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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 霞ヶ浦エリアPart8 田島昌和 「Newゴールデンウィングのプロトテスト」

2015.12.14

霞ヶ浦エリアPart8 田島昌和 「Newゴールデンウィングのプロトテスト」

皆さんこんにちはフィールドスタッフの田島です。今回は晩秋の北浦で2016年3月発売予定のゴールデンウィングを試してみました。

 

田島タックル

 

今年は水温の低下が例年よりも遅く、シャローでもバスをキャッチ出来そうな雰囲気でしたが、延々とシャローを流し、釣れればナイスサイズというリスキーな釣りよりも、居場所を見つければ複数キャッチが可能な冬に向かうバスを狙うことにしました。水温低下と共にディープに落ちてゆくバスの通り道になるであろう浚渫跡を数ヶ所ピックアップし、風 向き等の気象条件に応じてローテーションしながら3月発売予定のGoldenWing 610CMH+PJにヘビキャロという組み合わせで探ってみました。

 

田島浚渫跡1

 

浚渫跡の探り方といっても色々有るのですが、今回は深い側にボートポジションを取り浚渫の壁にリグを這わせるように深い方へ落とし横方向のアクションが強く出るダウンヒルの釣りを試してみました。ダウンヒルの釣りはキャスト直後は浅い所にリグが有るのでどんなタックルセッティングでもボトムを感じリグを操作する事が出来ますが、浚渫のエッジを感知して自分のタイミングでエッジからシンカーを落とすとなるとそれなりに煮詰めたタックルセッティングが必須となります。

 

田島浚渫跡2

 

文章にすると何やら難しい釣りのように感じますが、このダウンヒルの釣りを完成形に持って行く1番の近道は軽く高感度のロッドを使用する事です。今回使用したGW610MH+PJはレングスを感じさせない軽さとシャープな使用感、ナノテクノロジーとブランクス設計がもたらす感度とトルクを備えていますので正にこの釣りの為にある様なロッドに仕上がっています。

 

と、新製品の紹介はこのくらいにして実際の釣果はどうだったのか?というと・・・。狙い通り複数匹をキャッチする事は出来ましたがサイズが予想外に小さく5本キャッチしてもウエイトが3キロに届くかどうか?という結果になってしまいました。マリーナに戻り、同日に出船していた方から釣果を聞くと、北浦の各ワンドをスピナーベイトやスイムジクで流し3本で4キロを超えるウエイトを釣って来たそうです。結果として この日の正解パターンはベイトを求めてシャローをクルーズするバスをファーストムービング系のルアーで釣るという釣り方だったようですが、これから一層水温が下がり、バスがいよいよシャローに居られなくなり始めれば浚渫跡のダウンヒルも有効になってくると思います。

 

田島2匹キャッチ

 

今年もあと僅かですが、釣り人の足が遠のくこれかの時期がプレッシャーも下がりビックバスをキャッチするチャンス到来ですので、皆さんも1年の想い出に残るような良い釣りを楽しんでください。

 

【タックルデータ】
ロッド: GoldenWing GW610CMH+PJ(プロトモデル)
リール: アルファスフィネス
ライン: フロロ14lb
リグ: ヘビーキャロライナ

 

 


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