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Bass Fishing社員ブログ トップ50第3戦迫る!気になるトップ50選手のギアをチェック!の巻

2013.07.17

トップ50第3戦迫る!気になるトップ50選手のギアをチェック!の巻

皆さんこんにちは。開発担当の鬼形です。

さて今週末にはJBトップ50第3戦、北浦水系戦が開催されます。今回も私は現地に赴き、プロスタッフのサポートと現地からの情報配信を行う予定です。もちろん試合後のレポートも詳細に書く予定ですので、試合期間中は弊社Facebookページツィッター、試合後はホームページにどうぞご注目ください。

試合直前ということで、今回はプロスタッフの使うギアに焦点を当てたお話です。

トップ50に限らず、ハイレベルなトーナメントを戦っていくには、実に多くのギア、道具を必要とします。真っ先に思い浮かぶのはロッドやリール、ルアーなど通称タックルと呼ばれる釣り道具そのものですね。ティムコプロスタッフである沢村、北、山岡の各選手は当然のことながらロッドは全てフェンウィック、リールはK.T.F.チューンを中心とした構成です。ロッドに関しては豊富なラインナップを誇るフェンウィックの各機種を、試合に合わせて選択する場合が多いのですが、その選択基準も各選手によって特徴があります。

まずは遠賀川戦で圧勝劇を演じた沢村選手。遠賀川決勝の帰着直後のデッキ上です。自身がプロデュースしたゴールデンウィングのベイトフィネススペシャル(K.T.F.モデル)が数本見えます。機種はGWT60CLJ(K.T.F.)を複数、GWT62CULJ (K.T.F.)とS-TAV63CLJも見えます。決勝ということで釣り方を絞り込んでの選択ですから、試合を制したベイトフィネスの専用タックルのみ、となっています。このほかにフットボールジグ用としてTPMX65CMP+J(2014年モデルプロト)などが搭載されていました。

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「遠賀川戦最終日ということもあって、ベイトフィネスのみの選択。」

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「スーパーテクナも混じる。ワッキー用のジグヘッドが自作なのに注目。」

北浦水系戦も、ベイトフィネスが有効となるフィールド特性ですから、似たようなタックル構成になるかもしれません。もちろんシャロークランクやスピナーベイトなどの巻物タックルとしてTPMX66CMLJなども用意されているでしょう。

私個人の見解としては、沢村選手の場合はタックルの種類は比較的少なめで、同じロッドを数本用意することが多いと思います。また、自らのスタイルに合った釣り方、パターンを探すことが多く、フィールドによって大幅にタックルを入れ替えることがあまり多くないタイプです。おそらくメインとなるベイトフィネスタックルに関してはあらゆるフィールドで用意しているでしょう。スモールマウス戦となる桧原湖だけは入れ替えられるでしょうが・・・。

沢村選手のボートなどの情報は、北浦水系戦後に取り上げたいと思います。

北選手は琵琶湖のガイドではテクナGP、野尻湖ではゴールデンウィング、トーナメントではテクナPMXを中心にタックルを組むことが多く、契約プロスタッフの中でも幅広くフェンウィックを理解している一人だと言えます。

遠賀川戦ではテクナPMXを中心とした選択でした。沢村選手とは違い、ベイトフィネスに特化した選択ではなく、ヘビダン、ヘビキャロ、テキサスといったパワーゲームを軸に、ベイトフィネスでのネコリグ、スピニングによるシャッドやライトリグまでデッキに並んでいました。見えない水中のストラクチャーを釣ることが多い遠賀川において、テクナPMXの圧倒的な感度と掛けた魚を一気に引き寄せるパワー、瞬発力は4位入賞の原動力になったようです。

北浦水系戦においても、スピニングの出番こそ減るとは思いますが、かなり近しい選択が見られるのではないかと思います。

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「北選手はスピニングも多用する。シャッドにはテクナGP/TF-GP64SLJに10ステラを好んでセット。ゴールデンウィングとPMXも混在。」

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「ベイトはPMXがメインでスーパーテクナを1本。この傾向は北浦戦でも変わらないかも?」

北選手はその明るく豪快なイメージとは違い、極めて緻密なプラクティスを行う選手の一人です。魚探を駆使した地形の把握とデータの収集、管理などは相当細かく行っています。北選手の愛艇はスキーター20I。エンジンはSHO275馬力。エレキはミンコタのフォートレックス101lb。パワーポール8ft×2を装着しています。スキーターを選択する理由は操作性だそうで。エレキ操作にクイックに反応してくれる船体の挙動がお気に入りとのこと。

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「フェンウィックラッピングの施された、北選手の愛艇。黄色がパーソナルカラーとしているらしいのですが、目立ち過ぎるのが難点だとか。」

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「エンジンはYAMAHA SHO275馬力。ツインパワーポールにもラッピング済み。GPSアンテナ、油圧ジャックなどなど配線も大量。」

魚探はフロントにローランスHDS10Gen.2、コンソール周りにはHDSGen.2、ハミンバード997を装備。HDSもハミンバードもいわゆるサイドイメージというか水中のストラクチャーを映し出す機能が売りなわけですが、両方使うとお互いの弱点を補い合って、死角なし!になるとか。いずれにせよ魚探の価格だけでも車買えますね、マジで。
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「もはや最先端のエレクトロニクスは持っていて当たり前。いかに使いこなすか、の勝負。」

なお、山岡選手のタックルやボートについては別の機会に取り上げることにします。

週末に開催されるトップ50第3戦。1戦目の上位陣が軒並み予選落ちした2戦目という結果で、年間争いは混沌としてきました。残り3試合、予選落ちだけは避けなければいけない展開ですが、ここ数年の年間優勝は全試合をシングルフィニッシュに近い内容で決めているだけに、手堅く守って届くタイトルでもありません。現在3位に北選手、4位に沢村選手がつけている年間ポイントランキング。この北浦水系戦が終われば桧原湖戦は確実に釣れる試合になるでしょうし、旧吉野川戦もここ数年上位陣が安定していることを考えると、まさにこの北浦水系戦が年間優勝への重要な一戦になることは間違いないでしょう。

ティムコプロスタッフの活躍にご期待&ご声援をお願いいたします!

今週のトップ50北浦水系戦の会場は潮来マリーナです。選手のボートやタックルを間近にみるチャンスです。試合後ならば、選手に直接質問することもできるでしょう。ぜひ、会場へ足を運んで雰囲気を感じてみてください!

JB日本バスプロ協会公式サイト
http://www.jbnbc.jp/

潮来マリーナ
http://www.itakomarina.net/

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