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Bass Fishing社員ブログ フェンウィック60周年限定ビッグバド・フェンウィックバージョン

2014.02.21

フェンウィック60周年限定ビッグバド・フェンウィックバージョン

アメリカのビールをモチーフにして1975年頃に登場したビッグバドは、そのフォルムからは想像できない実力をもったルアーです。今回フェンウィック60周年を記念する商品企画の内の一つとして、ヘドン・ビッグバド・フェンウィックバージョンが発売されます。

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ビッグバドは2000年頃、日本国内でもトーナメントシーンで大活躍したルアーです。どの釣り場もアングラーで混み合っており、ルアーも小型化していった時代でした。そのような中でトーナメントシーンで活躍したビッグバドは、一躍表舞台に登場しました。リアに装着されたブレードとヒートンのチューンニングに熱くなったアングラーも多いのではないでしょうか。

写真 (3)

ビッグバドは1980年代からルアーとしての実力を理解していた一部アングラーによってシークレットとされてきました。正確に表現すると、そのフォルムからは本当に釣れることを信じきれないアングラーが多く、自然とシークレット化されたということかもしれません。私も中学生の頃よりヘドン社のルアーを多く購入していましたが、ビッグバドに関しては見た目からして宣伝用のルアーだと思い込み、実釣までは至りませんでした。

しかし、その破壊力を知ったのは1990年頃の河口湖でした。当時の河口湖は数釣りこそできたものの、なかなかランカーサイズに出会うことが難しかったと記憶しています。夕方になり数釣りに満足していた私は、なんとなくビッグバドをキャストし始めました。するとビッグバドで40㎝クラスのバスを立て続けに3本キャッチすることができました。当時の河口湖の40㎝クラスはランカーとも呼べるサイズで、ただただビッグバドの威力に驚愕した記憶があります。

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2014年、フェンウィックは60周年の節目の年を迎えます。アメリカンブランドのフェンウィックの記念ルアーの一つはアメリカンブランドで、という気持ちがありました。フェンウィックと言えば、リールはABU、ルアーはヘドンを思い浮かべるアングラーも多いのではないでしょうか。

しかし、ヘドンブランドのルアーにフェンウィックのロゴを入れることは想像以上に難しいと思われました。過去に発売されてきたビッグバドを見ても、アメリカ釣具ブランドとのコラボモデルは無かったように思います。今回はプラドコ社にフェンウィック60周年の経緯を伝えたところ、快く協力を得ることができました。寛大なプラドコ社に感謝します。

カラーについては、フェンウィックのイメージカラーのブラックをベースに、ボディには往年のヘドンの名カラーのイエローをイメージに彩色しました。アイは吹き目仕様、リップ裏にはHEDDON×FENWICKのプリントをあしらい、ボディはファンから支持の高い直ヒートン仕様のボーン素材を採用しました。

ヘドンとフェンウィックの夢のコラボです。プラドコ社承認のスペシャルオーダー限定品となります。ぜひこの機会をお見逃しなく。

(2月末出荷開始予定)

開発担当

※この商品はフェンウィック・プレミアムディーラーのみでの取り扱いとなります。

 


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