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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 野尻湖Part33 佐藤大介「春の野尻湖釣行レポート」

2013.06.11

野尻湖Part33 佐藤大介「春の野尻湖釣行レポート」

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今回の釣行エリアは、長野県の野尻湖。言わずと知れたスモールマウスレイクです。
釣行日は、5月22日・23日で時期的にプリスポーニング~ミッドスポーニングと予想し、いつもお世話になっているスピンネーカーさんから出船しました。

湖上に出ると、水温は16度~17度と予想以上に高く、朝は肌寒くAPストームシェルターアクティブジャケットを着て釣りをしていましたが、日中には汗ばむほどの陽気。フィールドの状況は、予想以上に季節が進行しておりミッドスポーニング真っ只中といった状況でした。
しかし、数は少ないものの、まだプリスポーンの魚も存在しているようだったので2日間とも表層から中層を意識しての釣りに徹しました。

まずは、目につく岬周りの岩やレイダウンをアイ字系ルアーで探るもなかなか反応を得られず。表層系への反応が薄かったため、ウィンディーサイドの岬・風か巻いている側の岬・ワンド内にある小規模な張り出しのブレイク上をジグヘッド+PDLスーパーフィンテールのミドストで攻める事に。ウィンディサイドのワンドには、僅かではあるがベイトとなるワカサギがおり、水面にもワカサギの死魚が漂っていました。すると、ミドストにシフトして早々に立て続けに3連続でバイト!

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タイミングと釣り方が合っているのか、その後も風の強さ・レンジに合わせて0.6g・0.9g・1.3gのジグヘッドを使い分け、PDLスーパーフィンテールでキロアップのプリスポーンを含む数匹を連続キャッチ!

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バイトが遠くなったので、ウィンディサイド・風が巻くエリア・ベイトというファクターを意識してエリア移動を繰り返すも、キーとなる風が止んでしまい厳しい時間帯に突入。

バスフィッシングにおいて「風」は重要なファクターです。風向きによってベイトフィッシュやバスが入ってきたり、活性が上がったり、魚に対する釣り人のプレッシャーを軽減させてくれたりもします。
以前、野尻湖で30分間1キャスト1フィッシュの入れ食いになった事がありましたが、風向きか少し変った途端にピタッとバイトが無くなった経験もしました。私の中で「風」はどんな場所・季節でも最重要ファクターのひとつです!

 

その風が止んでしまい、厳しい時間を耐え忍んでいると待望の風が吹き始めました。このタイミングで風の当たるレイダウンにI字形ルアーをナチュラルドリフトさせてトレースすると久しぶりのバイトが!サイズはそれほど大きくなかったですが貴重なプリスポーンでした。

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今回の野尻湖釣行では、ほとんどの魚をスーパーフィンテールのミドストでキャッチしました。ボディのロールと特徴的なフィンテールの水押しで、控えめなロールアクションが今回のプリスポーンバスに効果的だったようです!

 

【使用タックル】

・ミドスト
ロッド:テクナGP TAV-GP64SULJ(ミッドストローリングスペシャル)
リール:2500番
ライン:フロロ 2.5ポンド
ジグヘッド:0.6~1.3g
ルアー:PDLスーパーフィンテール

・I字形
ロッド:ゴールデンウィング GWT72SLP+J
リール:2500番
ライン:フロロ3ポンド
ルアー::l字形


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