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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 生野銀山湖Part6  安達 裕 「JB生野銀山湖第4戦、4位入賞」

2012.11.08

生野銀山湖Part6  安達 裕 「JB生野銀山湖第4戦、4位入賞」

2012JB生野銀山湖最終戦のレポートです。

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季節は秋に差し掛かり、ベイトやディープを意識しだす季節の変わり目。スケジュールの合間を縫って、二度のプリプラを敢行。目的は二つ。試合感覚を取り戻す事と、季節の進行具合を肌で感じる事。

そして迎えた前日プラクティス。合計三日間湖に浮かび、気付いた点は下記の通り・・・・・

1.季節は確実に「秋」へと向かっている。水温低下が毎週進み、季節が変わる厄介な時期だ。おまけに当日は増水。困ったもんだ・・・・・。
2.今年戦う試合の中で一番「魚影」が濃い。
3.キーパーのみ釣る方法は存在しない。アベレージ25cm(±2cm)の世界だ。
4.このような状況下では「乱獲作戦」しか無いだろう。
5.人より多く釣るには究極のフィネスが必要となる。キーワードは「ライン」の太さだ。
6.釣り方は、シンカーの存在を消す方が良いようだ。キャロやダウンショット・・・・・

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様々試した結果、軽量(1/96oz~1/32oz)のネコリグか一番反応が良かった。
場合によっては高比重のノーシンカーも効果的。狙いはボトム。スタンプや岩に群がる「ゴリ」に付いているバスがターゲットだ。

7.ラインと同じくらい大事なのは「ロッド」。弾性が強いロッドはダメだ。魚が喰って走っても、ロッドの違和感で吐いてしまう。
8.エリアは、宮の谷東岸岬の7m~13m。中之島周辺の同レンジ。黒川ベロ真上か両サイドのブレイク。インターセクションも魚は釣れるが、マイウォーター化が難しいので無し。

意外なところでは、菅町上流域の見えバス。

9.黒川最上流域は、試合が近づくたびに「BIG」が多くなっているようだ。
しかし、難易度超ウルトラA級の厄介なヤツ。
反応する方法は見付けたが、再起不能の大怪我指数95%。気にはなるが「メイン」で考えてはならない。

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そして当日立ては戦略とは・・・・・

メインエリアは黒川ベロ周辺。特に入りたかったのは付け根の下流側のピン。
ベロでリミットメイクし、一攫千金・黒川最上流域BIGを仕留める事。
いろいろ考えたが、これが私にとってゴールデンプランであった。
黒川ベロは恐らく大船団になるだろう。
ブラインドの猛者たちに釣り勝たなくてはならない。信じる事と、根気・辛抱が必要だ。

迎えた当日・・・・・。

運命のフライトは第二フライト。
この時点でピンに入る事は不可能になった。
そして、黒川ベロで見た光景とは・・・・・・・大船団!あの小さなエリアに10艇は浮かんでいる。
ベロでも無意味な場所に陣取り待つ事にしたが、誰も動こうとはしない。
しかも、周りは釣れていない・・・・・・。
あれだけの船がエレキの先端からビームを出しているのだから・・・・・当たり前の光景だ。
アウトサイドの立木周辺はノーマークだったのでそちらに移動。
この手の釣りに用意したタックルは二本・・・・・・・

タックル1
ロッド:フェンウィック・テクナGP・TAV-GP61SXULJ
ライン:サンライン・スモールゲームFC 2lb
ルアー:ストレート系高比重ワーム4" ノーシンカー

タックル2
ロッド:フェンウィック・ゴールデンウィング・GWT-SF61SULJ(ウルトラフィネス)
ライン:サンライン・スモールゲームFC 2lb
ルアー:ストレート系ワーム3.5"  1/64ozネコリグ

時刻は11:30。
この時点で、合計5本掛け、キーパーは4本。ウエイトは約700g。
このまま残り、数g単位の入れ替えを続けるか?上流BIG勝負に行くか?悩んだ末出した結論は「上流BIG勝負」。
しかし魚が急激に減っている事と水質悪化・・・・・・。
そして先行者による場荒れ。粘りましたが何も起こらず終了となりました。

気になる三本のウェイトは698g。ウェイン率70%。リミットメイクした者は20名。
釣れた試合ではあったが、やはり金太郎飴状態。600g台で大混戦のようです。
そして運命の結果発表!!

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何と!!四位入賞することが出来ました!

超ローウェイトでしたが、運を味方に付け何とか表彰台へ!気になる年間争いは・・・・・たった1ポイント差の「第二位」。

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やりきった事とシャローではなくアウェーで結果が出せたので満足しています。

キーワードは、今年ティムコが提唱する「ウルトラフィネス」でした!
贅肉を究極にそぎ落としたロッド。超軽量高感度ロッドに超極細ライン。深い魚がキスバイトしても感じ取ることが出来ましたよ!

こんな感じで、2012年度のJB生野銀山湖シリーズが終了。

本当は3度目の年間タイトルを狙っていましたが、一歩及ばず第二位。来年こそは3度目の「頂」に立ちたいと思います!!!

JB/NBCリザルト


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