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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 番外編 中田敬太郎 「メキシコ、レイクバカラック釣行」

2014.04.08

番外編 中田敬太郎 「メキシコ、レイクバカラック釣行」

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自身2度目のメキシコ、バカラックレイクへ釣行へいってまいりました。

赤道に近く雨季以外はあまり雨が降らないためか、だいぶ減水した印象をうけた今回の遠征。今回はプリスポーン~アフタースポーンと混在している状況の中での釣行となったわけですが、前回と変わらずよく釣れる状況にはかわりないようでした。スピナーベイト、バイブレーション、テキサスは相変わらず好調ルアーで、なかでもPDLブレードマスター1/2ozの圧倒的な釣果には驚かせれました。

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急なバンクの多いバカラックはバンクをなめるようにトレースすることが多く、石や木などストラクチャーが点在しているため、根掛かりが多いのも特徴。しかし、PDLブレードマスターはストラクチャ ーをタイトにトレースしてもなんら問題なく、よりタイトに丁寧にリトリーブすることができました。

また10パウンドクラスがヒットしても、太軸ワイヤーを使用しているためスピナーベイトならではのルアー破損もなく、確実にランディングまで持ち込め、安心して使用できるスピナーベイトだと再確認することにも繋がりました。信用してキャストできたことで釣果を伸ばすキッカケにもなりました。また、ワンナップシャッド5インチのテキサスリグやアラバマリグも今回の遠征では効果的なものとなりました。甲殻類のいないバカラックレイクは、メインベイトがもっぱらテラピアと言われる魚や小さなキャットフィッシュと魚のみとなっています。結果的にシュリンプ系のルアーの反応が悪いため、フィッシュテールやストレート系といった、ベイトに似せたルアーがメインルアーとなります。よってワンナップシャッドやマグナムシェイキーなどが効果的となったわけです。今回ブレードマスターで使用したロッドはTAV-GP74CMJでテクナ特有のトルクでミディアムパワーのロッドでも10パウンドクラスでも余裕を持ってやりとりできる証明にもなりました。

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ワンナップシャッド5インチテキサスはこちらもTAV-GP74CMHJを使用して、パロと言われるアシ原から10パウンドクラスのモンスターフィッシュを引き離すことができました。これぞテクナでなければ、採れなかった魚というべき、アラミドヴェールのトルクをいかしてヘビーカバーから引き離すことができたからこそのビッグフィッシュだったと実感しました。

また、TF-GP71CHJでアラバマリグを使用して、今回はテクナの限界への挑戦と題しての釣行でもありましたが、国を跨いでもテクナの限界値は未知数なのでしょう。限界を感じないロッドだと認識することができました。また、遠征にはロッドをハードケースに入れて搬送するのが一般的で2m20cmを越える物にかんしては搬送外となるため、飛行機での搬送はできなくなるのが一般的です。7フィート4インチの長さでは断られても文句はいえません。しかし、TAV-GP74シリーズはすべて脱着グリップを採用しているため、2m20cm以下に収まるため遠征にも重宝しました。

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今回のメキシコ遠征は、またさらにテクナユーザーとしてのスキルが上がったことを実感することとなりました。

 


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