流れ出しなので、少しくらいの雨では濁らないだろう。数年ぶりの阿寒湖フィッシュランドで入漁券を買いながら状況を聞くと、やはり少しは水が多いが十分釣りになるとのこと。早速漁協の駐車場に停めて阿寒川で釣りをすることにした。

実は阿寒川でまともに釣りをするのは初めてで、以前モンカゲの時期に阿寒湖に来たときに一度だけ川にも行ったが、たまたま入ったポイントが渡渉するのが困難な流れだったのと、当時はC&R区間も無くチビニジマスが数匹見に来ただけで、30分も釣りをしないで西別川に移動してしまったからだ。
ということで、釣れるかどうかわからないが、まずは魚の様子を見ようと#6のスティミュレーターを結んで流れの手前の水没している枝の脇を流すこと数回、いきなり大きな頭が表れてフライを咥えてしまった。いきなりのヒットにあせったがこの魚は痩せていたのであまり走らず、何回か枝に巻かれかけたのをうまくかわしてキャッチしたのは42cmのニジマスだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
始めて直ぐのヒット

その後少し下流の清水川からの流れ込みに何匹も定位しているニジマスを発見。いずれも40cm~60cm位の良型で、流れ込んでいる水が冷たいので定位して涼んでいるようで、やる気が無くドライには全く反応しない。そこでニンフで何度も目の前を流すとポツポツとヒットして、ここでは数匹キャッチすることができた。

ティムコアンダーハンド釣行記
一匹目は手前の枝の際
その先の左側に何匹も定位していた流れ込み
さらに右のカーブの先では・・・。

それから再びスティミュレーターに変えてさらに下流を狙うと、急に反応が良くなって、何匹もアタックしてくる。中には激しい水しぶきをあげてフライに襲いかかり、そのままフッキングしてジャンプ3回、上流に下流にと走った挙句木の枝に潜ってバレてしまう強烈な魚もいて、結構な数のニジマスのファイトを楽しむことが出来た。

ティムコアンダーハンド釣行記
放流魚と思ってなめてはいけない。

予定していた川がだめで急きょ入った阿寒川だったが、こんなに楽しめるとは思わなかった。ビッグなドライフライに次々とヒットするたびに「阿寒川サイコー!」と心の中で叫び、昼過ぎに始めた釣りはイブニング前に十分満足して納竿したのだった。

本日のタックル
ロッド:OPST590-4
リール:EVOTEC FW2-6(旧モデル)
ライン:オプティストリームライン OSWF-F WF5F

翌日は初日の上りアメマスの川を再挑戦。リベンジなるか?
其の五「まさかの・・・」に続く
OGGY



アダプテッドラインで本流フィッシング

2010.09.30

9月下旬、本流の釣りをする機会に恵まれた。訪れた本流は流れが強く、魚影も薄いということで釣人は誰もいなかった。GASS8140オプティスピードランナーをセットし、ラインはアダプテッドラインを選択した。アダプテッドラインはボディティップの組み合わせで様々な状況に対応できる。先端と後端のループには色が番手ごとに分けられていて一目でライン番手がわかる。ループのオリジナルだ。

ティムコアンダーハンド釣行記
アダプテッドラインカラーループ

OATHがボディでADTがティップだ。今回はゴンゴンの瀬を釣るため8/9のOATHフローティング+ADT S4にリーダーを1mほどにした。リーダーといってもアクロンミスティティペットの03X 50cm+01X 40cmというだけのものだ。リーダーに関してはフローティング~タイプ1くらいまでは通常のサーモンライト15ftなどを使いタイプ3~5になるとどんどん短くしていくのが通常の使い方だ。ラインの先端を沈めてリーダーが浮き上がっていては意味がないからだ。(もしもっと沈むティップが必要なら3Mのエキスプレス14+などで3.5m前後に自作するといいだろう。)

ティムコアンダーハンド釣行記
アダプテッドラインシステム

さてアダプテッドシステムの組み合わせは何通りもできる。良く使う組み合わせはF(フローティング)&F(フローティング)、F&インター、F&S3 、F&S4、インター&S3、S2&S3、S2&S4などだ。石のある瀬などヘッドの後端を操作する(メンディングなど)釣りの場合はフローティングボディでシンクティップに、そうでない場合はシンクボディでフルシンクヘッドにして使っている。

ティムコアンダーハンド釣行記
本流の釣り

シンクティップラインは川で主に使うがリフトすると川の流れでシンキング部分が浮きあがってくるため簡単にキャストできる。(詳しくは今度発売されるDVDをご覧ください。)
45度~90度の角度変換をして対岸の深みにヘッドを送っていき充分ヘッド先端とフライを沈めて、ポイントに近づいたらスイングしたりドリフトしたりしていく。この部分に関しては教科書通りにしない方がいいと思う。自由に攻めるのが楽しいし、クリエイティブな釣りほど釣果が伸びるように思う。

ティムコアンダーハンド釣行記
ウグイカラー

さてウグイを意識したオレンジのフライを選択し、釣りを開始した。広い本流は気持ちがいい!いくつかポイントを移動するといい感じの流れでフライがスイングしている途中にドカーンと当たった。

ティムコアンダーハンド釣行記
ストリーマーに襲いかかる

全長で8cmほどのストリーマーにアタックしてきたのはアメマスだった。フィッシュイーターの本性を感じさせてくれた。広々した本流の釣りを堪能した一日だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
ドカーンとでたアメマス

近藤記



夏の北海道釣り三昧 其の三「知床の長い一日」

2010.09.27

午前の部:渡船でのカラフトマス
西別川でしっかりと癒された翌日は、夜中の2時半に眠い目をこすりながら相泊港に向かった。今回の北海道釣行の目的の一つでもある知床でのカラフトマス狙いの渡船を予約していたからだ。

朝一番には目の前に魚の群れがいて周りではポツポツとギンピカのカラフトマスが釣れていたが。私はバラシを繰り返しているうちに目の前の群れが徐々に遠ざかり、すっかり日が昇った頃にはメタルジグでもないと届かない程沖に行ってしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
雰囲気は抜群だったのだが、魚は遠くに・・・

そうこうしているうちに8時をまわり、帰りの船が迎えに来る11時まで3時間を切ってしまった。まずい!このままでは一昨日の忠類川の二の舞になってしまうとあせり始めた頃、他の人が移動して空いていた河口の右の浅場にカラフトマスの群れを発見し、そちらで勝負をかけることとした。

右の浅場に移動してキャストを繰り返すこと約30分、何回かのバラシの後に、今度こそしっかり喰ったと思えるような首を振る感触にタイミングを合わせてロッドを立てしっかりと合わせる。するといきなり右側の沖の方に向かってダッシュを始めた。PE4号のバッキングラインが3色(30m)程出ても一向に止まる気配が無いため、さすがにこれ以上ラインを出されるとその先の岩場で切られる心配があると、少しドラグを締めて勝負をかけるとやっと止めることができた。しかし、ここまで走るということは背びれか脂びれ辺りにスレてしまったのだろう。その後も何回かラインを出されつつも徐々に寄せ、やはりスレだろうと8割がた諦めかけた頃やっと魚の姿が見えてきた。
するとスレでなくちゃんと口にかかっている。しかも銀色の魚体で非常にでかい!良く見るとカラフトマスではなくサケだ。思いもよらぬ相手に嬉しい半面、今回はサケを釣りに来たのではなくカラフトマスを釣りに来たのにという複雑な気持ちで何とかキャッチしたのは、80cmのフレッシュなオスのサケだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
とんでもないファイトの末キャッチしたのはこいつ

ティムコアンダーハンド釣行記
笑顔でニコパチも実はちょっと複雑

その後は再びカラフトマスをヒットさせるもバラシのみで、結局帰りの船が迎えに来るまでにカラフトマスをキャッチすることはできなかった。他の釣り人からは「この時期のサケ1匹はカラフトマス10匹より嬉しいですよ。」と羨ましがられたが、本命のカラフトマスはアブレなので、河口規制の無い川の河口で夕方にもう一度カラフトマスを狙おうと決意して相泊港を後にした。

昼の部:ちょっとだけオショロコマ
相泊港から一旦羅臼の町まで戻ったついでに、羅臼川でオショロコマを狙ってみた。オショロコマは以前に西別川でイブニングの時にそれらしき魚を釣ったことはあるが、暗くてうまく写真が撮れなかったのと、あそこには確かブルックもいたと思うので、もしかしたらブルックだったかもしれない。ということではっきりと釣ったことがあるとは言えない魚だったので、せっかくだからこの機会に釣ってみようという訳だ。

河口の少し上の国道沿いから川に入って直ぐの堰堤下、対岸の際でライズを発見。直ぐにキャストをすると一発で出た。これは乗らなかったが、フライを変えて数投目にフッキング。さほど大きくは無いが思ったよりも小気味いい引きを見せて上がってきたのは、22~23cm位のオショロコマだった。

ティムコアンダーハンド釣行記
朱点がきれいなオショロコマ

その後もフライにアタックはあるが、いずれも10cm台程度と小さくフッキングしない。そこで直ぐに羅臼川に見切りをつけて、相泊港方面に車で向かいながら良さそうな渓に入ったが、そこではなぜか全く当たりがなかった。まあ、オショロコマの姿も見られたことなのでとりあえずこれでOKとして、車に戻って一眠りしてから夕方に再びカラフトマスを狙うこととしよう。

午後の部:カラフト祭り
この日は朝の2時半起きだったので、さすがに昼寝をしないと体が持たないだろうと思って、川の脇の駐車スペースに車を停めて横になったが、眠気はあるのに何故か眠れない。ふと河口の方に眼をやると、一人のフライマンがキャストを繰り返していた。そこで念のためと思いタックルをセットしてそのフライマンの近くに行って声をかけると、魚は沢山いるけどスレばかりで殆ど口を使わないとのこと。よくみると確かに午前中の渡船で渡った湾よりも多くのカラフトマスがこの河口に集まっているようだ。しかもそのフライマンと私以外釣り人は誰もいないので、これはチャンスと眠気も吹っ飛んで釣りを始めることにした。すると確かに魚は沢山いるが本当に口を使わない。それでも魚の向きと川からの流れの向きに合わせてフライを漂わせると、中には口を使ってくれる魚もいる。そこで何回かのバラシの後に、やっと少し背中が盛り上がり始めたオスのカラフトマスをキャッチすることができた。
その後は上げ潮に乗って新しい魚が入ってくるようで群れがどんどん濃くなる中、やはりバラシは多いがぽつぽつとヒットがあり、何とかギンピカのメスもキャッチすることができた。ヒットしたのはいずれもサイトフィッシングで、漂っているフライが消えた時やフライの辺りで魚が不自然に首を振ったのを見て合わせると、ちゃんと口に掛かっているという感じで、殆ど手元には当たりが伝わってこなかった。

ティムコアンダーハンド釣行記
今回の旅の目的の一つ、やっと釣れたギンピカのメス

その後、昼間にこれだけ群れが入ってきたのだから、夕方にはとんでもないことになるのではと期待したが、夕方になるにつれて徐々に群れが少なくなってしまい、いつの間にか静まりかえってしまった。そこでまだ明るい時間だったが、本命のカラフトマスもキャッチできたので満足して納竿し、翌日以降の目的地であるオホーツク海側に向けて車を走らせた。

ティムコアンダーハンド釣行記
祭りの後。遠くに見えるのは国後島

本日のタックル
<サケ&カラフトマス>
ロッド:GASS6120-4
リール:EVOTEC HD7-10(旧モデル)
ライン:OATH6-7FADT6-7FI

<オショロコマ>
ロッド:OPCR373-3
リール:EVOTEC FW2-6(旧モデル)
ライン:オプティクリークライン OCRF-F WF3F

オホーツク海側に向かう途中の知床峠では、前方に茜色から紫へ刻一刻と変わっていく夕空、さらに後方からは銀色に輝くまんまるの月。知床の美しい景色と相まって北海道に来て良かったと感動すると共に、この日の釣りの充実感を一層高めてくれた。そして明日以降も良い釣りができるのではないかと期待しつつ知床を後にして、網走へと向かうのだった。

其の四「思い立って〇〇川」に続く・・・
OGGY




夏の北海道釣り三昧 其の二「癒し?の西別川」

2010.09.21

8月下旬の夏休みを利用した北海道釣行、最初の3日間はそれぞれ楽しんだものの釣果的には今一つで終わってしまい、四日目は癒しを求めて西別川に行くことにした。西別川は過去に何回か6月の阿寒湖釣行に絡めて行ったことがあり、川一面に広がるバイカモの絨毯の美しい流れと、小さいながらも素直に釣れてくれる魚に楽しいひとときを味あわせてくれたからだ。

さて、本日は宿で朝食をとってからゆっくりとチェックアウトし、道東の広大な景色を楽しみながらドライブして西別川に向かう。今までは夜間や朝夕の薄暗い時間の移動が殆どだったので、あまり景色を楽しむ余裕も無かったが今日は西別川、ゆっくりと景色を楽しみながら釣り場に向かい、昼間の時間帯だけ少し釣りをすることとした。

ティムコアンダーハンド釣行記
美しい西別川の流れ

久しぶりに訪れた西別川は以前と変わらず緑の絨毯と透きとおった流れ、一切の人工物の無い美しい景色に、この中で釣りが出来るだけで幸せな気分に包まれる。釣果の方もヤマメについては丁度産卵期にあたるようで釣れてくるのは産卵に関係のない20cmに満たない幼魚のみだったが、イワナについては32cmを頭に尺前後も数匹混じり良い引きを味わうことができた。また、バイカモの切れ目が開けているところでは、あちこちに婚姻色に彩られたサクラマスが定位していたり、岸際を遡上していくサクラマスを見かけたりと、フィッシュウォッチングとしても楽しい時間を過ごすことができ、正味3時間程の釣りで十分満足し川を後にした。

ティムコアンダーハンド釣行記
いつきてもここのイワナは素直に出てきてくれる

ティムコアンダーハンド釣行記
バイカモに潜られながらも何とかキャッチした良型

ティムコアンダーハンド釣行記
透きとおった流れ、バイカモの緑の絨毯、素直な魚
・・・これだけで十分

・・・但し、最後に退渓点を間違えて暫くの間林の中を彷徨い、強烈な藪こぎをしてやっと道路に出られた時は汗だくになってしまっていた。

本日のタックル
ロッド: OPCR373-3
リール:EVOTEC FW2-6(旧モデル)
ライン:オプティクリークライン OCRF-F WF3F

翌日は知床で渡船のカラフトマスに初挑戦!
其の三「知床の長い一日」に続く・・・
OGGY




夏の北海道釣り三昧 其の一「出だしは・・・」

2010.09.17

去年は9月の半ばに行った北海道。今年は8月の下旬に夏休みが取れたので、再びフェリーで北海道に渡り、道東を中心に上りアメマス、忠類川や知床のカラフトマス、場合によってはオホーツク海側の河川でニジマスを狙ってしまおうという欲張りな計画だ。

初日
最初は去年エッグでいい思いをした川へ上りアメマスを狙いに行ったが、去年よりも時期が早いためか、魚は結構見えるが全然釣れない。他のフライマンに話を聞くと、この時期はエッグにはまだ早くて小さいニンフで狙ったほうがいいよと教えてくれた。但し、今日は非常に食いが渋いから厳しいとも言っていた。 そこで手持ちのニンフを総動員して何とか1匹、44cmのアメマスをキャッチすることができた。数とサイズは少し物足りないが何とかアブレは逃れたし、この魚はかなりシャープな走りで楽しませてくれたので、本日はまあ良しとして明日以降に期待しよう。

ティムコアンダーハンド釣行記
この尾びれ!かなり良い引きをしました

~本日のタックル~
ロッド: LBL690-3A
リール:EVOTEC G4 LW5-8
ライン:OPTI STREAM WF-6F

二日目
二日目は昨日とは違う初挑戦の川に行った。ここもこの時期には上りアメマスが釣れ、他にもうまくいけば良いサイズのニジマスが釣れるらしい。
とりあえず良さそうなポイントを見つけ、昨日と同じタックルでニンフを沈めて探るが、昨日より川の規模が大きいためうまく流れの筋を攻めきれないでいると、後から来た地元フライマン2人組がダブルハンドでウェットの釣りを始めて、直ぐに1匹ずつキャッチした。そこでとりあえずそのままのタックルで、もう少し頑張ってみたところ私にも待望のヒット。昨日よりは少し大きいが50cmには満たないアメマスをキャッチすることができた。
(但し足場があまり良くなく写真を撮ろうとネットの上に魚を置いてカメラを構えた所で逃げてしまった) その後、私もダブルハンドのウェットの釣りに変えて2ヶ所ほどポイントを回ったが、3匹ヒットしたものの、いずれもばらしてしまった。

ティムコアンダーハンド釣行記
昨日の川より大場所でダブルハンド向きの流れでした

~本日のタックル~
<ニンフ>
ロッド: LBL690-3A
リール:EVOTEC G4 LW5-8
ライン:OPTI STREAM WF-6F

<ウェット>
ロッド: GASS6120-4
リール:EVOTEC HD7-10(旧モデル)
ライン:OATH6-7F+ADT6-7S4

三日目
昨日の夜にまとまった雨が降ったのでその増水による新たな遡上を期待して、本日は忠類川でカラフトマスを狙った。カラフトマスは海サケ狙いの時などに何回か釣ったことはあるが専門に狙ったことは無く、忠類川も初めてなので楽しみだ。
最初は管理棟の少し上流のプールで、直ぐにフライを追ってきたカラフトマスを見つけた。しかも、そのプールの底の方に何匹も背中の青いフレッシュそうなカラフトマスがいたので、何とか釣ろうとして時間をかけたが、意外と強い反転流とプールの深さ、そして流芯の丁度いいところに沈んでいる倒木に苦戦して、魚のいる層までうまくフライを沈められずどうしても攻めきれなかった。
そこで、そのプールを諦めて直ぐ下の瀬を流すとあっさりとヒット。いきなり銀色のオスがジャンプをし、上流へと下流へと走りまくる。これは確かに楽しいと引きを堪能していたところ、今度は流れに乗って下流の荒瀬に一直線。急いで追いかけたがバッキングまで出されたところでポロっと外れてしまった。その後その荒瀬の終わりでもう一匹かけたが、残念ながらこちらは直ぐにばれてしまった。

その後一度管理棟に戻り、自転車を借りて林道を一気に上流に向かう。先ほどヒットしたのと似たような瀬を見つけ、釣り始めると暫くしてヒット。今度も直ぐにジャンプをして見えたのは、ギンピカだがメスのようだ。今度はばらさないように慎重にやりとりしたが、暫くすると再びポロっと外れてしまった。
それからさらに上流のC&R区間の一番上まで移動し、下りながらポイントを探るが、多少魚が見えてもなかなか口を使わず、やっと対岸に沢山魚が見えるポイントを発見。手を変え品を変えそのポイントを攻めるとようやくヒット。しかし何か引きがおかしいと思ったらやはりスレだった。さらにその後も明らかに口にかけたのは途中で外れ、キャッチできたのはスレのみで残念ながら時間終了。ギンピカのカラフトマスのファイトは楽しめたが結局バラシのみのアブレとなってしまった。やばい、初日1匹、二日目1匹、三日目アブレとまだ殆ど魚をキャッチしていないぞ。明日は西別川に行って癒されてこよう。

本日のタックル
ロッド:MUL8130-4A
リール:EVOTEC HD9-13(旧モデル)
ライン:3M STS F/Sシンクティップ450グレイン

西別川で本当に癒されるのか?
其の二「癒し?の西別川」に続く・・・
OGGY





Fさんビッグレインボーに出会う

2010.08.26

ソルトマンのFさんがビッグレインボーの釣りを堪能です。ロッドはオプティニンフ590、リールがオプティドライフライ。ラインはオプティストリームWF5F。かなり強い流れの底にへばり付いているレインボーを何度もフライを流してのヒット。

ティムコアンダーハンド釣行記

5番ロッドがぴったりのファイトでした。下流に走り、倒木の枝の下をロッドをくぐらせドキドキのランディングでした。ナイスファイトおめでとうございます。
ティムコアンダーハンド釣行記

レインボーは秋もいいですね。秋は小さなフライで釣れることが多いので初夏の釣りと分けてアプローチすると面白いと思います。

近藤記



アンダーハンドキャスティング動画アップしました

2010.08.20

アンダーハンドキャスティングのシングル、ダブルの動画をアップしました。参考にしてください。


タックルはシングルがエヴォテック490オプティストリームWF4F、リールはエヴォテックG4 FW3-5です。


ダブルはGASS6120アダプテッドラインOATH6-7F+ADT6-7F、リールはオプティランナーです。

※ダブルの解説ではヘッドをOCTと言っていましたが間違いです。すみません。

またシングル、ダブルともハーフサークルを高い位置で回しています。ウェイディングしているのと川の流れが強いので高い位置になっています。両キャストともに角度変換は45~70度くらいです。くるくる回すキャストはバリエーションを一部紹介です。 アンダーハンドキャスティングのバリエーションでは何々キャストというような名前はありません。曲線のバリエーションは無限にあり自分でキャストを作ってOKです。カタログにも以前からずっとそう書いてあるので創造力を使って現場で対応してください。

基本動作ではリフトの後に一度止まってライン(ヘッド)が落ち着いてからハーフサークルに移行しているところやハーフサークルの前半から大きく円を描いているところ(シングルではハーフサークルのスタート直後に手のひらが自分に一度向くくらい)、またシュート時の肘の使い方(振子)などを参考にしていただくといいと思います。

秋のシーズンに向けていい釣りができるよう、少しでも動画が役に立てばと思います。
なお、アンダーハンドのフィッシングのDVDは12月発売を予定しています。実際の釣りはそちらでご覧下さい。

近藤記






渓の山女魚

2010.08.02

連日30℃を超える日が続く中、涼を求めて渓流に行った。渓に立つまではとても暑かったが釣り上り、河畔林のトンネルの中に入ると涼しくなってきた。目の前をしつこく飛び続ける虫を手で払いながら、よさそうなポイントでフライを流すが、魚がスレているのか見切られてしまう。人がひっきりなしに入っているのだろう。
ティペットを8Xにしてそのスレたイワナを釣ろうと思ったがやめた。そこまでして粘るよりは6Xで釣れる魚を探そうと思った。ロッドはエヴォテック390-3MFオプティストリームラインのWF3Fにマルチライトリーダー(12ft)のバットを1ftカットして11ftにして先端に4X60センチ+5X60センチ+6X60センチで釣り上った。マルチライトリーダー(12ft)とかマルチリーダー(13ft)というのはバット側やティップ側をカットして自由に調整して使うため“マルチ”という名前がついている。今のパッケージは12ftとか13ftという表示になっているが中身はずっと前から同じだ。
アンダーハンド用リーダーはバットが太く長いためリバイタライザーなどのライン用フロータントを薄く塗ると快適になる。もちろんラインにも塗るといい。

ティムコアンダーハンド釣行記

夏の渓流釣りは河畔林がしっかりした川を狙うといいだろう。河畔林は夏になると葉が大きくなり渓流に日陰を作り温度上昇を防ぐという効果がある。夏でも良く釣れる渓流はこういった条件がそろっているのだ。以前、川の研究をしている人に聞いたことがある。ある河畔林がしっかりした川は水温のピークが6月で、真夏の8月は6月より水温が下がるというのだ。逆に開けた川は夏になればなるほど水温は上昇していく。釣れる、釣れないが腕の差ではなく、こういった川の選択であることになかなか気付かない時期が自分自身もあった。夏になると釣れないという人は思い切って河畔林のしっかりした川に行くことをお勧めする。

ティムコアンダーハンド釣行記

さてしばらく釣り上ると、いかにもというポイントにたどり着いた。アンダーハンドともオーバーヘッドとも言えないようなあいまいなキャストでカディスを模したパラシュートフライをキャストした。

ティムコアンダーハンド釣行記

ただものすごくラインスピードを遅くしてキャストした。水が澄んでいたし魚を驚かせたくなかったからだ。超スロースピードでラインは飛んでいき、最後は長いリーダーがターンするのに最低限の力しか残っていなかった。フライは水面にぽとりと落ちた。30㎝ほどナチュラルドリフトするとフライが消えた。

ティムコアンダーハンド釣行記

すかさず合わせるとヤマメは特有の暴れ方をした。ヌメッとしたコーティングの厚いそのヤマメはいかにも渓の山女魚という魚だった。

近藤記



GASS6120で阿寒湖のアメマス

2010.07.16

今年もフライフィッシングフェスタが阿寒湖で開催された。大変多くの人にアンダーハンドキャストをご覧いただき、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
さてフライフィッシングフェスタ2010の数日前にアンダーハンドでの湖の釣りを撮影するため阿寒湖入りした。今年の阿寒湖は釣果にムラがあるようで撮影当日に桶屋さんから“今日の湖は厳しい”という話を聞き、湖には行かず、川での撮影に変更した。しかし午後3時、携帯に連絡が。すると厳しいはずだった阿寒湖でアメマスがモンカゲにライズしているというのだ!自然というのは全くよくわからないものだ。急いで移動し、午後3時半、大島に着くとほとんど貸切り状態だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
GASS6120

確かにライズはしていたもののかなり遠かったのでライトツーハンドGASS6120で挑戦した。029のランニングラインにアダプテッドDH6-7(ボディ、ティップともにフローティング)にサーモンライトリーダー15ftをセットしティペットを1X 60cm+3X70cm足して、フライは#8フックに巻いたモンカゲダンを結んだ。またリーダーとラインにリバイタライザーをしっかり塗った。すぐさま釣りを始めたがいまひとつダンに出が良くない。そこでサンスイの加瀬さんが巻いたモンカゲフローティングニンフに変更するとこれが大当たり!

ティムコアンダーハンド釣行記
フローティングモンカゲ

静まり返った湖面で30ヤード先のフライに50cmを超えるアメマスがドボーン!とフライに出た。わずかに動かしたフローティングニンフを逃がすまいとして、ものすごい勢いで魚体を水面に出してフライに襲いかかってきた。アンダーハンドで静かにキャストするとライズは止まず何尾も何尾も釣れ続けた。GASS6120はバットから曲がりっぱなしでフライに襲いかかる瞬間からランディングまで全て映像に収めてもらった。とても素晴らしい映像が撮れた。それも桶屋さんをはじめ、阿寒漁協の皆さんのおかげだ。自分はいい状況の中でキャストすればよかっただけだった。幸運だった。

ティムコアンダーハンド釣行記
阿寒湖アメマス

翌日、同じポイントに入ると2尾釣れたが、昨日のお祭り状態は終わっていた。アンダーハンドキャストは湖にもとても向いている。たまにリトリーブしたヘッドを一回で投げられないのでは?という質問を受けるが、何かの思い違いだろう。数パターンのやり方を映像に収めておいた。今回はライズが遠く、ライトツーハンドでウェイディングして釣ったが、ライズが近ければウェイディングせずにシングル、スイッチの5番か6番で釣るのが最も常識的な選択なのだろう。
阿寒湖の撮影から数日後、竹内君から連絡があり中禅寺湖の山側で50cmのブラウンをドライで釣ったという。オプティストリームラインでウェイディングしないで静かに釣ったとのこと。各地で出会う湖の凄腕フライマンはみなウェイディングすると釣れなくなるという。湖の釣りではキャストうんぬんよりも静かに釣ることのほうが大事だと多くのフライマンが思っているはずだ。遠くを回遊する魚種は別としても盛期の岸寄りする魚では静かにウェイディングせずに釣るのがいい。ウェイディングのみならずキャストで水面を荒らすのも魚を怯えさせるだろう。
もしアンダーハンドがうまくできなくてバックスペースがあるならオーバーヘッドで釣るのがいいだろう。オーバーヘッドは水面を一度も利用しない静かで素晴らしいキャストだ。もしバックスペースがなくアンダーハンドで釣る場合は以下の点に注意すると意外にうまくいくかもしれない。
①ハーフサークルを途中で終わらせずにしっかり最後まで半円を描くこと。こうすると水面に対してリーダーやラインの先端は直線的に接地せずシュートで静かにはがれていく。(理想はハーフサークルを完全に行いながらも早いバックストップをすることなのだが、これが難しいのかもしれない。)
②高番手のシンキングラインやスティルウォーターなどの長いヘッドはしっかりボディーターンをして体を開き気味にしてキャストするとホールもしやすく、ヘッドをコントロールでき静かにキャストできる。

湖は川に比べラインを向こうに持っていってくれる流れがないのでラインテンションがかかりにくい。しっかりとしたハーフサークルでヘッドをコントロールすることが湖のアンダーハンドキャストのポイントだ。

近藤記



7月の本栖湖と渓流でアンダーハンド

2010.07.14

本栖湖に早朝5時に到着、今日のポイントは南岸と言われる後ろに竜ヶ岳という山がある急深な所です。

ティムコアンダーハンド釣行記

早速崖を降り岸際に立ちますが、今日はあまりライズもなく、なんとなく厳しそうな雰囲気です。やや沖目ではライズが見られ、セミやカミキリムシも多少落ちて流れ、時おり捕食されている様子です。水温は6月下旬に来た時は19℃でしたが、今回は22℃を超えてしまいました。

ティムコアンダーハンド釣行記

釣り始めると間もなく、30センチ満たないサイズの小型のレインボーがタランチュラタイプのフライにチョポッと出ました。その魚の写真を撮ろうと、フックを外さずに泳がせておいて、カメラを準備しラインを手繰ってくると大きいバスが私が釣り上げた可愛いレインボーを食べようとしていました。驚きです。

ティムコアンダーハンド釣行記

右手の方で時折ライズしている魚がいます。ローカットのニーブーツで釣り始めたので、岸際を歩こうとしてもブーツの中に水が浸水しそうなのと、草の中を歩こうにもトゲのある植物があるために、そのポイントに辿り着けません。再度車に戻り、チェストハイウェーダーに履き替えて仕切り直しです。あくまでも深くウェーディングするためではなく、岸を静かに歩くためです。

Opti Switch7107Opti Stillwater#7に2x12ftを直結です。岸から1メートルほどの所でライズ発見、すぐキャストし、待ちます。ゴボットと出ました。合わせをくれるとまたもや可愛いサイズのレインボーです。

ティムコアンダーハンド釣行記

その後お目当てのポイントに辿り着き、ライズしていた辺りまで20メーターほどアンダーハンドでキャストするも、なかなか出ません。我慢してライズポイントの辺りにじっとフライを浮かべていると、水面から顔が出てフライを押さえ込んでくれました。無事ランディングできたのは43センチほどのスリムな体系のレインボーでした。近頃の本栖湖の鱒は残念ながら胸鰭が無い個体が多いですが、それでも釣れると嬉しいものです。

ティムコアンダーハンド釣行記

約4時間ほどでしたが3匹のレインボーが釣れ、楽しめました。

その後お客様と移動し、近くの渓流に行ってきました。Opti Creek 8ft8 #3でフライはソラックス#16にいかにも沢のアマゴという感じの魚が釣れました。

ティムコアンダーハンド釣行記

再度夕方本栖湖に戻りチャレンジするも、水面に浮かぶフライの下でモワーッとするだけでだめでした。雨も本降りになり始めたので帰路に付きました。

Loop to Loop 横田正巳





朱鞠内湖のイトウ

2010.07.12

熱心なフライマンSさんからの報告です。朱鞠内湖のイトウおめでとうございます!

このたび、北海道は朱鞠内湖にイトウを釣りに遠征して参りましたので、報告いたします。期日は5月27日から30日。釣果は、73センチのイトウ1本に終わりました。

ティムコアンダーハンド釣行記

朱鞠内湖はこの冬の大雪を反映し、早期より超満水状態です。

ティムコアンダーハンド釣行記

森が水没して、岸に立つことすらままならない異常事態でした。
例年ならば、魚を探して湖岸を釣り歩くスタイルでfishingが成立するのですが、今年に関してはそう簡単に釣りをさせてもらえませんでした。
しかしながら、漁協の方々の近年の活動の成果が実ったと言うことでしょうか、イトウのサイズは着実にアップしている感じでした。
幸運にも自分の針にヒットしたイトウのデータをご紹介します。
ロッド、エヴォテック 13.6ft #8 (エヴォテック8136-4MF)、ライン、オプティカスタム(OCT8-9 S1/S2 )、リーダー、ループサーモンライト15ft

ティムコアンダーハンド釣行記

フライはTMC300の#6をベースにフックポイントをカットしワイヤーでソルトウォーターフックを接続した、いわゆるイントリューダーパターンの応用型です。
マテリアル的にはゾンカーパターンのキールフックと分類できると思います。
アンダーハンドキャスティングで強風下でも大型フライを安全確実に投げ続けられたことが、唯一の釣果に繋がったと考えています。
アンダーハンドでいろいろな釣りに挑戦しようと思います。また機会があればお便りします。




ヤマメのドライフライフィッシング

2010.07.06

先日、開けた川で、ドライフライでヤマメを釣った。ヤマメ釣りのドライフライフィッシングはとても楽しい。しかし難しい魚でもある。アンダーハンドとかオーバーヘッドという前に渓流釣りの経験が必要なのかもしれない。どこに魚がいてどんな風に流したらいいかなどなど。渓流の釣りがうまいフライマンは優れた渓流釣り師でもあると思う。

ティムコアンダーハンド釣行記

黒いテレストリアルフライでしばらく釣り上がると反応があった。ヤマメは対岸ギリギリについていた。購入したばかりのエヴォテック490にラインがオプティストリームWF4F、リーダーはマルチライトリーダー12ft+4X60cm+5X60cm+6X60cmトータル18ftで釣りをした。狭い渓流なら9ftのトラウトリーダーを選択したが今回は開けた渓相だったので12ftリーダーを選択した。今回は4番ロッドで釣ったが、狭い渓流ならオプティクリークの388や282+オプティクリークラインをお勧めする。

開けた川だったが実際に立ちこんでみると両岸は背丈の高い緑で塞がっていた。下流から立ち込んでキャストすると魚にプレッシャーを掛けるのでアンダーハンドを駆使してサイドから狙った。オプティラインをグルグル回すとフライは宙を舞いながらポイントに飛んでいった。太ったヤマメがドライフライを捉えた。ロッドはしなやかに曲がり、ヤマメはネットに横たわった。

ティムコアンダーハンド釣行記

渓流の釣り上がりのドライフライフィッシングをアンダーハンドでやるには少し慣れが必要だ。基本の動作だけでは対処できない。いわゆるスネイクロールなどを駆使して空いた空間を自由に使って釣りをするのだ。ヨランが以前こう言っていた。“1つ1つのキャストに名前はない”と。シュート前のライン処理では曲線を多用し、多くのバリエーションが自分で作れる。曲線の形は直線に比べ無限だ。スネイクロールも便宜上そう言うが、曲線のバリエーションのひとつだ。曲芸のように見えるキャストはやってみると意外に簡単だ。ロッドティップの移動距離が長くなればなるほどヘッドのコントロールは容易になるからだ。この釣り上がりのドライフライフィッシング、慣れたらアンダーハンドでバックを気にせず快適に釣りができる。立ち位置が限定されないので、とても良く釣れる!是非皆さんもトライしてみてください。

近藤記




中禅寺湖のブラウン

2010.06.18

7年ぐらい前に一度行った事のある中禅寺湖だが、その時は何も起こらず終了だった。
今回、二度目の釣行はエキスパートのNさんとループトゥーループの横田さんに同行させて頂き、的確なアドバイスを頂く事が出来るのは大きなアドバンテージであった。

朝から水面を見るとモンカゲスピナーと春ゼミを主に、その他色々な昆虫が水面に浮いていた。

ティムコアンダーハンド釣行記

また、春ゼミへのライズや、ワカサギへのボイルは見られたりと、魚の気配は十分に感じられるものの、なかなかヒットに結びつける事が出来ない。まして不慣れな釣り、このような時に自分の釣り方に迷いが生じるのは誰にでもある事だと思う。

しかし、昼にNさんとご飯を食べながらの談話の中で、午前中に6回ヒットがあり、1本ランディングしたと聞き、更にこの釣りについて教えて頂いたところ、結局「ライズを見つけたら撃つ」という非常にシンプルな答えに辿り着いた。

昼食後に釣りを再開するも、晴天の昼間はライズも減って、ライズを探して水面を見つめる時間が多くなった。ライズを探してどんどん歩いていたら、別ポイントに入っていた横田さんが釣りをしているのが見えたので声をかけたところ、朝に54cmのレインボーをヒットさせたと聞き、自分も頑張らねばと奮い立たせる。

夕方になり陽が傾き始めた頃、それまでは静かだった水面に、散発ではあるが再びライズ音が響き、波紋が広がりだした。

ティムコアンダーハンド釣行記

徐々に盛り上がリを見せつつあった17時過ぎ、ライズ地点近くに落としたタークスタランチュラが「ガボッ」と大きな音と共に波紋の中に消えた。
落ち着いて一呼吸置いてゆっくりとフッキングした後、鱒は力強い突っ込みを見せた。それでも3Xティペットを使っていたので安心してやり取りし、無事ランディングしたブラウンは50.5cm。自分には十分なサイズだ。

ティムコアンダーハンド釣行記

これもNさんと横田さんのアドバイスとちょっとした幸運のおかげだと感謝している。

ロッド:ループ MUL590-4
リール:ループ エヴォテックG4 FW
ライン:ループ オプティスティルウォーターWF5
リーダー:ループ マルチライトリーダー



6/15(火) 中禅寺湖 岸釣り ドライフライフィッシング

2010.06.17

お客様と中禅寺湖に行ってきました。
いろは坂で夜明けを迎えてしまいました。このときはいつも美しい時間ですね。

ティムコアンダーハンド釣行記

ポイントにつきロッドをフローティングラインとシンキングラインと二つセットしていると時折ライズしてます、かなりあせります。ライズしている位置を良く覚えとくとよいですよ、散発でもまた同じようなところでライズしますから。

水面にはストーンフライのアダルト#16、モンカゲのスピナーのスペントや、カミキリムシの小型のサイズやコガネムシや春ゼミなどさまざまの虫が落ちてます。

ティムコアンダーハンド釣行記

今日はやはりドライかなという感じに心の中で思いながら、私の左手の木の下でライズ、すぐさま15メートルほどアンダーハンドでキャスト、私のフライの前と後ろで水がよれてます。

ティムコアンダーハンド釣行記

風も止まりAm9:00ごろ早朝ライズしていたあたりにフライを漂わせているとフライの横でテレストリアルらしきものの吸い込み、次に私のスケーティング・マドラー(Steelhead用ドライフライ)を吸い込み軽く合わせるとヒットしました。ファイト中の写真をワンカットのみ撮りましたが、もの凄いファイトです。

ティムコアンダーハンド釣行記

ばらしてはいかんと私真剣モードに突入です。Danielsson47のドラッグをかなりしめきかせますが、がんがんラインをもっていきます。潜ったり、跳ねたり、てこずりましたが無事54センチほどのレインボートラウトをランディングできました。

ティムコアンダーハンド釣行記

その後11:00ごろもう一匹レインボー46センチほど追加できました。フライはブラックのスケーティングマドラー、やはり早朝ライズのあったあたりでボコッとでました。日中の表面水温は15.8℃だいぶ上がってきました。

前の週はモンカゲのダンが結構ハッチしていましたが、今週は終息ぎみでした。Sさんのフライを参考にいろいろ工夫してタイイングして行ったんですが残念、また来年のモンカゲのハッチまで使うことがないんでしょうか?

ハンドルの長いネットは取り込みがとても楽です、近頃は私のお気に入りの道具の一つでもあります。ガラガラの浮石のところを静かに歩くときも水中の大岩に登るときもWading Staffがわりです。

ティムコアンダーハンド釣行記

Loop to Loop 横田正巳



利根川レインボー

2010.06.15

埼玉の北林さんから釣果報告です。
利根川レインボー50cmオーバーです。おめでとうございます。
ロッドはエヴォテック7116ですね。川もいい季節になってきました。
最近アンダーハンドで多くの魚が釣れています。6月はいい時期です!

アンダーハンド釣行記




6/8(火) 中禅寺湖 岸釣り 

2010.06.14

今シーズンマイブームの Opti Switch Rod、湖の釣りにも最適です。
私の場合もともと長いシングルハンドロッドが好みなので、Switch Rodもほとんどシングルハンドでキャストしてます。
向かい風が強い時だけダブルで振るくらいです。

アンダーハンド釣行記

今回はほとんどウェーディングせず、木下からUnderhand Castingで若干斜めに15mほどキャストし、たっぷりニンフを沈めスローリトリーブしているとひったくるようにヒット!
モンカゲロウのハッチがありましたが、あまりライズはなかったので沈めてみました。

アンダーハンド釣行記

使用タックル
Rod:Loop Opti Switch 7107
Reel:Danielsson FW 4seven
Line:Loop Opti Stillwater #7
Fly:Opossum Nymph #12

Loop to Loop 横田正巳




中禅寺湖のホンマス

2010.05.19

埼玉のSさんより報告です。中禅寺湖のホンマスおめでとうございます。

中禅寺湖で本鱒が釣れましたのでご連絡いたします。
5月14日国道側のポイントで45センチの本鱒がヒットしました。
ロッドはマルチDH13ft、ラインはオプティカスタム・ダブル、シンクI&II♯8-9にサーモンリーダーライトをセット、ティペットの先端に10番(TMC5262)のマラブーフライを結びました。

アンダーハンド釣行記

更に翌日、今年購入したエヴォテックでも、本鱒をキャッチすることができました。
今年の中禅寺湖は、好釣果を反映しているのか、国道側の主要ポイントが平日でも混雑しています。

アンダーハンド釣行記

自分は朝ゆっくり出掛けます。アンダーハンドキャスティングを用いることで、バックスペースの制約を受けないポイント選定が可能になり、
激戦区のなかでも無理なく釣ができるようになりました。
また、ダブルハンドのキャスティングによって得られるロングレンジは、ヒットの確立を高めるだけでなく、ディープウェディングを不要とし、低水温期の湖の釣を快適なものにしてくれます。
月末には北海道遠征を計画しています。何か釣れたらまた連絡いたします。




アンダーハンド釣行記 九州本流 第3弾

2010.05.12

ゴールデンウィーク明けの5月6日(木)、また川辺川へ釣行した。今日は、午後から雨の予報なので早朝6:30からのスタートだ!下流部なので、optiスイッチロッド10’7”#7に18gのSH(2mのシンクティップ)のシステムである。フライはモーニング「ヒゲナガ」を意識したドロッパーにマドラーミノー#6、リードにグレートセッジ#6と最強タッグでチャレンジした(笑)。最初の瀬は右岸なのでスネークロールキャストで釣り下る。
丁寧に丁寧にキャスト&ドリフトを繰り返すが、何もなく終了!次の場所は左岸で実績充分だ!しかし、その70m~80m上流の瀬頭が気になったので、そこから釣り下った!
2回程、魚らしき反応はあったが、ヒットまで至らない。ここで股下ぐらいまでウェーディングして、アンダーハンドキャストを行なうと、ラインのベリー部が付いたりと不安定なキャストに納得がいかず、「キャス練」を始めてしまった!15分ぐらいだったと思うが、少しましになってきたので、本命ポイントに向かう為に、岸に上がり下流に歩き出したら、視界の先にロッドを持った人影が…ルアーの方がキャストしていた。

アンダーハンド釣行記

まあ、しょうがないとあきらめ、近づいて「おはようございます!どうですか?」と声を掛ける。「一匹釣れました!泣尺ぐらいです!」と気持ち良く答えてくれた!見ている間にもう一匹釣れた。少し話をさせてもらうと地元の方だった。
「キャストうまいですね!」などと会話をしながら(実際上手だった!)情報交換をし、下流部に10年通っても知らない場所などを教えてもらった!鮎もやっているとの事で、流石詳しいハズと納得した。
その後、ルアーの方が釣りを一段落したので、交代でフライをキャストした。1投目、カケアガリの所で反応があり、次のキャストでヒット!いい感じでスイッチロッドが曲がり、28cmぐらいの山女魚が釣れた!ルアーの方が次の場所に移動するとの事なので、お礼を言い、別れた。
少し小雨が降り出したが、寒くもないのでレインウェアも着ずに釣りを続けた。2ヶ所移動を繰り返し、今日の水位だったらここが!と思う所に入る。少し観察をしていたら、マダラっぽいメイフライとガガンボがハッチしている事に気付く。
フライをドロッパーに#6のグレートセッジ、リードに#12のクイルゴードンをセットする。左岸で17~18ヤードの距離をアンダーハンドキャストで釣り下る!来るなら、このスポットと思っていた所でドスンとヒット!水面に2度出る。ほどほどのサイズかな?と思ったら、グイグイと引き絞るようなファイト!この魚強いと感じながら、慎重に対応する。手前に来ても弱らず、又、流心に行こうとするが、スイッチロッドのトルクを生かし、ゆっくり浮かしてランディングした。サイズは33cm。ヒットフライはグレートセッジ#6だった。日中にいかにも本流山女魚と言える「グッドプロポーション」をキャッチできて大満足でした!

アンダーハンド釣行記

この後、別の場所でウェットを一通り流した後、稚鮎が目に付いたので、釣友に貰った、メルティファイバーで巻かれた「鮎ストリーマー#6」をドリフトしたり、リトリーブ等で試したが、ヒットはなかった。PM2:00すぎ、雨が強くなる前に本日は納竿とした。

アンダーハンド釣行記

1日を通してoptiスイッチロッドを使用し、アンダーハンドでのウェットフライ主体の釣りでは、10’7”のリーチを生かし、精度の高いドリフトが行ないやすい点と、ストリーマーを使用したリトリーブ主体の釣りで、シングルハンドのオーバーヘッドキャストで楽に30ヤード近くをキャスト出来る事には、このロッドのポテンシャルの高さを感じた。3回目の使用でいい山女魚も釣れ、「お気に入りの1本」に追加となりました。次は、違うフィールド・ターゲットで使用するのが楽しみです。(「キャス練」はまだまだ必要ですが…)

アンダーハンド釣行記

PotBelly 村山






エヴォテックロッドで海のサクラマス

2010.05.06

4月半ばに毎年通っている北海道松前町に竹内君とオギーさんと遠征した。今年初めての遠征だ。目的はもちろん魚を釣ることだが、他に海サクラの釣りをDVD用に映像におさめることとエヴォテックロッドの性能確認ということもあった。3泊4日で実際の釣りは初日の午後半日と2日目、3日目と最終日のお昼までだ。函館空港からの道すがら景色はまだ3月の感じだ。山肌には雪が残り、気温も低い。今年は全国的に季節が遅れている。

アンダーハンド釣行記

この様子ではたぶん、海では中型のアメマスが多く釣れるのではないかと思った。というのも松前の海は無数の根が存在し、ここのスカッドやエビ、小魚などがまだ充分に動き回っていないシーズン初期、フライキャスティング向きのわずかなサーフに小、中型のアメマスが餌を探して出てきていることが多いからだ。車を走らせ2時間ほどでメジャーポイントに着くとあらかじめ待ち合わせしていた撮影隊とたまたま帰省していたサンスイの白川さんご夫婦と合流して、皆で釣りを始めた。さすがに有名ポイントだけあって平日でも人がたくさん入っている。タックルはロッドがエヴォテック9140MFにリールがオプティ・スピードランナーBK、ラインはOCT9-10S1/S2サーモンライトリーダー15ft+ティペット0Xを80cmフライはコンブランナー。このフライは本当に釣れる。以前はTMC5263の#8で巻いていたが、昨年阿寒湖や屈斜路湖でサイズ#6を試し、バランスがとれることがわかり今年は#6、#8の2サイズを用意した。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド&オーバーヘッドで釣りを始めると予想通り中型のアメマスが掛かってきた。複雑な心境のまま釣りを続けた。というのも昨年もこの釣りを撮影してもらったのだが、海サクラは釣れなかったのである。その代わりに70㎝を超える海アメをアンダーハンドで釣るシーンを幸運にも映像におさめてもらったのだが。そんな経緯で魚種をサクラマスに絞らなければならない今回の状況は苦しいものがあった。松前の海には8年通っているが、この間の経験で海アメと海サクラの釣りはある程度分けなければならないことがわかっていた。海においても海アメはイワナだし、海サクラはヤマメなのだ。渓流でイワナとヤマメの釣りが少し異なるのと同じだ。サクラマスに的を絞れば4日間何も釣れないことも覚悟しなければならない。初日と2日目は気持ちの整理がつかぬまま、中型の海アメを5~6尾釣った。残りはあと1日半。その日の夜、宿のおばちゃんが「今日ね、漁師さんの網にマスがいっぱい入ったんだって」と言った。“明日は釣れるかもしれない”

アンダーハンド釣行記

3日目も早朝5時からロッドを振るが何も起きなかった。ポイントを移動すると地元のフライマンが70cm近い海アメの記念撮影をしていた。魚が動き始めていると思った。午前11:30頃、願っていた瞬間は訪れた。オーバーヘッドでキャストしたフライをリトリーブしてくる途中、自分から30mくらい先でラインが止まり60cmほどの魚が水面でもんどり返っている。はじめは海アメかとも思ったのだ2回目のローリングでサクラマスであることを確信した。60cm3kgほどの魚はなかなかランディングできなかった。スピードランナーは逆転し、エヴォテック9140は曲がったままだった。数分ファイトし浅場に誘導しランディングした瞬間、思わず叫んでしまった。やっと映像に納められたという安堵感が一番だった。その日はそれで釣りをやめた。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

最終日も海のコンディションは良かった。昨日と同じ時間に海サクラは姿を現した。先行のフライマンの次にルアーマンが入り釣れなかったため、その次に入れた。アンダーハンドでの10投目に昨日より少し小ぶりの2尾目が掛かった。この魚はスカッドにライズをしていた。オプティロッドが繊細な筋肉ならエヴォテックロッドはしっかりした筋肉といった感じだ。だからといってロッドのパワーをアップさせてはいない。発泡スチロールのように軽いものが曲がって力強く粘って、ブレずに戻る感じだった。

アンダーハンド釣行記

楽しい4日間だったしループタックルのバランスの良さを改めて確認したのだった。

近藤記



4/20(火)芦ノ湖西岸ウェーディング

2010.04.26

天気予報では午後から雨とのことでしたが、箱根新道を登っているときからパラパラと雨しずくが・・・また回りの木の枝や葉も風でかなりざわついています。

元箱根のセブンイレブンで釣り券とお弁当を購入しようと立ち寄り車から降りると、真っ暗な遊覧船乗り場に波が海の様な音を立てざぶん、ざぶんと押し寄せ不安になります。

今日の釣りは対岸の西側なので少しは風裏になっているのではと思い、いざ出発です。

ポイントに到着し林道から下を見てみるも誰もいそうにありませんが、降りて人がいたらいやです。誰もいませんでした、一安心。荷物をおろし早速釣りの準備です。夜が明けたばかりでまだボート釣りの人もいません。チャンスです。また、風の影響も西岸はやはりあまりなく助かりました。

アンダーハンド釣行記

今日はLoop Opti Switch #7芦ノ湖デビューです。大型のストリーマーをキャストするもあたりがありません、回遊系の魚、岸によってないのか?迷います。そうこうしているうちにボートがどんどん出てきました。フライサイズを落としティペットも4xに落とし#10のキールタイプのマラブーフライにすると、すぐあたりがありヒット!まずは自然湖デビュー入魂できました。

アンダーハンド釣行記

最初は近距離を攻めるのでシングルハンドのアンダーハンドで軽くキャスト。ラインは16グラムのインターミディエィトのヘッドです。風が左より右にほぼ平行に流れてますので、扇形に右より攻めていきます。風上にキャストする時はオーバーヘッドキャストで軽くやはりシュートすると楽にラインが伸びていきプレゼンテーションも静かです。竿が長い分極力竿を振らないようにすると特にオーバーヘッドは良いようです。ロッドにほどよくロードを感じコンパクトにゆったり振るとトルクのあるラインで飛んでいってくれます。Opti Switch Rodむずかしい部分もありますが、慣れるととても楽しく心強い相棒です。

私としては珍しく夕方まで頑張りましたが、回遊系のギンピカのサクラマスやレインボーはでませんでした。60センチほどのレインボー他10匹のレインボー君たちと遊び充分に満足な一日でした。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

水温も10℃をやっと越え遅い春という感じですが、Underhand Castingでトライすれば満水ですが楽しい釣りができますよ!今年はまだワカサギが大量に岸に接岸しません、どうなるのでしょうか?

Loop to Loop 横田正巳





アンダーハンド釣行記 九州本流 第2弾

2010.04.23

4月15日(木)
先週に引き続き川辺川本流へ釣行した。
今回はお客様の岩瀬さんと一緒である。
11:00AM過ぎ、現地に着く。二人ともLOOPの9ft #5ロッドでウェット主体の釣りだが、最初のポイントで運良くお互い21cm~24cmぐらいの山女魚をゲット出来た。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

その後日中ライズの釣りを2時間ぐらい楽しみ、更に下流へ移動した。しかしハッチはあまりなく、期待薄と感じたので、アンダーハンドキャスティングの講習を少し。とは言っても釣りの腕前は岩瀬さんの方が2枚も3枚も上手だけれど。(笑)
リフト→ボディーターン→ハーフサークル・・・と一連の流れを伝え、実際やってもらったところ、最初は戸惑いながらも一つ一つの動作を区切って理解したら、少しずつ良いキャストが増えてきた。

イブニングはヒゲナガを期待して更に下流部に移動し、お互い幸運を祈りながら別々の場所へ。私が選んだポイントはかなりの大場所ながらバックスペースが5~6mと少ない。しかしアンダーハンドで攻めれば問題は無い。
昨年までイブニングに数回チャレンジしているが、実績はイダ(ウグイ)のみなので、今日は何とか結果を出したい。

9ft #5のロッドを手に流れを観察しているとライズがあり、メイフライかな?と思いながらも付けていたフライ、#8のピーコックキングと#12のクイルゴードンをそのままキャスト。「ココン」と当たるが乗らない。イダ(ウグイ)かな?と思いながら3~4回キャストするも同様に「ココン」と当たるだけである。
多分小さい魚と思いながら、それでも本命に備えてフライを交換する。マルチリーダーのバットとティップを短く詰め、ドロッパーに#6のマドラーミノー、リードに#8シルバーセッジを結び、全長12~13ftのシステムにする。しばらく流れを見ていると山女魚らしきライズがあり、キャストしてライズポイントに送り込んで行くと「グン」と当たるが乗らず。その後立て続けにイダが釣れた。
4本目のイダをキャッチした後にリーダーとティペットのトラブルが生じたので直していると、ヒゲナガが出始めている事に気付いた。更に流れを見ていたら「ドボン」と明らかに本命がライズ!焦りながらマドラーミノーの一本針にしてキャスト。ドラグを弱めながら流す・・・反応なし。次のキャストはドラグを強めて流す・・・反応無し!三度目のキャストではスースーストップ、スースーストップのリズムで流すとドスンと食った!流心から出し、手前まで寄せたところで激しい突っ込みがあったが、無事ランディング。31.5cmの良い面構えの山女魚だった。

アンダーハンド釣行記

川から上がり岩瀬さんの釣果を聞くと笑顔で指一本!写真を見せてもらうとデカイ。凄い魚だ。30台後半かとサイズを聞くと、何度測っても34cmでした、との事。

アンダーハンド釣行記

二人とも本流幅広山女魚を釣る事が出来て、お互い運がエエバイと、大満足の釣行となった。 今回の釣りでアンダーハンドキャスティングで釣りの可能性が更に広がった事を確信した。

Potbelly 村山






4/3(土)フライリゾート蓼科

2010.04.16

お客様とプライベートポンドへ行ってきました。
きょうはLoop Opti Switch Rod 10ft7 #7Opti Stillwater Fly Line#7で釣りしてみました。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

いきなり大型レインボーがヒットしましたが、ロッドにトルクがあるのか無事ランディング。
とはいえ相当手こずりました、途中からリールファイトに入りましたがCompo Reelでしたので手でおさえながら。
大型の魚は水から出すと弱ってしまいます、車の中に箱があったのでその中でゆっくり撮影しました。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

Loop to Loop 横田



九州本流ヤマメ

2010.04.15

4月8日(木)~4月9日(金)と連休だったので川辺川・球磨川へ山魚女を狙い釣行してきた。
今回の目的は2つ!
一つ目はもちろん本流の「幅広ヤマメ」をゲットすること。
二つ目は新調したLoopOptiスイッチ10’7”#7の実釣での可能性を確かめたいことだ。
今年は2~3月の長雨の影響で川辺川本流域の水量が多すぎなかなか釣行できずにいた。
3月に川辺川に一度も行っていないのは記憶にない。しかし数日前から水量が安定し良い情報もあったので期待しつつ中流域の「五木地区」へ向った。現地に着き釣りを始めたのはPM2:30くらい。メイフライ等のハッチも少し見られロッドが9’0”#5LoopBlueLine、ラインはOptiストリームラインで釣り下る。2カ所程攻めて見たが、かわいい山魚女が2匹釣れただけで、その他はイダ(ウグイ)だった。
日中の釣りを一段落し、少し水温が低目かな?と感じたのでイブニングは「ヒゲナガ」を期待し、下流域の「相良地区」へ移動した。
#6のマドラーミノーと#8のピーコッククイーンをセットし数回の当たりがあり、フッキングしファイトしたがバレてしまった。うーん残念!明日へ賭けよう。次の日、朝9時ぐらいから球磨川に川辺川が合流した少し下流に入った。
Optiスイッチロッドを試す!今回はスティルウォーター#7のラインがまだ手元に無く、19gのSTヘッドで代用した。シングル・ツーハンドどちらも試し、非常に取り回しが楽で軽快だ!
キャスティング練習はまだまだ必要だが(笑)
リーチを生かして流れをかわし、メンディングも楽にできる!
ウェットの釣りには最適と感じた。流れの規模や風向き右岸、左岸によって、シングルの9フィートと使い分けたら戦略の幅が大きく拡がる。オススメですよ!(笑)
釣果はここでもイダ(ウグイ)のみだった。場所を移動し川辺川の下流域へ!12時前だったのでポイントの前で弁当を食べ休憩した。川を見ているとメイフライとカディスがパラパラと目に着くようになったので9’0”#5ロッドにドロッパーが#10のカディスパターン、
リードに#16のメイフライパターンを結びアンダーハンドキャストで釣り下る!
本命ポイントの少し下流でおさえ込む当たりがあり、うまくフッキング!
少し寄せたらグイグイ流心に入っていく、良型を確信し慎重にファイト、何度か流心に行かれたが無事にランディング成功!ファイト中はもっと大きく感じたがメジャーを当てたら33cmだった。しかし、ギンギンで体高があり「幅広本流山魚女」の形容詞がピッタリの魚だった。う~ん満足満足!!

アンダーハンド釣行記

今回の釣行でもバックスペースが取りずらい所、微妙な高さに草が生えている等の場所が多かったが「アンダーハンドキャスト」でほぼ問題なく釣りができた。
又、左岸のシングルハンドの釣りで強い風が吹き下ろしの場合「オーバーヘッドキャスト」
で自分の真上にループを作り釣りをしたがOptiストリームラインとマルチライトリーダー
の組み合わせが抜群に良く全長約16フィートながら最後までループが残りきれいにターンオーバーしていたことも印象に残った。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンドキャスティングの実釣面での有効性が確認できました。これからも私自身、本流、河口、そしてソルトォーターと幅広く「アンダーハンドキャスト」でチャレンジすることを楽しみにしています。

アンダーハンド釣行記

Pot Belly 村山森男



埼玉のK.Sさんからの報告

2010.04.11

3月30日限られた日程と悪天候に苦戦しましたが何とか一本キャッチしました。生涯初の海サクラは私に釣のベーシックな部分の大切さを再認識させてくれました。

アンダーハンド釣行記

~タックル~
ロッド : マルチ8130
ライン : OCT8/9 Sink1&2
リーダー : サーモンライトリーダー+ティペット2号1メートル
フライ : コンブランナー#8

今年、芦ノ湖で釣れた魚の写真です。(レインボー&ブラウン)
ポイントは成蹊の浜の周辺です。
フライはいずれもマラブーを使ったストリーマーで、フックサイズは#6です。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

近年の芦ノ湖は水位が高く、オーバーヘッドキャスティングで狙えるポイントが限定されて、苦労していました。しかし、アンダーハンドキャスティングを始めてから、この苦労から開放され、バックスペースの制約を受けないポイント選定が可能になりました。
このキャストで釣りをしていて常々思います。完成されたテクニックというのは、シンプルでコンパクトなんですね。魚が釣れたら、またご連絡いたします。




アンダーハンドで利根川レインボー

2010.04.03

川越のTakiさんからの報告です。

減水+フォロワーの強烈な風と散々なコンディションでしたが対岸側にできた狭いながらも流れの集束したポイントを見つけたS師匠に譲って頂いたので、教えて頂いたタテのドリフトと細かいスイングを心がけて流しました。ラインを流れに馴染ませ、沈み石を狙って2度目の誘いを掛けた直後フライを押さえ込まれました。フッキングしてからはイエローの粘りとスピードランナーのスムーズなドラグが勝手にサカナをいなしてくれたカンジでした。サカナのダッシュに対して相当余裕を持って対処できたのでランディングまで全く不安を感じませんでした。

アンダーハンド釣行記

前の週に下澤さんからフライとリーダーシステムについてアドバイスを頂いた事も有り、皆さんのおかげで釣らせていただいた1尾となりました。

Tackle
ロッド:イエローライン13,2ft #9
リール:オプティ・スピードランナーBK
ライン:オプティカスタムDH (OCT9-10  sink2/3)
リーダー:サーモンライトリーダー(ノーマル直結)
フライ:#6 ジェネラルプラクティショナー風



リバーサイド様 東古屋アンダーハンド釣行

2010.04.02

今シーズン2回目の釣行は解禁から2週間ほどが経ち、大荒れの釣りとなりました。2回とも強風にさらされ、今回は立っているのも我慢している様なありさまでした。そのせいか釣り場はやや空いていて、目的のポイント近くに3人で立ちこむ事ができました。
一投目からのヒットはT君のサクラマスで50センチほど、私とK君は反応も無く時間だけが過ぎていくだけでした。
こんな状況に陥る事はよく有る事で、こんな時こそ今までの経験からの状況判断が役立つ時とばかりに考えられる手を尽くします。
導き出した方法論が正しかったか、見つかった答えが明確か、その実践が正しく行われたか等々を強風にさらされながら頭を廻らせます。
所詮、人間側で考える事は本能で行動する魚に対して正確ではありえないので曖昧さや妥協も混在してくる。
しかし、こんな状況を数多く経験した人ほど釣りは上手くなってくるものだと思う、釣れない経験でその釣りをやめた人とその正反対にレベルアップできた人、ある意味辛い時間を過ごし分だけ後で楽しい時間を過ごせるのだと思っています。

アンダーハンド釣行記

終わり近くで雪も降ってきたところまで頑張り皆で20尾のヒット、T君も数尾追加しK君もなんとか一尾ヒット、二人ともきっと何かを掴んでくれたならば良かったことでした。

アンダーハンド釣行記




3/12(金)Opti Switch Rodで多摩川のコイのサイトフィッシング

2010.03.23


アンダーハンド釣行記

アンダーハンドキャスティングを近藤さんに教えていただき、フライフィッシングがとても楽しく感じる今日この頃です。

今日の狙いは多摩川のコイです、できればサイトフィッシングで静かに静かにアプローチし、おまけに新調したLoop Opti Switch Rodの#7で釣りたい。

アンダーハンド釣行記

静かに攻めるにはアンダーハンドキャスティングはとても有効でした。手の位置も低く、動作もコンパクトです、サイトフィッシングには最適です。ジッとして狙っていると、先ほど下流から歩いてきたというのにコイが私のすぐ後ろにいて驚きました。

コックフェザントのボデイのウェッブでダビングしたチェーンアイのシュリンプパターンでヒット!連続できました、このパターンがいいのかなあ~ 次回への課題です。

Loop to Loop 横田正巳




フライタイイング、新製品など

2010.03.16

解禁を迎えたものの、雨や雪で釣りもままならないので、トップシーズンに向けタイイングに数日専念した。お気に入りのレンゼッティマスターバイスを以前購入しておいたCクランプエクステンションでより快適にしてミッジや本流用のストリーマーを巻いた。ループタックルはシングルの2番からダブルの11番まで幅広いラインナップとなっているため、どんな釣りも可能だ。フライフィッシングといっても今や各地域で様々な魚種を狙う文化が確立し、ロッド一本で済ますことはできない。ある時はプールでミッジング、ある時は本流でダブルハンド、ある時はソルトでビッグフライと、適正を求めればタックルはいくらあっても足りない。よってフライも様々なものを用意しておかなければならず、整理も大変だ。

 
アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

さて下の写真のフライは帯広のツイードリバーさんにもらったフライを量産したもので、本流用のストリーマーだ。ウォディントンの20mmにフラットビームでシングルフックをつないでいるのでフックがパリッと安定していてねじれず、なおかつフライ後端が軽い。何年~何10年にもわたって試行錯誤されたフライは洗練されて、いろいろな意味で生きている。カリスマフライマンにもらったこのフライをそのままコピーして量産した。はじめの4個くらいは失敗したが5個目くらいからうまくできた。人からもらったフライはそのまんまコピーするのがいい。部分的コピーは本質を壊しかねない。何度も何度も観察してやっといい感じになった。オレンジのウィングはハヤ、黄色はアユ、チャートは鮭稚魚といろいろなものを巻いてみた。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

この手のヘアウィングフライは大型でも空気抵抗が少ないためアンダーハンドキャストでも快適に飛ばせるが、もしキャスト中コントロールが不十分なら(特大フライなど)サーモンライトリーダーをサーモンリーダーにするいい。たとえ8番くらいのライトなツーハンドでもフライによってはサーモンリーダーを使ってOKだ。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

また同時にミッジも巻いた。ところで今年からLOOPトラウトリーダーの取り扱いを始めた。9ft 4,5,6Xでこういったミッジや、小型ドライフライでの小渓流の釣り上がりに向いている。アンダーハンド&オーバーヘッドともOKで東北などの渓流でいいと思う。長いリーダーが必要なら従来のマルチライトリーダー(5番以下の場合)がお勧めだ。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

また新製品のロッドEVOTEC(エヴォテック)とXACT(イグザクト)、OPTI SWITCH(オプティスイッチ)も簡単に紹介したいと思う。新製品のロッドはどれもキャストすると唸ってしまう。オプティスイッチは大人気でこちらがびっくりだ。湖の釣りや本流のウェットなどにいいと思う。ラインはロッド番手通りのオプティスティルウォーターがいい(6番スイッチなら6番ライン)もちろん川ならオプティストリームラインもいい。マルチラインのシンキングやカスタムラインで引っ張りの釣りもいける。シングルハンド用ラインなので超ライトだ(ツーハンドラインはのせないでください)。EVOTECシリーズのラウンドコルクグリップは日本だけの特注オーダーだ。ロケットのようにトルクのあるループが飛んでいく。キャスト中ロッドが全くぶれないし、クロスカーボンを使っていて折れにくく粘る。オプティロッドよりも自重はあるがバランスがよくラインを通すと全くもって軽快だ。ダブルハンドの14ft以上はリールの位置を自由に決められるバランスドリールシートになっている。XACTはシングルハンドで\35000~、ダブルハンドで\49500~でガイドやコルクなどのパーツは価格を抑えてあるがブランクは素晴らしく、ほとんどの小売店さんが納得するものになっている。アドヴェンチャーG3の後継機種だがブランクは本当に素晴らしい。

解禁を迎え、だんだん温かくなってきました。今年も楽しく釣りをしてください!

近藤記



3月の本栖湖の釣り

2010.03.02

アンダーハンド釣行記

お客様数名と本栖湖へ半日釣行に行ってきました。五時に武蔵小金井に集合し本栖湖へ、途中雨から雪に変わり焦ります。外気温は0.5℃、水温は5.8℃まだ低めです。

アンダーハンド釣行記

バックのほとんどないポイントに入り、なかばフィールドキャスティング練習会です。私は湖初挑戦のKさんと一緒に並びアンダーハンドキャスティングや釣り方などアドバイスしながらの釣りです。

アンダーハンド釣行記

一時間ほどフローティングラインで攻めるもあたりなし、Loop のカスタムライン、スローインター/ファーストインターにチェンジ。数投後カウントダウン中に引ったくるあたり、がぜん気合入り鱒。数投後重くなりHit!、最初小さいサイズかと思いきや途中からがぜん魚やる気モードにグイグイダブルハンド絞り込み始めました。リールファイトにはいりますがLoop Speed Runner Fly Reel大口径で安心ファィト、ロッドもいつもの私のお気に入りのSignature Series 14ft#8です。50cmオーバーのレインボー無事ランディング、ラッキーでした。

アンダーハンド釣行記

Loop to Loop 横田正巳



真冬のリバーシーバス

2010.02.04

案内してもらった川は北海道のアメマスやイトウを釣るような雰囲気だった。こんな真冬のみぞれまじりの日に出掛けたのは、その日が釣れる確率が高い日だったからだ。
ポイントまで行く途中に、バチが流れていくのが見えた。デッドでうねうね流れていく様子を見ると、速いスイングでは釣れないことは容易に想像できた。分流を超えて本流に出ると対岸の施設の明かりでラインがうっすら確認できる。

アンダーハンド釣行記

イエローライン8124にスピードランナーBK、マルチラインDH8/9にサーモンライトリーダーをつなぎ、キャストを開始した。浅いのでフローティングラインを選択したのだ。右岸からのキャストで上流側(自分の左側)からみぞれ交じり強風だったので、自分の右でのスネークロールからシュートし90度角度変換をした。フライをドリフトした後、ゆっくりスイングする方法でバチを演じた。10投ほどするとフライに何かが引っ掛かった。小さな流木とも思えたが次の瞬間、首を振る感覚がラインを通して伝わってきた。シーバスはやはりデッドで流れていくバチを待っていたのだ。魚体を反転させず、フライを抑え込むようにくわえたのだ。慎重にランディングすると55センチほどのシーバスだった。薄明かりの釣りではヘッドとつなぎ目のないマルチラインよりもカスタムラインでつなぎ目がカツッという方がやりやすいと思った。

アンダーハンド釣行記

その後、同サイズが2尾ヒットし1尾はバラした。天気はどんどん荒れて嵐のようになったので車に戻った。その後東京では珍しく雪が積もった。こんな夜にこんな場所に1人では来られないし、案内してもらったことで容易にシーバスに出会えた。過酷な釣りでの釣果はとてもうれしかった。

近藤記



新年明けましておめでとうございます。

2010.01.04

今年も皆さんのアンダーハンドの釣りやキャスティングの上達に役立つ情報を、わかりやすく紹介していきますので、よろしくお願いします。

リバーサイド様より新潟県荒川の鮭釣りの報告です。シンクティップの釣りの参考にしてください。


~荒川サーモン釣り 12/7,8~
新潟県荒川釣行の初日はミゾレと強風に悩まされ、数尾のヒットのみで終わりました。
翌日は水温が低下しましたが、穏やかな日となり、目的のポイントを皆で楽しく過ごす事ができました。

アンダーハンド釣行記

皆さんLOOPオプティDH#9にアダプテッドFボディー、ティップにはタイプVをセットして強い瀬から続くランを探っていきます。
スレ掛りをかわす為、徹底したドリフトを心掛けていきます。ドリフト中のあたりだったり、流しきったラインに強い衝撃が伝ったりと様々な反応があり楽しめました。トータルで20尾以上の釣果を皆さんと堪能できました。

アンダーハンド釣行記

今では手軽に参加できるようになったサーモン釣りです。これからチャレンジしたいと思う方は、きっと今までに無い驚きと感動、そして心躍る気持ちを味わえる事と思います。
そんな応援が出来るのなら、こちらもきっと嬉しくなること間違いなしです。

リバーサイド 村田





ロックフィッシュの釣り

2009.12.26

日本列島は海に囲まれていて各地を訪れると意外なほどロックフィッシュの釣りが盛んだ。
ただし、フライフィッシングで狙うには夜の釣りがメインということもあり、まだまだ人口は少ない。アンダーハンドで釣りをしはじめていた頃、はたして夜の暗闇でアンダーハンドはできるのかという疑問があった。実験の結果、本流のイブニングや比較的明るい港などは全く問題ないことがわかった(ただし明るい色のラインをお勧めする)。しかし照明もない真っ暗な場合は無理だったのだ。だから明るい漁港の夜釣りなどではアンダーハンドを多用して釣りをしている。

アンダーハンド釣行記

しかし、以前訪れた広島で、ささきつりぐの常連さんが面白い仕掛けを使っていてびっくりした。メバル用に作られたその仕掛けはケミホタル(パチンと折ると発光する)がゴム管でリーダーにセットされていて真っ暗闇でもアンダーハンドで3本も付けられたフライが絡まずに飛んでいくのだ。(写真の尺メバルでお店から送っていただいた。)真っ暗な海でケミホタルが水面にタッチして飛んでいく様子がよく見え、キャストをコントロールできるのだ。

アンダーハンド釣行記

 冬場は渓流の釣りなどシーズンオフだが、海では面白い釣りが繰り広げられている。お近くに海がある方は是非トライしてみてください!

近藤記



ヘッドの重さ、あれこれ

2009.12.07

同じライン番手、例えば#8でもシングルハンドとダブルハンドでは規格が違い、全く重さが違うということをご存じだろうか?これはループ社に限ったことではなくアメリカやヨーロッパではある程度守られている。ちなみにループ社の#8のSTヘッドはシングルが標準で17g、ダブルが標準で29g。ダブルハンドはシングルの実に1.7倍の重さだ(写真のアダプテッドラインは#8シングル→20g、#8-9ダブル→30g)。多くの方に使って頂いているオプティストリームラインなどはAFTM規格通りの重さだ。たまにループラインは重いという人がいるがライン自体は規格に基づいて作られているので何とも言いようがない。ちなみにフライフィッシングでラインが軽いということは番手が低いということだ。重いということは番手が高いということだ。

アンダーハンド釣行記

ループロッドでは、シングルの#8ロッドはバット部に17g~21gと表示してある。つまりヘッド重量の適正範囲を示している。STヘッドをカスタムする場合、この重さの範囲で作るといい。シングルの#7ヘッドを長めに作って18gとして#8ロッドに合わせると長めのロングキャスト用のヘッドができる。逆に#9ヘッドを短くして20gとし#8ロッドに合わせると短く手返しがよく、角度変換などがしやすいヘッドができる。それがカスタムするということだ。長いヘッドは軽め、短いヘッドは重めとするとOK。

アンダーハンド釣行記

多くの方がラインで混乱しているのはこの部分だけではない。最近、ヘッドの後ろ部分(リア)が太く先端(フロント)にいくに従って細くなっていくSTヘッドが次々登場している。これは一般的にスカンジナビアンシューティングヘッドと呼ばれている。スカンジナビアンSTヘッドとはアンダーハンド用ヘッドのことだ。北欧のループ、ヴィジョン、ガイドラインをはじめアメリカのメーカーからも発売されている。日本でも似たようなラインが次々と発売され、様々な名前が付いているので、混乱しているのではないか。

スカンジナビアンSTヘッドは昔からオーバーヘッド&アンダーハンド用にできている。リアに重さが偏っているためDループを形成したときにオーバーヘッドと同じような負荷がロッドに掛かるためだ。

アンダーハンド釣行記

以前、日本では#10ダブルハンドロッドにWETCELの#12のヘッドというような組み合わせをオーバーヘッドで投げていた。実は#12はシングルハンドの規格なのだ。最近のダブルハンドの#10ヘッドと比べると10g以上軽い。オーバーヘッドでキャストするとフォルスキャストで勢いをつけるので多少軽くても問題なく投げられたのだ。シングルハンドラインは径が細く空気抵抗を受けにくい。シンキングなら尚更だ。こういった経緯もあってライン重量はよくわからなくなっているのだと思う。通常シングルヘッドをDHヘッドに使用する場合は3番手以上の差があるのが普通だ。あまりやらないがシングルの#9ヘッドをDHの#6に乗せるというように。ただ適性を求めればシングル用、ダブル用と専用に設計されたものをお勧めする。オプティ、アダプテッドとは最適化を意味する言葉である。

ではヘッドの重量に関して何を目安にすればよいか?私自身の経験ではこうだ。

●ヤマメ・イワナ     → ヘッド10g以下(オプティクリークラインは6~8g前後)
●50cm位までのトラウト → ヘッド20g以下(シングルの#8以下)
●サーモンなどの大型魚  → ヘッド30g~40g(DHの#8~#10)

どんなものにも例外はあるがこれも目安とするといいだろう。適正なタックルで快適な釣りを楽しんでください!
               


アンダーハンドでレインボー 阪東子持

2009.12.01

プロショップRさんより釣果報告です。『阪東子持』でレインボーをアンダーハンドで!
オプティダブルの8124でヘッドをドリフトしての釣りとのことです。

アンダーハンド釣行記
阪東レインボー

以前、この釣り場を訪れたことがありますが、大型魚が多く一尾釣れれば満足です。釣り人が連日入るとレインボーはスレてしまいフライをドリフトしないと釣れなくなることが多いですね。思い切って#16くらいの小さなフライを使うと効果的なことがあります。
最近各地で「アンダーハンドで釣れました!」という声を多く聞けるようになってきました。キャスティングを練習してどんどん楽しい釣りをしてください!

近藤記



人より遅い夏休み 3  ~最後にちょろっと

2009.11.01

夏休みを使っての北海道釣行、海サケ・川のアメマス共に堪能した後の最終日。帰りのフェリーが出る前の午前中にちょろっと支笏湖と千歳川に寄ってきた。
実は初日にも朝に支笏湖、昼に千歳川に行ってきたのだがどちらもノーバイトの玉砕。支笏湖は風が当たりいい感じに湖流があって釣れそうな雰囲気があったが、やはり初めて行っていきなり釣れる程甘くはない。一方の千歳川もよくわからないままドライやニンフを流してみたが感じがつかめないまま直ぐにあきらめて昼寝をしてしまった。
というわけで、帰る前に今回の釣行の締めくくりとしてもう一度チェックしておこうと思った訳だ。ところが朝に入った支笏湖は先日とはうってかわって全くのベタ凪。鏡のような湖面には当然湖流も無く、全く釣れる気がしない。唯一一度だけ50m位沖で良型と思えるニジマスらしき魚のモジリが見えたがそれっきりだった。
それではということで千歳川に移動、前回はたまたま通った場所で少し竿を出しただけだが、今度は上流から車で良さそうなところをチェックし、他の釣り人の入っていない良さそうな流れに入った。

アンダーハンド釣行記

この場所は手前の足元の葦際の深みか対岸の張り出している木の枝の下しかないでしょうというポイントなので、まずは足元の魚を脅かす前にニンフで探ると一投目から10cm台のマメブラウンが釣れてしまった。それから下流に下りながらニンフを流していくと、ぽつぽつと釣れるがいずれも同サイズのみ。
しばらくすると下流に他の釣り人の姿が見えたので一旦上がって、入渓地点に戻って今度はマドラーミノーで対岸の木の枝の下を攻めることにした。
ここ数日毎日のようにアンダーハンドで釣りをしていたので、さすがに私の下手なキャストでも多少慣れてきたのか、いい感じに枝の下の奥の方にキャストが決まるのでいい気分で流していると待望のヒット。今度は小さいながらも先ほどよりは多少ましな25cm位のブラウンで朱点の綺麗な魚だった。

アンダーハンド釣行記

その後も幾つか当たりがあったがフッキングには至らず、フェリーの時間が近くなったので竿をたたんだ。サイズこそ小さかったが、千歳の街の直ぐ近くで雰囲気のある流れの中で綺麗な魚と遊べたことに満足して今回の北海道釣行を終えた。
また来年来ようかな。

OGGY



アンダーハンドでサーフからヒラスズキ、痛恨のバラシ

2009.10.29

連休を利用して東伊豆に温泉旅行に行った。今回は釣り旅行ではなく温泉旅行なので釣りはできないと思っていたが事前に宿泊するホテルとその周辺を調べると一帯はヒラスズキのポイントではないか。ラインバスケットとオプティDH9140、オプティスピードランナーリール、及びライン各種を用意して出発した。ホテルに到着すると目の前の海ではルアーマンが数人いるではないか。近くに釣具屋があったので情報を聞くとヒラスズキは結構釣れるということだ。しかしルアーマンも含め釣人にヒットした様子はない。夕方、軽くアンダーハンド&オーバーヘッドで探るが何のあたりもなかった。

アンダーハンド釣行記

翌朝どうしても海が気になり、朝5時に起きて部屋から海を眺めると既にルアーマンがキャストしている。フライマンは誰もいないがとりあえずやってみようとゴロタのサーフに立った。OCT9/10シンク1&2にサーモンライトリーダー、7㎝ほどのスーパーミノーを結びキャストを開始。アンダーハンドでの2投目、リトリーブを開始すると“ドーン”といきなりヒット!まさかヒットするとは思っていなかったので動揺してしまった。
ヒラスズキはオプティ9140をギュンギュンしぼり、次の瞬間、エラ洗い。またロッドを絞り込む。気付くとランニングラインがラインバスケットから飛び出して波で大変なことになっているではないか。慌ててリールに回収しファイトに備えているその瞬間、2回目のエラ洗い。その瞬間バレてしまった。久しぶりに頭の中が真っ白になった。

アンダーハンド釣行記

残念だったがヒットまでには至った。アンダーハンドはヒラスズキもやれると確信した。次回は何をすればよいかも理解できた。明るくなると観光スポットに行かなくてはいけなかったので今回はここまでということで釣りを終えた。

近藤記



10/20(火)の本栖湖

2009.10.27

アンダーハンド釣行記

55cmレインボートラウト ドライフライで釣れました。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

Rod:ヨラン・アンダーソンシグネチャーシリーズ14ft #8
Reel:Opti Speedrunner

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

Loop to Loop 横田正巳



人より遅い夏休み 2  ~アメマス編~

2009.10.17

アンダーハンド釣行記
重量感のあるファイトを見せた一匹

道北で海サケを堪能した後、道東に向かって川のアメマスを狙ってきた。前々からこの時期に川に上ってくるアメマスは引きが強くて面白いと近藤さんから聞いていたので、せっかくだからこの機会に挑戦してみようという訳だ。

近藤さん曰く「川沿いに車で走っていれば好ポイントには車が停まっているから分かりますよ。」とのことだったが、5連休の初日ともあって朝一番に好ポイントらしい橋の近くには何台も車が停まっていて既に一杯。そこで別の場所で車の停まっていてまだ隙間のある場所に停めて川に入った。
とりあえず先行者に挨拶をして聞いてみると、「朝一番に何本か釣ったけど、人が多くなってきたからこれからの時間は厳しいかも。」とのこと。確かにそのポイントにも既に4人入っていて、さらに何組も上流から釣り下って来るし、下流にも人影が見える。まあ、人は多いけれど魚は居るのだろうと信じて釣り始めることにした。

少し前に近藤さんのロングティペットでのニンフの釣り方を見ていたので、それをまねてオプティストリームOPST590-4にオプティストリームラインWF5F、マルチ・ライトリーダーのバットを少し詰めて3Xティペットを2ヒロ。途中にインディケーターを付けて先端にはタングステンビーズを付けたエッグフライを結ぶ。
さすがにこのティペットの長さにタングステンビーズだと、オーバーヘッドで投げるとコントロールが効かなくて明後日の方向にフライが着水してしまうが、アンダーハンドで投げると私の下手なキャストでも何とか釣りになる。
最初のうちは勝手がわからなくて当たりがなかったが、少し下ったポイントの対岸でキラリと光る魚影が見えた。魚が小さそうだったのでウグイかもしれないと思いながら流してみると直ぐにインディケーターが引き込まれた。最初の1匹なので慎重にやり取りして上がってきたのは40cmに少し欠ける小振りのアメマスだった。

これで勝手がつかめたのか、釣れた辺りを良く見てみると、はっきりとは見えないが他にも魚がいるような気がする。先程と同じように流してみると程なく当たり。今度は少し大きい50cmちょっとのアメマスだ。
その後もそのポイントの周りで同じように当たりが続き、サイズこそ60cm弱までだが幾つものアメマスをキャッチすることができた。近藤さんから聞いていた通り引きの強い魚が多く、ロッドをバットまで曲げて、川の流れも手伝ってキャッチするまでに数10m下ったり、10分以上やりとりしたりということもあった。
朝のうちには沢山いた他の釣り人も何故か昼前には殆どいなくなり、見える範囲に私だけという時間もある程でのんびりと自分のペースで釣りをすることができ、15時過ぎに激しい通り雨が降ってきたところで十分満足してロッドをたたんだ。

アンダーハンド釣行記>
50cmアップのオスは皆、上あごの先が分かれていた

アンダーハンド釣行記
こいつはヒットと同時に水面まで上がって身を躍らせ、
アメマスのファイトのイメージを変えた一匹

アンダーハンド釣行記
本当は迫力のあるオスも少し上から見るとなんか間抜け

アンダーハンド釣行記
朝は人だらけでも、昼には広い河原に誰もいない。5連休初日なのになぜ?

・・・もうちょっと続くかな。

OGGY



人より遅い夏休み 1  ~海サケ編~

2009.10.15

9月の中旬に毎年恒例の北海道に海サケ狙いに行ってきた。今回は人より遅い私の夏休みにフェリーを使って自分の車で行き、前半は道北・後半は道東に向かい、海サケや川でのレインボーやアメマス、状況によっては湖もやってしまおうという釣り三昧の予定だ。
前半の4日間は近藤さんと春に海アメ・海サクラに一緒に行った福嶋さんを空港でピックアップし一緒に海サケ釣りと川でのニジマス。福嶋さんは春の海アメ・海サクラと同様に海サケも初挑戦なので気合いが入っている。そういう私も今回の為にオプティダブルハンドOPDH9140-4を新調、このロッドに早く魂を入れたいと気合十分。今回の為にフライも沢山用意してきた。

事前の情報ではあまり釣れていないという話で心配だったが、海サケ釣りは前半の2日と最終日の午後の2日半行い、二日目にいい群れに当たり皆いい釣りを楽しむことができた。
但し、ラインやフライのちょっとした沈み具合の違いで当たりの数にはっきりと差が出た。基本的には水面直下に漂わせるのがいいのだが、小河川の河口の浅いポイントでは、フローティングライン(オプティ・アダプテッドダブルフローティングOATH9-10F-13にフローティングティップ)にTMC777SP#10に巻いたグルグルゾンカーでヒットが続いたが、別のサーフのポイントでは水深も少しあったのと潮の流れが速かったので、ティップをファーストインタミディエイトティップに交換してフライも少し重いTMC777SP#4に巻いたグルグルゾンカーでより水に絡むようにすると反応が良かった。
どちらも潮の流れに乗せながらラインのたるみをとる程度のゆっくりとしたリトリーブで水面直下を漂わせている時に当たり、そのうちの多くは手元には全く当たりが伝わらなかった。こういった釣り方の場合はどうしてもある程度ラインが膨らんでしまうので当たりが小さいことが多い。それでも海サケの場合は殆ど水面直下で喰ってくるのと魚体が大きいので首を振ってフライを外そうとする姿が見える。それを見てからゆっくりと合わせれば口の横のいいところにフッキングするので、それを意識して行うことで今回は多くのサケを釣ることができた。
もちろん新調したオプティダブルハンドOPDH9140-4も期待通りの働きをしてくれて、海サケの強烈なファイトにも余裕を持って対処できた。
一緒に行った近藤さんも、今回海サケ初挑戦の福嶋さんもしっかりとサケをキャッチし、今年も非常に満足のいく釣りができた。きっとまた来年も行ってしまうのだろうなあ。

アンダーハンド釣行記
二日目の昼間、他の釣り人も魚も居なくなり昼寝をしていると・・・。

アンダーハンド釣行記
いつの間に目の前に群れがいるじゃん・・・ってあっさりヒット!

アンダーハンド釣行記
小振りながら真昼間に釣れた嬉しい一匹。

アンダーハンド釣行記
その後は3人で貸し切り状態。もちろん近藤さんもキャッチ。

アンダーハンド釣行記
海サケ初挑戦の福嶋さんもしっかりキャッチ。

アンダーハンド釣行記
最終日の午後、快晴の空の下での良型。


・・・②アメマス編に続く。

OGGY



秋の本栖湖

2009.10.09

アンダーハンド釣行記

10/6(火)本栖湖
  台風の影響で朝から本降りの雨。今日はそろそろカメムシのドライフライの釣りができるかと楽しみに行ったが、あいにくの雨残念。。

アンダーハンド釣行記

バックのない急斜面のポイントに入り、Undehand Castingで静かに攻める。若干雨が小降りになり風が吹いてくるとカメムシが少しだけ落ちてくれ、丁度私のフライより30センチほど先行して流れる。
ドキドキする瞬間だ、本物のカメムシがポチョッと吸い込まれる、なんだウグイかと思いきや私のフライがチュッと吸い込まれた。可愛いサイズのレインボーですがきれいなブルーバック。
その後もコンスタントに連続してヒット、あいにくの雨で活性はあまり高くないようだが表層のフライに興味があるようだ。

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

アンダーハンド釣行記

私の使用タックル
Rod :Loop Opti Peak 11ft#4
Line :Loop Opti Stream #4
Reel :Danielsson Feather Weight Series
Fly :TMC 212Y #11 巻いたフォームカメムシパターン

Loop to Loop 横田正巳



水深2.5mのレインボー

2009.10.08

釣り上がった川はプールと瀬が交互に現れ、魚はどこにでもいる可能性があるが、この時期は深いプールに魚が集中しているように思えた。オプティニンフ590オプティストリームWF5Fを巻いたエヴォテックG4・FW3-5をセットした。目の前のプールは深く、水深は3mほどありそうだ。


フライフィッシングではこのような深場を探るには2つの方法がある。1つはヘビーシンキングラインで沈めて釣る方法。もう一つはフローティングラインを使って重いフライを沈める方法。私の場合、本流などは前者。狭い川のプールでは後者を選択している。どんなシチュエーションでも1つのやり方で通すのは難しいと考えている。狭い川では大型魚は神経質だ。ダブルハンドでヘビーシンキングラインを縦にドリフトしても2回目に打ち返す時には魚はどこかに行ってしまうだろう。


そこで今回はマルチライトリーダー(12ft)のバット側を詰めて全長9ftのリーダーにティペット4Xを9ftたして、タングステンビーズヘッドニンフ#14のオリーブを結んだ。リーダーとティペットの間にニンフ用マーカーをつけ、上流にフライを投げ、フライをどんどん沈みこませ、魚がいるであろうポイントでマーカー下が8ftくらいの深さをドリフトしているようにした。


フライを7mほど縦にドリフトするとマーカーが不自然に止まった。。オプティニンフ590をそっと立てると50㎝近いレインボーがロケットのように走ってバッキングが出た。深いプールを縦横無尽に走りジャンプをしてようやくランディングできた。


フライフィッシングで深い場所を探るというのは現実として初心者には難しいものだ。しかし本流でも、狭い川でも川底近くにフライをドリフトするとあっさりと大型魚が釣れることが多い。身の安全を確保できた魚は餌を大胆にくわえるものだ。ある程度、水面の釣りを覚えたら、次はどんどん川底を目指そう。コンスタントに大型魚に巡り合えるはずだ。
逆に大型魚を水面に呼んで釣る方法もまたエキサイティングだ。引き出しを多くするといいだろう。

近藤記



犀川のブラウン

2009.10.07

トーナメンターの北林さんから釣果報告です。犀川ブラウン54センチです。おめでとうございます。ロッドはオプティOPDH9132でしょうか。犀川、利根川、魚野川と関東近郊河川でもアンダーハンドは威力を発揮します。来シーズンも活躍してください。


近藤記



オーバーヘッドでブラウントラウト

2009.09.30

久しぶりに訪れた道南の川は渇水していた。大型のブラウントラウトを狙うため入渓点に車を止めタックルを選択する。今回は渇水しているためオプティクリーク388に繊細なクリークラインWF3Fをセットした。リーダーは12ftのマルチライトリーダーをそのままにティペット4Xを100cmつないだ。渇水のため魚がナーバスになっていることを考えた上での選択だ。


大型のブラウントラウトはやっかいな魚だ。自分が釣り上がった200mの間に50cmを超えるような大物が何尾もいるはずなのに釣れないということがほとんどだ。物陰にじっとしていてなかなか出てきてくれない。と思えば、まとまったハッチがあったりしてスイッチが入ると大胆に出てきて簡単に釣れることもある。いずれにしても釣人の狙い通りに釣ることは難しく、ブラウンの釣りを経験したなら他の魚と違うアプローチが必要だと気付くだろう。


入渓点から釣り上がりはじめたが、知らない土地ゆえに熊などが出てこないか不安になっていると200mほど先にフライフィッシャーがいるではないか。急いで追いつき、何かあると怖いので一緒に釣り上がってもらうようお願いすると快くOKしてくれた。2人で交互にポイントを攻めた。しばらくすると対岸のボサがせり出したいいポイントにたどりついた。そのポイントで同行をお願いした彼がブラウンを仕留めた。その後、少し上のいいポイントを譲ってもらい、オーバーヘッドでTMC108SPBL、#10のテレストリアルフライをキャストした。島崎憲司郎さんがデザインしたこのフックは「く」の字のドルフィンシャンクでアイデア次第で可能性は無限に広がっていく。さすが天才はすごいものを創る。


バックスペースがあり渇水していたので水辺から極力離れてキャストしたかったのだ。ループロッドはアンダーハンドだけでなくオーバーヘッドにも適したロッドなのだ。状況によっては水に近づいていき、アンダーハンドで無理にキャストする必要はない。アンダーハンドができるようになるとだんだんオーバーヘッドとの境を意識しなくなっていくだろう。アンダーハンド、オーバーヘッドと状況に合わせて釣りをするようになるのだ。

オーバーヘッドでキャストしたテレストリアルフライは流れに乗ってボサの下へと運ばれていった。2mほどナチュラルドリフトすると大きな影がスーッと浮いてきた。何の疑いもなく影の正体である50㎝ほどのブラウンがフライをくわえた。一呼吸おいて合わせるとブラウン特有のファイトがはじまった。3番のオプティロッドはギュンギュン曲がった。慎重にランディングすると魚体は見る角度によって茶色にも黄色にも見えた。


その夜、函館の小甲氏に釣果を報告し、フライを見せたところ、なぜ釣れたかを説明してくれた。自分でも気付かない釣れる要素は今後のブラウンの釣りの可能性を広げてくれるものだった。その説明を聞いてTMC108SPBLのポテンシャルにあらためて気付かされたのだ。 快く一緒に釣り上がってくれた地元フライマンにこの場を借りてお礼申しあげます。

近藤記



夏のシーバス

2009.08.28

先日、久しぶりにボートシーバスで楽しい釣りをしてきた。シーバスは一年中釣れる魚なのだが、すっかり定着したトップの釣りがここにきてベストシーズンに突入したのだ。


イワイスーパーミノーに代表される水面用ミノーをあれこれ作り、こんなに使えないだろうというくらい沢山になってしまった。


いつもお世話になっているシークロの岡本キャプテンに今回もお世話になり、朝7:30に出船。眠くもならず、ベストポイントを攻め続けることができた。マルチロッド896オプティスティルウォーターWF8Fマルチリーダーのティップを4フィートカットしてスーパーミノーを結び、アンダーハンドで障害物を攻めていく。同乗のFさんが釣っている間はそれを眺め、釣りはしない。のんびりとやるのが楽しい。水面炸裂は何十回も繰り返された。夏のシーバスの引きは強烈で今回は久しぶりの釣りで大型魚に何度も翻弄されてしまった。


アンダーハンドでサイド気味にキャストすると大きなフローティングミノーをスキップさせ穴の奥まで入れることができる。いわゆるスキッピングがフライフィッシングでも可能になるのだ。コツはリーダーを短くすることとロッドのバットをしっかり曲げることだ。
ロッドを曲げるのが苦手な方はGASS7100やマルチパワー8100など10ftのロッドをお勧めする。バットが曲がりやすく投げたフライが障害物に絡むように飛んでいってくれる。


これから10月まで日中、水面炸裂のエキサイティングな釣りが楽しめる。興味のある方は行ってみてください。とにかく楽しい釣りですから!


近藤記



ソルトウォーターサーモンフィッシング

2009.08.12

世界的に見れば海でサーモンやトラウトを釣るということは珍しいことではない。しかし日本の北海道の海アメ釣りなどはサーフからダブルハンドを振って独自に発展してきた。この分野においては世界的に見ても最先端ではないだろうか?


北海道においてはカラフト、チャムサーモン、海アメ、サクラマスなどがサーフや磯、漁港で楽しめ、稀ではあるがレインボーやブラウンも海で釣れているのだ。大海原へのキャストの爽快感と豪快な引きは一度釣ったら病みつきになること間違いなしだ。


また湖のように仲間で並んで釣りができるのがいい。誰に掛かるかわからないし、誰に掛かっても嬉しくなる。


さて、そこでこれからこの釣りに挑戦したい方へのアドバイスを少々。まずほとんどがサーフの釣りなのでラインバスケットは必需品だ。これがないと波でラインがぐちゃぐちゃになり釣りにならない。


ロッドは14ft 9番ぐらいがいい。ある程度長いほうが波をかわし易いし、シンキングラインも投げやすい。ラインは海アメ、海サクラならインター~シンク4くらいまでを使い分け、カラフト、チャムならフローティングをメインにシンクティップ3やインターを用意するといいだろう。オホーツク界隈では今ではフローティングで釣るのが常識となってきたが、地形で波の高さなどは変わるので予備にいろいろなラインを持っているといい。リーダーはサーモンライトリーダーが基本だが、フライが#2/0くらい大きなものなら番手を問わずサーモンリーダーをお勧めする。
 キャストはアンダーハンド&オーバーヘッドどちらでもOKだ。ただオーバーヘッドはフライが大きい場合、非常に危険なので注意されたい。


 宣伝になってしまうが現在アンダーハンドの実釣DVDを作成しており、今年の4月に70㎝オーバーの海アメを釣るシーンが撮れている。これから始めたいという人には参考になると思うのでDVDが出たら見てください。

近藤記



ショコツ川ツアー報告

2009.08.10

6月下旬に昨年に引き続きショコツ川ツアーに行ってきました。参加者の皆さん、お疲れさまでした。今年は昨年より水量が多く、遡行が大変でしたが元気のいい魚に出会えました。
ペンションLOOPの牧野さんには今回も大変お世話になりました。


7月の中旬以降、北海道は大増水で川はどこも釣りにならない状況でしたので、振り返ってみればコンディションには恵まれたのではないかと思います。


参加者の皆さんはそれぞれアンダーハンド&オーバーヘッドで釣っていました。ショコツ川は上流から下流まで魚がいてドライ、ウェット、ニンフ、シングルハンド、ダブルハンドと様々な釣りが可能な素晴らしい川なのです。


キャスティング練習が一段落したら、是非釣りに行きましょう。実際に釣りをするとキャスティングも格段にうまくなります。今年は全国的に雨が多く、秋までいい魚が残りそうです。


秋には近くの海でカラフトマス、チャムサーモンの強烈な引きを楽しめます。また夜は紋別漁港でクロソイをフライで狙えるので、秋もこの界隈はとても楽しい釣り場が盛りだくさんです。


クロソイを狙うならロッドはシングルの6番~8番でラインはオプティアダプテッドのESFSがおすすめ。リーダーはマルチリーダーでバットを5フィートカットで白っぽいフライ(エンリコ、ワンガンキャンディ、ゾンカーの#4~#8くらい)。紋別周辺は遠征を企画しているフライマンにはお勧めのエリアです。



近藤記



デイゲームのロックフィッシュ

2009.07.18

熱心なソルトFFマンのFさんより日中のロックフィッシュをアンダーハンドで狙っているという報告が届きました。ロックフィッシュというと夜のイメージがありますが日中でも釣れるそうです。カサゴ、アイナメなどなどロックフィッシュの釣りは一度やると楽しくてはまってしまいます。ディープダイバーなどのヘビーシンキングラインで深いところを狙っているようです。堤防もアンダーハンドでやると快適です。


 大型のアイナメが掛ったらものすごい引きをみせるんでしょうね。


50年以上前のこと

2009.07.16

先日、あるプロショップで一人のフライフィッシャーに会った。彼は雑誌フライフィッシャーの付録のDVDでアンダーハンドキャスティングを見てくれたという。しばらくアンダーハンドキャスティングの話をしたところ、目の前の川で実際に見てみたいという。あいにくLOOPロッドもLOOPラインも持ち合わせていなかったため、彼の持っているWFラインがセットされた4番ロッドで振って見せたのだが、ロールキャストにしかならない。 しばらくすると彼はそのラインをカットしても構わないと言う。WFラインの下にはバッキング代わりにモノフィラのランニングラインが巻いてあった。私は彼のWFラインをカットしヘッドにし、モノフィラのランニングラインに結びキャストした。するとアンダーハンドでスパッと飛ぶようになった。オプティストリームのように自由自在とまではいかないが、彼のタックルはアンダーハンド用に生まれ変わったのだ

 50年以上前にヨランがやったことと同じことをしたわけだ。ラインをカットしシューティングヘッドを作りランニングラインに結ぶ。これがアンダーハンドキャストの始まりなのだ。ヨランは木の下の大きなブラウントラウトを釣りたいがためにシルクラインをカットしシューティングヘッドを作ったのだ。アンダーハンドキャストが今のような形になったのは1960年代で日本に伝わるまでに40年近い歳月を要した。20年ほど前のヨランのキャスティングの映像を見たことがあるが驚くことに今と全く同じだった。

 いまもダブルハンドで下手を使うとアンダーハンドキャストと思っている人もいるようだがアンダーハンドキャストはシューティングヘッドを使いこなすキャストであり、ダブルハンドで下手を使うことが特徴的であったため、そう呼ばれるようになったのだ。ではなぜシューティングヘッドを下手で扱うのか?それはここでは述べられないが、いろいろ試行錯誤していれば、いずれわかる時がくるだろう。

 プロショップの前の川も木の枝が覆いかぶさった、いかにもいいポイントがあった。即席のアンダーハンドタックルでもその木の枝の下にフライを運べるようになった。彼と何度も交代でキャストをしているとイブニングライズが始まった。小さなブラウントラウトのライズが何度かあった後、ドボン!と大きなブラウントラウトがライズした。ヒゲナガのアダルトを食べたのだ。急いで彼の持っているフライをキャストしたが賢い大型のブラウントラウトはフライには飛びつかなかった。

 それにしてもあのブラウンはオプティストリームで仕留めにいかなくては・・・・。



ちょっと一息 ・・・「ケアンズでグランドスラム」

2009.07.14

6月に嫁と嫁の両親と私でケアンズに家族旅行に行ってきた。今回が初めての海外旅行という両親の案内役でもあったが、それでもどうにか1日だけ時間をもらい、ガイドを雇って釣りに行ってきた。今回ガイドを依頼したテリー・ホルマン氏は4年前に一緒に釣りをした事があるが、フライの知識が豊富なだけでなく、これまでに多くの日本人をガイドしてきた親日派の明るく楽しい男だ。


当日の朝ホテルの前で待っていると、ボートを牽引した車がやってきた。ガイドの釣りはここまで迎えに来てくれるから楽で良い。一緒に車に乗り、馬鹿話をしながら走ること1時間ほどで、大きな川に辿り着いた。手際良くボートを下し、川岸沿いに点在する倒木をクラウザーディープミノーで叩きながら流すも、手の平サイズのメッキが釣れるぐらい。


速いペースでポイントを移動しつつ、2つの河川の合流点のサンドバーに障害物が絡んでいるポイントまで来た。見るからに良いポイントだと思ったら、数投するとすぐに今までとは違う力強い魚が掛かった。9番ロッドが力強く絞り込まれ、その引きを楽しみながら寄せると、いいサイズのトレバリーであった。



下げ潮で川の流れが速くなっているところ、障害物で出来る淀みにベイトフィッシュが付いており、周辺をクルージングしているトレバリーが時折その淀みにいるベイトフィッシュに襲い掛かりボイルが起こるのだ。そのポイントで何匹かのトレバリーをヒットさせた後に何箇所かポイントを移動したが、良い反応は見られないので他の川に行く事にした。

わざわざボートを上げて牽引して車を走らせる事30分、次の川にやって来た。ここは4年前に釣りをした川であるが、その時は普段いるはずのターポンも見えず、厳しい釣りを強いられた記憶がある。今回も冬で水温は下がっている(熱帯では素足で入っても冷たくは感じない20℃でも低水温と判断されるのだ)のでターポン、バラマンディー共に活性は低い事が予想され、釣れるとは言い切れないとテリーは自信が無さそうだった。
しかし川を数分さかのぼって湾曲部の大きなプールにやって来ると、不安が一気に吹き飛んだ。ここそこでターポンが小魚を狙い盛んにボイルしている光景が目に入ってきたのだ。早速ご当地の実績フライ、PINK THINGを放ると、1キャストで何回もバイトがある。まずは10番ロッドで釣って、次は9番ロッドで釣り、何本も釣ってから、今度はせっかく持ってきたからと6番ロッドで掛けてみた。ターポンは強い引きを見せるが障害物に突っ込むような事は無く、オープンウォーターでの勝負になるので、6番ロッドでもなんとか獲れるものである。


次はバラマンディーを狙おうとポイントを変えた。倒木が沈んでいて、流れが当たり、水深があるポイントはバラマンディーの好ポイントであるが、そのようなポイントを叩き始めた。


しばらくストリーマーを引きたくっていると、カツンと硬い当たりを感じた。テリーは後部シートの上に登り高い所から見ていたが、短いストリップとポーズをスローなペースで繰り返して誘いをかけていたところ、そのフライの直後をバラが付いて来ているというのだ。活性が高ければ一気にバイトしてくるが、この日は低活性で目の前のフライを口先でつつく程度なのだ。再度キャストしてテリーの指示に従い誘いをかけると、少々濁りの入った水中になんとなくフライが見えて来た時、そのフライの後ろにバラマンディーが付いて来ているのが見えた。
落ち着いて短いストリップで誘いをかけると、バラは素早く反転しながらフライを口にした。合わせると一気に障害物に走り込もうとする。前回はここで一瞬にしてラインブレイクだったので、今回はフロロリーダーの03Xを短くカットして30LB以上あるのではないかというぐらいにしているし、ロッドは10番なので、力勝負で障害物に入られる前に引き寄せた。それほど大きくはないが、まあまあいいサイズのバラマンディーだ。1匹いると近くに何匹かいるみたいでもう1匹同じようなサイズを釣った。



ケアンズは日本人にとってお手軽なバケーションの行き先であるが、ガイドを頼めばそのケアンズ周辺でも良い釣りが楽しめる。なかなか観光と釣りを両立させようと思うと難しいが、ここケアンズはそれが可能な地である事が改めて分かった。近々ケアンズに行く予定のある方は、是非釣りにも挑戦して欲しい。



ビッグテレストリアルフライ

2009.06.28

長野県にある小さなポンドに行った。行く前の話ではミッジピューパのスローリトリーブで釣れるということだったが、魚がスレているらしくフライを見にきて直前でUターンの連続。昼くらいになって岸際に浮いているコガネムシを60㎝位のレインボーがゆっくり吸い込むのを見てフライをチェルノブイリアントに変えると大型のレインボーとブラウンが連発した。


レインボーとブラウンは大型のテレストリアルが大好きなのだ。遺伝子に組み込まれている。シケーダーやバッタ、カミキリ虫、クワガタまで喜んで食べるのだ。ビッグレインボーやブラウンを釣りたいのなら思いっきり沈めるか、大型テレストリアルフライで水面に浮かせて釣るかを選択すると近道だ。水面に呼んで釣る場合はセミやバッタが実際に出ていることが条件になる。


アンダーハンドで大型フライをキャストする場合はリーダーを短くするとよい。キャストしずらい場合はティップ側を30㎝ほどカットし、太いティペットを40㎝~50㎝追加するとよい。またラインの番手を上げるのも良い。5番から6番くらいがいいだろう。


ヤマメの釣りなどの特定の釣りを長くやっているとすべての魚種がナチュラルドリフトや小さいフライで釣れると錯覚してしまうものだが、魚種によって釣り方やフライはかなり変わるものと思った方がいいだろう。

近藤記



様々なフライ

2009.06.26

横向き縦向きを問わず、イワイスーパーミノーも含め、フォームで小魚を模したフライが様々なジャンルで定着しつつある。これらのフライはオーバーヘッドでもアンダーハンドでもはじめは投げにくいものである。オーバーヘッドではカックンカックンするし、アンダーハンドではバシャバシャしてうまく飛んでいかない。何度も触れていることだが大型フライはリーダーを短くするといい。


アンダーハンドキャストではさらに次のことに気をつけるとよい。シュートでDループが立ち上がる際に、ヘッド、リーダーと順繰りにロールしながら最後にフライが水面を離れるということだ。フライが使用しているヘッドに勝ってしまうほど重い場合(または空気抵抗が大きい場合)はヘッド(ライン)番手を上げ、常にフライに勝てるようにする。つまりフライが大きい場合はライン番手を上げることが大事だ。
50㎝の魚をシングルの2番でとっても、ダブルハンドの8番でとっても、どちらが優れているということはない。使うフライの大きさでロッドとラインの番手を決めるようにするといいだろう。少し戻ってロールさせる部分についてだが、これができないとDループを前に投げるようになってしまう場合がある。そうすると順繰りにではなく、強引に水面からはがされ不自然な振動を起こし、シュートしたループも常に不安定になる。シュートしたループが常に同じにならないと感じたらDループを前方に投げている場合が多い。修正するためにはダブルでもシングルでも振り子を意識して回転でシュートしてみよう。


ライトケイヒルなどのスタンダードパターンのドライフライは回転に悩まされるだろう。ティペットがよれてしまう経験をした方も多いはずだ。しかしアンダーハンドでキャストするとこれがよれない。オーバーヘッドの場合15m先にフライを届けようと思えばバックキャストでフライは10mほど後方に移動する。それから前方に移動し着水までフライは25m移動する。しかしアンダーハンドの場合、自分よりも前にリーダー、フライが着いてポイントまでのフライの移動距離は10mほどだ。よって少ない移動距離でラインスピードも上げなくてもよいため回転しないのだ。実際アンダーハンドでは使うフライの制限はないといえる。


シューティングヘッドではサーモンフライなど重いフライは投げられないと思う人がいるようだが冷静になって考えればどんなものでもヘッドがフライに勝ってロールして立ち上がれば飛んでいくし、重いフライを投げられる、投げられないという解説自体あいまいなものだろう。

近藤記



花の季節

2009.06.25

北海道もそろそろいい季節になってきた。移動の道すがら北海道らしい景色に出会えたのでシャッターを切った。


湖ではワカサギが接岸していた。強風のためダブルハンドで釣ることにした。マルチダブルハンドの13ft、#8にオプティカスタムDHのインターミディエイトのヘッド(OCT8-9SI/FI)+サーモンライトリーダーに1Xを70㎝足してフライを結び、キャスト&リトリーブを続けるが魚が掛かる気配はない。右からの風が激しくリバースドハンドでのキャストだった。ダブルハンドは持ち手を逆にしても投げられる必要がある。特に風に対処する場合は有効だ。川の場合などは多くのポイントが左岸側から攻められている。リバースドハンドで右岸を自由に攻められれば釣果も上がる可能性がある。


夕方になって太ったアメマスがフライをくわえた。TMC5263の#6に巻いたフライを抑え込むようにくわえ、しばらくじっとしていた。本物の餌のように思えたのだろう。その後、違和感に気づくと暴れだした。元気のいいファイトの末、ランディングした。


6月はフライフィッシングにとっていい季節なので皆さんもよい釣りを!

近藤記



マルチパワーロッドでカープフィッシング

2009.06.18

先日、久しぶりに近所で釣りをした。マルチパワーロッドの590で鯉を狙ったのだが、これがいいロッドなのだ。使うまでは単にマルチロッドをパワーアップしただけだと思っていたのだが、実際に使うと3ピースのため、とてもしなやかなのだ。ループがどんどん伸びていく。こんないいロッドとは思わなかった。シングルハンドのみの設定だが一本ほしくなってしまった。秋のボートシーバスや中禅寺湖用に10ftの8番くらいがよさそうだ。


さて近所の鯉。これがなかなか掛からず、掛ってもランディングできない。掛かると岸際を猛ダッシュするため草木でティペットが切れてしまうのだ。しかし今は季節がいいので草木の葉が伸びている。これが枯れている時とは違ってティペットに当たっても柔らかく、結果今回はランディングできたのだ。


しなやかなロッドにしなやかな草木で丸々と太った鯉を数尾ランディングできた。オプティドライフライリールもこんな大きな魚のファイトにも余裕で対応できた。散歩の人が多いのでバックを取らないアンダーハンドキャストは安全で快適だった。


近藤記



本流の銀毛ヤマメ

2009.06.11

本流で大きなヤマメがライズしていた。ライズを狙うということでオプティクリークの388にクリークラインWF3Fにマルチライトリーダーのバット側を3ftカットして4Xティペット60cm+5Xティペット70cmの先にフライを結んだ。粘ること数時間、運よく35㎝のヤマメが掛った。


次の瞬間、一気に流れを下ってバッキングが20mくらい出て魚は止まった。クリークラインは全長で15mしかないが設計上それで正しい。6.4mのヘッドにランニングラインが20mも繋がっていたらこんな走りには抵抗が大きく、かえって不都合なのだ。


アンダーハンドキャスティングの考え方はキャストもタックルも無駄なものは全部省くという考えのもとに成り立っている。それにしてもすごい魚達だった。写真は40cmも含め皆太っていた素晴らしい魚だった。


近藤記



湖のダブルハンド

2009.06.08

阿寒湖で開催された今年のフライフィッシングフェスタでは多くのフライフィッシャーにアンダーハンドのデモをご覧いただき、ありがとうございました。さてティムコのメンバーも各メーカーさん同様、朝5時から連日釣りをしました。ワカサギの接岸がまだピークではなかったため、マラブーフライなどリトリーブして40㎝~65㎝くらいのアメマスをポツポツ釣りました。実際、阿寒湖ではほとんどのフライフィッシャーがダブルハンドで釣りをしていました。個人的には湖の釣りはシングルハンドと思っていますが、皆にならいダブルハンドで釣りをしました。


さて湖のダブルハンドですがシングルよりも楽に飛ばせるのがいいのでしょう。しかし実際にはラインのインパクトで魚が逃げたりするので、なるべくライトなダブルハンドをお勧めします。また海外ではダブルハンドは河川用と認識されていることを頭の片隅に入れておいてください。


実際には湖をダブルハンドのアンダーハンドで釣りたいと思う方も多いようなので少し解説を。アンダーハンドはシューティングヘッドなのでリトリーブの釣りにも向いています。といっても初めて湖のアンダーハンドで釣りをするとキャストがうまくできないものです。これは誰しもぶつかる壁なのです。止水は河川と違ってラインテンションが掛かりにくいため、ハーフサークルで思ったように体のサイドにラインを入れることが難しくなります。さらにウェイディングすると本来使えるべき空間が使えなくなるため苦戦します。
(ただし基本ができれば何の問題もなく自由自在に釣りができます。)


そこでコツを4つほど。
①13ftら14ftの少し長めの#8(8/9)位のロッドを使う。そうすると水面からロッドティップまでの高さがある程度とれてキャストしやすい。
②ヘッドを短くする。インターミディエイトのシューティングヘッド#8(8/9)はオプティカスタムで標準10.7m(29g)ですが10㎝~15㎝程度短くすると格段に投げやすくなります。さらに#9のヘッドを29gにすると9.2m位のヘッドができ投げやすいです。このようにするとどんどん短いヘッドができますが、極端に短いとご想像通りです。
③ショートグリップでストロークを取ると飛びます。ワイドにして力むほど飛びません。
④ランニングラインを細くする。通常032なら→029→026と細くしていきます。(ただしフローティングヘッドの場合はランニングラインを細くするとバランスを崩しやすくなります。シンキングラインは空気抵抗が少なくモノフィラのランニングラインと組み合わせるとものすごいスピードで飛んでいきますが、同じことをフローティングでやってうまくいかない経験をお持ちの方は多いと思います。フローティングは径が太くなり空気抵抗が増えるのです。)

 季節も良くなってきました。シングル派もダブル派も湖の釣りを静かに、快適に楽しんでください。

近藤記



マルチシングルで海サクラ

2009.05.15

毎年の恒例となっている北海道の松前への海アメ・海サクラ釣行。今年は4月16日~19日の4日間で行ってきました。今回の同行者は、いつも大物を釣る近藤さん、3年前から同行しているが海アメ・海サクラ共にバラシのみでキャッチ無し、今年こそはと意気込んでいる竹内さん、今回初挑戦で大量にフライを巻き込んで気合い十分の福嶋さんの3人。
私は近藤さんと一緒に松前に過去5年間毎年行っていますが、2年目に58cmの海アメをキャッチしただけで、それ以外はホッケと(小さすぎて海アメと呼ぶのは恥ずかしい)海イワナしか釣れず、いつも近藤さんの魚を羨ましく眺めていました。
今年も近藤さんが釣行2日目に73cmの巨大な海アメをキャッチし、その日の夕方竹内さんが50cm弱の立派なアイナメをキャッチ(海アメや海サクラより釣れないかも、さすが竹内さん)しましたが、私にはホッケや海イワナは遊んでくれるのですが、本命サイズの海アメや憧れの海サクラはヒットする気配すらありません。

今年の一匹目・・・いつものホッケですが、最初のヒットは嬉しいです。

残り1日半となった3日目の昼、次第に溜まってきた疲れと連日の早朝からの釣りのため眠気に負けて車の中で仮眠をしていると、毎年現地を案内していただいている小甲さんから電話が入りました。
「もしもし荻さん、今私の知り合いがそのすぐ近くの磯場で60cmの海サクラをフライでキャッチしたと連絡がありました。こんな時は他にもサクラがまわってきているはずだから、ぜひ頑張ってください。」
その一言ですっかり眠気も覚め、磯場狙い用に去年買ったマルチシングルMUL896-4にお気に入りのエヴォテックHD7-10(旧モデル)、ラインはアダプテッドシングルOAE8ESFSをセットして、いそいそとその磯場に向かうと、キャストを繰り返しているフライマンが2人。その一人の足元には体高のある銀ぴかのサクラマスが横たわっていました。その磯場は少しうねりが邪魔な感じでしたが、何とか釣りができそうな状況なので、少し離れて釣りを始めたところ、目の前で50cmアップの海アメが突然ボイル。どうやらサケ稚魚にアタックしているようです。これはと期待しキャスト&リトリーブを繰り返すと、シューティングヘッドがそろそろトップガイドに入ろうかというところでヒット!明らかにホッケや海イワナとは違う重量感に期待したのですが、残念ながら掛かりが浅かったのか姿を見ることも無く直ぐにバレてしまいました。その後も別の場所で海アメのボイルがあるなど魚のやる気はありそうだったのですが、次第にうねりが強くなり潮も満ちてきて足場を波が洗うようになってきたので残念ながら撤収となりました。

最終日、前夜に合流した小甲さんの判断で前日の磯場へ皆で朝一番に入りました。近藤さんは前日私がバラした場所に、私は海アメのボイルを見た場所にそれぞれ入り、磯際の魚を驚かさないように手前からキャストを始めること2~3投、反応が無いので今度は別の角度にキャスト、2投目のリトリーブを始めた直後にロッドに重みがかかりました。十分な重みを感じてからロッドを立て、ちょうど近くに入った竹内さんに「ヒット!そんなに大きくはないと思うけどたぶん本命(海アメ)です。」と声をかけファイトを開始しました。最初はあまり走らないので40cm台の海アメかなと思いましたが、念のため余分なランニングラインを巻き取りリールファイトにすると、近くに来てくれた竹内さんが「意外と大きそうじゃないですか。」と一言。自分ではまだ小さいと思っていつつも無理をしないように慎重に寄せてくると、アメマスでは無くなんとサクラマス。ここで初めて大本命の海サクラと知り、少し緊張がこみ上げてきました。
ティペットは1Xなので根ズレが無ければ切られる心配は無いですが、口切れを心配して少し強めにセットしてあるドラグを緩めるか、それとも根ズレを警戒してこのまま強めのドラグでいくかなんてことを考えているうちに、一度足元近くまで寄ってきた魚はやっと本気を出したように沖に向かって走り出します。しかし、マルチロッドのグレーライン譲りの魚をいなすアクションのおかげか、エヴォテックHDリールの力強くも滑らかなドラグ性能のおかげか、激しい走りにも魚に振り回されることなく、こちらが主導権を握ったまま何度も短い距離で抑え込んでくれました。
そのうち、ようやく魚も弱ってきて再び足元まで寄せてくると、実際のサイズは思っていたよりも大きく、磯際に波もあって竹内さんが手持ちのインスタントネットではランディングが心配とのことで、大声で少し離れていた小甲さんを呼んでくれました。小甲さんは柄の長い大きなランディングネットを持っていたので、余裕の一発ネットイン。測ってみると58cmのグラマラスな魚体でした。

最終日の奇跡!

松前に通い始めて6年目、やっと海サクラをキャッチすることができ、しかもシングルハンドでの一匹。この一匹でそれまでの全てが報われました。全く魚の反応の無い時間が長いこの釣りですが、この美しい松前の海と素晴らしい魚にまた来年も逢いに行きたいと思います。
OGGY



本流のレインボー

2009.05.07

トーナメンターの北林さんから本流レインボーの写真が届きました。
北林さんはスカっとロングキャストで本流を攻めているのですね。タックルはオプティDHマルチリールですね。おめでとうございます。
本流もそろそろ最盛期をむかえあちこちでヒゲナガが出ているようです。最近アンダーハンドによる釣果報告が増えてきました。周りでいい魚が釣れたという話が多く、40アップヤマメ、海サクラ、70アップ海アメなどなど順次レポートします。


近藤記



犀川でアンダーハンド

2009.04.30

プロショップさんからお客様の釣りレポートがとどきました。
犀川に挑戦された川合洋志さんからのご報告です。


今期二回目の犀川釣行、今回はUnderHandCastingで兆戦しました。
朝方の気温は-2℃、水温は6.5℃、ガイドが氷で埋まってしまう状態でしたが、明るくなってきた六時半に待望の初ヒット!
イワナの45㎝がネットに収まりました。


その後、陽が高くなるにつれどんどん気温が上昇し、時折ヒゲナガのシャックも流れてきました。午後には水温も10.5℃に達しとても良い感じでした。

ここのところ低気圧が居座って天気が安定しませんが、この日は小型のニジマスの釣果もあり魚の反応が多く、そろそろ犀川にも本格的な春がやって来そうな感じのする気持ちの良い一日となりました。

川合 洋志



利根川のヤマメ

2009.04.23

先日2回にわたり利根川に行ってきました。1回目は状況がよく分からず、様子見でツーハンドを振っていたのですが、案内してもらったポイントでは25㎝~40㎝ほどのヤマメが日中ハッチに連動してライズしていました。コカゲロウがメインでしたが、これはシングルハンドでマッチング・ザ・ハッチの釣りの方が適切と判断し、数日後、再び利根川へ。前夜にハッチ・マッチパターンをたくさん巻いていたのですが、


2回目の釣行では前回のタックル選択を見直しました。シングルハンド、グレーラインの4110(現在はオプティピークというロッドでリニューアル)11ft、4番ロッドにオプティスティルウォーターWF4Fをセット、リールはオプティドライフライ、リーダーはマルチライトリーダー12ft+ティペット4X50㎝+5X80㎝。
しかし終日強風のため水面が荒れドライの釣りができませんでした。春は晴れると風が吹くことが多いですね。ウェーディングしてライズを待っても何も起きなかったのですが、お昼頃、水面をよく見るとダンやシャックが流れているので水中では魚が動いていると考え、#14の小型のウェットを結び丁寧にドリフトするとヤマメがヒット!しかし1尾目はヤマメ特有のローリングでバレてしまいました。ポイントを移動し午後2時頃、2尾目がヒット!太陽の光で魚体がギラギラに光っていました。


オプティスティルウォーターラインオプティストリームよりヘッドが長く細いため、小さいフライをソフトプレゼンテーションでき、特に低番手はマッチング・ザ・ハッチなどの繊細な釣りに向きます。川の釣りでも広いフラットやプールでは活躍します。

また11ftというシングルハンドはループロッドでは#3、#4がありますが、いずれもスペシャルな釣りで活躍します。小さなフライで大きな魚もいけるロッドということですが、のべ竿のようなアクションはメバルやヤマメなどに向いています。またウェーディングでも投げやすいロッドです。

近藤記



ブラスのボトルチューブ

2009.04.20

LOOPのボトルチューブという製品があります。実際に使ってみると重くて沈みやすいというわけではなく、流れをしっかりととらえるという感じです。使用する際には写真のフライの様に作り、付属のシリコンチューブを装着しダブルフックを後ろにさして使います。サイズは2種類。


本流のサクラマスやニジマス、秋の川の鮭や海でも、潮が速い場合に重宝します。数年前、本州の木戸川や請戸川に行った際にもゆったりとした流れの底にいる鮭に効果的でした。フローティングラインにサーモンライトリーダーをつけ、鮭の目の前をゆっくり流すといい感じでくわえてくれました。また海でもちょっとした川の流れこみや速い潮の場合には魚は必ず流れの上流を向き、底の方に定位するため表層で釣れなくなります。そんなときに重宝します。


近距離の釣りの場合、シンキングラインで正確にフライを川底にコントロールするのは難しくなります。ボトルチューブのようにしっかり水をとらえるフライをフローティングラインでコントロールした方が操作性はよくなります。

近藤記



キャスティングでバックスペースはどれくらい必要か

2009.03.14

「バックスペースを必要としない」という文字をよく見るが、本当はどれくらい必要なのか?と疑問に 思う方も多いと思う。アンダーハンドキャスティングではバックスペースがどれくらい必要なのかという質問には答えにくい。それはある程度必要だからではなく、全く無く てもキャストできるからだ。
ここで視点を変えてこう考えてみるといいだろう。ハーフサークルでサイドに入ってくるラインをしっかりコントロールし、自分よりもかなり前方の水面にリーダーを着けれ ば、いわゆるDループは全て自分よりも前に収まる(全くバックスペースを必要としない)。体のサイドにリーダーを着ければDループはやや後ろで形成される。(シングルハンドなのか、ダブルハンドなのか、ヘッドが長いのか、短いのかでまちまちだ。)つまりどれくらいバックスペースを取るかということはキャスト中、常に調整できるのだ。
実際の釣りでは常にリーダーの着く位置を調整している。(実際の釣り場では大石もあるし、落ち葉もある)ハーフサークルはそれができるための動作なのだ。50ヤードキャス トするなら、もちろんある程度バックスペースを使った方がやりやすくなるのは事実だが、バックスペースをたっぷり使ってキャストするならオーバーヘッドに切り替えた方 がいいだろう。LOOPタックルはオーバーヘッドもアンダーハンドも両方できるシステムだ。実際の釣り場でバックスペースがない時は本当にないものだ。練習場のようなたっ ぷりバックスペースがある場所ではオーバーヘッドキャストで釣りができるだろう。


アンダーハンドキャストは背後が森でウェイディングできないような釣場でもヘビーシンキングラインを投げられるし、角度変換も自由自在だ。むずかしい状況であるほど効 果を発揮できる。実際の釣りではシュートするラインだけでなく、ハーフサークルでサイドに入ってくるラインをコントロールできないと釣りにならない場合が多いので、し っかりハーフサークルの練習をするといいだろう。

近藤記



繊細なフライをキャストするには

2009.03.12

このフライ釣れます。


数年前に完成させたフライで、主に海のサクラマス用に使っていました。軽いためフライの着水時に自然な感じで魚に見切られません。主にダブルハンドでキャストしていま したがフックがTMC104SPの#8なのでハーフサークルで完璧にヘッドをコントロールして水面に着けないといけません。
もし、ちょっとでも後ろに抜けるとフックポイントが石に当たってキャストする度にフライを交換することになってしまいます。
その後、このフライで社内のOさんが河口湖で40オーバーのレインボーを釣り、メバルも釣れることからニードルフィッシュという名前で当社の完成品フライにもなりました( 現在は廃番)。湖、海で小魚、シラス、オキアミのイミテーションといった感じでしょうか。


レシピはTMC104SP#8(このサイズでないとバランスがとれません)、ラガータンフレンチミニフラットブレイドゴールド、ナイロンヘアー(タン)、カスケイドミッジレインボー フラッシュ黒(張りがあってこれが一番)、UVパール系のチューブで、アイは自作です。あまりにも小さいアイで製品がないためです。UVパール系のチューブの上に薄くエポキ シを塗って完成です。


ダブルハンドでこんなファインワイヤーのフックで伸びないのはループロッドのバットが入っていくアクションならではでしょう。フライとロッドがイレギュラーな組み合わ せですが、こんなこともたまにはあります。写真のサクラマスは60㎝弱ですがバットが魚をいなしてくれました。
アンダーハンドキャストの実践ではシュートで飛んでいくラインだけでなくハーフサークルでサイドに入ってくるラインもコントロールしないとトラブルが発生します。特にバックスペースがない所ではサイドに入ってくるラインをコントロールできないと抜けて、後ろの障害物にフックポイントが当たってすぐつぶれてしまいます。練習段階から 常にヘッドをコントロールできるようにした方がいいでしょう。いわゆるDループがどんな風になっているか分からないまま、シュートで力んでも現場での釣りでは苦戦します。
ヘッドを常にコントロールすることと、もう一つ、気をつけなければならないのは打ち返しです。釣場でよく、何度もラインを打ち返してからシュートする姿を見ますが打ち返しをしないでシュートできるようにいつも練習してください。特にダブルハンドでの打ち返しは釣りではいいことはありません。
スマートなキャストができるようになればどんなフライでもコントロールして使えトラブルがなく快適な釣りができるようになります。

近藤記



ウェイディングシーバスフィッシング

2009.03.10

ソルトフライマンのFさんから熱いメールがきました。


アクアラインを渡って千葉方面での釣りとのことです。おめでとうございます。バチ絡みの釣りで太ったいい魚ですね。


ロッドはアドベンチャーG3‐9132、マルチDH、オプティソルトロッドと総動員ですね。ラインはマルチDHラインやオプティストリームでしょうか。春までには行ってみたいで すね。


さてウェイディングでのアンダーハンドは少しコツがいります。水面が練習の時より上がってきているのでシュート時に肘を外に出さないようにするといいでしょう。ここら 辺のことは3月上旬に当社から発売になるアンダーハンドキャスティングDVD「基礎から活用自在へ」で詳しく解説しているので興味のある方は見てください。
DVDではレインボー、イワナ(小型アメマス)シーバスの釣りも収録していますので実際どのようにアンダーハンドで釣っているのかをご覧いただけます。

近藤記



オプティラインの使い分け

2009.01.22

今では多くのフライマンに使っていただいているシングルハンド用ラインのオプティラインですが、クリーク、ストリーム、スティルウォーターの3種類があります。どのラインがいいのかわからないと、たまにご質問をいただきますので、ここで解説をします。(ラインは基本的にロッドの番手と合わせます。4番ロッドなら4番ラインです。)


オプティクリーク
クリークラインは小渓流用のラインでシリーズに中で最も細く全長は15mです。ヘッドは6.2m~6.6mでランニングライン部と一本でつながっています。2番、3番、4番のみの設定です。リーダーに12フィートのマルチライトリーダーをつけて使います。ただしラインが細いのでリーダーのバット側を状況に応じて1~3フィートカットして使うことが多いです。標準ではリーダー+ティペットを15~16フィートにして使うのでまさにロングリーダーの釣りができます。ただし藪沢を攻める場合はリーダーのバットをさらにカットして全長9フィートで釣りをすることもあります。リーダーのバットをカットするのは使うフライが小さいからです。
このラインは小渓流の釣り上がりなどに向いています。スネークロールを多用してドライフライでアンダーハンドとオーバーヘッドを組み合わせて釣ります。本州のヤマメやイワナの釣りには最適です。
バランスのとれたライン+リーダーシステムはフライもリーダーも思い通りにコントロールできます。ゆっくりロールしていく完成されたテーパーは今まで出なかった魚を引き出すことができるでしょう。
近距離は普通にオーバーヘッドのリーダーフィッシングでOKです。
#16前後のドライフライで繊細に釣り上がる場合は2番ラインがお勧めです。少し距離を出したり、プールでミッジングをするなら3番、#10前後の大きめのドライフライで釣るなら4番といった感じです。いずれにしても番手はフライの大きさやキャスト距離に合わせるといいでしょう。ドライ、ニンフ、ウェットすべてOKです。

オプティストリーム
オプティストリームは利根川、鬼怒川、犀川のウェットフライフィッシングや北海道の大型ドライフライフィッシング、重いビーズのニンフフィッシングに最適です。角度変換を多用する釣りにも最適です。全長は27mでヘッドの長さは番手に応じて7.1m~9.1m。
このラインもランニングラインとつながった一本ものです。ランニングラインの太さは番手に応じて細かく設定されています。
クリークラインもスティルウォーターラインもそうですがLOOPラインは番手ごとにすべて細かく設計されており高次元なループコントロールを可能にしています。
リーダーは5番までは12フィートのマルチライトリーダーを使い、6番以上は13フィートのマルチリーダーを使います。もちろん釣場に応じて調整してかまいません。マルチリーダーとはリーダーのバットやティップのどちらか一方をカットしたり、またバットとティップの両端をカットして様々な状況に合わせて使えるという意味のリーダーです。
オプティストリームはアンダーハンドの初心者にまず、お勧めするラインです。オーバーヘッドでも美しいループを描き飛んでいきます。
低番手は2番から高番手は9番まであります。低番手はクリークラインと番手がかぶりますが、繊細な釣りにはクリークラインを、ニジマス狙いなどである程度大きさや重さのあるフライを使うならストリームラインをお勧めします。一般的な管理釣場などはマーカーを使うことも多いと思うのでストリームラインをお勧めします。


オプティスティルウォーター
湖などの遠投用のラインです。全長30m。ヘッド部が長く、番手に応じて9.1m~10.4mで番手ごとに細かく設計されています。リーダーの合わせ方はオプティストリームと同じです。ヘッドが長いということはロングキャストや川でのウェットフライフィッシングでの大きなスイングをする釣りにも向きます。
また、ボートシーバスのように頻繁に打ち返す釣りにも向いています。長いヘッドは打ち返しが楽です。逆にディープウェイディングや角度変換を多用する釣り、スペースのない場所での釣りには向いていません。
湖の釣りでもウェイディングしないで静かにしていると足もとまで魚が入ってくるものです。そんな魚を狙うなら遠投は必要ないのでオプティストリームでもOKです。
オプティストリームがキャストできても、このラインはキャストしにくいと初心者の方は感じるでしょう。ハーフサークルで体を動かさずにしっかりロッドのバットに負荷をかけ、長いヘッドにラインテンションをかければ扱いやすくなります。
自分の体が動くとロッドにかかる負荷を体が吸収してしまいバットが曲がりにくくなってしまいます。慣れてくればダブルホールを組み合わせてください。かなりの遠投が可能です。もちろんオーバーヘッドでも最高のラインです。
オプティピークロッドという11フィート3番、4番という特殊なロッドがあります。もともとは小さなフライで大型魚を取るという目的のロッドですがこのロッドには長い分、このスティルウォーターラインが向いています。もちろん短いヘッドが有効な釣りならストリームラインもOKです。

以上、自分の釣場に合わせて最適なラインをお選びください。

近藤記



天竜川でアンダーハンド

2009.01.13

年末に帰省した際に実家から車で30分程の天竜川のC&Rエリアに行ってきた。今回はループのマルチロッドMUL590-4にオプティストリームラインを合わせてアンダーハンドでの釣りだ。

12月30日は一人で中島の第一プールに入ったが、結構釣り人も多く、一度ポイントに立ったらあまり移動もできず、ひたすら目の前の流れを打った。ここではいつもインジケーターを使ったニンフの釣りをしているが、下流まで流しきったらスネークロール2回転してから上流に打ち返すという動作をひたすら繰り返した。
しかし水温が下がって来ている上に連日釣り人に叩かれている為かかなり反応は鈍く、見える範囲では1時間に1人ぐらい釣れている(サイズは小さいが)程度であった。11時頃に川に入ったがアタリはなく、インジケーターもフライが川底の石に掛って沈むぐらいであった。
2時ぐらいに眩しい太陽も山の向こうに行ってしまい、川面に影が落ちインジケーターが見易くなった頃、やっとニジマスがフライを口にした。60cmは超えるようなニジマスが水面に現われ、しばらく暴れて抵抗したが、そのうちおとなしく寄って来たので急いで岸辺で写真を撮ってリリースした。


12月31日は地元の友人tomokaz氏の案内で瀬がプールに流れ込む辺りでニンフで釣ったが、ここでもアンダーハンドキャストは実に効率的で役立った。
少し大きめのビーズヘッドを使ったニンフなので、方向転換する際はスネークロール1回転では浮ききらず少々キツイ事もある。2回転するとその重いフライも上がって来るので容易に投げられる。アンダーハンドではフォルスキャストが無い分フライを流している時間が長くなり、フライを流している時間が長くなれば魚が釣れる確率も上がるのだ。楽だし、効率的だし、良い事づくしのキャスティングである。
この日は午前に2匹釣り、昼は友とのんびり食事を楽しみ、午後には嫁が新幹線に乗って実家までやって来るので、午後の釣りはほんの少しだけにして、まだ日の高いうちに2008年の釣り納めとした。


営業部 竹内



シンキングラインで北国のアメマス

2009.01.07



本年もよろしくお願いいたします。

函館の小甲さんから本流アメマスの写真が届きました。新年の釣りで氷点下のウェーディングの釣りだったとのこと。とても寒そうですが釣れれば暖かいようです。

タックルはロッドがオプティDHの14フィート9番、リールはメガループ、ラインはオプティカスタムOCT9/10のシンク2&3。しかしこのシンクレートではなかなかアメマスの泳層に届かないとのこと。

私の経験では北海道の冬から春先までの本流のアメマスには以前はLOOP、EXPデプスチャージ(現在は廃番)の400グレインと550グレインが使いやすかったです。今のラインでいうオプティカスタムのディープダイバー(DD)です。
これらのラインは川底を取ってフライをゆらゆらと浮かせているとよく釣れます。川底にいる魚はゆっくりと餌を食べる傾向があるのでゆっくりとした釣りを心がけます。

ディープダイバー(DD)は8/9番で10.0m、9/10番で10.3mが標準の長さですが10/11番を7mほどにして8/9番ロッドに使ってもOKです。ロッドに表示してあるヘッド重量に合わせてカットして使うと快適です。
ただし、この手のヘビーシンキングラインはキャストをそれほど重要視しないので短く軽くして使ってもOKです。つなげるリーダーはサーモンライトリーダーのバットをカットして5ft~7ftにして使うことが多いです。また、ロングリーダーのままでフライをかなりナチュラルに漂わせるというイレギュラーな使い方もあるでしょう。

このディープダイバー(DD)先日、夜のボートシーバスで使ったらとても快適でした。大型フライをロケットのように飛ばしてくれました。オプティDHロッド12.4フィート8番に8/9のDD10.0m、ランニングラインはオプティカスタム032でリトリーブの釣りでしたが速い潮でも活躍してくれました。

DDのようなヘビーシンキングラインというとあまり使ったことがないというフライマンも多いと思いますが、使ってみると意外な大物と巡り合えるでしょう。大物は底の方にいるので。ただしキャストは経験が必要です。
アンダーハンドはシンキングラインがとても投げやすのでフローティングにひと通り慣れたらシンキングも練習してみてください。


あけましておめでとうございます!

2009.01.01


新年、あけましておめでとうございます。

みなさん、2009年のアウトドアは何をして楽しむ予定ですか?
スノーキャンプ、ワカサギのアイスフィッシング、スノーボード・・・やりたいことは満載。

何から手をつけようか悩むところですが、まずはこれ!

最近ちょっと離れてしまっている自転車を再稼働させます。
冬のキーンと引き締まった空気のなかを自転車で通勤!
一気に目が覚め、頭もすっきりです。

自転車通勤されている方にはきっと共感してもらえるのではないでしょうか?

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

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芦ノ湖 第三弾UnderhandでGO GO GO! 12/2(火)

2008.12.29

三週続けて芦ノ湖です。


水温11.5度、今回は風も穏やかで釣りとしては厳しい一日でしたが、朝のラストチャンスにブラウン49cmGet!



川合洋志



Underhand でGO! 芦ノ湖釣行 第2弾! 11/25(火)

2008.12.28




ブラウンは51cm、ニジの大きい方が42cm、ピカピカの方は36~7cm程かと思いますが、二番のサーモンフックを飲んでいます。
朝の水温は12℃でございました。

川合洋志



Underhand Casting 芦ノ湖初挑戦 11/18(火)

2008.12.27

Loop Opti Double Hand 15ft #10に入魂!
朝の水温は14℃、釣り開始まもなく風が吹き始め、良いウネリが出始めました。そして丁度9時頃にブラウンがヒットしました。
52cmでした。午前中それ以外のアタリはありませんでした。
朝の52センチBrown Trout 入魂の一尾!


午後は3時頃から釣り始め、時折ラインとフライが鯉のぼりのようになってしまう程の強風が吹きましたが、タイミングを見計らってキャストして行きました。

ポイントに向かって左端あたりに来たところでニジマスが来ました。ホール中いや凄い風だったのでスイング中?のバイトでした。腹がポッコリとでていてワカサギをいっぱい食っていたようでした。

午後、 強風の中での会心の一尾!

二匹ともイーグルマラブーで巻いた2番のスペイフライでの釣果です。
シングルの10番では私にはキャスト出来ないサイズのフライです。

川合洋志



越後荒川サケ釣り 12月10~11日

2008.12.25

今期の荒川は4年前の不漁の影響で全く振るわない状況でした。
雪解けやダムの放水等で水量も増減を繰り返していたので、遡上が多ければ好いタイミングのはずでした。


幸いにして良いポイントへ入れたのですが、全く反応がありません。
Loopオプティ14’#9にアダプテッドフローティング、10’のシンクティップと言う組み合わせは水深の浅い荒川にはピッタリでした。
魚影が薄いと感じ、様々な方法で流してみましたが、いっこうに反応が無く、周りも沈黙が続いていました。
ここでもう一度組み立てなおし、丁寧にドラグを回避してライン先端の行方を見つめていると、僅かに水面のラインが止まったような感覚と同時にロッドにかかるテンションが大きく変化しました。
一瞬の間をおき一気に下流へと走っていった鮭は、大きくジャンプすると既にバッキングが出始まっていました。後はロッドとリール任せで距離をつめる事に専念して下流に下ります。
何度かのやり取りでランニングを回収してくると、ロッドの曲がりが気になります。かなりのテンションを掛けてもスムーズな曲がりとその反発力が、鮭のパワーをいなしている事を実感しました。


毎年のシイラ釣行でもバットがこん棒の様だと一日人間がもちません、又、しなやかすぎるロッドは限界と同時にロッドの機能を失い、ロッドやラインブレイクを起してしまいます。
このオプティロッドもいよいよ自分の手の延長となり、使い勝手が良くなってきたのを実感しています。
程なくして浅瀬に誘導した鮭は、鼻曲がりのオスで鋭い歯の厳つい面構えに似合わずおとなしく観念した様子でした。


River Side 村田



ヘッドの長さ

2008.12.05



アンダーハンドキャストはシューティングヘッドを用いるわけだが、シューティングヘッドの長さは何を基準に決めているか?
例えば、オプティカスタムのヘッドならダブルハンドの8/9Fで標準の長さが10.8mとカタログに表記してある。この10.8mは90度の角度変換がやりやすいという長さなのだ。
よく飛ぶとか、飛ばないとかいうことが言われるが、飛ばすだけなら長いヘッドを作るといいだろう。長いヘッドはロングキャストに向く。反面、角度変換がしにくくなる。またいわゆるDループも大きくなりバックスペースを多く必要とする。逆にヘッドが短ければ角度変換が容易だがロングキャストは難しくなる。
90度の角度変換が容易というのが標準値なのだ。90度は必要ないと思う方も多いと思うが、広島の太田川のサツキマスや北海道の川では本当に良く使う。自然が残っている川ほど両岸が魚の隠れ家になっているので90度の角度変換の必要が出てくるのだ。

ヘッドの長さは釣場によって変わることがある。
湖でシンキングラインをリトリーブするなら角度変換をしないがヘッドは短いほうがいいし、川底をタイプ?で転がす場合も短いほうがいい。逆に水面をフローティングラインで大きくスイングさせるなら長めいい。
さらにランニングラインもすべればいいというものではなく、フライをコントロールするにはランニングラインの摩擦抵抗が必要なため太くなるし、大型フライを使う場合も太くなる。川底にヘッドを転がすなら水流抵抗をなくし細くするほうが良いことが多い。
カスタムヘッドは自分の釣場に合わせて微調整をしていくと最高のヘッドができるはずだ。はじめは標準の長さのヘッドで練習したほうがいいが、釣りに行けばヘッドの長さに悩むことがあると思う。そうしたら自分用のヘッドを作るといいだろう。

記 近藤



網走の海サーモンフィッシング

2008.10.11

9月の後半に北海道の網走に鮭釣りに遠征した。
今回はいつも遠征をともにしているオギーさんとバンブーロッドブラザーズの吉田さん兄弟と長井さんの5人で遠征した。
初日にあちこち下見したが、とある河口付近がいいということで2日目にその近くの砂浜で釣った。吉田さん兄弟、長井さん、皆さんベテランでとても釣りがうまかった。それぞれ余裕があり非常に楽な遠征だった。
しかし今回の主役は神がかり的な釣りを見せたオギーさんだった。
海ではギンギンの群れが定期的に私達の前を行き来する、かなりのグッドコンディションだったがオギーさんは誰よりも鮭をヒットさせていた。3日目のかなり波が高いバッドコンディションでもオギーさんは1人で魚をヒットさせていた。ポイントを変えてもどこでもオギーさんのヒットは続いた。




サーモンを釣る場合はスレ掛かりを避ける必要がある。経験が浅いと、つい魚を目の前にして興奮してしまい、スレ掛かりさせてしまいがちだが、これは釣ったうちには入らない。
今回はもちろん全員がっちりと食わせるテクニックを持っていた。




タックルはオギーさんがマルチダブルハンドの13フィート8番。
吉田さんの弟さんは偶然にもループ・オプティダブルハンドの15フィート10番。
私はオプティダブルハンドの14フィート9番だ。

オギーさんとも話したが鮭はやはり8番では若干心もとない。カラフトなら8番でもいいが鮭には9番以上がいいと思う。チャムサーモンは世界的に見ても、かなり引きの強いサーモンなのだ。
ラインはオプティカスタムのフローティングにリーダーがサーモンリーダーを使ったが、波でフライが踊るので先端がインターのシンクティップラインが一番いいと思った。

さてこの海のサーモンフィッシング。ギンギンの雄の引きを味わったら病み付きになること間違いなしだ。是非一度トライしてみていただきたい。


アンダーハンド+イワイスーパーミノーで80cmアップシーバス

2008.10.09

9月の後半に横浜のシーバスボート、シークロさんにお世話になった。今回は先日のYFTでまたまた優勝した福嶋さんと乗船。当日のシーバスのコンディションはすこぶる良く、数十回というアタックがあった。



当日のタックルは私がヨランアンダーソン・シグニチャーの10フィート7番にラインがオプティ・スティルウォーターWF7F。長いヘッドが打ち返しには好都合なのだ。リーダーは13フィートのループ・マルチリーダーの先端を6フィートカットし全長7フィートにして大きなイワイスーパーミノーをつけた。



この場合の考え方は以下のようになる。
標準のリーダーの抵抗を10とした場合、空気抵抗の大きなフライが5くらいの抵抗を持ったとする。そうなったら今度はリーダーを詰めてリーダー自体の抵抗を5とし、全体(リーダー+フライ)を10にまとめるのだ。大きなフライを使う場合はこういった考えを基にしてリーダーを調整していく。
アンダーハンドの場合はシステムがシューティングヘッドなのでリーダー、ヘッド、ランニングラインの3者のバランスを常にとっていく必要がある。
超大型フライはこのバランスを崩すのでリーダーを調整しヘッドとランニングラインに影響を及ぼさないようにするのだ。ちなみに福嶋さんはロッドがループ・オプティソルト990と1090。リーダーはショックリーダーを付けていた。

さてシークロの岡本さんが連れて行ってくれたポイントではいきなり50~60cmが連発。アンダーハンドはフォルスキャストがないのでオーバーヘッドよりもポイントを攻める時間は長くなるだろう。いい時間に次々に攻められる。



ひとしきり楽しんだ後、福嶋さんがアンダーハンドで投げた。スローモーションのように着水したスーパーミノーが吸い込まれた直後、ものすごいファイトが始まった。何度となく魚をいなした後、ランディングすると81cmもあるシーバスだった。間近で見る魚は自分にとってはイトウや鮭のような大きさだった。
夕方暗くなるまで楽しんだが、振り返ると本当にミラクルな一日だった。


ビッグドライフライの釣り

2008.09.23



今年もまた幼なじみのゆうさんと紋別に夏休みの釣りに行った。
カラフトマスとレインボーを狙う旅だったが、カラフトが不調だったためレインボーに時間を割いた。



紋別のアンダーハンドキャスターKさんも合流し、3人で熊の生息域を釣った。下流から釣り上がり、チェルノブイリアントやグラスホッパーの#6~#8をマルチロッド5番9フィートでキャストしていく。
今回はマルチライトリーダーをカットせず12フィートのまま使い、4Xティペットを70cm足した。

釣り始めてすぐに35~45cmのレインボーが釣れた。 渇水気味であったが、バッタがたくさん飛んでいてビッグドライフライには好条件が揃っていたのだ。



ゆうさんは1年ぶりの釣りだったので、最初調子が出なかったが徐々に慣れていき、しばらく川を釣り上がるといいプールで43cmのきれいなレインボーを釣った。
K氏はさすが地元だけあって粘りの釣りで50cm近いレインボーを引き出していた。



さらに釣り上がると、ものすごい大きなプールが出てきた。水深は3m以上。ニュージーランドで釣りをしているような錯覚に陥る。こんな大きな場所でドライは難しいかもなどと考えながらキャストすると、オプティストリームのWF5がビッグドライフライをターンさせていった。
次の瞬間フライは鈍い音とともに消えた。
レインボーは全速力で水中に向かっていく。
リールがものすごい力で逆転させられる。 ロッドはバットから曲がり、トラウトフィシングというよりはソルトウォーターフィッシングのようだ。
しばらくすると魚が止まった。
しかし次の瞬間、こちらの完全なる負けを知らされることとなる。

魚が逃げ込んだのは水深3mに沈む倒木だったのである。
ティペットは倒木に巻かれ、水中で60cmほどの魚体がギラギラ光った次の瞬間全ては終わった。

水中深く沈む倒木の存在をプールの主は知っていて、こちらは知らなかったのだ。
完全なる敗北。

この一尾でなにかすごく満足できた。
釣りは経験が必要だ。これもまた経験。来年は釣り上げよう。
その後3人で食べる河原の昼食はおいしかった。帰り道、バッタがたくさん足元から逃げていった。

記 近藤



アンダーハンドでボートシーバス

2008.09.17



昨年からボートシーバスをアンダーハンドで楽しんでいる。

もともとこの釣りは、講習会に来ていた福嶋さんに誘われたのが始まりだ。本当にボートからできるのかという疑問に対し、芦ノ湖で検証したりして、ボートシーバスに応用していった経緯がある。
できると思うというのと、実際にできるは大違いなのだ。
アンダーハンドのボートシーバスは本当に楽しい。ラインを曲げ、複雑な障害物にチャレンジしていく。フォルスキャストがない分、攻めの時間が長い。そして疲れない。
いろいろ考えた結果、すっかり定着したスーパーミノーの釣りにはオプティスティルウォーターのWF7かWF8に落ち着いた。

さて福嶋さん、以前のYFTという大会にループタックルで出場し、シークロの岡本キャプテンとのコンビで見事優勝。おめでとうございます!
福嶋さんはループのオプティソルトロッドでボートシーバスもオフショアもこなす、ソルトウォーターフライフィッシャー。
今後も活躍してください。






日本は広く、特にソルトでは様々な釣りがある。以前広島で夜にメバルをアンダーハンドで釣るといった面白い釣りも体験した。もちろんアンダーハンドで。非常に面白い釣りだったので折をみて紹介したいと思う。

記 近藤



実釣講習会

2008.08.14



先日北海道の美幌にてアンダーハンド講習会を実施しました。
少人数であったため実際に釣りをしながら、ステップアップを図りました。レインボー、アメマス、ヤマメ、ハヤなどいろいろな魚が釣れました。写真は釣れたアメマスです。

アンダーハンドでドライ、ウェット、ニンフなど釣り方は何でもOKです。
北海道の川ではいつもオプティニンフ9フィート5番にオプティストリームWF5という組み合わせです。

実際の釣りではラインを曲げて釣ることが多く、オーバーヘッドのような直線をほとんど作りません。
アンダーハンドキャスティングはシュートで飛んでいく直線だけでなく、様々な曲線をコントロールすることが上達への近道です。曲線をコントロールすることができれば、釣りの幅は広がるでしょう。フライラインはやわらかくどんな形にもなるのです。直線だけで使うのはもったいないのです。話は逸れましたが、美幌のOさん、本当にうまくなりましたね。



近藤記



オフショアの怪物

2008.08.11

日本は南北に長くフライフィッシングの対象魚に困ることはない。
いつもは北海道で釣りをすることは多いのだが、以前沖縄から宮古島に渡りマグロを狙って大海原に出た。季節柄マグロのサイズは2キロから3キロほどだったが、ループ・ブルーラインソルトの12番を使って子気味いい引きを楽しんでいた。



数時間の後、船の回りに巨大な影。
私の漂わせていたガミーミノーをくわえたのは巨大なシイラだった。魚は一瞬で100メーターほど走りものすごいジャンプを繰り返す。



その後、魚はランディングできたものの、ちょっとしたアクシデントでロッドとエボテックリールは海の底へ。きれいな海を汚してすみません。

一年に一度はこんな釣りもいいですね。
その後、次の遠征用にオプティソルトの12番を手に入れました。



近藤記



アンダーハンドで釣る渚滑川ツアーレポート

2008.06.19



今月の13日から15日の2泊3日で、北海道の渚滑川にアンダーハンドツアーに行ってきました。
水の状態もよく参加された5名は全員40センチオーバーに出会え、3名は50センチオーバーと満足のいく釣りでした。



渚滑川と言えば、トラウトを守る会が、ずっと育んできた川。
今回の釣果も彼らの活動に支えられています。
さて、参加された方たちは埼玉、東京、札幌、神奈川、新潟とはるばる渚滑川に来られました。ドライフライの釣りは皆さん慣れているので、ニンフの釣りを教えたところ50オーバーを連発。ニジマスの大物にはニンフが効きますね。





タックルは皆さんオプティロッドの4番から5番を持ってきていました。
ラインはオプティストリームオプティスティルウォーター
新潟から参加のKさんの オプティピーク11フィート4番は本当にいいロッドです。最大の56センチレインボーでは4番ということで、てこずっていましたが、見事にランディングされました。



札幌から参加のHさんは今までのフライ人生の最大魚を釣り上げました。
おめでとうございます。



今回は宿泊先のペンションループの牧野さんに多大なるご協力をいただきましてありがとうございました。
またFFメディアの2人にもいい映像を撮っていただきありがとうございました。

皆さんが帰ったあと川は濁って釣れませんでした。いいタイミングで釣りができたようです。
参加者の皆さんドライ、ニンフ、ウェットとアンダーハンドの実釣を体験していただいたので、ご自身のフィールドでも役立ててください。




海サクラ2008

2008.06.18

今年も海のサクラマスを狙いに北海道に行ってきました。
4月の19日~22日と、釣りは3日ほどできました。海のコンディションはナギが続き、フライではとても狙いやすい条件でした。
今回は、つり人社さんから今月出る予定のツーハンドの別冊本の取材と、プライベートの釣りが混じったため、いつもよりきれいに気を付けてキャストしました。
初日は例年通り何も釣れず、2日目の真昼間にベタナギの海から50センチ弱の小振りな海サクラを釣ることができました。

小振りですが、なかなかのファイトでした


穏やかな海からの2尾目


お気に入りのオプティダブルハンド9140メガループをセットし、ラインはオプティランニングライン032オプティカスタム・ダブルシンクI/シンクIIティップ の9番-10番(OCT9-10S1/S2)、シンクレートはI&II、リーダーはサーモンライトリーダーにティペット1Xを60センチ。
このシステムは、ローストレッチで15センチほどの小海アメが30m先でフライをかじってもわかるほどです。

夕暮れ時の穏やかな海は最高のフィールド


海でアンダーハンドというと、リーダータッチが波でうまく出来ないのではと考える方も多いと思いますが、実際はそのようなことはなく、いつも通りキャストできます。
ただし、湖と同じで流れがないため、ハーフサークルでラインテンションがうまく掛からない場合が多いと思います。
そうすると、何度もラインを前方に打ち直してしまうものですが、ダブルハンドでは軸となる上手を安定させ、下手できれいに半円を描けば不思議とテンションが得られます。
ほとんどの場合、テンションが掛からないからあせって上手が動き始めるという悪循環に陥ることが原因だと思いますが、もう一度基本通りやるとうまくいくと思います。

さてこの海サクラ、3日目に群れに当り60オーバーを含め、さらに2尾を釣ることができました。 バラシも2尾あり、全部でヒット5尾、ランディング3尾という結果でした。
アンダーハンドだから釣れたかはわかりませんが、ラインやリーダーのターン性能、疲れず何日も釣りができる優位性などが釣果に結びついたようです。

本当にラスト1投できた60オーバー


この釣りの様子は『別冊ザ・ツーハンデッド』に詳しく書きましたので、興味のある方は読んでみてください。

近藤記



5月13日(火) 中禅寺湖 岸釣り

2008.06.07



今シーズン2回目の中禅寺湖釣行です。私、先日にLoopロッド opti Stillwaterを購入。
本日は魂を入魂せねばなりません! 幸いにも開始早々、フローティングラインにいきなりひったくるようなアタリと狂ったようなジャンプ、ヒメ鱒だなと核心。リールもOpti Dry Fly難なく最初の走りをかわしてくれました、と思ったのもつかの間、今度は沖に向かい背中を出し、イルカのようにジャンプしてのファイトです。リールファイトに持ち込み、この走りもぐっと堪え無事ランディング。37cmのヒメ鱒でした。記念すべき入魂の1匹に感謝です。 その後小型のサイズのヒメとホンマスが三匹このロッドにきてくれました。




夕方Opti Peak 11ft#4にIntermidiateにホンマスとヒメマスどちらも35cmほどのサイズがヒット。このヒメの激しいファイトにおじさんも驚かせられました。




<本日使用>
・フローティング ライン タックル
Rod: Loop Opti Stillwater #6 9ft6
Reel: Loop Opti Dry Fly
Line: Loop Opti Stillwater WF6F
Leader: Akron LDL 15ft 4X
Fly: TMC3961SPBL#14に巻いたユスリカニンフパターン

・シンキング ライン タックル
Rod: Loop Opti Peak 11ft #4
Reel: Danielsson Featherweight 5-8
Line: Clear Intermidiete ST Head
Leader: 12ft 4X
Fly: TMC#10に巻いたソフトハックル マラブーパターン


4月22日(火) 芦ノ湖 岸釣り

2008.06.05



Loop Opti peak 11ft#4にIntermidiateラインでリトリーブを開始すると、まもなくズシッと重い当たりと同時に首を激しく振るファイト、無風の鏡状態なので水中が丸見えでギラギラと激しくくねってます。
TMC3761SP-BL#10に巻いたマラブー・ストリーマーパターンでのヒットです。
なんとか無事ランディングにいたりました。ネットの内側が48センチですが、それと比較してみると、まずまずのサイズのサクラ鱒です。その後も同じポイントで2匹レインボー追加。
夕方にポイントを良く風が通るコペリの鼻へ移動、満水でとても厳しいウェーディングでした。開始後まもなくひったくるような当り、40数センチのレインボーでしたが、よく飛びラインを引き出しリールファイトで楽しませてくれました。



その後またヒットと同時に激しく首を振り水中でギラギラするファイト・・・もしかしてまた?と思い丁寧に取り込みましたが先ほどと同じサイズのレインボーでした。本日7ヒット6ゲット、Loop Opti peakはバレの少ない竿です。
今シーズン初の芦ノ湖、Luckyでした。

Loop to Loop 横田正巳



利根川のレインボー

2008.04.04



トーナメンターの北林さんが、利根川で釣った44センチのレインボーの写真を送ってくれました。
おめでとうございます。
ロッドは、オプティダブルハンド15フィート#10です。利根川は、最近レインボーも多く釣れるようです。もちろん北林さんは凄腕のキャスターなので、誰も届かないポイントも攻められるのでしょう。

先日、私も利根川まで社内の講習会で行ってきました。すごい風の日に大変な講習となりましたが、午後にはスペイの下澤さんが風裏ポイントに案内してくれたため、何とか一日続けられました。釣りはしませんでしたが、すごくいいポイントがたくさんありました。暖かくなったら再び行ってみたいものです。

利根川は街中を流れている大河川のため、どこに車を停めたらよいかわかりません。釣りに行く場合は、事前の下調べを入念にしたほうが良いと思いました。
利根川では、ウェットをスイングさせるよりも縦にフライを送り込むほうが効果的、と下澤さんが教えてくれました。
アンダーハンドの場合は、シューティングヘッドなので飛行していくランニングラインを最後に急に止めると、フライがオーバーターンしてフライ先行の形を作りやすくなります。その後、テンションを少し掛けてフライを縦に送っていくと、幸運が訪れるかもしれません。
記 近藤



多摩川のマルタ

2008.04.02

春、桜が咲き始めるより少しばかり早く、多摩川にマルタが遡上を始める。
今年も3月の初旬に遡上の確認の情報を得て、早速少し出来た空き時間を利用して行って来た。
マルタ師の間ではあまりにも有名な瀬があるが、そこに行って堤防の上から見下ろすと、マルタ達が激しい水しぶきを上げている。
川に下りて行きそっと立ちこみ、ウェイデッドニンフを無難にドラグフリーで流せれる距離まで近付く。インジケーターを使った釣りであるが、フライは底を転がすのが基本だと思う。下流までドリフトしたらスネークロールで回してから、アンダーハンドキャストで上流に打ち返すという動作を繰り返していると、インジケーターが沈む。反射的にロッドを立てると、根掛りの様な手ごたえ。しかし、一瞬置いて魚は頭を振り、ゆっくりだが、トルクのある走りを見せ始める。流れに乗ると止めるのも困難で、マルチロッドMUL590-4がバットまで絞り込まれる。
なんとかいなして寄せると、50オーバーのマルタ。
しかも丸々と太っている。
海水を飲んできた魚は引きが違うなと一人感動しながらリリース。



遡上のタイミングを外すと、この1級ポイントでも全くマルタの姿が見られない事もあるが、今回は当たったようで、魚は大量に入って来ている。
そんな時はスレ掛かりも増えるが、それでも大半はフライを食ってきており、しっかりと口にフッキングしている。ド派手ピンクやFLオレンジのエッグも食ったし、ナチュラルカラーのニンフも食ったし、目の前にナチュラルに流し込めば抵抗無く食ってくるのかと感じた。



ひとしきりマルタとの引張っこを楽しみ、腕が疲れてきた頃、太陽が川の西岸に建つマンションの陰に隠れた。今年の分は十分に楽しませてもらった。来年の春もこの遡上が見られる事を楽しみにしながら川から上がった。



竹内 治



うらたんざわのライズ

2008.03.31

先日アンダーハンド講習会でうらたんざわ渓流釣場に行ってきました。
午前中は皆さんにキャストの練習をしていただき、午後に実釣となりました。参加者の皆さんは実釣では、いいキャストを見せてくれました。



水のきれいなこの釣場で、夕方までの時間ロッドを振りましたが、カディス、ガガンボ、などなど次々に出てくる虫が変わり、そのたびにプール全体がライズの嵐となっていました。ライズのわりに魚はなかなか釣れず久しぶりに面白い釣りでした。
こんないい釣り場があるんですね。



さて写真のように、管理釣り場などでバックスペースが取れない場合のキャストのコツを少し。まずハーフサークルを自分の顔の前で小さく作り、リーダーをすごく前にタッチさせます。それだけではシュートがしにくいのでロッドハンドのひじを前方にスライドして(上にはあげないでください。)ドリフトすればシュートがスムーズにできます。一度試してみてください。ダブルハンドも同じ要領でできます。

記 近藤



今年の初釣り

2008.03.28

今月の8日、9日と今年の初釣りに行きました。
例年管釣り以外の釣りは4月頃からと決めているのですが、当社ルアーマン浅井が島牧の海アメをやってみたいというので、寒さを覚悟しつつ行ってみました。
海アメで有名な島牧は北海道ではメジャーな釣場です。といっても自分はいつも道南の松前に行っているため島牧は初めてだったのです。

極寒を予想していましたが、そんなことはなく、本州の3月とあまり変わりありませんでした。海アメは35cmから60cmまで7尾が釣れてくれました。ちょうどスカッドが出ていたようでTMC104SPの#8に巻いたスカッドパターンが効果的でした。
ロッドはオプティダブルハンドの14フィート#9にリールはオプティランナー、ラインはオプティカスタムダブル9/10のSINK2&3です。このニューラインはコアがPEなので伸びが少なく、時折吹く日本海の強風を切り裂いてロケットのように飛び、使い勝手は申し分ありませんでした。サーモンライトリーダーの先に1Xティペットを70?ほど足してスカッドフライをリトリーブすると次々に海アメが掛ってきました。魚は非常に近くに居ました。ロッドはもう一番手下げても良かったかもしれません。シングルの#8という手もあったでしょう。

フライでやるなら海が穏やかになる3月に入ってからがいいと思いました。後日会ったキャップスの望月さんもそう言っていました。

夜は近くの温泉旅館に泊まりましたが、海の幸と温泉が最高でした。
来月はいつも行っている松前に海サクラを狙いに行きます。

はじめの1尾


今年初の50オーバー


岡ジグで有名な岡さんと浅井さんはルアー談義。


雪はありますが日中は暖かいです。


日本海に向かってシンキングラインをキャスト。


記 近藤



6月のアンダーハンドツアーの釣り・・・

2008.02.19

今年の6月13日~15日の3日間、アンダーハンドで実際に釣りをするツアーを予定しています。興味のある方の参加をお待ちしています。
このツアーの特徴はゆっくり出発して、釣り場の近くのペンションに泊まって、楽しく釣りをして、早めの明るい時間に羽田まで帰ってこられるというものです。遠征の釣りにありがちな車での長時間の移動がないため楽ちんです。

オーナーもフライマンの宿です。


私自身北海道のほとんどの地域で釣りをしていますが、このルートが一番お勧めです。そこでどんな釣りができるか、昨年も同じ所に釣行しているので詳しく紹介したいと思います。

まず川は渚滑川を中心に近郊河川も釣るといった感じです。季節的にちょっと水が多いと思います。ウェーダーはゴアでOK。
タックルはシングルハンドの4番~6番、ダブルがいい方は6番~8番がお勧めです。ラインはオプティストリームがあれば大丈夫です。(ダブルの方はフローティングのヘッド10mくらい)
対象魚はニジマス、アメマスなどで40センチ前後の魚が多いと思います。もっと大きいのは居ますが、釣るには運が必要です。ティペットはドライ、ニンフの方は3X~4X、ウェットの方は1X~2Xです。フライはスティミュレーター#8前後、エルクヘアカディス#8前後、ビーズヘッドニンフ#10前後、クイーンオブザウォータース(ウェット)の#8前後です。

こんなのが釣れます。


各地でアンダーハンドを教えていると、フライマンといえども各人の嗜好は様々であることを感じます。ドライが好きな方、ウェットが好きな方、小さな川が好きな方、大きな川が好きな方。しかしこの周辺では全ての釣り方が可能です。自分が好きな釣りをしてください。いまひとつキャストに自信がないという方でも大丈夫です。実際のキャスト距離はフライまで3m~15mです。つまりオプティストリームのヘッドを出しただけで、すべてのポイントがOKです。(ダブルの場合は20mくらい。)魚は近い所に居ます。

ツアーではアンダーハンドキャストだけでなく、北海道の川の釣り方もレクチャーします。遠征にいまひとつ決心がつかない方や以前北海道に行ったけれどいい釣りができなかったなどなど、この機会を利用していただけると良いかと思います。

■2008年06月13日(土)~15日(日)
近藤 雅之と行く北海道・渚滑川ツアー(講師 近藤雅之)
※2月下旬お申込受付開始予定。


帰省のついでに釣り納め

2008.01.30

年末に帰省した際に友人のtomokaz氏と天竜川のC&Rエリアに行って来た。
久しぶりの天竜川に気分も盛り上がり、ポイントに到着して意気揚々とロッドを取り出すと、マルチの590と思って持ってきたロッドが実は280である事を発見した。予想外の展開に一瞬めまいがしたが、気を取り直して、キャス練用に持ってきていたLBL8124とエボテックLW79の組み合わせで釣りをする事にした。これは10日ほど前にサケ釣りをしたタックルであるが、今回はそれに5Xのティペットを一ヒロほど加えてTMCループインジケーターを使ってのニンフィングである。

実際にやってみると、ツーハンドロッドだと棚を長く取るのが楽だと感じた。沈み岩の周りを何度もゆっくりとナチュラルドリフトすると、すっとインジケーターが消える。ゆっくりとあわせるとたいていは根掛りであるが、それでもしつこくボトムを流し続けるのが大切だ。

そうこうしているうちに、いつもと同じようにインジケーターがゆっくりと沈み、そっとテンションを掛けるとデカい鱒が頭を振るのを感じた。大物の手ごたえに腰が引けつつも、5Xのティペットが切れないようにギリギリのプレッシャーを掛けると、ツーハンドの8番ロッドが大きく弧を描く。何度かのダッシュをいなしながら、足元に寄せた虹鱒はデカい。無事ランディングして、大きさを測ると67cmで、さらにヒレはとても綺麗な、2007年の最後の釣りを飾るにふさわしい魚であった。




LOOP新製品ラインがまもなく入荷

2007.12.14



LOOPのニューラインが来年はじめには入荷します。
このニューラインのサンプルをここ一ヶ月振っていたのだが、フローティング、シンクティップ、シンキング全てまとまったラインだった(全てシューティングヘッド)。今までのカスタムラインとアダプテッドラインがリニューアルしたということだ。新型も旧型もキャストフィーリングは根本的に変わらない。設計思想が同じだからだ。
先日もオプティロッド14フィート9番にニューカスタムライン(シンク2/シンク3)をのせて振ってみたところ30mのランニングラインが気持ちよく全部飛んで行った。ただ旧カスタム、旧アダプテッドとも同じように飛ぶし、全く古くないので今まで通り使っていただけると嬉しい。ただ今回はカスタム、アダプテッドともにシングルハンド、ダブルハンドのどちらにもシンキングラインが充実している。
またアダプテッドは溶着ループが以前より小さくなった。この溶着ループにも旧型と同じく番手ごとに違う色が付いていて溶着ループの色を見れば何番のラインか一目瞭然なのだ。この溶着ループは最近流行っているようだが、ループ社ではもう6年以上前から採用していて番手ごとに色分けしている。

上が旧アダプテッドの溶着ループで下が新型です。


またカスタムラインはカッティングテーブルを見なくても、全て8/9、9/10のような番手表示になり、M、Oなどの表示がなくなった。ちなみに14フィート9番には9/10ラインをのせてください。
来シーズンはサクラマスのダンブルハンドの釣りや湖の引っ張りの釣りで使ってみてください。
もちろんバックスペースがあればオーバーヘッドでも振れます。
ただしヘビーシンキングラインの場合は自分を釣らないように気をつけてください。

なお今までのオプティストリームやマルチラインはそのままです。今回はシューティングヘッド単体のものがリニューアルします。

記 近藤



たまにはオフショアで爆釣

2007.11.05

9月の半ばにリバーズエッジの渡辺さんに誘われて伊勝丸さんで駿河湾に出てきた。

江ノ浦から出港してしばらくは走るだろうと思い、朝飯のおにぎりでも食べていたら、数分後に沼津湾内でいきなり釣り開始と言うのだ。様子を見ながら軽く流していること数分、そのうちボイルが始まり、ソーダガツオが入れ食いになった。
無我夢中でフライを投げ、釣りまくったが、ひとしきり釣って落ち着いてきた頃にはボイルも少なくなってきた。どうやら鰯玉が船に付いているようで、船頭さんはちょっと上げて下さいと言い、円を描くようにぐるっと船を1周させる。すると、船に付いていた鰯はスクリューが起こす水流に巻き込まれ、水面近くに舞い上がり、それにソーダが飛びつくのだ。この船によって作り出されたボイルにフライを投げると、当然のように釣れてしまうのだ。
2時間ほどこのソーダの釣りを楽しみ、今日はもう満足だと感じて来た頃、船頭さんはこれからが本番だと言い、船を沖に走らせた。

前夜準備に追われ、一睡もしていなかった私は移動中は爆睡していたが、目を覚ましてもまだ船は走っていたので、結構な距離を移動したと思う。そのうち素人目に見ても良いと分かるような潮目にたどり着き、潮目沿いに流れている障害物にフライを投げながら流していくが魚影は確認できない。

そうこうしている内に遠くで鳥山が起こり、そちらに向けて船はカッ飛んで行った。鳥山付近に着くと、大きな鰯玉が出来ていて、そこにサメが5匹程突っ込んでいたり、ソーダやらメジらしき魚が飛びついていたり、なんとも凄い事になっていた。



こうなってしまうと、釣りは非常にイージーである。2/0のガミーミノーを投げると簡単に食ってくる。メジも1.5キロから2キロ未満ぐらいのが釣れて、ループの10番ロッド、LBLSW1090-4を気持ちよく曲げてくれる。そのサイズが連発するとだんだん欲が出てきて、カウントダウンして下の層を狙えばサイズアップするのではないかと、60秒ほどカウントダウンしてから引っ張るも、釣れるのは期待に反してペンペンシイラのみ。結局、鰯は船にべったりと付いているので、メジが出るのは船べりであった。ガミーミノーを軽く投げて水面近くをひょろひょろと泳がせると、濃紺の海からいきなり銀色のメジが浮上してきてフライに食いつくのだ。こんなに簡単に釣れるのはめったに無い。



気が付くと、隣で釣っていた渡辺さんが何やらデカい魚に100m以上バッキングを引き出されている。どうやら掛けたメジをサメに食われたらしい。大変ですねえといいつつ、自分はメジを釣っていたら、同じようにサメに食われてしまった。スピードはゆっくりであるのだが、恐ろしいほどトルクフルな引きは、ループエボテックLW79のドラグをフルに閉めてもじわじわとバッキングを引き出していく。あわてない、落ち着いた引きは、まるでこいつは釣られている事に気が付いていないのではないかと思わせる。ファイトするにしてもこのタックルでは果てしなく時間が掛かってしまうだろうから、諦めてスプールを手のひらでフルロックさせるとティペットが切れた。

そのうちクーラーも一杯になってしまったので、アメリカのサイトで見た、頭から入水するように放り投げる方法でメジをリリースし始めた。正直、そうしてリリースされたマグロはどれぐらいの確率で生存するのか分からないが、食べ切れないものを持ち帰る訳にも行かない。だったら釣りをストップすればいいのにと言われそうだが、そこは釣り人の性、止められないのだ。そういったジレンマに悩みながら2時間ほど入れ食いを楽しんだ後に、まだ続くボイルに後ろ髪を引かれながらもその場を離れ、港を目指した。

竹内



アンダーハンドでサケ釣り~請戸川編

2007.10.30

10月に入ると、涼しくなってきた風にキンモクセイの香りが漂い、夜はといえば虫の声はにぎやかになって来る。本来であれば、のんびりと風情を楽しめる季節であるはずだが、フライフィッシャーにとっては春から通い詰めてきたフィールドのほとんどが禁漁になり、何か虚脱感を覚えるのが、この時季だろう。爽やかなはずのそよ風も我々にとっては心の隙間風に感じてしまう、と言うのがこれまでの秋の心情であった。
しかし、数年前より本州の河川にて鮭釣りが出来るようになってきてから秋が変わった。私の知る範囲では石川県の手取川から始まり、福島県で2河川、山形県で2河川、青森県で1河川、そして今年は新潟県の1河川と宮城県の1河川でも鮭釣りが解禁されている。
私もここ6年ほど、毎年このうちのどこかしらの河川で鮭釣りを楽しませてもらっているが、この秋の鮭釣りは多くの釣り人にとって秋の一大イベントになっている。

昨年の鮭釣りは近藤氏と二人、アンダーハンドキャスティングで釣った請戸川であった。
ここは左岸からの釣りで、状況が許せばダウンクロス、大抵の場合は下流に人が入っているので、クロス気味にキャストし、ゆっくりスイングさせて、釣れなければまた角度変換してキャストし直すという、実に基本に忠実な釣りである。ここでアンダーハンドキャスティングでは、ハーフサークルでスパイラル状にラインを持ってくれば、45°でも90°でも角度変換が出来るのが便利であると感じている。
この基本に忠実な釣りは、ツーハンドロッドのアンダーハンドキャスティング入門者にも入り易いと言えるであろう。

ただし、一つ気を付ける事は、きっちりとボトム付近を流すという事であろう。請戸川の我々が入ったポイントでは、水深は1.5m~2m前後と推測し、私はループカスタムラインのインタミに、ヘビーウェイトのフライを組み合わせ、どちらかと言うとフライで沈める方法を取り、近藤氏はループアダプテッドラインのファストシンクを使い、ラインで沈める方法を取っていた。
結果としてはどちらでも底を取れ、釣果も同じくらいだったので、後は個人の戦略次第であると思う。



ピンクや赤系のフライをゆっくりとスイングさせると、根がかりの様にテンションが掛かる。鮭は口先でフライをついばむようで、そこで合わせずに送ると、今度は鮭がはぐはぐとフライを噛むのを感じる。フライラインが下流に流れるテンションで引かれ、フライは徐々に鮭の口の中を移動し、やがて蝶番に達して、そこでしっかりとフッキングする。
当然であるが、左岸から釣っていれば、右の蝶番にがっちりとフッキングし、そこに掛かればまずバレない。



あくまでこれは私のイメージであるが、こういったヴィジョンを頭の中に持って釣りをするのと、漠然とフライを流すのでは、結果に大きな差が出ると思う。



私はループLBL8124-4を使ったが、この日は何度も鮭の強烈な引きにバットまで絞り込まれていた。近藤氏も9番のグレーラインロッドをバットまで絞り込む鮭の引きを堪能していた。



今年は12月に新潟県の荒川に行く予定だが、ここでは黒サケと呼ばれる鮭が釣れると聞いた。
黒サケとは何かと色々と調べたが、結局は行って釣るのが手っ取り早い。新しい釣り場、新しい魚、今からワクワクしている。これだからフライフィッシングはやめられない。

竹内



アンダーハンドでオホーツクサーモン

2007.10.26

今年も9月の末に毎年恒例の海のサーモン釣りに行ってきた。
この釣りは地元の人たちを中心に、何年も掛けてタクティクスが確立されてきた。ここ数年は、オホーツクの海ではほとんどの方がフローティングラインを使っている。
今回は、LOOPカスタムIIフローティングのPを12.2mにして15フィート#10のLOOPオプティダブルハンドロッドにリールはメガループという組み合わせ。リーダーは、LOOPサーモンリーダーを使用した。ウェイディングしてロングキャストして釣りをするため、専用ヘッドを作ったというわけだ。穏やかな波を受けながら、時折見えるサーモンのハネに向かってロングキャストを繰り返す。フォルスキャストがないぶんだけ釣りが楽だ。
ファーストヒットは、#2/0に巻いた赤のバーニーを押さえ込むようにくわえた銀色の小振りのオスだった。しかし、さすがにすごいファイトだった。

すばらしい景色のなかで一日の釣りがスタート


この色はまさに海の魚


そう言えば、昨年ヨランもこのソルトウォーターチャムサーモンの強烈な引きに驚いていた。
少し話は逸れるが、ヨランは昨年の時点でアトランティックを生涯4835尾釣ったといっていたが、今年は5000尾を超えたのだろう。ヨランの釣りは実に静かなものだった。しかも魚のいなし方がうまいのだ。私がヨランの横でヒットしたサーモンにてこずっていると、未熟さを感じたのだろう。「もっと経験を積め」と言っていた。

昨年の思い出 ヨランとの釣り


さて話は戻るが、このオホーツクサーモンの釣りは、その翌日にティムコの鮭釣好きメンバーが加わって数日間続いた。楽しい釣りだった。
アンダーハンドで釣っていると、遠征のダブルハンドの釣りは体力的に楽で、実は5日釣りをしたのだが疲れなかったのだ。長いロッドを体の近くで操作するので、疲れにくいのだ。 さてこのサーモン以前に礼文島に住んでいるフライマンに聞いた話だが、シーズンの最後は必ずすごく小さなサーモンが釣れるとのことだ。
そんなサーモンを誰かが釣ると、それが終わりの合図らしい。ファーストランは大きく最後は小さい。
自然界の序列なのだろう。

この釣りはお祭り。


ファーストヒットの小振りなサーモン


記 近藤



秋のアメマス

2007.10.02

北海道にはカラフトマスや鮭が遡上してくる初秋に丸々と太ったアメマスが上ってくる川がある。春先もアメマス釣りのシーズンだが、その時期は産卵後で盛んにフライにアタックしてくるが痩せている。それに比べ秋のアメマスの魚体はびっくりする。下手をすると2Xでも切れてしまう。
北海道の川用に使っているオプティニンフロッド、9フィート5番にエボテックFW3-5をセットし、オプティストリームのWF5でそっとフライを流した。こういった釣りの場合はリーダーを極端に短くしたほうが良い。マルチライトリーダーの先端を1mカットして3Xティペットを1,5m足した。



この時期のフライは、エッグかニンフで多くの方が使っている。それが最も効果があるのだ。釣り方はアウトリガーかマーカーニンフフィッシングだ。フライを潜水艦のように川底にべったりとへばりついているアメマスの目の前を、流れるように静かに流すと、大きな潜水艦がそっとフライを捉える。もちろん産卵前の魚ゆえ、川に入った鮭のように口を使いたがらない。
しばらく粘っていると、群れのなかの一尾がフライを捉えた。5番ロッドで釣るには大きな魚体。しばらくファイタした後、やっと浅瀬に魚を誘導することができた。

5番ロッドには大きすぎる魚体


足元には疲れきって産卵までいけなかったのだろうか、多くのカラフトマスや鮭が横たわっていた。

力尽きたカラフトマス




手前がブラウントラウトで奥が鮭


話は変わるが、鮭の遡上産卵はこぼれてくるイクラを狙う様々な魚を活性化させるようだ。アラスカでも大きなサーモンのあとにトラウトがくっついている話は良く聞くと思うが、北海道でも同じ光景を見ることができる。ある川で鮭の群れにぴったり寄り添うブラウンを見ることができた。しかもそのブラウンは鮭よりも大きいのだ。このブラウンがどうなったかは、またいつかの機会に話すとして、鮭の遡上産卵は川の中ではまさに一年に一度のお祭りなのだろう。

記 近藤



夏は仲間とフローター

2007.09.10

毎年、夏には何度かフローターでバスやライギョ釣りに出かけるが、今年もいつもの仲間と行って来た。
まず、最初はウィードの生えた池でループのLBLSW1090-3を使い、フロッグゲーム。大物用に準備したデカくて空気抵抗のもの凄い特製フロッグを力任せで投げていると、間も無く大きな音を立ててライギョがヒット。
しかしフライがデカ過ぎたのかフッキングには至らない。軟弱な私は、直ぐに小型のフライに交換したところ、空気抵抗も減り投げ易くなったので、広くウィードの上を引っ張ってくる事が出来た。そして少しウィードがまばらなポイントにたどり着くと、小さな音を立ててフロッグが姿を消した。左手でラインを引き、ロッドのバットで合わせてからロッドを立てると、なかなか良い引きをするではないか。すると上がって来たのはナイスサイズのバス。

気を良くしてその後もフロッグを投げるが、中型サイズのバスを追加したのみで、ライギョは出てもノらなかった。

移動して次の池へ。この中規模の野池ではかつては中ほどにウィードがあり、そこにライギョが付いていた。しかし近年はウィードが無くなり、ライギョは付き場を岸よりの葦や倒木と言ったストラクチャーに求めたため、フローターからのフライの釣りが非常にたやすくなった。ここではオープンウォーターの釣りになるので、ロッドはループのLBLSW888-3を使った。入水して直ぐ岸際でライギョの呼吸を発見したので、その近くにフルーツカクテルをキャストし、派手にポッピングさせると、フライを見つけたライギョが尾びれを振り振りさせながら追ってくる。そこでじらすように少し長めのポーズを取った後に、小さくポップさせると、大きな水しぶきと音を立ててライギョがフライに食いついてきた。ライギョ釣りの醍醐味はこのヒットの瞬間であると思う。フッキングに成功してしまえば、あとは少し走ったり、派手にローリングしたりするものの、比較的楽に寄せられる。



2匹目のライギョは葦際で出た。何となくライギョの尾びれみたいなものが見えていたので、ダンシングフロッグをキャストしてポップさせると、くるっと振り返り追ってきた。この追い方で食い気のあるライギョか、そうでないかは容易に分かるが、こいつはフライにアクションを付ける度に尾を振り振りさせ波を立てるほど食い気バリバリであった。頭がフライにくっつく程近くまで寄ったところで、そっとポップさせるといきなり派手な音を立ててヒット。その音は池の反対側で釣っている仲間まで響いた。近くまで寄せたところ、横向きのダンシングフロッグを噛み締めるライギョの顔が見えてきた。これはしっかりとフッキングしていないと見て、急いでハンドランディングしたところ、ライギョは口を開け頭を振り、フライがぽろっと外れた。



8月半ばの仲間とのフローター遠征であったが、連日続いた猛暑によりフローターに乗った際にウェイダー越しに接した水がぬるく感じるほど水温が上り、アオコも発生しており、状況は非常に悪く、釣果は例年の何分の一と言う程度であった。
しかし、気の会う仲間と、のんびり気の行くまで水の上に浮いて過ごし、疲れたらその辺りで昼寝したり、ある意味極上の時間の過ごし方が出来た。
きっと、来年の夏休みもまた同じ仲間と一緒にどこかの池で浮いて過ごすだろう。






竹内



オプティリールの感想

2007.09.05



今シーズンのループ新製品のなかで今年の前半戦お世話になったのがオプティリールだ。
最小のクリーク、ドライフライ、メガループを手に入れた後、期中でランナーが追加になったのでこれも手に入れた。ランナーとスピードランナーは違うものでランナーはドライフライとスピードランナーの中間サイズだ。クリークとドライフライは逆転音がしないが、ランナーから上は逆転音がする設計だ。前半はイトウ、サクラ、アメマス、本マス、レインボー、ヤマメ、イワナとたくさんの魚に出会えた。

そこでオプティリールの実際の感想だが、メガループは径の大きさがすごく、初めは使うのが恥ずかしいのだが、一度使うと、ランニングラインの回収の圧倒的な速さや逆転時のスプールの回転がゆっくり感じられ余裕が生まれてくるため手放せなくなる。径が大きいということは、逆転時の回転がゆっくりになるということだ。それはドラグシステムの軽量化を可能にし、リールの総重量を抑えられるのだ。



またスプールの底をV型にしてあるのでバッキングの圧をうまく分散し、徹底的に軽量化したスプールの変形を防いでいる。通常30ポンドバッキングを250ヤード巻いて使っているがスプールはすごく楽そうにしている。ただこれを使っていると多くの人がその大きさに驚くので少々困っている。スピードランナーは持っていないがメガループと径が同じでナロースプールなのでもっと軽いのだろう。
ランナーはライトツーハンドに使っている。12’ #6~13’ #8くらいだ。ランナーにはスピードランナーと同じだが、カウンターバランサーにティペット留めが付いていない。それはちょっと不便だが、日本の標準的なツーハンドの釣りにはベストサイズだと思う。
今年は湖で使ったがレインボーや本マスの走りに余裕でついていけた。
ドライフライは湖の釣りにぴったりだ。個人的にはオプティスティルウォーターの6番にセットして使っている。川の釣りでは魚が40センチ以上ないと、写真を撮ったときに魚が小さくみえてしまう。
そんな時はエボテックのFWを使っている。魚を大きく見せたいのは釣人の見栄かな?
最小のクリークはクリークラインの2番を巻いている。デザインからくる雰囲気が気に入っている。意外とヤマメと並べてもいい感じだ。
これから後半の釣りが始まる。後半もオプティリールをもって釣りに出かけよう。



記 近藤



オプティクリークライン#2でヤマメ

2007.08.22



少し前のことだが、平日に休みが取れたので、山梨方面にヤマメを釣りに行った。川幅4メートルの小渓流だったので、オプティクリークラインの#2にバットを50センチカットしたマルチライトリーダーに、5Xと7Xをつなげて釣りあがった。
クリークラインはオプティストリームラインに比べ非常に細く、日本の小渓流にはぴったりのラインだと思う。
フライはパラシュートパターンメイン。 アンダーハンドで障害物を避けてキャストすると、狙った白泡の中から元気なヤマメがフライに飛びついてきた。

この日は岩魚も釣れた。
小渓流の釣り上がりのアンダーハンドは、いわゆるスネークロール等を多用してリーダーをタッチさせていく。多くの方がアンダーハンドではドライフライはできないのでは?との感想を持つようだが、一度やってみれば、すぐにそんな心配もなくなる。
ミッジフィッシングでも何の心配もいらない。木の枝の下でも立ち位置を気にせずに、自由につれる。

実際の釣りでは、オーバーヘッドと組み合わせて釣りをすることがほとんどで、オーバーヘッドとアンダーハンドの比率が7:3のこともあれば3:7みたいなこともある。川の形態や河畔林の状況によってまちまちだ。
練習途中の方は、どんな場面でもアンダーハンドで釣りたいと思っている場合もあるが、オーバーヘッドのほうが向いているポイントでは是非オーバーヘッドで釣ることをお勧めする。

さて渓流のアンダーハンド、この釣りをやるようになってから自分の渓流釣りは変わってしまった。バックスペースがいらないので立ち位置が自由なのはもちろんだが、キャスティング自体が直線の世界から開放されてしまっているのだ。曲線で持ってきたラインが曲線でポイントに入っていく。今までのように直線的にラインを飛ばして、最後にカーブをかけるような釣りをするのではなく、初めからキャスト全体が曲線なので、ラインの置き方も自由。曲線には無限のパターンがあり、マニュアルみたいなものがないため、初めは戸惑うかもしれないが、要は自分がやりたいようにやればそれが正しいのだ。

近藤 記



夏はフライで雑魚釣り

2007.08.21



浜名湖ではポッパーを使ったクロダイの釣りが流行っているが、新しい物好きの私と静岡県在住の友人は、早速浜名湖まで行って試して来た。
結果から言うと、台風の後に状況が悪化し、更に前日の集中豪雨で濁りの入った状況では、我々の投げるフライのポッパーどころか、ガイド氏の投げるルアーにもチェイスすら無かった。普段ならもっと反応はあるはず、とはガイド氏の言葉であるが、釣りでは「いつもはもっと良い」とか「前回は良かった」が大半を占めるものだ。

朝一からクロダイ釣りで惨敗を喫してしまったが、そこで終わる我々ではない。クロダイ釣りが終わるや否や、友人の家の近くを流れる川にナマズを釣りに行った。今回使ったのはループLBLSW690-3。このロッドはポッパーを使っても、ストリーマーを使っても、実に快適に釣りが出来るので、雑魚釣りが多い最近では使用頻度が高い。

さて、その住宅地を流れる川は、前日の雨で少し増水しているものの、ボトムにへばり付いていたり、岸際の草の下に頭を突っ込んでじっとしているナマズが見える。そういった見えナマズを狙って行ったが、なかなか難しい。着水音に反応して勢い良くフライの直下まで浮上して来るナマズだが、もう少しでフライを食いそうな様子でもなかなか口を開かない。友人は半沈パターンで見事に60オーバーをゲット。フライに向って浮上してきて、ヒゲでその存在を確かめるような動作を見せた後、フライを吸い込んだとの事。
私と言えば、ナマズは依然と苦戦が続き、結局ニゴイ1匹とライギョ1匹でドピーカンの炎天下で、日中の釣りを終えた。ちなみにこの2匹は良いファイトを見せた。



更に、ダイハードな我々は、イブニングは友人の家から歩いて1分のところにある小川で再度ナマズを狙った。ここでは小さな流れ込みを中心に狙ったが、ポイントでは派手な音を立ててナマズがポッパーにアタックして来た。
しかし、どうしてもフッキングしないのだ。非常に悔しいが、これには熱くなる。最近ではナマズのフッキング率を上げるにはどうしたら良いかと昼夜考えている。

竹内 治



夏休みのレインボー

2007.08.20

夏休みを利用して北海道にレインボーを釣りに行った。
今回は渚滑川を中心に幼なじみのユウさんとの旅だった。宿はいつもお世話になっている紋別のペンションLOOP。オーナーの牧野さんはベテランフライマンで渚滑川や周辺河川に詳しく、北海道でレインボーの釣りの醍醐味を味わいたいという方はここを拠点に動くといいと思う。
特に北海道が初めての方には紋別空港に入って宿まで30分で着いて、釣り場まで10分で着くこのパターンが結局一番時間のロスがなく、釣りに専念できお勧めである。朝早く飛行機に乗って釣り場に行くのに3時間ドライブするのと、お昼の飛行機に乗って釣り場にすぐ着くのでは釣りの開始時間は結局同じで、しかも労力が少なく楽なのだ。



さて、今回は毎日天気が良く、昼間は渇水ピーカンということで上流域を釣った。北海道の川のレインボーの釣りは、いつも9フィート5番でやっている。時には#4というビッグドライフライや重いニンフを使うことが多いためだ。通常サイズのドライフライオンリーの方なら4番でもいいと思う。
今回はオプティニンフ9フィート5番を使った。 オプティストリームのWF5Fにマルチライトリーダーをつけ#8のドライフライでオーバーヘッド&アンダーハンドで釣りあがり、水面に出にくい状況ではニンフを沈めた。重いニンフを使う場合はリーダーの先端を思い切って80センチカットして4Xを3メートル足して深い淵を釣ったりもした。



元気のいいレインボーが何尾も釣れた。
北海道のベテランなら魚体を見ればどの水系の魚かすぐに見分けがつくだろう。黒点の多い、まさにレインボートラウトという魚を堪能した。ユウさんは久しぶりの釣りで北海道を満喫していた。2人で熊の生息地を釣りあがっていると、ユウさんの掛けた1尾のレインボーがすごいファイトを見せた。ファイト中その魚が水面を割って1mもジャンプした。
瞬間、思わず奇声をあげてしまった。



オプティニンフはドライでもニンフでも、ビッグフライをキャスティングしやすく、レインボーの釣りには最高の一本だ。数日のうちに、完全に自分の手になっていった。

さて、朝と夕方は下流域をウェットで釣った。ヨランアンダーソンシグネイチャー12フィート6番にカスタムIIフローティングのLを9.5メートル(24g)してサーモンライトリーダーに1X を90センチつなぎリードフライ、ドロッパーともにクイーン・オブ・ザ・ウォータースの#8にしてダウンで釣り下った。深みのある岩盤から特大のレインボーを引き出すつもりだったが、そうはいかなかった。
ただ魚はとにかく釣れた。40オーバーのレインボーでも充分楽しめる12フィート6番での釣りは最高に面白かった。



北海道のレインボーは9月からがまたいいシーズンだ。
ちょうど同じ頃オホーツクの海では、カラフトマス、サーモンの釣りが楽しめる。フローティングラインでほとんど出来るので(できればシューティングヘッド)、サーモン用の赤いゾンカーとラインバスケットを持っていけばOKだ。カラフトなら8番のツーハンド、サーモンなら9番前後のツーハンド(ともに13フィート前後)があれば充分だ。
もし9月にこの地を訪れる方は挑戦してみると、きっと楽しい時間が過ごせると思う。



記 近藤



沖縄のチヌ釣り

2007.07.25

友人から5月に沖縄の本島のフラットでチヌ釣りをしてきたという話を聞き、7月に行って来た。
初めての釣り場を一人で探るのは無理だと考え、友人と同じように北中城釣り具店(http://www.ii-okinawa.ne.jp/people/iyu/)の店主、喜屋武さんにガイドをお願いしたが、喜屋武さんはさすが通い込んでいるだけあって釣り場と潮に詳しく、その潮周りに最適な場所へと案内していただいた。

そこは真っ白な砂が広がる広大なフラットで、クルージングしているチヌを探しつつゆっくりと歩いていると、まるでボーンフィッシュを探して南の国のフラットをさまよっている気分になる。多少風があるが、ループLBLSW690-3で何とかキャスティング出来る範囲であった。
釣り始めてすぐにふくらはぎ程の水深のフラットに、20匹ほどのチヌのスクールを発見した。進路方向の1.5mほど先に随分小さめのクレイジーチャーリーを落とし、チヌが近付いて来たのに合わせてラインを小刻みにストリップすると、数匹が進路方向を変え、フライの後をストリップのリズムに合わせて付いて来るのが分かる。なかなか食わないが、ストリップのリズムを変えると、手元に心地よい衝撃を感じ、そしてロッドが弧を描いた。37cmのチヌであったが、6番ロッドではなかなか引きを楽しめた。



試しにカニフライも投げてみたが、ボトムにおいてあるだけのモーションレスのカニフライを見つけたチヌが、スーッと寄って来たかと思えば、疑うことなく吸い込んだのは面白かった。ただしサイズは#6とか#8とか小さめの方が食いは良い。
さらにフラットをさまよっていると、でかいバラクーダがベイトフィッシュを追いかけているのを見かけた。釣ってみたいと言う衝動に駆られたが、少なくとも10番が欲しいサイズであったので、ストリーマーを投げれば食ってきたかもしれないが、あえて6番ロッドでは狙おうとはしなかった。

次の日は大潮の干潮に合わせて干上がった沖の小島周りのフラットで釣った。この日はオニヒラアジやタマンが掛かる事も想定して、ループの8番ロッド、OPSW890-5を使用したが、このロッドは風を貫いて投げるのに適したトルクのあるアクションで、実際この日は風が強かったので、このロッドを使っていて良かった。
聞こえるのは風の音だけと言う環境に、気分は正に南国のパラダイスである。その強風の中で、クルージングしていたり、テイリングしているチヌを狙う釣りはテクニックを要求され、その難易度に楽しさを感じた。やはり難しい釣りほど楽しいものである。



今回の沖縄への釣行では、各地でその土地独特のフライフィッシングの文化が育ってきている様子を目の当たりにした。地元の方が精力的に開拓に取り組んで、次々と新しいフライフィッシングの世界を私たちに見せて下さる事を期待している。


ブラウントラウトの渓

2007.07.05


少し前のことだが、山深い小さな渓流で釣りをしていた。
その日はいい天気だった。しばらく歩いて大きな淵に来たときに重いニンフをアンダーハンドで投げてみた。すぐに反応があり、上げてくるとブラウントラウトだった。写真を撮ると太陽の光で魚が光っていた。

いつもなら渓流の場合、9ft前後のロッドで釣るのだが、この日は持っていたシングルハンドロッドは、グレーラインの11ftの4番のみだった。オプティストリームWF4にマルチライトリーダーをつけ、先端を30cmほどつめて重いニンフに対応した。
このスペックはオプティシリーズにもあり、非常に面白い竿だ。11ftの長さを全く感じない軽快さで使い道は幅広い。

それにしてもブラウントラウトは不思議な魚だ。
川では障害物にぴったり付いていることが多く、曖昧にフライを流しても大型は釣れない。そのくせ小さな川の開きに超大物が出てくることもあり、足元からスーと逃げていく姿を見かけたことが何度かある。この魚を理解するにはもっと長い時間が必要だと、いつも思ってしまう。

さて渓流のアンダーハンド。これが実に面白い!ドライ、ウェット、ニンフ。アップストリーム、ダウンストリーム。ストレートキャスト、トリックキャスト。ショートキャスト、ロングキャスト。何でも自由自在だ。オプティラインを使うとシューティングヘッドが遠投用というのは、昔の発想だと思えてくる。
渓流のアンダーハンドは、実践の経験を積む必要があるかもしれない。キャスティングが2次元ではなく、3次元の世界をフル活用するから、対応力が必要となってくる。何回か釣りに行くことによって、対応力は磨かれていくだろう。
近藤記



オーバーヘッドキャスティングでイトウ釣り

2007.07.02

いきなりごめんなさい。アンダーハンド釣行記なのに、今回の私の場合はアンダーハンドで釣ったのではありません。しかもタイトルまでパクリました。

先日近藤さんと一緒に北海道にイトウ狙いに行ってきた。初挑戦でいきなり行ってフライで釣れるのかと心配になったが、北海道でフライのガイドをしているWildLife(http://www.h6.dion.ne.jp/~wildlife/)の千葉さんにシーズンやタックル、フライパターンなどを事前に聞き準備を整えた。
用意したタックルは2セット。ロッドはグレーライン16フィート11-12番、リールはHD11-14の最強コンビに、ラインはカスタム・カスタムIIのフローティング?F/SIIIティップ。さらには3MのSTLタイプIIとタイプIII等々。これならば大きなフライも投げられるし、ある程度の風までならば十分に釣りになる。
もうひとつのタックルは、イエローライン14フィート9-10番、リールはHD9-13に、ラインはやはりカスタム・カスタムII、さらに3MのSTLインター~タイプIV、さらにはディープウォーターエクスプレス等々まで用意。全く節操が無いが、とにかく初挑戦なのでどんな場合にも対応できるよう色々と用意した。

まず一日目、周りの誰も釣れないまま少し日が傾いた頃、近藤さんのロッドが大きく絞り込まれた。イトウとは思えないほどの強烈な走りを見せたその魚は、いきなりの82cm!その大きく太い魚体に圧倒され、いきなり本命を釣ってしまった近藤さんを羨ましく思いつつも次は自分にとキャストを繰り返したが、私には何の反応も無いまま日没となり終了。

さて二日目、千葉さんや千葉さんのお客様、他にも数人のフライマンと一緒に朝からキャストを繰り返すが誰も釣れない。皆が昼食やポイント移動で上がり、私も岸に上がって昼食のパンを頬張っていると、ただ一人キャストを続けていたフライマンのロッドが曲がり60cmクラスをキャッチ。これで再びやる気が出てキャストを繰り返すと暫く忘れかけていた生命感のある重みが・・・。足元のかけあがりまでは比較的簡単に寄ってきたので、まさかウグイ?と不安になるが、そこからやっと釣られていることに気づいたのか、重量感のある引きを見せ、何度もイエローライン14フィートが絞りこまれる。
キャッチしたのは70cm弱だが念願のイトウをフライでキャッチすることができた。(実は昨年コッピ川で30~40cm位までのイトウは数匹釣っているが、あれは海外だし、あまりにも小さいので恥ずかしくてイトウとは呼べない、スズキじゃなくてセイゴみたいに。)
その後、近藤さんも同サイズのイトウをキャッチし、さらに夕方になるとあちこちで噂に聞いた激しいイトウのボイルを見ることが出来、満足の一日となった。
やっとキャッチした最初の一匹、これで今回の目的は十分だったが・・・。

三日目、朝一番に近藤さんが75cmをキャッチしたがその後続かず、昼近くになってそろそろ休憩かと思った頃、近藤さんから「まだ昼までにもう一回くらいチャンスがあると思いますよ。OGGYさんの昼飯を一緒に買ってくるから、その間釣りを続けていてください。」との一言。自分としては釣れる気がしなくなっていたが、折角の申し出なのでお言葉に甘えてキャストを繰り返していると魚の気配。暫くして再び生命感のある手ごたえに一呼吸おいてロッドを立てる。この日はグレーライン16フィートだったのでロッドの強さのせいか、前日以上に余裕のやりとりで足元のかけあがり近くまで寄ってくる。ちょうど帰ってきた近藤さんに「たぶんイトウだと思うけれど、きっと小さい、小さい。」といいながらかけ上がりの上に上げようとするが意外と重い。これまたやっと魚が気づいたのかここで初めて暴れだすが、グレーラインが絶妙に引きを吸収しバレる気がしない。数分の後かけあがりの上の浅場に姿を見せたのは意外にでかい。図ってみると85cmの立派なサイズだった。

最終日は周りでは4日間のうちで一番釣れていたが、私たちはもう前日までで十分満足していたので、ゆっくりと宿をでて少しだけロッドを振り、昼からは帰路の途中で別の湖を見に行くなど満ち足りた気持ちで北海道を後にすることが出来た。
初めてのイトウ釣りは、全く釣れる気のしない長い時間と、急に釣れる気がしてくるちょっとした状況の変化。それを信じてキャストを続ける忍耐と、一つ一つ丁寧なキャストを行うという、当たり前のことだが、中々続けられない基本を再認識させられた釣行となった。
そしてアンダーハンドキャストで毎回静かに打ち返している近藤さんは、何人も並んでいる中でもヒットさせているのに対し、オーバーヘッドでラインの重さに任せて飛ばしていた私は、近藤さんと同じ距離、時には追い風に乗ってそれ以上に飛ばしていても、重いラインが水面に与えるインパクトが強く、きっと魚を怯えさせていたのだろう。近藤さんや他の釣り人が上がっている間にしか私には当たりが無かったことが、それを裏付けているに違いない。
今回はシンキングラインでのアンダーハンドキャストに対する自分のキャスティング技術に自信が無かったので、オーバーヘッドで挑戦したが、これから練習を続けて次回こそはアンダーハンドで静かに狙ってみたいと心に誓うのだった。

最後に、地元の方々はイトウをとても大事にしていて、釣ったイトウを立ちこんでいるひざ程の水深のまま、水から出さずにリリースしている姿が印象的だった。私たちは浅場に寄せてフックを外し、完全に水からは出さずに写真を撮ってリリースしたので、いずれの魚も元気に帰ってはいたが、地元の方々よりは魚を疲れさせていたのに違いない。しかし、その一方で完全に乾いた陸に上げて陸の上で跳ねさせてしまっている釣り人を見かけたり、残念なことだが1匹死にそうなほど弱って流れていくイトウや、完全に死んで浮いて流れているイトウも見かけたりした。これからもこの貴重な魚の釣りが続けられる様に、釣った魚をできるだけ元気なうちにリリースするよう、地元の方々を見習っていきたいものだ。
三日目に釣れた85cm。あげてみたらデカイ!太い!でも前から見るとナマズみたいで何だか可愛い。いつまでもこんな魚が見られるように、大切に扱いたい。
OGGY





家族旅行とボーンフィッシュ

2007.06.29

5月の中旬に家族旅行で南の島に行ってきた。
嫁さんと一緒なので、日差しの降り注ぐフラットを一日中歩き回ると言ったハードな釣りは難しく、何とか午前中の4時間ほどボーンフィッシュ釣りに行く事になった。

ホテルでピックアップしてもらい、車で15分ほど走るとボートドックに着いた。そこでボートに乗って岸から離れたフラットへと向う。岸の方向を見ると、見慣れた風景、立ち並ぶビルや、その向こうにそびえる山が見える。普段はこちらから見ることは無いが、海側から街並みを見るのもなかなか良いものだ。

今回使用のロッドはループLBLSW888-3で、リールはエボテックLW7nine。ロッドは8フィート8インチとほんの少し短めであるが、強い風が常に吹いているここでは、短めのロッドは風の抵抗が少なく扱いやすいと思う。ティペットであるが、絶対にラインブレイクしたくなかったので、フロロの16lb.クラスを付けていた。ガイドがリールを見せろと言うので渡すと、ドラグをキツキツに締めた。ラインを引き出そうとするとかなり重いが、それぐらいでいいという。

ポイントに着いたが、まだ潮が高く、フラットはウェーディングで攻めるには少々深すぎたので、ボートの上からフラットのエッジに沿って回遊するボーンを狙う事にした。
エレキでゆっくりと流す事数分、エッジに大きな魚が見えた。どうみてもボーンにしては大き過ぎると思ったが、ガイドは興奮した声で“ボーンフィッシュ”と言う。言われると確かにそれっぽいが、8年前にクリスマス島で見たどの個体よりも大きく、ボラで言ったらトドクラスの魚体に、久しぶりに鼓動が早まり、足が震えた。しかし深めのエッジを速いスピードで移動している魚には、残念ながら適切にフライをプレゼンテーションは出来ず、ボーンは深みへと消えて行った。
その後も飽きない程度にボーンフィッシュを確認でき、プレゼンテーションまで出来た。サイトマスターをつけていたおかげかガイドよりもかなり早く魚を発見できたが、これにはガイドも驚いて、「お前は良い目をしているな」と言ってきた。良いのは目ではなく偏光グラスなのだが。しかし、ここのボーンは非常にスレている様子で、完璧にプレゼンテーションしたフライにそーっと寄って来て見るものの、なかなか口にはしなかった。太いティペットが気になったが、ガイドもそのままでいいと言うし、ラインブレイクも嫌なので、そのまま続けた。 そのうち潮が引いてきてウェーディングできる水位まで下がったので、ボートから降りてゆっくりとボーンを探しながらフラットを歩く。時折大きなフグがいて、フライを投げると食いそうになるのだが、強靭な口にフライを破壊されても困るのでフライは食わせなかった。
しかしまあ、スレているのか、活性が低いのか、フライを食わない。極端なヤツはフライまで寄って来てテーリングの姿勢になってフライを見ていたが、食わなかった。

4時間の釣りのうち3時間45分が過ぎ、まだ釣れていない事実に焦りと諦めを感じ始めた頃、先ほどまでのようにボーンフィッシュが回遊して来た。どうせ食わないんじゃないの、と思いながらも、フライをボーンの進路方向2m前に落とす。先ほどまでのようにスーッと寄って来たかと思えば、フライを食っていきなり走り始めた。足元に残っていたフライラインが一瞬で持って行かれ、きつく締めたリールを逆転させバッキングを引き出し、あっという間にボーンは70mほど向こうまで行ってしまっていた。頭上高く上げたロッドは大きく曲がり、リールはうなった。スピードが落ちてきたかと思えば反転してこちらに走り、また角度変換して右に走る。先ほどまで静かだったフラットにはガイドと私の歓声が響く。
数分後にはようやく落ち着いた私とガイドのもとにボーンを寄って来た。測ると6ポンド。この日見た中では平均的なサイズで、もっと大きいのも見た。しかし私は喜びをくれたその6ポンドのボーンフィッシュに心から感謝した。
お約束のニコパチの後にリリースすると、フラットからエッジに泳いでいき、ディープウォーターに消えていった。


8年前のクリスマス島ではボーンフィッシュはあまりに簡単に釣れたが、そこが楽しくもあり、飽きを感じるところでもあった。しかしここのボーンは難しくて楽しい。
簡単に釣れないシビアな釣りほど、釣れた時の喜びは大きいものだ。


アンダーハンドキャスティングでイトウ釣り

2007.06.25


北海道に遠征に行った。イトウを狙いに。 北海道のイトウは世界中の研究者が観察に訪れる貴重な魚のようだ。事実、今回お世話になった宿にはカナダ、ロシア、アメリカ、韓国から研究者が来ているとのことだ。 さて初日の3時頃から釣り始めたオギーさんと僕だったが、周りは釣れている様子もなく不安になっていた。オプティダブルハンドの14ftの9番にオプティメガループをつけ、ラインはアダプテッドDHのファーストシンクに同じくファーストシンクのティップをつなげてキャストを繰り返していた。このシステムはシンクレートで言えばタイプIIIくらい。今回の状況には一番向いている。シンキングラインのアンダーハンドキャスティングは慣れれば簡単なのだが、ビギナーの方は苦戦してしまうものだ。 より基本に忠実にキャストする必要がある。 キャスティングがなじんできた夕方暗くなり始めた頃、35ヤードほどキャストしたフライが完璧にターンしたのを見てすぐにリトリーブを開始した。すると30ヤード先で80㎝オーバーのイトウがオリーブのゾンカーをくわえた。水面が炸裂して上流に走った魚はメガループをうならせ50メートル先で止まった。30mのシューティングラインはあっという間に出て、バッキングラインまで出てしまった。寄せてくると太ったイトウだった。イトウはあまり走らない魚だが、フライを頭から襲ったため、口の外のフライが掛かり、踏ん張りがきいたようだ。慎重に浅場に魚を横たわせておくと、ダブルハンダーが集まってきた。
いい日だった。

その次の日も次の日も、オギーさんと僕で仲良く70~85㎝のイトウを一尾ずつ釣った。釣場のコンディションは毎日変わった。きれいな夕焼けの日もあれば曇って寒い日もあった。すごくボイルする日もあれば、全く気配がない日もあった。魚が釣れたことは嬉しかったが、それ以上にめったに来られない所で釣りが出来たことのほうが嬉しかった。釣果は釣りのほんの一部の要素だ。すばらしい景色に包まれた遠征は来年の釣りにつながっていく。

近藤記



中禅寺湖 アンダーハンド釣行会

2007.06.06


あいにくの風雨の中、お客様たちは早朝よりホンマスやレイクをヒットしていました。
私達はK氏と共に遅れて国道側に着くと、既に好ポイントはいっぱいで少し外れたポイントで始める事としました。
予定通りの時間になるとホンマスの回遊が始まり、簡単な釣り方とフライの説明だけで望んだK氏でしたが、すぐに今年のアベレージサイズであるホンマスの40オーバーをヒットし、その実力を見せてくれました。
ループロッドの特性とも言うべき、ヒットから寄せまで余裕のファイトが楽しめ、数々のロッドを使ってきたベテランも口々に「今までは遠投だとばれる事も多かったが、ばらす気がしない」、「中型サイズだと思ったが寄せたら大型だった」、等々のコメントからも完成度の高さが伺えます。
そしてオーバーヘッドでもずば抜けた飛距離が出ることも、特出する大きなアドバンテージだと考えています。

初めて中禅寺湖を体験したK氏でしたが、今期発売されるラインを調整して、より使いやすい物を作ってみましょうと、すっかり中禅寺湖を満喫したようでした。
その後も皆で8尾ほど追加して、厳しい中思い出に残る釣行会となりました。


■使用タックル
ロッド:オプティダブルハンド 12′4″ #8
リール:オプティリール ランナー
ライン:アダプテッドライン ADH124SS+ALT8-9I
リバーサイド K.M



グレーライン16ft/デプスチャージャーとサクラマス

2007.05.18


2007年4月 吉日 新潟県三面川
今シーズンの開幕直前にオプティダブルハンドが出揃ったが、タックルバランスを合わせたことと、使い慣れていることでグレーラインをそのまま使用した。400グレイン以下のデプスチャージャーは、そのまま(9.6m)で、14ftのグレーラインに、550グレイン以下は9mにカットして、16ftに合わせた。ロングロッドだからアンダーハンドキャストするためにはカットせずそのまま使いたいところだが、それでは打ち返ししなくてはラインが浮いてこない。重いラインでの打ち返しは極力さけたい。Mrコンドーのアドバイスを受けてラインを少しずつカットしながら練習を重ねた。9mになったところで、打ち返しせずリストを高く上げたところからのアンダーハンドキャストができた。それにこの長さになるとバックのとれる所でのオーバーヘッドも楽にできた。同じラインを使ってアンダーハンドとオーバーハンドができるループタックルの理論は、この重たいシンキングラインにも当てはまるのだと実感した。練り上げたタックルで練習を重ね、二年目の三面川に臨んだ。
そしてその時・・・

2007年4月 吉日
流芯の向こう側対岸ギリギリにキャストしたデプスチャージャー550gr、着水前にリーチをかけて着水を同時に下流に下る。流芯にかかったときには深く沈み込んでゆっくりとターンを始める。
その時、深いプールの底からハッキリとしたコンタクトが返ってきた。
61cmのフレッシュサクラ(還暦ザクラ・悲願ザクラ・日帰りザクラ)。
同行者のI君は、『結構、強引だったよ』と言うけど、自分ではそうは思わなかった。フットワークよく、早い段階から魚の横からファイトができた。それにグレーラインが弓のようにしなって魚の引きをいなしてくれた。本当はもっと楽しみたかったかも、イヤイヤ、早く無事にランディングできてよかったかも。


Takeshi M

■記事関連商品
EXPRESSデプスチャージャー
グレーラインシリーズ


マルチロッドと大岩魚

2007.05.02


やっとマルチロッドMUL280-3とオプティクリークリールが手元に届いたので、早速近藤氏と一泊二日で釣りに行ってきた。
今回は里川や山岳渓流でどれだけアンダーハンドキャスティングが有効か検証するという目的が自分の中にあった。
近藤氏はオプティクリークロッドOPCR282-3を使っていたが、もちろんバックの取れる場所ではオーバーヘッドを使っていたが、バックの取れない場所ではさすがに絶妙なテクニックでアンダーハンドキャスティングで釣りあがる。
私も同様に釣ったが、やはり渓流の釣りあがりでのアンダーハンドキャスティングは慣れが必要だろうが、オーバーヘッドと使い分ければ、バックが無くてこれまで諦めていたようなポイントでも狙えると言う事が分かった。
そして大場所にやって来た時、モンカゲにライズする大岩魚を発見した。
ホローボディーモンカゲをフィーディングレーンに乗せると、大岩魚はゆっくりと浮上して、本物を吸い込むようにフライを口にした。

あとは釣り場に通い込み、体でこの新しいスタイルを覚えればよいのだ。
これからも続く渓流シーズンであるが、アンダーハンドキャスティングでどんな素晴らしい釣りが出来るか楽しみだ。
営業部 竹内



多摩川マルタウグイ(横田正巳)

2007.04.09

3月29日(木)

友人のSさんに誘われ初めてのマルタウグイの釣りです。多摩川も年々きれいになり、釣りをしていて身近なところで自然を感じられるようになりました。
忠類川にカラフトマスやサケが遡上するように多摩川にもこの時期にある魚が遡上してきます。
それはシーランウグイ?「マルタウグイ」です。浅瀬に群れ、産卵をしている様子が見られます。

釣り方ですが、ウエットのように扇方に流すとスレ掛かりしてしまう(それだけの数が居るということです。)ので、最初からダウン気味に流し、フライをステイさせます。するとグンとあたりがきて、口にフッキングします。
もしくはナチュラルにアップ気味にキャストし流すときれいにやはり口にかかるようです。


リールから力強くラインを引き出してくれるなかなかのファイターです。
少しの時間でしたが楽しませてもらいました。


(横田正巳 記)



オプティ・ソルトウォーターOPSW890-5のインプレッション

2007.03.29

3月の半ばに友人と一緒に東京湾でシークロさんをチャーターさせて頂いたが、そこでループの新製品ロッド、オプティソルトウォーターOPSW890-5を使った。
実はこのロッド、昨年9月にヨラン・アンダーソン氏が来日した際に「このロッドは良い」といつのも口調で当社の近藤に語っていたらしく、それ以降、自分としてもこの新しいソルトウォーターロッドがどんなに良いものか気になっていたのだ。

さて、この時季にはシーバスは夜にボイルするらしく、ミノーを使ったトップの釣りは夜に成り立つものらしい、とは当日に岡本キャプテンからお聞きした話。
しかし今回は都合の為に夕方からのチャーターになってしまい、明るいうちは苦戦を予想しつつ出船した。
ボイルが始まるまではタイプIVで沈めて引っ張った方が有利との事であったが、今日はフローティングラインをセットしてあるニューロッドを試したかったので、最初からトップでストラクチャー周りを打っていった。

このロッド、ファイティング性能を意識してか、バットパワーを持たせてある、と言うのがラインを通す前の印象であった。
実際にキャスティングしてみると、ヘッドを出し切った辺りからラインの加重がロッドに乗り、ロッドが心地よくカーブを描く。スティッフながらも粘りを感じる不思議なアクションである。ソルトの釣りでは、風の吹く状況下である程度のロングキャストを求められる事が多いが、それにも負けない事も計算してバットを強めにしてあるという意図を感じた。
使用のフライは自作ローリングミノーで少し重かったが、ラインスピードを上げ過ぎるとループが乱れ気味になってしまうものの、脱力してラインスピードを下げるときちんとループコントロール出来る。
岸壁沿いを流し釣って行ったが、狙ったピンスポットに面白いようにフライが入る。風の中でタイトにポイントを攻め、時には穴撃ちもあるようなこの釣り、バットを使って投げる方が楽だと思う。

明るいうちは何とか一本のみであったが、暗くなってからはヒットが続いた。そして今回最大の61cmがヒット。このクラスのシーバスが相手なら、OPSW890-5は余裕で受け止められるバットパワーをしている。つまり、下に走ろうとするシーバスもバットパワーで引き上げてしまう事が可能なのである。




アンダーハンド練習中、鯉狙いのはずがこんなの釣れちゃいました。

2007.03.28

アンダーハンドキャスティングの練習をしようということになり、3月24日、4人で大都市を流れる某河川へ向った。メンバーは先生一人に僕ら練習生3人。
その川を選んだ理由は、ただ投げるだけの練習ではなく実際の釣りの中でライズに向かい キャスティング、ピックアップ、方向転換、ドリフト等々を総合的にやってみようということになったからである。といってもトラウトを狙うわけではなく、鯉でやってみようということになった。全員並んでのびのびできる環境もある。
午後から天候が崩れるとの予報だったので早めに現場に入り練習を開始した。まず最初は先生に見本を見せてもらい、一通り様々なテクニックを学ばせてもらった。
その後、実際にライズを狙った釣りをみせてもらう。

なるほど、なるほど・・・・美しい・・。

でも見るのとやるのでは違うんですねこれが・・。そうは言っても練習しないことには始まらないのでさっそく練習を開始する。
基本のリフト、ボディーターン、ハーフサークル、バックストップ、ドリフト、シュート を繰り返し練習する。

リフト、ボディーターン、ハーフサークル、バックストップ、ドリフト、シュート・・・。
リフト、ボディーターン、ハーフサークル、バックストップ、ドリフト、シュート・・・。
リフト、ボディーターン、ハーフサークル、バックストップ、ドリフト、シュート・・・。
リフト、ボディーターン、ハーフサークル、バックストップ、ドリフト、シュート・・・。
リフト、ボディーターン、ハーフサークル、バックストップ、ドリフト、シュート・・・。

夢に出てきそうだ・・・。

さんざん練習した後、ハッチにともないライズがあちこちで見られるようになった。そろそろアンダーハンドで実際に狙ってみようということになり実釣を開始。
ところでここの鯉、その場所のガイド兼、練習生が「鯉を侮ることなかれ」と言うように、結構シビアである。
ドラグがかかれば食わないし、フィーディングレーンを少しでも外せば完全無視。フライが合ってなければ無視。その様子は、まるでバンク際でブラウンがトライコへのライズを繰り返すかのように流下してくるユスリカやメイフライを捕食している。あの“ま~るいお口”でパクパクやっているのである。釣りのシーンとしてはヒゲさえなければまさにブラウンのそれである。
ガイドいわく、ここの鯉はパンフライには反応しないとのことなので、その教えのとおりフライもマッチ・ザ・ハッチでいく。 んー面白い・・・んー難しい・・・良い練習になります。

鯉数匹と遊ばせてもらった頃、鯉とは違うライズが流芯で見られるようになった。鯉の“パク”に対し“ピシッ”と弾くような素早いライズ。何の気無しに狙ってみる。フライがライズ地点にさしかかると、先ほどと同じように魚がフライに出てフッキングに持ち込めた。確かに明らかに鯉と違うファイト。おまけに金色でなく銀色のスマートなボディーがチラッと見えた。ウグイ?落ちニジ??・・??・・そんな状態でファイトが続き・・・・ようやく魚が姿を見せた時には目を疑った。
それが写真の魚、こんなのが大都市を流れるこの川にいるのが信じられなかった。
しかし、同じようなライズは幾つも在ったし、たまたま居たのではないのかもしれない。
一時的なものだとは思うが、もしかするともしかするのかもしれない。

まさか、こんな魚が釣れるとは思ってもいなかったのでデジカメも持っておらず、携帯で撮ったいい加減な写真しかないのが残念だ・・・。

じろー



アンダーハンド講習会

2007.03.08


3月1日を過ぎてフライフィッシャーの皆さんは釣りに行かれていることと思います。私は仕事が忙しく釣りには行けていませんが、先日都内のプロショップさんのアンダーハンド講習会に行ってきましたので、その様子をレポートします。

当日の参加人数は30名弱。ほか雑誌社さんも参加していただき、皆さんにアンダーハンドキャストを練習していただきました。シングルハンド15本、ダブルハンド10本のスクール用タックルはフル回転でした。
参加された方はほとんどの方が午後には華麗なキャストになっていました。
次回、さらにラインコントロールを身につければ今シーズンは今まで以上に釣果を出せるのではないでしょうか。

さて先日ニューロッドが手元に届きました。 オプティダブルハンドの14ft9番です。非常に軽くパワフルです。講習会でも使ってみましたが、ショートストロークで気持ちよくシューティングヘッドが飛んでいきました。
もちろんループロッドはどのロッドでもアンダーハンドが出来、同じループが出せるのでグレーライン、ブルーラインやアドベンチャーシリーズ、今期出たオプティ、マルチ、アドベンチャーG3ともにいろいろな所で活躍してくれると思います。
今シーズンも皆さんがいい釣りをされるよう今後も講習会等でお手伝いをしていこうと思います。
近藤記



本流尺ヤマメの釣り

2007.02.06

昨年の釣り第3弾で本流尺ヤマメの釣りを紹介します。
尺ヤマメと聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
実は私はフライを始めてから最初の尺ヤマメを釣るまで7年も掛かったのです。新潟や東北に通っている頃ずっと尺ヤマメを追い求めて釣りをしていました。釣れない日々を過ごして今では多くのことが分かったので、尺ヤマメを目指すフライマンの方は参考にしてください。まず尺ヤマメといっても様々な種類がいると思います。支流の居つき尺ヤマメ、湖や海から上がってきたギン化尺ヤマメ、本流の尺ヤマメ、放流した時にはもう尺だったもの等々。
これらの中で最も難しいのは支流域の居つきの天然尺ヤマメだと思います。人の気配に敏感で7Xティペットを見破り、ちょっとしたフライの違和感も見破ってしまいます。タイイング、キャスティング、アプローチ、経験等、総合力が必要になります。さらにドライフライで釣るとなると本当に難しい!そんな魚を釣ることに日々精進すると本当にフライフィッシングはうまくなると思います。



しかしここで別の視点から考えて見ましょう。 まずどんなに難しいといっても川そのものに餌が少なければ魚は大きくなりません。尺ヤマメを目指すなら川を選びましょう。それが最も大事なことだと思います。魚を育む川を選べばチャンスは倍増します。よく尺が釣れる川は魚を育む川なのです。尺を釣ったらまずその魚を育てた川に感謝しましょう。しかしそういう川でも独特の釣り方等があるので情報、経験、技術等の総合力は日々磨きましょう。

さて昨年の7月とある本流に立ちました。
本流は餌が豊富で尺ヤマメを釣るには絶好の場所です。6番ロッド、6番のオプティストリームラインにマルチリーダーを結び、リードフライとドロッパー1つで大きなトロ瀬を攻めていました。アンダーハンドでのウェットの釣りは本当に楽しいです。手返しが楽で快適です。その日もヒゲナガがぶんぶん飛んでいる中でフライをダウンクロスにゆっくりと流していました。ラインが流れを横切ったあとに“ツツツ”っとヤマメ特有のアタリがあり、ゆっくりとロッドを動かすと強いシャープな引き。尺ヤマメだと確信。しばらくファイトして上がってきたのはパーマークの美しい尺ヤマメ。写真を撮ってしばらく眺めたあとにそっとリリースしました。このヤマメはカタログのループページのヤマメです。アンダーハンドキャスティングはドライ、ウェット、ニンフどんな釣りでもできますので興味のある方は是非トライしてみてください。


近藤 記



話題の吾妻川冬期鱒釣り場

2007.01.29

最近何かと話題に上がる吾妻川冬期鱒釣り場にコンドーソンこと近藤氏と行って来たので、レポートします。

1月13日
スキー場に向かう車で渋滞している関越道を渋川伊香保ICで降りて一般道を約20分、まずは漁協の管理棟に行く。そこでライセンス(\2,500)を購入して、漁協の方に近況を聞くと、何やらデカいのが入っているみたいで、5kgの虹鱒まで上がっているとの言葉。そんなことを聞かされてはテンションが上がらずにはいられない。急いで支度をしてC&Rのポイントに入ったのは8時を少し回った頃。

ちなみに本日のマイタックルはロッドがループブルーラインLBL595-4、リールはエヴォテックFW4-6、ラインはオプティストリーム5番、リーダーは約12フィートのマルチライトリーダーにフロロの4Xを60cm、5Xを80cmほど付け足したもの。

早速目の前を流れる瀬をニンフで探ってみた。このポイントではバックスペースが取れるのでオーバーヘッドで投げ、ロッドを高く上げて手前の流れにラインを取られないようにしてナチュラルドリフトで流す。しかし、しばらく攻めてみたものの全くストライクは無い。50cmから60cmの魚が流れに入っていれば見逃すはずは無いが、ここでは全く気配も感じられない。試しに非接触式の水温計で計ってみると表水温は4.5℃。これでは放流されたデカ鱒も活性も下がり、ゆったりとした流れのプールに入っているのではないかと推測される。

瀬に見切りをつけ、既に下流のプールに入っている近藤氏を追う。すると近藤氏は58cmの虹鱒を上げているではないか。よくよくプールを見渡すと、デカいのが表層に定位したり、クルージングしたりしている。ここのポイントは後ろに葦が生えているので、アンダーハンドキャストで攻める。ゆっくりと流れるプールで魚が着いていそうな筋を選び、ニンフが極力ドラグフリーで流れるようにする。フライが下流側に流れきったら、スネークロールっぽくフライを浮かせて、水面に軽くワンタッチさせて上流側に投げる。ただしフライラインは水面にタッチしないので、かなり静かに打ち返しが出来る。オプティストリームラインはMサイズのタングステンビーズヘッドを付けた少し重いフライと中型のインジケーターを軽々と引っ張っていく。ヘッドのウェイトが先端に凝縮されている分、比較的重いフライも投げ易い事は体験済みで知ってはいるが、こういったニンフィングでも非常に使い勝手の良いラインである。 アンダーハンドキャストで気持ちよく投げながらポイントを攻めていると、今まで何の異変も無く流れていたインジケーターがぴたっと止まり、ゆっくりと流れる水面に合わせてそっと沈んだ。半信半疑で合わせを入れると、水中で大きな魚体がひるがえった。良い魚である。一気に走ったと思えばその場でローリングしたりと、なかなかファイトを見せてくれた後に上がって来たのは60cmぐらいの虹鱒であった。その後、同様のサイズを1本釣ってから車に戻り昼飯にした。




午後からは渋い時間が続いた。水温は6℃と上がって来たので活性は上がっても良いはずではあったが、やはり入れ替わり立ち代わり攻められているのであろう、なかなか口を使わない時間が続く。いろいろとフライを変えるもなかなか結果に結びつかない。

そうこうしているうちに日が傾き始めた。寒くなってきたし、腹も減ったし、もう上がっても良かったのだが、同行の後輩ルアーマン小峰が下流に行ったまま帰ってこないので、やつが戻るまで粘ると決めて、あらためて集中してニンフを流す。すると突然ゴールデンタイムがやってきた。一気に活性が上がったようで、立て続けに4本の虹鱒を釣った。それもサイズは45cmから60cm程度と、良い魚ばかりである。うち1本は口に誰かがラインブレイクしたのであろうルアーが残っていたので回収した。本日6本目をリリースした頃やっと小峰が戻ってきたので、その日の釣りを終えた。




夕暮れの渋川の街を走っていたら大きな黄色いMの字が見えて来て、4人中メタボリックな2人にとって話題のデカいハンバーガーも気になったが、やはりここは冷えたので熱いラーメンでも食べて温まってから帰る事にした。

1月20日
今回は近藤氏と2人でも釣行。先週よりも渋滞のひどい関越道をなんとか抜け、管理棟経由で釣り場に着いたのは8時ごろ。先週のポイントに入り、ロッドを振っていると、やけにラインの飛び具合が良くない。見るとガイドに氷が付いてしまっているではないか。まあ、この時期の釣りはガイドの凍結など付き物である。まめに氷を取り除きながら釣りを続ける。今日は最初からバックスペースのとりにくいプールでの釣りだったので、ずっとアンダーハンドキャストで釣っていた。するとストライクが。合わせると、一瞬水中に魚が翻るのが見えたが、フッキングが浅かったのであろう、すぐにフックは外れた。どうやら今回は前回にも増してシビアな釣りになりそうな予感がした。 その同じポイントで釣っていると、沈んだ岩の上流側に定位して、ゆらゆらと泳ぐデカ鱒を発見。時々左右に動く様子を見ると、流下している餌を捕食していると推測される。こいつは頂きでしょうとニンフを流すと、フライが通過するぐらいのタイミングに動いているので、フライを見に来ていると思うのだが、口は使わない。何度も流しているとスレてしまった様で、そのうちフライを流しても動かなくなった。何度もフライを交換しては流した後にその時が来た。上流にフライを落とし、鱒の目の前あたりを通過する頃、それまで口を使わなかった鱒が、ふっと口先を軽く開閉する様な仕草を見せ、一瞬置いてインジケーターが沈んだ。ロッドを立てると、鱒はその場で激しくヘッドシェイクした後、一気に走った。これは大きい。リールでのやり取りになり、ラインが引き出される。すると擦れるような感覚がラインを通じて手に伝わってきた。これは岩に擦れているなと思ったすぐ後に、ラインの緊張が解けた。ブレイクしてしまった。悔しいが、奴の方が一枚上手だったようだ。 そのポイントに見切りをつけて移動して、昼前には足場の高いところにやってきた。ここでも水底に定位する鱒が見られた。この頃になると気温も上がり、ユスリカも飛び始めたが、それに応じて鱒の活性も上がったように見えた。アンダーハンドキャストでもいけたのだろうが、バックスペースも十分だし、オーバーヘッドキャストで投げる。水深1.2m程度の底に定位する鱒を狙って、タングステンビーズヘッドのフライを流すと、底を転がるフライを発見したのであろう、鱒は振り返って下流に流れ去ろうとしているフライを追いかけて口を開き、一瞬おいてインジケーターが沈んだ。これはまるで数年前に行ったニュージーランドの高原を流れる川での釣りの1シーンを思い出させるような食い方だ。そのデカ鱒はフッキングすると激しくヘッドシェイクして抵抗した。何やらルアーが背中に掛かっているようで、鱒が走ると背中のルアーもキラキラと光る。しばしのやり取りの後に近くまで寄せると、フライは口先にちょこんと皮一枚で掛かっているのが確認できる。これはやばいと思って急いでデカネットに収めようと腕を伸ばし、ネットが鱒に触れた時、フックが外れた。今日はこんなのばかりで悔しいと嘆いたが、よく見ると先程まで鱒の背で光っていたルアーがネットに引っかかって残っている。これはキープして後輩にあげる事にする。まあ、悪い事ばかりでもない。

そのすぐ後に、シャローに定位する魚を発見。タングステンヘッドでは重すぎてすぐに底に掛かってしまうので、小さいブラスビーズ付きのフライに変更して表層を軽く漂うイメージで流す。地元の方が散歩でやって来て、「ここは魚が見えるけど釣れないんだよねえ」と話しかけてきて、それに「そうですねえ、難しいんですよねえ」と答えた時、ちょうどフライが鱒の上の辺りを通過したらしく、それまでじっとしていたデカ鱒が突然微妙に浮上して口を開いた。インジケーターは見ていなかったが、この鱒の動作は自分のフライを食ったに間違いないとロッドを立てると、鱒は例のように激しいヘッドシェイクを見せ、ロッドは大きく弓なりになった。このような瞬間、脊髄を電気が走るような快感に思わず声が出そうになるのは私だけであろうか?自分の人生に釣りがあって良かったと本気で思う。今度はきちんとランディングして、獲物を放すのは惜しいと話しかけてくる方にC&Rエリアのルールを伝えながら、そっとリリース。



その後は激シブで、インジケーターがちょこんと一瞬動く程度のアタリが時々あるぐらいで、非常に苦戦した。多分本当に口先で軽くつつく程度の食い方なのだろう。その後42cmを1匹釣った後に納竿とした。いやあ、今回は激戦区の渋さを楽しませてもらった。


今回は釣り場から10分程度走った所にある店でラーメンを食べて、冷えた体を温めてから帰った。
竹内



スクールのタックル準備

2007.01.26

アンダーハンドキャスティングのスクール用のタックルを新たに用意しました。
用意と簡単に言ってしまいましたが、これがかなり大変な作業です。





今回はリール25台を用意しましたが1つずつ手作業でバッキングラインを巻きました。
機械で巻いたわけではありません!2~3台ならどうということはありませんが25台はさすがにこたえます。
写真にあるバッキングラインは3,000m巻きのスプールですが、それをほとんど使い切りました。スプール一杯に巻いてありましたが写真でご覧いただけるように芯が見え隠れするくらいまで細くなりました。かなり疲れました・・・・・・。
ビッグゲームでリールを巻いて疲れるのとは違った種類の疲れが体に残りました・・・。
やせ細った3,000m

最後の一台!
スクールはシングルハンドでのアンダーハンドキャスティングを中心に進めていきますが ダブルハンドのタックルも用意しております。
用意したタックルの内容は下記のとおりとなっております。

シングルハンド
ロッド:LOOPブルーラインのLBL590-3(9ftの#5)
リール:LOOPエヴォテック・CLW5eight
ライン:オプティストリームライン WF5F。

ダブルハンド
ロッド:LOOPブルーラインのLBL9140-3(14ftの#9)
リール:LOOPエヴォテック・CLW8twelve
ライン:マルチライン WF9/10

坂・記



海のサクラマス

2007.01.17

思い出に残った昨年の釣り第2弾で北海道の海サクラの釣りを紹介します。

昨年の4月、毎年恒例の海サクラ、海アメ釣りをするためにオギーさんと竹内君の3人で北海道の松前に向かった。
この3泊4日の釣行は一年で最も気合の入る釣りなのです。

なぜかと言えば、なかなか釣れないからです。でもなかなか釣れない釣りは好きです。釣った時の感動が大きいし、自分の力を出し切って(時には他人の経験をお借りして)時間を過ごすと何かすっきりします。たくさん釣ることよりも、そういったことも釣りには大切ではないでしょうか?
しかし準備は大事です。
出発前は釣れないことは考えません。何としてでも釣ろうと毎年フライは数ヶ月前から試行錯誤して巻き始めます。

さて、たくさん巻いたフライをパッキングして松前に着いた私達は、いつものように函館の凄腕フライマンK氏と合流します。彼の経験は“すばらしい”のひと言に尽きます。海の読み方、過去のデータの蓄積、豊富な経験、実績のあるフライ等々、私達は彼の経験を借りることでこの釣れない釣りを克服しているのです。

さて、ポイントに着いた私達はいつもの場所にレンタカーを置くとすぐに準備を済ませ、松前の浜に立った。すぐに海サクラのハネに遭遇。
こんなことはここ3年で初めてだ。
魚は大きそう。1時間ほど粘ったが釣れない。
しばらくするとサクラはどこかに行ってしまったので次のポイントへ。
そこではK氏と竹内君が右の磯を釣ることになり、私はオギーさんと左の静かなワンドを釣ることにした。海草がいっぱいのワンドは釣れそうな気配はたっぷりある。しばらくしてオギーさんがホッケを釣った。最初のポイントはサーフだったのでオーバーヘッドで釣っていたが、ワンドに来てからはバックの石浜がせり上がっているためLOOPグレーラインの14ft 9番でLOOPカスタムクラシックインターミディエイトNの10,7mのヘッドにサーモンライトリーダーをつけ、アンダーハンドでキャストする。数十投の後、海藻の隙間を泳ぐフライをおさえ込むアタリが来た。澄んだ海の中の“ギラギラ”はサクラだ。すぐに分かった。
初めは小型のサクラにしか思えなかったが、あがってくると大きくパンパンに太ったサクラだった。いつも感じるが、ファイトしている時には魚が小さく感じるのがループロッドの特徴だ。
太ったサクラマス


その日の夕方はまた移動して、皆で有名なポイントに入った、浜には10名ほどの釣人が並んだ。
しかし潮は止まって海は完全なベタナギ状態。“もう今日はいい”と思ってキャスティング練習をしていたら、突然、岸近くでサクラがジャンプ!
まだ近くにいるはずだ。
すぐにフライを付けてキャストすると運良く数投でヒット!
この日2本目のパンパンのサクラをランディングすると皆が記念撮影してくれる。まるでモデルを撮るかのようにフラッシュの嵐。口に掛かっていたフライはすぐにK氏に渡された。
こうして海サクラの釣りは解明されていく。1尾はオーバーヘッド、1尾はアンダーハンドで釣った。納得の2本だった。その次の日から海は荒れて釣りは難しくなってしまった・・・。

この海サクラの釣りは別冊フライフィッシャーのソルト特集に載せているのでフライ等参考にしたい方はそちらをご覧ください。
近藤 記
ブルーライン 12,4ft #8で釣った海アメ



カタログのレインボー

2007.01.05

2007年、明けましておめでとうございます。アンダーハンド釣行記ということでアンダーハンドキャスティングの釣りを今後、紹介していきますのでよろしくお願いします。今はシーズンオフのため、昨年の印象に残った釣りを紹介します。



昨年の7月の末に夏休みを利用して数日の釣りが可能となった。私は北海道での釣りを堪能するため道東を旅していた。北海道に行けば釣れる。というのは間違いで世界中どこに行ってもいい思いをするには時間とお金が掛かるのは誰しもわかっていること。
しかし、そこは釣人。
なぜか期待ばかりが膨らんでいた。何日も望んでいた魚に出会えず、あちこちをさまよっていたが、道東ではカラフトマスが接岸し始めたため川の釣りをあきらめ海に変更。
しかし結果は裏目に出てノーフィッシュ。まだほとんどカラフトマスは接岸していなかった。

このままでは夏休みの釣りも終わりかと思い、だめもとで以前訪れた川を釣ってみた。車を置いてから数百メートルという毎日釣人が入るポイントから釣り始めた。用意していたブルーラインの6番にオプティストリーム6番の組み合わせでマルチリーダーにティペット4Xを足し、その先にTMC5263の#8に巻いたチェルノブイリアントを結んだ。
数年前にこの川を釣ったときは川岸がほとんど河畔林など障害物に囲まれていて大型フライをバックスペースなしで思い通りにキャストできなかった思い出がある。
今回は偶然にもリベンジということになった。しかし真昼間のルアーマンがいつも入るポイント。そう簡単には釣れないと思いながら、アンダーハンドでキャストした。チェルノブイリアントが大きな沈み石の上に差し掛かったとき、大きな魚がものすごい勢いでフライに襲い掛かって反転!初めは45センチほどの魚に思えたが澄んだプールの中から徐々に魚が寄ってくると何と50オーバーのレインボー!

とたんに4Xティペットが不安になったが今までループロッドでは魚をばらしたことがほとんどないためロッドを信じて浅瀬でランディング。よく見るとレッドバンドが美しい55センチの雄のレインボーだった。
口先が割れた精悍な顔のいい魚だった。
写真を撮った後リリースするとゆっくり泳いでいった。
アンダーハンドならでは一尾に納得し、旅を閉めることが出来た。
このレインボーが今年のフライカタログの表紙の魚で、ループのカタログページのレインボーも同じ魚です。
2007フライカタログ表紙のレインボー
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それから数ヵ月後、アンダーハンドのシングルハンドのDVD撮影の後に、ヨランにもこんな魚を釣ってもらいたいと思い同じ場所に連れていったが、低水温で望んだ魚は出なかった。
いい魚にはなかなかめぐり合えない。振り返って写真だけを見ればすごくいい釣りをしているよう見えるが、実際はほとんどが釣れない時間。
そういえばヨランが言っていた。
釣れない時間を楽しく過ごすためにユーモアを持てと・・・。

近藤 記



サンスイさんのフライイベントに行ってきました

2006.12.25

このアンダーハンド釣行記は 、釣り、スクール、イベントなど様々な出来事をアップしていきたいと考えています。

さて、第一回目はサンスイさん主催のイベントの報告です。
12月21日、サンスイさんのフライイベントがFish・ON!王禅寺で行われました。
当社も参加しブースを出してきました。フライメーカーが20社程、出展し、それぞれが新製品などを展示しロッドも試し振りができるように揃えられていました。
タイイングやキャスティングのデモンストレーションなども行われ盛り上がりを見せていました。

当社のブースにおいてもループ、オービス、ブッシュマスター等のロッド新製品や、リール、ライン、アンダーハンドキャスティングDVDなどの新製品も展示し、多くのお客様に見ていただきました。また、ループのタックルも試し振りができるものを用意させていただきアンダーハンドキャスティングを体験してもらうこともできたと思います。当社スタッフによりアンダーハンドキャストを解説させていただくこともできました。
今後は12月の最終週にアンダーハンドキャスティングの基礎・シングルハンド編のDVD&教本のセットも発売させていただきます。また、2007年度はアンダーハンドキャストのスクールも行っていきますのでぜひご参加ください。


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