7月の更新以来で5ヶ月ぶりに登場のオレ流コーナーです。お久しぶりです。
ここ最近の琵琶湖はウィンターパターンに突入しマッドペッパーマグナム&ファットペッパーのディープクランクコンビが大活躍しており、このコンビなしではガイドが成り立たないぐらいメインルアーになっています。ということでこれから冬に突入していくのですが、今回は2006年のシーズンを振り返ってみようと思います。
2006年のシーズンを振り返るとやはり毎年違う気象条件に悩まされ、そして振り回されたシーズンでした。けど毎年違う姿を琵琶湖は見せてくれるので飽きない奥深いフィールドなのですけどね。
冬~春にかけては例年になく春の訪れが遅くいつまでたっても気温が上がらなく3月後半でも雪が降るといった状況で湖岸に立ち並んでいる桜の開花も大幅に遅れるといった感じで、僕が経験した中でも一番スポーニングが遅れたのではないかと思えるシーズンの幕開けでした。この時期に活躍してくれていたパターンとしてはやはりウィンターシーズンから好調だったファットペッパー&マッドペッパーマグナムのクランキングパターン。低水温期はバイトが浅くなることが多いことからファットペッパーにはUDグラスマテリアル採用のELT-CS70CMJ、マッドペッパーマグナムにはELT-CS72CM-TJを使用し、マッドペッパーマグナムはウィードが低いメインチャネルラインの越冬系のバス狙い、ファットペッパーは各ワンドの入り口にあるウィードラインでワンドに入りだしてきているプリスポーンバスを釣っていくのにベストといった感じでした。そして季節が進行しよりバスがワンド内のシャローに入りだしてきたころに活躍してくれていたがこれまたグラスマテリアルのクランクシャフトのFVR70CML(現行モデルでは今年3月に発売予定のELT-CS66CMLJがベストマッチ)にファットペッパーJr.の組み合わせでワンド内の2mレンジのウィードを攻略するといったパターンと、東岸のシャローエリアのリーズフロントでフラッピンホッグのライトテキサスをTAV-GP69CMJで釣るといったパターンも好調でした。それと同時に沖の浚渫エリアではフラッピンホッグのテキサスをTAV-GP69CMHJで操り、ディープから上がってきたビッグバスの群れを仕留めるといったパターンも釣れ始めていました。今年プリスポーンのバスが動き出してきて、このパターンが好調になってきたのが4月に入ってからだったのですがこれは例年に比べ2週間以上は遅れている状況でした。
ゴールデンウィークに入り、南湖の水温が一気に上昇してスポーニングが本格的に始まるとTAV-GP69CMJにシャッドシェイプ4インチのヘビーダウンショットの出番が圧倒的に多くなりシャッドシェイプワームに頼りっぱなしの毎日を過ごすことになりました。
そして5月の後半になるとアフターの回復組みをファットペッパーで釣るパターンが始まったのですが、このころのバスのメインベイトがブルーギル、アユ、ハスなのですが、ブルーギルを捕食しているときにはスローなアクション、アユ、ハスが追いかけられていたり、魚探に映し出されるようなときにはファットペッパーの高速巻きに反応が良くなるといった感じで、その時に捕食しているベイトフィッシュにあわせてアクションを変えていくことがキモになっていました。そして5月後半に入りよくなってきたのがTAV-GP69CMJを使ったジャークベイトとトップウォーターゲームで、トップウォーターはもちろんライディングペッパー&レッドペッパー&レッドペッパーウッドの最強トップウォータートリオが活躍してくれました。トップやジャークベイトにも使えてしまうマキマキロッドとして開発されたTAV-GP69CMJなのですが、開発のベースとなったGWC69CMJに比べリアグリップを短くすることで横方向の釣りだけでなくロッド操作を必要とする釣りにも何の違和感も感じることなく、もともとテキサスのスイミングに開発されただけあって乗りも良く僕にとってはバーサタイルスペシャル的なロッドになっていて、特に3月からウィードが濃くなってくる7月までは出番が多く、使用頻度は高くなっていました。
7月に入りウィードが濃くなってきて活躍しだすのがフラッピンホッグのテキサスとフットボールラバージグ。特に今年はラバージグの活躍には目を見張るものがあり、連日ラバージグをリフト&フォールしすぎて肩と腕を痛めるぐらいやり続けていました。(昨年はファットペッパーの巻きすぎで右肘を痛めていました・・・。)
そして現在このラバージグテクニックに最適なロッドをゴールデンウィングのツアーエディションシリーズで開発しているので皆さん楽しみに待っていてください。
今年今までにない記録的な事といえば7月に襲った大増水。あの大きな琵琶湖が数日間で70センチ近く増水して一気にまったく違った湖へと変貌したのです。当時、増水前は減水傾向でマイナス20センチほどだった水位が増水後はプラス50センチ以上になっていたのだからビックリ!!
増水後タフになるかと思っていたのですが意外と全開放水によるカレントで大爆釣になることもありました。ただカレントが発生するということはバスも動き回るし、カレントの強弱によるポジション移動が大きくなるので安定感はなくなるのです。
その後さらに水温が上昇し本格的なサマーシーズンに突入すると前回のオレ流コーナーで解説したフラッピンホッグのヘビーテキサスとラバージグといった縦方向のリアクションバイトで食わせる釣りがメインパターンになっていました。ヘビーテキサスは昨年以上に大胆な釣りの中に繊細な食わせが要求され、TAV-GP76CH-TJのようなロングロッドの有効性を再確認させられた年でもありました。年々ウィードが濃くなっている南湖は9月ごろから水面近くまで生えたカナダモの影響で水が動かなくなり水質が悪化するのですが、さらに今年の秋は台風がまったく琵琶湖近辺を通過することがなかったので、まとまった雨が降ることもなく水の入れ替わりがなかったので例年以上に水質悪化に悩まされることもありました。
そして水温が低下してきて秋が深まってくるとハードベイトの季節になってくるのですが、広大なエリアで水面までウィードが伸びてしまったことと、台風が訪れなかったことで、秋のバイブレーション、スピナーベイト、ファットペッパー、マッドペッパーマグナムといった、ハードベイトゲームを楽しむエリアが少なかったという影響がありました。
それでもウィードが高い時期にはバイブレーションをELT-CS72CM-TJで超高速リトリーブするパターンで釣っていき、水温が下がってきてウィードが低く、水深があるチャネルラインにバスが入ってきた11月後半からはファットペッパー&マッドペッパーマグナムのディープクランクコンビを水深にあわせて使い分け、スローにワームのように見せて食わせるパターン(ロッドはバスの食い込みとウィードの回避能力を優先させるためにファットペッパーにELT-CS70CMJ、マッドペッパーマグナムにELT-CS72CM-TJがベストマッチ)と、高速リトリーブでウィードに引っ掛けてからハードジャークではずして食わせるという激しいパターン(ロッドは一気にすばやくウィードを切ることが重要なのでファットペッパーにELT-CS72CM-TJ、マッドペッパーマグナムにELT-CS77CMH-TJがベストマッチ)という2つの食わせアクションを使い分けて楽しむことができました。今年は昨年に比べ水温低下のスピードが遅いので例年に比べて釣れ始めは遅かったものの、遅くまでハードベイトゲームを楽しめているのも確かなのです。
と今年もいろいろな顔を見せて楽しませてくれた琵琶湖なのですが来年はどんなシーズンになるのかワクワクしています。
そして今年一年ガイドに来てくださった方もそれ以外の方も本当にありがとございました。
来年も皆さんにガイドで得た経験を紹介していきたいと思うのでよろしくお願いします。それではまた来シーズン。
