「JJシナプス90Sのインプレッション」(嶋田 仁正)

2011.9.29 Update
「とにかく軽い!」
いきなり秋がやってきたっ!そんな感じの9月下旬。皆様いかがお過ごしでしょうか?私が監修するジャンピングジャックZeleの弟分である「シナプス」シリーズがいよいよ発売となりました。このシリーズに関して私自身、レングスやコンセプトのみの提案で、実際のテストやアクション設定は福岡のスタッフである蔵前博之が実施。つまり蔵前プロデュースのロッドとなります。このロッドのコンセプトは「港湾用」「河川用」「サーフ用」というように、各エリアで必要なアクションやパワーを平均化し、入門者にも「なるほど、これが河川用か~」というように「明確化」させました。
なるべく関わったアングラーの「個性」を消したデザイン・・というイメージでいいかと思います。言うなれば「クセのない仕上がり」とでもいいましょうか?
そういうコンセプトなので最初から最後まで、個性の塊である?(笑)私は一切触れていません。このロッドの最終型を触ったのは、ユーザーの皆様と同じ、発売になってからなんです。
発売後すぐに欠品ということで、実際に届いたのはつい最近のこと。やっとのことでインプレを書くことが出来ます(笑)
自宅に届いたロッドの梱包を解き、そのまま現場へ。リールをセットし(私はステラC3000HGを選択)、いきなり実戦投入。
フルキャストすれば対岸に届いてしまう?という太田川から京橋川へと分離するエリアを選択。その中流部にある橋脚の明暗を狙ってみました。
当日は小潮の下げということもあり、普段よりはやや下げの流れも緩やか(とは言っても干満差は200cm以上あります)。ベイトは10cm未満のイナが中心。活性自体は潮から見てもやや低めと判断し、最初から「ジャロウ113」で攻めることに。

ティムコプロスタッフ嶋田 仁正

その1投目。思っていたより飛距離も出て、明暗の線上にピシャリと着水。アキュラシーの優れている感じ。「やるな~蔵前~」と思わずつぶやいてしまいました。
ラインを少しだけメンディングし、明暗の線上をズレないように調整ながらリトリーブ開始。1本目の橋脚先端をかすめてもバイト無し・・2本目の橋脚も同じ・・と思った瞬間に「ゴンッ!」という強烈なバイト!普段使用しているZeleならばここから一気に引き剥がすのですが、やはりここはちょっと動きが止まる。バットまでしっかりとパワーを乗せ、少しづつ魚の頭を流芯側から手前へ向ける。頭が向いたのが感触で確認出来たら後は一気のランディング!上がってきたのは90cmには少し届かない88cm。新しいロッドの1投目で獲ったシーバスにしては満足満足♪

ティムコプロスタッフ嶋田 仁正

この価格帯のシーバスロッドを使ったのは数年振りではありましたが、その仕上がりの良さ、クセの無さに大満足でした!
これから本番の秋シーズン!シナプスで是非楽しい釣行を、より楽しい釣行にして下さい!




「今年最後の親分日記」

2009.12.25 Update
今年も色々ありました。3月の「Salty!」付録DVD撮影に始まり、「SALT WATER」誌上での「四天王対決」(春大会2位タイ、秋大会優勝)、「GAINA123」発売等々。これに加え来春発売予定の新型ルアーに、2月発売が決定した「BOILインフレータブルオーシャンパック」の耐久テスト、Zele新製品の確認テストなど・・何気に忙しい1年だったような。しかし今年はGAINA123が大活躍!広島でも今期MAX?と噂される10kgタイリクキャッチを始め、ワタシ自身もかなりの90アップをゲットしました。開発はかなりの苦労があっただけに報われた感じですね。それに何年振り?という「オーシャンパック」のモデルチェンジ。インフレータブル内臓というゲームベスト初の試みは、TIEMCOならではのチャレンジと言えるでしょう。ワタシの経験の全てを注ぎ込んだ機能性をご堪能下さい。
来春予定の新型ルアーもテストは上々。いよいよ最終段階に入り、一番緊張する瞬間に近づいています。ここからは細かいウェイト調整とカラー決めが課題になってきますが、ワタシ自身は「テストポイント」として設定している数ヶ所のポイントで、この新型最終形を使いまくりの釣りまくり。毎回コレをやらないと気がおさまらないんです(笑)面倒臭い性格でごめんなさい。恐らくカラーも決まった最終形は大阪&横浜のフィッシングショーでお見せ出来る・・はず・・・です(汗)お楽しみに!

ティムコプロスタッフ嶋田仁正

ティムコプロスタッフ嶋田仁正

さて・・Zeleに関しても大きな動きがあります。Zele初の10フィート超えの長尺モデルが春以降に登場予定!現在九州スタッフの蔵前が長期に渡りテスト中ですので、こちらも是非ご期待下さい!しかし・・来年のフィッシングショーはTIEMCO SALTチームの新製品が目白押し!全てをここに書き切れないほどです!あ~~待ち遠しい!
さぁ~いよいよ、さよなら2009!そしてようこそ2010!来年もTIEMCOから目が離せない・・そんな1年を目指し、老骨?にムチ打ちながら頑張ります!それでは良いお年を!

ティムコプロスタッフ嶋田仁正

ティムコプロスタッフ嶋田仁正

LOOP代表 嶋田仁正

広島 冬 2009

2009.12.7 Update
嶋田仁正さんから
ビッグなお便りが届きました!


嶋田さんのご友人の桑鶴さんが、
ガイナ123 #08コットンキャンディー で
タイリクスズキ 105cm 10kgを釣られたそうです!


嶋田さんの地元、広島の河川からのお便りでした・・・

 

「Mの季節」(嶋田 仁正)

2009.5.13 Update
GWも終わるといよいよ広島市内は「Mリグ」の本格シーズン突入となります。ここ最近シーバスメインの釣行でしたが、やはりこの時期は外せない釣りの一つ。だってメバルタックル並みのタックルで40cmクラスのチヌを掛けたりなんかすると・・もうそれはそれは(笑)専用タックルの素晴らしさというのはこういう所にあるんだな~って感じです。どんな魚種でも同じ事が言えますよね。
さてさて、ワタシのチヌゲーは実に多岐に渡ります。前述した「Mリグ」の他にも、時期やポイントの構成などでリグを使い分けるんです。「Sリグ」「ARリグ」「ジグヘッドリグ」「TOP」等々。まだまだありますが、大方こんな感じですね。一つの釣りをしつこくやるのもアリですが、やはりテクニックの幅や引き出しは多いが良いですよね。
ティムコ社からはクロダイロッドが3種出ていますが、それぞれがリグに合わせた特徴を有しています。ちなみに「Mリグ」なら断然「Kurodai77」がオススメです。クロダイロッドの原型がココにあります。

さてさて、近所の川に実釣へ。このお手軽感がとってもCOOLです。使用するルアーは「エニグマ」。もう少し時期が深まると「エニグマミニ」も出番となりますが、今の時期(5~6月)はやはり「エニグマ」に軍配が上がります。
久しぶりのポイントなのでまずは地質チェックから。ボトム系ゲームは地質や地形の変化をどれだけ把握出来ているか?がとっても大事。「Kurodai77」のセンシティブなティップはこれらの変化を的確かつ超正確に伝えてくれます。ロッドのアドバンテージを大いに活かし、短時間にハニースポットを2箇所特定。この2箇所のスポットを丁寧に攻めると・・怒涛のバイトラッシュ!最高に萌え~~~な釣り。それがチヌゲーです!


ここ最近、どうもブーム再来の兆し?関西や東海地方含む各地で、このMリグが密かにブームってるという情報を入手しました(笑)そういえば釣りビジョンでもやってたような?今、まさにシーズンど真ん中へ突入!今やならければいつやる?

「ガルプ!デビルホッグ大活躍!の巻」(嶋田 仁正)

2008.12.9 Update
秋も深まり、いよいよ本格的な冬が訪れようとしています。皆様いかがお過ごしですか?(笑)またまた不定期でゴメンナサイ・・。今回は、今秋発売となったばかりの「ティムコ×バークレー」のコラボアイテム第二弾。「Gulp!デビルホッグ」の実釣小話を。
ワタシがこのアイテムを使うの主に「チヌ&キビレ」。勿論、クロソイやアコウ、カサゴといった根魚にも使用したいと思っていますが、いまはまだ「チヌ&キビレ」でしか、使っていないので、根魚のお話は「ティムコ」が誇る「根魚大好きプロスタッフ」の皆さんにお任せしたいと思っています。
さて、この。「デビルホッグ」をチヌへ使う際のリグは、ご存知「Sリグ」。「P2.WEIGHT」という特殊なシンカーを用いたリグなんですが、その使用法などの詳細はコチラで検索してみて下さい。ブログ「DRAGON LOOP」内のHOW TOをクリック。


冬場のチヌ&キビレは、夏場と違い、超低活性。とはいえ・・やり方次第で、二桁釣果当たり前の爆釣が可能です。それを可能にするのが「ポイント選択」と「タックル(リグ含む)選定」。
ロッドに関しては、チヌを知り尽したワタシがプロデュースする「Kurodai74」が超絶オススメ。食いが渋いのに、食い込みのよい「Kurodai77」ではなく?と疑問に思うでしょうが、冬チヌの捕食法を考えれば、実はショートバイトに即対応可能なレングス、乗り調子ではなく、ベリーに意識を移した掛け調子な74の方が断然有利なんです。
ポイントについては瀬戸内に住むワタシの主戦場は「河川」。100万都市のど真ん中に流れる河川の河口がポイントとなります。実は年中釣れるエリアではあるんですが、その中でも冬は、ピンポイントでチヌ(キビレ)が溜まるスポットが点在します。
それは「浅い中の深い場所」。水深1mのシャローにポツン・・と1,5mのヘコみや溜まりがあれば、周辺のチヌの大半が、そのスポット及びその周辺にスクールします。
高活性の時期はあっちウロウロ、こっちウロウロと、絞込みには結構気を使うんですが、活性の低い時期だからこそ、逆にスポットを絞りこんでしまえば、高活性期より簡単に、かつ大型で、そして数も最高!なんて事が可能なんです。でも・・ここまで書いてしまえば、みんなが爆釣!・・・とは行かないのが瀬戸内エリア。ここ数年のチヌゲーブームで、冬季にも関わらず、ポイントの多くは人、人、そして人(汗)ポイント公開を常とするのがワタシのスタイルなので、ワタシの知っているポイントは皆が知っている訳です。
そんな多くのアングラーと競合する中で、差を生み出すのが「ワーム」の力。アングラーの大半は「Sリグ」で攻めているはず。ならば「ワーム」の力で差をつけようと・・所謂「他力本願」方式です(笑)今回、発売となったこの。「デビルホッグ」。待望の「ガルプ!素材でちっちゃめなホッグ系」。


これだけですでに勝ったも同然(笑)しかも水流を意識した細かなアクションをも可能にしたとなれば・・。本音を言えば、食われやすいように、もうちょいサイズ落として・・と思ったりもしますが、ちょっとした工夫で、それを解消しています。
それは。「デビルホッグ」にある長い触手?を真ん中くらいでカットするという方法。Sリグは「止めて食わす」という活性の低いチヌを狙う最終手段的なリグ。その止めている時のワームの動きが、釣果に大きく影響を与えます。
この長い触手は逆にアピールが強すぎてしまい、この触手だけを咥えてしまうという弊害を生んでしまいました。これが根魚のようにバキュームしてくれれば問題ないんですが、お口の小さなチヌは、まずそれを噛んでしまいます。
せっかくガルプ!素材で、噛んでいる(モグモグしている)時間が、他のワームより長いとはいえ、先端だけを噛まれてもフッキングは出来ません。
そこで、この長い触手2本だけをカットする訳です。たったこれだけでフッキング率は大幅に向上。ちょっとした事なんですが、冬のチヌを大量捕獲するには・・多くのアングラーと並んで釣り勝つには・・重要なポイントとなります。

さてと・・ワタシもこの冬は月間100枚目指して頑張ろうっと!

新型ルアー・・苦労しながらも前進中(嶋田 仁正)

2008.10.22 Update
さて・・お次は「スプラット」に次ぐ、「ティムコ」×「嶋田」がお送りする新型ルアー。ちなみに「スプラット」はこの秋、各地でランカー続々ゲット!の報が届いています。
釣り場で出会う方からもこの「スプラット」でデカいの釣りましたよ・・と声を掛けられる事も増えています。
ほとんど在庫無しという事で、ご迷惑をお掛けしていますが、来春は新色も採用し、更なる飛躍を目指していきます!

さてさて・・、新型の方ですが、これまたミノータイプ。しかも今度は「シャロー用」となります。
サイズは123mmでレンジは30cm強をイメージしていますから、全国ほとんどのウェーディングマンに支持されたいという思いで、厳しいテストを繰り返しています。
アクションは「ワイド?ロール」。リトリーブスピードによっては「ウォブンロール」という感じ。スローなリトリーブでもパタパタとロールしていくイメージで捉えて下さい。勿論!ワタシが関わるのですから、比較的早い流れでもちゃんと泳いでくれる仕上がりを目指しています。
しかもワイドなボディはアピール力抜群! まだ未完成のサンプル品ながら、90アップ2本含め、80アップをかなり撃ち抜いています。

ちなみに・・あくまでも本番素材では無い為、釣る度に破壊を繰り返していますので(汗)、使用に耐えるほどの原形を留めているプロトは1本も残っていません(笑)
以前、開発の方に「あんたはサンプルだろうが、プロトだろうが、実際に釣りこまないと満足しない人だね」なんて言われたことがありますが、全くその通り(笑)
「だって完成品を使って釣りこんだって意味ないじゃん!」というのが嶋田流。だから仮に好釣果を得たとしても、それが気に入らない釣れ方をしたら中味を含め、どんどん形を変えていくんです(汗)

「わがままでゴメンね」

一応、開発の方にはこの場を借りて(本音じゃないけど)誤っておきます(笑)

現在「ぶっとび調整中」ですが、これまた来春発売予定なので、完成品をFショーでお見せ出来るよう、鋭意(開発の方が)「努力中」です!(笑)
お楽しみに!

*画像は2フックになっていますが、これは相手がデカ過ぎてサンプル素材では耐え切れなかった・・の図です。

Zeleに新機種追加!(嶋田 仁正)

2008.10.21 Update
久しぶりの登場です。超不定期なコラムですが、どうかご容赦を(笑)
さて、近況のワタシですが、せっせとシーバス(ランカー限定)ハンティングに勤しんでおります。今年は好きなチヌゲーをやや封印しつつ、限られた時間の大半をつぎ込み、シーバスゲームに重点を置いて活動しているのですが、それには深い訳が・・。

それは来春発売予定の「Zele新機種」及び「ティムコ」×「嶋田」シーバスルアー第二弾のテストの為。
このZeleの追加レングスの詳細はまだ伏せておきますが、従来の2機種に比べ、どちらかというと「東京湾向き」。
別に関東、関西と分ける必要は無いと思うのですが(食ってるもん同じだし、釣れるシーバスのサイズも言うほど変わらない)、枠で無理やりくくるのならそんな感じ。
ワタシは東京湾に住んでいる訳でも無いし、ホームでもありませんから、別に「東京湾仕様」が必要という事ではないのですが、港湾仕様や秋の小技を利かすデイゲーム用はどうしても欲しい。
そうなると必然的に使用するルアーサイズは10g前後が圧倒的に多く、レングスも短い方が勝手もいい。

そこで登場したのがこの「Zele」の新機種。
飛距離と操作性を両立させるだけでなく、この「Zele」に採用された「スリットカーボン」という特殊素材を活かした「トルク」も健在です。
実際、テスト中には河川での98cmを含め(さすがにこれはちょっと苦労しました)、海側でも80後半を多数ゲット!
勿論、このロッドがその力を大いに発揮する50~70cmもデイゲームでガッツリいっちゃってます。軽いルアーも重いルアーも遠くに運ぶというこの素材。この新機種でも衰えることなく、サーフですら7~8gのミノーが自在に使えるというアドバンテージを得ています。
これなら関東スタッフの湯元君も喜んでくれるかな?

いやはや・・・・本当、このブランクは素晴らしい。
手前味噌で恐縮ですが、この素材に出会って本当に自分のレベルが上がったような気がします。来年のFショーでは、この徹底的にイジメぬいたZeleを、是非手に取ってご覧下さい!


いよいよZeleの発売です!(嶋田 仁正)

2008.6.25 Update
待ちに待ったこの日がやってきました!
遅くとも来週頭には「JJ Zele」が出荷されます!
ご予約頂きました皆様!大変お待たせを致しました。またご予約頂いてない皆様、店頭にあれば是非一度手に取ってみて下さい!無機質な雰囲気ではない、研ぎ澄まされた「日本刀」を思わせる次世代シーバスロッドの誕生です。
Zeleの開発に携われたことを生涯の誉れとして、この日を心に刻みたいと思います。このロッドのスペック等については「ギアステーション」を是非ご覧下さい。

もはや多くは語りません。

嶋田渾身の作品。
「ジャンピングジャック Zele」

実戦投入です!




スプラット130発売までカウントダウン!(嶋田 仁正)

2008.5.29 Update


梅雨を前にウキウキ気分なワタシ。
というのも広島市内河川や山陰中部の汽水域では「コノシロ」を主ベイトとしたシーバスゲームがスタートするから。昨年からテストを繰り返し、いよいよ6月に発売を開始する「スプラット130」は、このコノシロに最強の力を発揮してくれるはず。
この「スプラット」、ローアピールなアクションが全盛な現代に逆行するかのような、ハイアピール系ミノーです。
なんで今頃そんなミノー出すの?・・というのは開発日記「潮味~スプラット130」 をご参照下さい。
ライト系ルアーを投げているアングラーの横で「サクっと」一発を拾う為のルアーを作ったつもりです。
とはいえ・・ブリブリと動いてくるウォブリングアクションは欲しくなかったんですね。そこで大きな動きはするけど、出す波動はなるだけ拡散せずに、ルアーの進行方向へ向かって出して欲しいな・・的なアクション設定にしています。
つまりスローリトリーブした際、ウォブリングアクションを派手に出すために、ボディ内にエアールームをたくさん作ってしまうと、どうしても揚力を発生してしまい、上へ上がろうとする力が強く働いてしまいます。その辺を見極めるには、リップのサイズや角度も重要なんですが、結果としてウォブリングはボディで起こすほうが良い。動き過ぎず、とはいえアピールは落としたくない。
そんな葛藤を形にし、シーバス創世期に大活躍した国外メーカーのルアーが持っていた「言葉に出来ない」鈍臭い(笑)ウォブリングアクションを出すことに注力しました。
つまり浮き上がりの少ない、鈍重な波動を出すミノーとお考え下さい。ここからは開発S氏の出番。「んなこと言ってもやっぱ飛距離は最大級欲しいんだけど」・・というワタシの超矛盾した要求を満たす為、日々頑張って頂きました。10cmクラスからスタートした「スプラット」開発。気がつけば13cmというサイズになっていました。(笑)



開発段階で作ったルアーが釣れなかったから、どんどん変わっていったのではありません。むしろ「釣り過ぎて」どんどんボツになっていったんです(笑)
というのも良く釣れたタイプは、飛距離が出ない・・。でも面白いからどんどん釣っちゃう(汗)この際「飛距離なんてどうでもええわ」なんて思ってしまうくらいに。
でも「やっぱ飛ばないと売れないじゃん」という基本姿勢?に戻り、一人悶々とした日々を送ったらしいです。まっ・・ワタシには関係の無い話で(爆)
ひどい時には深夜にメールで起こされて「これ、どう?」みたいに写メールが来ます。
当然無視ですが(笑)そんな?苦労がやっと形になったのがフィッシングショーあたり。
ブースで展示してあったスプラットにはリップが付いて無かったですよね。ギリギリのギリギリまでテストを繰り返した結果なんです。




さて・・発売間近なスプラット・・。
皆さんの手元に届いてしまうと、ワタシしか持っていないという優位バランスが崩れてしまいますから(笑)発売までに、サンプルで散々釣ってやろうかと考えています!
お楽しみに!

「ジャンピングジャック新シリーズ、テストは最終局面へ!」(嶋田 仁正)

2007.11.28 Update
皆様お久しぶりです(笑)
とっても不定期なワタシのコラム。近況については自身のブログ等を通じてご存知のことと思いますが、今回は現在テストが最終局面を迎えつつある「新型ジャンピングジャック」のテスト模様をお知らせしたいと思います。 詳細なスペック等については、来年のフィッシィングショーにて発表!とさせて頂きますが、ティムコのHPをご覧の皆様へは、このロッドを通じて「嶋田が感じた」部分を紹介したいと思います。

この新型のコンセプトですが、従来品と比べ大きな違いが1点あります。
それは「PEコンセプト」で開発されているという点。現在、多くのアングラーがPEラインをメインに釣行されていると思います。それはシーバスに限らず、エギングやメバルの世界も同じ。エギングに関してはその大半が「LDB+ローライダー」という組み合わせでロッドが作られ、また購入する側もPE使用を前提として、それらのガイドを組み合わせたロッドを選んでいることかと思います。
ですが・・なぜかシーバスロッドの世界では、PE使用を前提にしているのにも関わらず、いまだにPEコンセプトのロッドが少ないのです。あってもラインナップに「PE仕様」「PE対応」を追加する程度。それもかなり革新的ではありますが、明確に「PE専用」と謳ったものはほとんどありません。ワタシは基本的にナイロン派です。その為か、仲間の多くが「ナイロン派」でした。ですがその仲間達もいつの間にか「ほとんどPE、まれにナイロン」から「全部PE」へと変わっていく変遷を見て、「PE専用」ロッドの必要性を感じました。ティップのみLDBにする事も考えてはみましたが、昨今のシーバス事情。私のように「ナイロン」も使うシーバスアングラーがどのくらい居るでしょうか?恐らく9割以上のアングラーが、シーバスには「PE」のはず。だったら最初から「専用」を作ってしまえ・・それがこのロッドのコンセプトです。
正直言って不要な情報まで拾ってくる高感度なPEラインに違和感を憶えています。ですがタックルもアングラーも進化するもの・・いつまでも得て不得手でいるのも自身のレベルアップにはつながりません。そこで4年程前から「PE」メインのシーバスゲームに切り替えて釣行を繰り返してきました。その実戦の中でメリットとして捉えたのが「キャスト精度」。伸びるナイロンラインと違い、ほとんど伸びないという特性を持つPEライン。キャストムラが無くなり、橋脚含むピン打ちがとても楽に出来るようになりました。キャストのアキュラシーを高める為には、ロッドのテーパーというのが大きく左右すると思います。あくまでも感覚の話なので、個人差はある・・と前置きした上で語るなら、やはりスロー~レギュラーなテーパーよりは、ティップ寄りなファーストテーパーが有利と言えるでしょう。以上のことから「新型」はティップ寄りのテーパーを採用することとなりました。

次にブランクの素材。
ここではまだシークレットとさせて頂きますが、従来の素材とは大きく異なる新素材を採用しています。おそらく釣竿では初めて採用される素材です。この素材を一言で語る時、次の言葉が最もそれを表しているでしょう。それは・・
「高反発とトルク」。
高反発はキャストした際の「ロッドのブレ」を極力抑え、トルクは「粘り」を伴い、柔らかい筋肉を想像させます。当初は張りのあるブランクにこだわって開発をしていましたが、この素材の登場で、目指していた着地点が思いのほか高みへと向かったことは「限界」を超えた世界を体現させてくれることとなりました。

皆さんがこのロッドを実際に手にするのは来年の大阪&横浜でのFショーになるかと思いますが、ただ手にとって軽くティップを振るだけではこの素材を肌で感じて頂けるか不安です。そこでアイデアを絞り、より、その感覚を感じて頂けるような工夫を凝らしたいと考えています。
その時・・「タレ」や「ブレ」の無い、筋肉質の「新型」を五感で感じて欲しい・・それがこのロッドの開発に携わった者としてのお願いです。新たなロッドの購入をお考えの方は是非!しばしお待ちを。どうぞお楽しみに!

11月現在。ワタシの住む広島市内では、シーバスシーズン真っ盛りという状態です。自身2本目となる103cm7.0kgを「ゼル93」で、そして3本目となる100.5cm8.0kgを「ゼル87」で獲ることが出来ました。決して「このロッドだから獲れた」という訳ではありませんが、何かを起こしてくれる・・そう期待させるロッド。 「それがゼル」です。

嶋田仁正

「C-CUP’07」(嶋田 仁正)

2007.8.20 Update
7月28~29日。
広島~山口県において「C-CUP’07」が開催されました。この大会は今年で2回目。 昨年は90名の参加者を得ましたが、今年は107名と二年目にして三桁の大台を突破!
チヌゲーの最先 端をいく広島県で開催される大会だけに、その盛り上がりは最高潮です。昨年は実行委員長を務めましたが、今年はイチ参加者としてワタシも楽しませて頂きました。
昨年は7時間の大会時間でしたが、土曜もお仕事がある方々に配慮し、今年は12時間の長丁場。
それぞれが、好きな時間帯に釣りが出来るとあって、各自がどう戦略を立て、攻略していくか?ベテランといえど気の抜けない大会となりました。また女性アングラーも5名参加され、大会に華を添えました。

混雑する検量風景


今回は広島大学水産増殖学とのコラボで、エントリーした魚は全てポイント名を明かし、検体提供されました。後日、途中結果ではありますが、調査内容が明らかになりました。

1. キャッチされた個体は全て雌であった。
(ちなみに春の調査では50対50で雌雄が分かれていました)
2. 胃の内容物は「カニ」「貝類」「珪藻類」


が主で、腸内には「シャコ」が存在。消化速度を考慮すれば、「シャコ」に関しては夜間に捕食しているのでは?という内容でした。また、寄生虫の寄生率はゼロ。これは、その個体が生きている間は体に付着しているが、キープされ死魚になると虫も取れてしまう事が予想されます。まだまだ生態が解明されないチヌ・キビレですが、我々アングラー側も研究に参加し、その解明の一助になればと思います。

チヌ部門


キビレ部門


チヌ部門の優勝者は山口県、キビレ部門は福岡からエントリーしたアングラーが優勝。
どうした広島アングラー!(笑)
という事で・・・、来年は是非、王座奪取を広島アングラーにお願いします!

ゴミ拾い


当日は、「河川の日」という事もあり、河川の護岸を参加者で一斉清掃しました。ゴミに関しては区役所の協力で、大会終了後に回収して頂きました。

集合写真


来年はもっともっと内容を充実させて、皆が楽しめる大会にしたいな・・と思います。

ミニグマの秘密(嶋田 仁正)

2007.3.1 Update


「エニグマミニ」(通称ミニグマ)
2006年5月に発売となった「エニグマ」。
初のMリグ専用ルアーとして多くのアングラーの方々に受け入れて頂きました。
しかし発売当初より、ティムコ開発スタッフとの間にはあったのは「エニグマで対応出来ない時期や場面がある」という事実。それを解消する為に「エニグマ」発売と同時に、新型の開発をスタートさせました。

まず「エニグマ」で対応出来ない時期、場面とは?をしっかりとイメージし、新型のコンセプトを固める作業をしました。対応出来ない時期や場面・・それはハイシーズンです。
高活性なクロダイ、キビレの中に、「激しい動き」を敬遠する個体が多くいるという事。
勿論人為的なプレッシャーも要因だとは思います。ですがこの釣果の差が顕著に現れたのは海側を向いた硬い砂質のエリア。
つまり場面は底質が「砂」という事になります。様々な要因を模索していく中で辿り付いたのが「波動」(Mリグの場合、ボトムをノックする力も含め「波動」という言葉を用います)でした。
ボトムノックをさせる事で成立するMリグゲーム。
その特性上、ボトムの質感は使用するルアーを選択していく上でとても重要だと考えます。

例えば・・現行のルアー陣の中から「波動」の強い順に並べてみると「CD-7」→「エニグマ」→「CD-5」となります。結果、「CD-5」は私達に多くの釣果をもたらしてくれました。
これで「時期」によってはこの「波動」が釣果を左右する要因になると判断出来た訳です。

そこで同時に開発を進めていた「エニグマミニ」(通称ミニグマ)の登場。
大まかな形状を決めたこのプロトを投入したのは、まさにハイシーズンで「波動」の強すぎるルアーを敬遠している個体が多いエリアでした。勿論「エニグマ」でも十分な釣果が得られる日はありましたが、その「釣果差」は日を追う毎に顕著になっていきました。
確信が得られたのは、他のルアーではバイトすらほとんど無い状況でも、この「エニグマミニ」を投入した私だけが、二桁に迫る釣果を叩き出した時です。腕の立つ仲間達と並んでの結果だけに信憑性はあります。釣り難い時期や状況でも多くの結果を残してくれた「エニグマミニ」は、昨年私が記録した「531枚」の釣果に大きく寄与してくれた事は言うまでもありません。

また、副産物もありました。
ボトムを取り易く、障害物の回避能力を限界にまで高めた「エニグマ」の唯一の弱点であった、着水後に起きる「エビ」という現象。
この「エニグマミニ」はその現象を限りなくゼロに近付ける事に成功しました。しかし裏を返せば「エニグマ」で発揮していた障害物回避能力を継承する事は出来なかった・・という事になります。
全てにおいてトータルに優れたルアーが作れない訳ではありませんが、釣り自体が特殊なMリグですから、やはり専門性に特化した部分を残しました。
ではこの「エニグマミニ」が最も活躍するステージとは?を紹介したいと思います。
これは私のフィールドでの事ですので、皆様がお住まいのエリア全てに符号する訳ではありません。あくまでも参考にして下さい。

「エニグマミニ」が活躍するポイント
この「エニグマミニ」は、ボトムノックを極力、ソフトに行う事を目的に作られたルアーです。その為、底質が柔らか過ぎるポイントだと、泥を掻いてしまう可能性があります。
私が主に使うエリアは底質が「砂」もしくは「砂泥」です。これらの底質は、比較的硬めで、通常のルアーだと自身が感じるよりも「波動」が大きく出てしまうポイントです。勿論、そのようなポイントでも「エニグマ」で十分バイトがあり、またフッキングしてくれれば良いのですが、少しでも「乗りづらい」とか「弾いてしまう」と感じたら、この「エニグマミニ」をローテしてみて下さい。また推奨される水深は2m以内、出来れば1m前後のシャローが特に有効です。またボトムタッチの角度に関わるリップ径や角度を見ても、あまり足場の高い場所はオススメ出来ません。私は主にウェーディングエリアで多用しています。

「推奨シンカーサイズ」
サイズ的にエニグマよりも小さな「エニグマミニ」ですが、使用するシンカーサイズは「エニグマ」同様に#5をオススメします。これは「エニグマミニ」自体のウェイトを抑えてある事が理由に挙げられます。ですが水深が2mを超えるような場所や、流れの速い場所はもうワンサイズ上げてもよいと思います。
その際ですが、一回り小さなウェイトをスプリットしても良いでしょう。私は腹側のシンカーを#5で固定し、#7クラスのシンカーをスプリットシンカーとして用いています。
というのも腹側の番手を上げ過ぎるとリトリーブ開始当初、ボディー自体横に傾きながら泳いでしまう可能性があるからです。腹側の番手を上げる時、「エニグマミニ」に限らず起きる現象ですので、この点にご注意下さい。

「推奨されるリトリーブスピード」
「エニグマミニ」はそのサイズ、ウェイト故、そのリトリーブは「スロー」が推奨されます。このルアーの形状はあまり早いリトリーブには対応出来ませんし、このルアーが活きる場面は早いリトリーブで釣れるタイミングではありません。常にボトムを感じながらのスローリトリーブを武器に攻略して下さい。

「スペシャルフックを搭載」 オーナー社で私が開発に携わったMリグ専用ダブルフック「SD33TG」#5を標準装備しています。「エニグマ」にもチタンコーティングでは世界初の立体型フックが標準装備されていましたが、「エニグマミニ」には新たに専用設計したフックを搭載しました。サイズもこれまで無かった「#5」を新たにラインナップし、「エニグマミニ」にはこの「#5」を搭載しました。

今春発売予定の「エニグマミニ」はあくまでも「ローテーション」の一角として送り出すルアーです。全てのステージで「エニグマミニ」のみ投入しても効果は薄いと思います。どんな釣りでもそうですが、ルアーのカラーローテ、アクションローテは、安定した釣果を得る為の必須項目だと私は考えます。幸い「エニグマ」や「エニグマミニ」には専用フックを標準装備しており、Mリグゲームを行う意味で、トータルにサポートされています。またカラーもこれまで蓄積したデータに加え、新たな可能性を秘めたNEWカラーもラインナップしました。
「エニグマ」「エニグマミニ」「ブラックペッパー」の充実したクロダイ専用ルアー。そしてそれぞれのコンセプトに応じて使い分け可能な「kurodai74」「kurodai77」「kurodai80」と、オールステージに対応出来る「クロダイ包囲網」が完成しつつあります。
今後もティムコはクロダイルアーゲームのリーディングカンパニーとして、皆様の釣行の一助となれば幸いです。

ティムコプロスタッフ
嶋田 仁正


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Mリグゲームへ初挑戦の女性アングラー!

2006.10.31 Update
クロダイを対象とした「Mリグ」ゲームは、お年寄りから子供まで、簡単にかつ安全に楽しめる釣りです。広島でも整備された護岸から多くのアングラーがこの釣りを楽しんでいます。
我々はウェーディングを基本としたゲームを主としていますが、今回陸っぱりから、しかも女性のみを対象としてMリグゲームを楽しんできました。


今回参加したのは山口県在住の女性3人。今回の企画を申し出たアクティブな3人組は、是非「Mリグ」でクロダイを釣ってみたい!という。
10月27日(金)20:00に山口県岩国市に位置する「今津川」へ集合。簡単な挨拶を交わし、今回私が選んだ「講師役」の二人(広中・松井)は同じクラブ仲間。ここで問題発覚!(笑)3人中2人はキャストも初めて(汗)
まずはリール各部の説明から入り、キャスト練習を開始する。
キャストのコツを掴むのは簡単だが、慣れて飛距離を出すには「時間」が必要。あまり深夜まで引っ張っては「嫁入り」前の女性陣に申し訳ない。そこで、今回に限りそれぞれの講師役の仲間がキャストのみ代行する事にした。

この釣りは
①確実にボトムを取る
②ボトムを切らないようリトリーブする・・事が大事。
裏を返せばたったこれだけを守ればゲームは成立する。
キャスト練習


女性陣も最初は「地面を転がし続ける?」(笑)という戸惑いを隠せませんでしたが、開始10分もすれば「あっ!プルプルって何か当たった!」とか「石に触ったかも?」など会話の内容が少しずつ「アングラー」っぽくなってきた様子。
さて釣果・・・・。結果クロダイ(33cm)1枚に15cm程のハゼ1匹でしたが、十分楽しんで貰えたようです。
初Mリグで初チヌゲット!こちらはハゼ


今後は女性陣だけで地元河川を叩く!と息巻いておられました(笑)
時期的に魚食性が高まっている今、初心者にはちょっと厳しい状況でしたが、この釣りの楽しさを理解して貰えたかと思います!
今後もこのようなプチ企画を時間の許す限り行っていきたいと思っています。
勿論・・・女性もしくは子供のみの受付ですが(笑)
お疲れ様でした


LOOP 嶋田仁正

ルアーインプレッションPart2エニグマ『NEWカラー』

2006.10.23 Update
~カラー別使い分け~

(カラー左上から)
ディープグリーンクリア、アオサグリーンクリア、レッドクリア、ボイルクリア、サナギクリア
【12月中旬発売予定】


「ディープグリーンクリア」
底質が比較的明るめの「砂底」エリアにて特に効果的です。深いグリーンはローライト時には「黒っぽく」映りますが、月夜でもクリア独特の「ローアピール」でスレにくく、バイトが継続します。従来あった「ブロンズ」の替わりと考えてよいですが、釣れっぷりは段違いだと思います。

「アオサグリーンクリア」
テスト中、最も釣れたカラーです。夏場のチヌは「藻類」をも捕食している事から考えたカラーでしたが、いつの時でも、どんなエリアでも「最強」のカラーです。比較的スローリトリーブでのバイトが圧倒的に多く、投げ続けてもスレにくいのも特徴でした。

「レッドクリア」
最初にデータ取りをしたカラーです。これまであった「ブラック」に変わるカラーで、「泥底」で威力を発揮するカラーでしたが、勿論「砂底」でも効果大です。従来あった「ブラック」の替わりと考えて下さい。どんなシチュエーションでも安定した釣果を出しています。特に春には強いカラーでした。

「ボイルクリア」
実によく釣れるカラーです。最もクリア度が高いカラーですが、「砂地」エリアで効果的でした。「泥底」エリアではデイゲームに期待大のカラーです!今年はこの系統のクリアで夕マズメ時にオイシイ思いをしました。

「サナギクリア」
チヌ釣りのエサではサナギを使います。そんな理由で作りましたが、2006年は自己記録である49.5cmのキビレをゲットしました。データは最も少ないカラーですが、色もキレイですし、出れば「デカイ」カラーです。

以上が今回発売される「NEWカラー」です。とにかくエニグマ発売直後からカラーについてはデータを集めてきました。
確信を得たのは「余計な色」を排除した「単純」なカラー程「強い」という点です。光量の少ないボトムゲームではこのような単純なカラーが最も効果的だと判断しました。よく考えてみればワームもそうですよね?
ほとんどが単色なはずです。
今回は結果的にその事を「実釣」で体感したという訳です。

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ルアーインプレッションPart1 Mリグ専用ルアー「エニグマ」開発秘話 嶋田仁正

2006.6.15 Update



業界初の「Mリグ専用ルアー」として開発されました。エニグマ の特徴は・・・  
 

①「形」。絶妙なアイ位置、リップ角による圧倒的な「根掛かり回避能力」。

ボトムの釣りが基本にある為、どうしても根掛かりは避けられません。しかしこのエニグマは専用設計の為、この回避能力を最大限引き出す事に成功しています。更にリップ角はボトムを掻くことなく、適度なボトムタッチ感を演出してくれます。発売後、多くの方から「ボトムへ刺さりにくい」「リトリーブがふいに止められない」「リズム良く攻められる」との声を頂いていますが、私の目指す所はまさにそこにあります。

 

②「音」。

これも従来のルアーでも不可能だった領域。自身膨大なテストを繰り返し、この「音」を見極めました。ラトルの数は3個。この3個がエニグマのこだわりです。
 

③「色」。

これも検証不可能な領域でした。クリアカラーに求める「スレにくさ」「リアル感」はもとより、ボトムゲームの課題である「デイゲーム」の可能性を広げる意味で成功だったと思います。逆に「ブラック」は、濁り時に強いというこれまでの結果をもとにラインナップしています。またブロンズというカラーもこの濁り時には効果を発揮するという新たな発見もありました。

 
そこで今回はこの「エニグマ」をより快適にお使い頂く為に、日頃私自身が実践している事を幾つか紹介したいと思います
 

「スプリットシンカー」

基本的にエニグマはスプリットシンカーを打つ必要は感じていません。フォール姿勢がスパイラルな為、多少の水深や流速でも従来品を比べればボトムタッチは早いと言えます。ですが、ここでエニグマの弱点が頭を持ち上げます。それはフックがラインを拾ってしまう現象。つまり「エビ」が増えるという事。この「エビ」を先の条件で少しでも減らすテクニックとして、必要無いと感じつつもルアーから15cm程上にウォーターグレムリン#7を打っています。更にラインをやや張り気味にしてフォールさせる事によって、ほとんどエビが無くなるはずです。一度お試し下さい。

 

「ボディーシンカー」

本体の重量があるエニグマにオススメのシンカーは#5です。水深が4m近い場合や流速が早い場合のみ#4を使いますが、おおよそこの#5で十分攻められます。仮に多少の不便さを感じても私が#5を使う理由はズバリ「釣果」。昨年からのデータでもボディーのウェイトを増やせば増やすほど「釣果」に影響を及ぼすと結果が出ています。つまりMリグに適正な場所で行う場合は、この#5で通した方が好結果につながる確率が高いという事

「ライン」

プラスチック成型の「エニグマ」。中空部分が多い事でボトムへの到達スピードが、若干遅くなるという欠点があります。エニグマはそれをフォール姿勢で解決しましたが、もう一つ有効な手段があります。それが適正な「ライン」セレクト。現在私はモーリス社「バリバスアバニエギングサスペンドPE0.6号」をメインラインとしています(ちなみにウェーディングの場合は0.4号でも十分対応可能)が、これは通常のPEラインより多少比重を高めたラインで十分満足していますので、皆さんも一度お使い頂ければと思います。同様にバークレー社のファイヤーライン8lbも比重が高いという点で「Mリグ向き」なラインと言えるでしょう。他にもサンライン社「キャスタウェイPE」やラパラ社「チタニウムブレイド0.2号」などもMリグ向きだと思います。リーダーですが、ナイロン、フロロ、VEPのいすれでもOKだと思います。ちなみに私の場合は「バリバスVEPリーダー12lb」をメインに「同16lb」もしくは「バリバスフロロリーダー12~16lb」を愛用しています。どちらでも安心して使えるリーダーとしてオススメです。以上のラインを使用する事により、ボトムを長く、そして安定してトレースする事が可能になります。浮きやすいPEは使用感が悪いだけでなく、そのまま釣果へと影響します。エニグマのようなプラスチック成型のルアーは特にラインセレクトが大きな鍵を握っています。全ての釣りで言えるのは「トータルバランス」。どこか一つでも違和感があっては快適な釣りは成立しません。






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クロダイ写真館

2006.5.11 Update
クロダイ写真館

2006.01.12エニグマプロトタイプ 2006.02.14バレンタイン
2006.03.16未明・・・ こんなかんじ
2006.05.11日中・・・2006.04.09夕方・・・
2006.05.11すごい歯!これはホンモノ
並べてみました。並べてみましたPart2
2006.04.292006.04.29また釣れた!
ウットリ・・・またまた釣れた
こんなところです。
ヨシッ!ズリズリ・・・
ガッチリ!2006.05.11昼近く
APクロダイとエニグマ
コレ、メバルロッドです。
楽し?っ!!ウワッ、デカッ。
美しすぎて見とれちゃいますまたネ!
これもAPメバルヨシヨシ・・・
ポッパーのおまけ(ブラックペッパー)

ロッドインプレッションPart1 嶋田仁正(2006.04.18)

2006.4.18 Update





43cmチヌ  

業界初のクロダイ専用ロッド、特に昨年全国で大ブレイクしたボトム攻略法「Mリグ」専用として開発しました。常にボトムをノックし続ける事がキモとなるこの釣りは、既存のロッドではベテランアングラーでしか感じ得なかった「ボトムの質感」を、どなたでも体感して貰う為にセッティングしています。またクロダイ独特のファーストバイト、セカンドバイトといった特殊なバイト法に対応したロッドデザインとなっています。また、ルアーで釣れるクロダイの平均サイズ(35~40cm)を、より楽しめるようなパワーに設定。これまでのようなオーバーパワーで楽しみを半減すること無く、クロダイの鋭角的なパワーを楽しむ為のロッドへ仕上げました。とはいえ・・クロダイの中に時折混ざるシーバスにも十分対応出来るバットセクションです。テスト段階では92cmのシーバスもキャッチしました。

テスト中に釣れたシーバス92cm。大型シーバスにも十分対応。

ティップには「アクアプロジェクト(AP)メバル72-2」と同等のアクションを採用。クロダイのバイトは特殊です。ルアーを発見するとまず「噛み付く」ような行為を見せます。この時に手元に伝わるのが「ガツンッ」といった感触。この時、クロダイは後方上から身をひるがえし、ルアーのボディー付近へ覆い被さるように噛み付いてきます。運がよければこの時点で、針先が口元に触れ、一瞬乗ります。
これがベストフッキング。セカンドバイトをしっかり取れるかがキモ。
  ここで反射的にフッキング動作をすると、ほとんどが口横に外側からフッキングしてしまいます。これでもしっかりと乗ってしまえばランディングに持ち込めますが、バレる率が高まってしまいます。「ファイト時に結構バレる」と言った声を良く聞きますが、恐らくこの事が原因だと思われます。これがファーストバイト。では噛み付いた後、クロダイがどのような行為をするかというと、ルアーから離れた後、すぐにルアー後方へ周り、追撃態勢に入ります。ただし、ファーストバイト時に思わずフッキング動作をしてしまい、それが空振りした場合(高確率で空振りしますが・・)、ルアーが跳ね上がってしまいます。この動きがクロダイに対し、違和感を与える結果となります。クロダイは警戒心の強い魚です。この瞬間、このクロダイはルアーにスレてしまう訳です。ではどうすればクロダイをスレさせないのか?そこにセカンドバイトのキモがあります。追撃態勢に入ったクロダイ。高活性の状態ですと、すぐに次のバイトへ入ります。その際、後方からのバイトになりますので、今度は口内へしっかりとフッキング出来るのです。疑い深い個体も、アングラー側が何事も無くリトリーブを続ける事が出来れば、ファーストバイト時に違和感を極力持たせない、食い込みの良いティップであれば、足元までチェイスし、セカンドバイトへと持ち込める確立が高くなります。ボトムをノックし続ける・・クロダイに違和感を与えないティップ・・後方からの食い込みを妨げない繊細差を「Kurodai77」は完璧に表現しました。


繊細なティップだけではボトムをノックし続ける際、貝殻やカキ殻等が散らばる底では「根掛かり」が多発します。根掛かりなら外してあげれば問題無いのですが、最悪の場合、ノックする度にリトリーブが止められてしまい、非常に釣りづらい事になってしまう。そこで「ベリー」部の絶妙な「張り」が生きてきます。メバル用の繊細なティップを殺す事無く、ベリーの反発力がボトムを忠実にトレース出来るようサポートする訳です。「Kurodai77」は、全体的に張りのあるロッドにありがちな「ストラクチャーにコンタクトした際、ルアーがボトムを跳ねてしまい、ボトムを一瞬切ってしまうというクロダイへ警戒心与える行為」を最小限に抑える事に成功しました。このボトムを忠実にトレース出来る・・という特徴は、更に高次元の世界を表現しています。それが「ボトムの質感」を感知する能力です。これは経験上の話ですが、クロダイのバイトゾーンというかバイトラインは同じ「砂や泥」の底質の中でも比較的「硬い」側でバイトするケースが多く、更に言えばその変化が起きるゾーン、ラインで特にバイトが集中するのです。その経験から「硬い」「柔らかい」といった地質の変化を把握出来るかどうか?はポイントを探す上でとても重要な武器になります。「Kurodai77」は繊細なティップ、それに適合したベリーの張りを高次元で融合させ、「ボトム感知=硬いロッド」といった常識を別の次元で表現する事に成功しました。低弾性のティップ部と高弾性のベリー~バット部。この異なるセクションをMリグに適したアクションに設定する為に、ブランク素材において一切の妥協はしておりません。



グリップに関しては特にこだわりました。ボトムを常にノックし続け、クロダイの鋭角的なファイトを肘に大きな負担が生じます。事実、私自身も昨年夏頃から痛めた肘が、秋には握力が一桁台に落ちるなどかなりツライ経験をしましたが、この原因は「グリップ長」にありました。「Kurodai77」は最近流行の「軽量化」を前面に出した作りをしませんでした。確かに「軽い」事は負担を減らす事にはなりますが、良い事ばかりではありません。グリップ、ガイドを含め、ロッドに求める基本性能は何か?それを追求した上、その過程で削るべくは削る・・。持ち重り感を最小限にする為、グリップデザインを大幅に見直し、結果的に各部の軽量化を相まって「Kurodai77」は完成しました。





ガイドはローライダー(IPガイド)を採用。PEラインをメインに使う「Mリグ」ゲームの場合、ローライダーは最強の武器となってくれます。また0.6号という細いPEを使ってもノンストレスなガイドセッティング、ガイド素材を厳選する事で快適な「Mリグ」ゲームをお約束します。

これまでの経験とデータを存分に注ぎ込んだ専用ロッド「Kurodai77」。これまでクロダイロッドに最も近いと判断した、ライトエギングロッド、ハードメバルロッド、ライト根魚ロッドのデメリットのみをスポイルし、反映させクロダイロッドの誕生したのです。これまでのどのカテゴリーにも属さない新たなロッドアクションを実現しました。是非、手にとって、実際にボトムを感じてみて下さい。きっと新たな領域を感じて頂けるはずです。



アクアプロジェクト・クロダイ77は数多くの経験から完成された業界初のクロダイルアー用ロッド。


 

※「Kurodai77」は異なる弾性素材を組み合わせた専用ロッドです。実釣では45cmのクロダイをも抜きあげましたが、実際には大型の抜きあげはオススメ致しません。クロダイのファイトを楽しむ為のロッド設計を重視したセッティングとしています。


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