ご無沙汰しております、岡山県在住の塩見です。 岡山県も春満開っといった感じになり、朝晩の寒暖の差がグッと縮まり過ごしやすくなって来ましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?今年に入りインフルエンザに罹ったり、家庭の事(オフはサービスする約束なんで…)やオフシーズンにする事満載のなんやかんやで、なかなか釣りに出る機会も少なく初バスを手にするタイミングもつかめないまま、やっと先月の下旬に初バスを手にする事が出来ましたのでその時の事をレポートしたいと思います。
高梁川には2月下旬頃から2度ほど釣りには出ていたものの、食わすまでには至らないサイトでの魚(追って来て寸止めが2回)がいるほど見える範囲に今年は早くから動ける魚が存在していると感じてはいましたが、そのまま時は過ぎ…、纏まった暖かい雨(流入量増加+濁り)+大潮直前+南からの強い風と、春爆の条件が揃ったタイミングに運良く重なった祝日にNEWゴールデンウィングを手に意気揚々と高梁川に浮きました。現地に着いたのは午前10時頃、数台の先客がいるくらいで思っていたよりも少なく、釣りを終えて帰る方もいるような中で準備を済ませて出船!
まずは、状況的に中流域の水路出口に存在するブレイク+インビジブルなピンへ差して来ているかな~って、「フェンウィックGW66CLJベイトフィネススペシャル」に5.8㏌のストレートワームのネコリグをトレースコースを変え通して探ってみると…。インビジブルストラクチャーにスタック後のハングオフ→放置の弛んだラインが「ん!?」てな感じで違和感を感じて半信半疑に巻き合わせ。。ガンガン走る魚をボートで追っかけてオープンエリアで一気に勝負で浮かして即ハンドランディング!
出ました! 初バスは分厚い体格と腹ボテの短足ビッグママ!新生GWでの初バスもあってうれしいビッグな1本でした!そして新生GWの使用感は素晴らしい!大げさに言うわけではないですが、ラインの重さ(ラインスラッグの張り重み)の違和感を把握出来るほどの感度と繊細さで超軽量であり、トルクも太いのもあって違和感からの半信半疑な巻き合わせでしっかりフックアップさせ、重量ある魚を浮かすトルクは素晴らしいです!この初バスで新生GWの本気を早くも知れて気分よく下流へ…。
春に実績(早春の通り道)のある中州のオーバーハング+ブレイクへ入り、「フェンウィックGW68CMP+J」にキャリラバ3/8oz+4㏌クローワームのセットをオーバーハング脇のブレークへキャスト後の放置で… クン!モゾモゾ!重たくなるバイトにフルフッキング!一気に引き寄せてフック位置を確認してハンドランディング。
新生GW68CMP+Jでも分厚い体格のいい1,800gをNEWロッドで初バス!2本目!!このGW68CMP+Jはフットボールが僕的にはドハマりロッド!!カリカリで岩に挟まりかける寸前が分かるんで、根掛り半減&6ft8inの長さを活かしてハングオフを意識的に発生させやすいです!カリカリだけども魚を掛けたらベリー部が入るんで、バレにくいだろうし魚が無理なく寄せれました。2本目が欲しいロッド!!
更に…「フェンウィックGW68CMP+J」に10gテキサスリグ+5.5㏌クローワームのセットで、しょぼーいオーバーハング先端付近のへ打ち込みフォールにクン!のバイトをフルフッキング!!しょぼいブッシュから引きはがしハンドランディング!
ロッドの力?たまたま魚が寄ったのか… 一瞬でハンドランディング!新生GW68CMP+Jで初バス!腹ボテのメス2,300gちょいちょいサイズ!3本目!!!カチカチロッドなのか?って思いきや、いい感じにベリーが入る!ロッド自体が軽いし、カリカリ好感度なんでオープンの沈みログとかでの小技を利かした釣りにも向いてて、打ってヨシ!沈めて探ってヨシ!の優等生的な感じ!僕的には「TPMX70CHJ」で打ち込みの釣り。「GW68CMP+J」で沈み倒木中とかをボートポジションとっての釣りで使い分けると思います。1本にまとめるなら「GW68CMP+J」ですね!
完全に魚の動きが読めて 更に…「フェンウィックGW66CLJベイトフィネススペシャル」5.8㏌のストレートワームネコリグをブレイクにリンクするゴロタ石へ引っ掛けてハングオフ後のワームが倒れ込む間合いで重くなるバイトをスイープにフッキング!余裕もってロッドの感覚を確かめながらハンドランディング。
太いのは太いけれども、まだお尻が赤く腫れてないない2kg弱サイズ!(後半から測り方が雑に…)4本目!!!!更に更に…大きく移動した先の、石のハンプに「フェンウィック・GW66CLJベイトフィネススペシャル」5.8㏌のストレートワームネコリグをズル引き→石に当てって… コン!っと明確なバイトをスイープにフルフッキング!感覚を確かめながらハンドランディング。
体格は太いけどお腹は普通目の5本目2,200gサイズ!そして…最後に気になって寄る時間が無かった、最も魚のストック量が多いと思われる最下流のディープに面した橋脚のゴロタ石回りをミノーで…。サクっとハイテンポに流して、フィーディングに上がって来たであろうミドルサイズと思って引っこ抜いてみたら…、感覚が麻痺してて41cmもある綺麗なバスでした!
そんなこんなで、初バスから一気に計6本まとめ釣りの春爆を楽しめました!3本で約7kg!水中が0N状態になって状況把握出来ていれば面白いように魚の動きが読めて釣れる。一年で一番勢いのある春の爆釣タイムはまだまだこれからです。パターンフィッシングが存在するなら春が一番分かりやすく楽しい季節ですので釣りに行きましょう。
そして、寄生虫駆除のしやすい季節でもあります。釣った魚(バスに限らず)の全身(特にお腹回りとヒレ周り)にポチっと白いや赤い腫れ物の先端に、トゲみたいな物が刺さっていれば、それは「イカリ虫」なる厄介な寄生虫です。見つけ次第、潰さないように真っすぐ真上にプチっと抜いてやってください!(人体に寄生危害は無いです)。水温12度からイカリ虫が産卵拡散される時期でもあるようです。1匹でもイカリ虫が寄生していると寄生している魚の栄養分をとんどん吸収してしまい、産卵後の体力の落ちたバスには致命的で死んでしまいます。
早くリリースも大切ですが、リリース前に注意深く確認してみて、寄生されていれば取り除いてあげましょう。今回の春爆で釣ったバスの内、3本に計5匹のイカリ虫が付いていました!けっこう寄生されてますのでチェックしてみてくださいね!サイズを測る時にもメジャーやカーペットを濡らし冷やしてから測りましょう!
釣行の際は、各地のローカルマップを持参のうえルールを守って楽しみましょう!では、いい釣りが出来ますように。