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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 野尻湖Part3 佐藤大介 「JBマスターズ第4戦・野尻湖」

2015.10.13

野尻湖Part3 佐藤大介 「JBマスターズ第4戦・野尻湖」

こんにちは。ティムコフィールドスタッフの佐藤です。今回は、JBマスターズシリーズ第4戦・野尻湖についてレポートいたします。

 

毎年、秋に開催されるマスターズ野尻湖戦ですが、今年は例年以上の減水と夏から秋へと移行するタイミング、ベイト量の関係か、戦前から選手間では「今年の野尻湖は、過去最低の釣れ具合では?」と嘆かれるほど。1ヶ月前はバンクにはベイトとバスが少なく、フラットエリアにベイトフィッシュ(ワカサギ)が大量に溜まり、バスも頻繁にフィーディングに入っている状態でした。しかし、週を重ねるごとに減水が進み、水温も低下、徐々にフラットエリアからベイトとバスが散っていく状態でした。それに伴い、バンクにベイトとバスが寄っていく印象でした。ただし、天候状態によってはベイトとなるワカサギが沖の表層にかたまり、「沖ボイル」が起こる状況。

 

プリプラクティスでは、風向きによって良くなるエリア・悪くなるエリア・沖ボイルが起きるエリア・B級C級エリアのチェックなどを3日間行い、前日プラクティスで再度エリアを確認しつつ釣っていくと思いの外イージーにコンディションの良いバスを釣ることができ、初日の目標をリミットメイク・3キロ~4キロとしました。

 

初日・2日目共に狙ったエリアは、風の当たる大きな岬+そのバンク・岬の沖が「沖ボイル」の起きやすい場所。風の弱い時間帯は沖でワカサギボイルが起きるが、風が強まるとワカサギが沈み、バンク・岬に寄る為、そのタイミングで居付きのスモールとワカサギに付いて回遊するスモールを複数匹狙えるからです。初日はそのタイミングを上手く捉え、1時間で6バイト得るもショートバイト・すっぽ抜けで2匹のみのキャッチ。単日19位と微妙な位置でスタート。

 

マスターズ野尻1日目

 

 

バイト数は多かった事から、2日目の戦略変更は無し。朝は予想通り沖ボイルが多発するも、食わせるまではいかず1時間ほどボイルに踊らされて終了。風が吹き出したタイミングで数カ所を周り、初日と同じ風の当たる岬+沖でボイルが起きやすい場所で貴重な1キロアップを釣り、そこからは思い当たるエリアを周り続け、カトリック岬で400gを追加し、初日とほぼ同じウエイトで単日11位。戦前通りのタフコンディションにも助けられ、総合9位と辛うじてシングルフィニッシュする事ができました。

 

マスターズ野尻2日目

 

今回の釣り方は、全てマイクロワームのダウンショットリグです。テクナPMX62SULを軸に、ショートバイト対策としてゴールデンウィングのソリッドティップモデルGWT-SF61SULを使い、リーダーも1cm~60cm を使い分け、シェイク&ステイ・ずる引き・カーブフォール・シンカーはステイさせリーダー分だけワームをフリーフォール等あらゆる釣り方を行いました。

 

【タックルデータ】

ロッド: テクナPMX62SUL/ゴールデンウィングGWT-SF61SUL
リール: 2500番
ライン: シューターFCスナイパー2ポンド
ルアー: ストレート系マイクロワーム(1.3gダウンショット)

 

 


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