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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 兵庫県南西部エリアPart21 安達裕 「野良グモと必殺フライングダウンショットリグ!」

2015.08.04

兵庫県南西部エリアPart21 安達裕 「野良グモと必殺フライングダウンショットリグ!」

こんにちは!フィールドスタッフの安達です。今年の夏は本当に暑い!!気温35℃灼熱炎天下の毎日ですね。フィールドに出て注意すべき点は、水分補給に日焼け止め対策、また適度の休憩も必要です。皆さんも熱中症対策をしっかり行って、真夏のバスフィッシングを楽しみましょう!

 

さて今回のレポートは、今年ティムコから発売となった「クリッタータックル 野良グモ」を紹介したいと思います!

 

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フローティング超リアル虫ワーム!!

 

どの角度から見ても「クモ」そのもの!!頭部、胸部、腹部は見事に立体で再現されていますね。足の関節も完璧です!マス針を使用する場合は、頭部or腹部ちょん掛け、オフセットフック使用する場合は、背中にスリットがあるので針先を収納する事ができ、ウィードレス効果が発揮されます!大きさは全長40mmの平均重量3g。

 

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季節は真夏・・・。殺人的暑さです。お風呂状態の野池はパスし、夏の定番小規模河川のバックウォーターへ!足場が高く、対岸にはグラス状のブッシュ。人のプレッシャーでバスはブッシュに隠れ、人がいなくなるとバックウォーターでベイトを追い回す・・・。状況はこんな感じ。このような状況で大活躍するのが、私が編み出したサイトフィッシングの最終形「フライングダウンショットリグ」。何度もティムコHPで紹介しているのですが、今回はイラスト付きで説明したいと思います。下手くそな図ですが、イメージはこんな感じ・・・・・

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ロッドは、フェンウィック・ゴールデンウィングツアーエディション・GWT610CLP+J。ピッチングで距離を稼ぎたいのとシェイクのふり幅が欲しいので、長めのベイトフィネスロッドを選択。リグの詳細は、リーダー約1.2m、シンカーは1/4ozのダウンショットリグ。ルアーは勿論「野良グモ」。図のようにグラス状ブッシュ最奥にバスは身を潜めています。こうなれば普通のアプローチではルアー進入困難。シンカーをブッシュ上部に引っ掛け、提灯釣りの原理でバスの目の前に落します。そしてロッドを立て、青い矢印の様に上下にシェイク。

 

ここで肝心なのは、空中70%、水中30%のアピール。要するに、バスに「不確定」な物体を確認したいという「好奇心」を植え付ける事と、「空に逃げられる」という「焦り」を植え付けたい事にあります。水面でのアピールが長いと絶対にダメ。これが最も重要なキーとなります。更に付け加えると、このリグはバスにライン存在を絶対に気付かれない。通常、サイトフィッシングは細いラインでフィネスなアプローチが一般的ですが、太いラインでストロングなサイトフィッシングが可能となります!

 

このリグと野良グモの相性は良く、視覚で「虫」と判断させることが出来る。更にはフローティングワームなので水面接触時の姿勢が良い。よって美しい波紋を出すことが出来ます。虫系ルアーのバイトは吸い込む場合が多い。野良グモのマテリアルは非常に柔らかく、バスの口に入るとワーム自身の反発が少ないので深く吸い込んでくれます。

 

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図で解説した通りのバイト!!図の赤矢印方向にバスはゆっくり出てきて、野良グモを吸い込みました!!ブッシュや周囲に岩が点在、更に足場が高い悪条件な場所ですが、ベイトフィネスでアプローチしているので問題なし!50cm弱のBIGでした!!

 

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今回はマニアックな野良グモの使い方を紹介しましたが、マス針やオフセットフックのノーシンカーセッティングでも良く釣れます!夏真っ盛り!シェード&虫パターンを満喫して下さいね!!
 

 

 

 


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