先日SAの2012年用のニューラインを振る機会を得た。わずかな時間ではあったがファーストインプレッションをお伝えしたい。
『マスタリー・スカジットエクストリーム(フル)インターミディエイトヘッド』
とうとう彼の地でも発売されたか!というのが初めてこのラインを見たときの率直な印象だ。日本の速い流れを攻略すべく3年前にジャパンカスタムとして私がデザインしリリースしたスカジットインタミヘッドだが、本場のスチールヘッドの釣りにおいてもボディを水面下に置くことのメリットが見出されたのだろう。
さて今回試したのは520グレインヘッド。ロッドは14’の#9/10、ランニングラインにはドラゴンテールライト、ティップにはエクスプレス14+を12’(168グレイン)合わせてのセッティングだ。 アメリカ市場でのニューラインの正式名称は『マスタリー・スカジットエクストリームインターミディエイトヘッド』だがすでに発売しているジャパンカスタムのラインと名前がかぶってしまうので今後は『フルインターミディエイトヘッド』と呼ぶことにしよう。フルインターと呼ぶ通りコーティングはすべてブルーのインターミディエイトで、私のデザインした『先端20%インターミディエイト、残り80%はスーパーインターミディエイト』のコーティングとは異なる。唯一にして最大の相違点だ。
さて実際のキャストフィールだが同じウェイトのフローティングヘッドとヘッド長もテーパも同じということだが、やはりフローティングに比べるとソリッド感が増し、ロッドにロードが掛けやすく、結果飛距離が得やすい。またジャパンカスタムのスカジットインターとのキャストフィールの大きな違いはとりあえず感じられなかったがキャストアウト後の水なじみに関してはやはりフルインターのためかこちらの方が早い。特に太いベリー部は沈みが速く、ジャパンカスタムとは大きく異なる。私のラインはボディ部を水面に引っかかるように残しておきドリフトスピードをコントロールできるようにすることがコンセプトで、その為にスーパーインターコーティングを採用したのだが、フルインターの方はボディ全体が沈むようになっている。
ジャパンカスタムとの使い分けは十分に可能だ。一例を挙げると…、
・ジャパンカスタム(従来のスカジットインター、スカジットエクストリームインター)
⇒ウエットやストリーマーをピンポイントに送り込むような釣り(点の釣り)や、狭い筋を狙った線の釣りに。
・USモデル(フルインター)
⇒流芯が広かったりハッキリしない流れでやや広範囲に探ったり(面の釣り)、ストリーマーでリトリーブを掛けるような釣りに。
情報によればラインナップは400~680グレインとのこと。他のウェイトのサンプルが到着次第試してみて、補足があればまた改めて報告したい。