最近は渓流(フライ)の釣行が多いですね。
今回、前日まで体調が悪く行くか?朝まで迷っていましたが、結局は行ってしまいま
した・・・
進路を北に1時間半。
以外と開けた山岳渓流です。4月中旬で4~6℃の水温です。
が、暖かい日に行けばドライで良形に出会える川です。年に何度か足を運ぶ、お気に入りの場所ですね。
到着は9時、最近では釣り人も多く、この日も先行者らしき車がありました。水温13℃、最適な温度ですが、7月中旬と言うこともあり、すでに水性昆虫のハッチは無く、テレストリアルがメインになります。
まずパイロットとしてフラッシュボディーのパラアントをキャスト。連日暑い日が続き少し減水気味でしたが、開きの下石もあまり入ってないポイントから手のひらサイズのイワナが2、3反応してきました。
先行者を想定しての釣りでは大場所は勿論打ちますが、竿ぬけや流しづらいポイントの方が、サイズは落ちますが反応は良い場合が多いものです。が、この日はいかにもと言う、いつもは釣れない、好ポイントからも良いサイズのイワナが出てきます。
「活性が高い!」
ブラインドの釣りは流れもそうですが下石の配置や前後の渓相も重要になります。
イワナは食いが立っているときは意外と人的プレッシャーを感じずに簡単に出て来ますが、深い所に定位していることが多く、喰うレーンをきちんと流す必要が有ります。ヤマメは高活性時において、表層で餌を追うため不用意に近付くと走られてしまう場合も・・・表現の仕方で[ヤマメを線][イワナを点]の釣りと現しますが、盛夏ともなれば、混生している場合も多くアプローチにそれほど差はありません。
もちろんイワナ特有のポイントもあり、習性を理解しポジション取りを考慮する必要があります。
ここ一番で出たけどフックアップしないと言うケースは、メンディングやカーブリーチキャストができていても、直線的なコース取りをしている為ドリフトが不完全な場合が多いです。
さて釣果ですが、大小混ぜて25匹ほどでした。
数的には年に何度かある結果だったのですが・・・
幾つかの砂防堰堤を要する川で入渓から一つ目の堰堤でまず33、4㎝のヤマメが出ました。
少し痩せていましたがパーマークがしっかりのこり、胸ビレは真っ黄色、尾ビレもオレンジのラインがつよくでた美しい魚体でした。
透明度は高くかなり深いところまで見えるのですが、濃淡はあるものの読みづらいポイントを、しつこく流してようやくフワッと浮いてきた1尾、思わず「よしっ!」と声がもれましたね。
堰堤を越え少し距離のあるポイントです。
日中もよく釣れる川なのですが、この日は異常でした、ここぞというポイントからは良型が良く出てきます。
ですが昨年の台風のせいか渓相がずいぶん変わっていました。
大きな倒木があるポイントへ、半分は川に水没しています。
その際で「バシャ」
絞られた早い所だったので、魚体までは見えなかったのですが明らかにデカい!
少しクロスに入り込みアプローチ・・・(出ない?)
引っ掛かるのを覚悟で更に奥へ・・・
フライが流れに飲まれるまでドリフト・・・・
案の定引っ掛かってしまい潰すにはお
しいのでプチンっと・・・
盛夏には効果のあるカディスをつけて一投目、倒木の下から追うようにしてガップリとターン、根に入られないようにロッドを外に起こしたら一気に10mほど下流に走られました、32㎝のイワナです。これもコンディションがよくピンピンで綺麗な魚体でした。
イワナ32cm
この後も良いサイズが釣れ続けたのですが、感覚がマヒしてしまったのか、いつもなら嬉しいサイズが小さく見えます。(贅沢病)
ですね。
いよいよ二つ目の堰堤が目前、この堰堤は二段堰堤で、僕らの間では尺上製造工場といわれ、以前40㎝あるかも! と言うヤマメをバラしていまして、いつもリベンジという気持ちで臨んでいます。
落ち込みの手前、最後の淵にさしかかりました。全体的に黄色い下石の多い川なのですが、ここは、いつも日が陰り堆積物がうっすらあるポイントです。
走られるのを恐れ、かなりの距離からキャスト、それは二投目に起こりました、場違いなサイズの影がゆっくり浮上し、フライをくわえターン。
まさに[至福のとき]40㎝をこえるイワナです。
上顎まで二つに割れ長い年輪を刻んだ魚体で、 ネットにまともに入りませんでした。
その薄暗い白光する水面下を見せてくれた(サイトマスター:イーズグリーン)と、魚とのやりとりで主導権を持たせてくれた(フェンウィック:トリコトライコ)に感謝です。
イワナ32cm
結局その先の堰堤下では27?止まりで終了。
不調を押して来たので体力の限界・・製造工場は見ずに帰路に着きました。
いつも楽勝の帰り道もしんどかったです。
ですが、無理押しで行ったかいがあります、関東の山岳渓流域でこれを超える釣果は無いかもしれません。
僕は、フライはプロセスを楽しむもの、数にはあまり意味は無いと思っています。
おもい通りの反応してくれることに素直に敬意をはらえればと思います。それでもこの
釣果は少し鼻が高くなる思いですね。