今年の初秋は9月中旬頃からはっきりとした秋雨前線の影響を受け、更に日本近海で多発した台風の影響とも重なり、まとまった雨による被害も各地で聞かれる程に雨の多い9月中旬~下旬でした。
そんな初秋9月25日に開催された「NBC中国四国ブロックチャンピオンシップ」に参戦して来ましたのでレポートします。開催地は地元である岡山県北部に位置する旭川ダム。初秋頃から水位を下げる傾向のある旭川ダムですが、9月中旬頃からの秋雨前線の影響により、旭川ダムでの開催が危ぶまれる減水位から一気に水位回復(夏水位まで)。かなりの流入量だったようで、アオコが浮遊しかけていたダム全域の水がそっくり入れ替わり、水質・水温共に一気に秋模様になっていました。
そんな状況と、僕自身の体調不良でプラクティクスには集中して入れなかったのですが、体調が悪い時にはクランクを巻き、良くなるとミドルレンジの沈み物を探る釣りで、800g~1,500gサイズまで触れていました。
試合当日は、ほぼ最終フライトだったので入れそうなエリアから入ろうと思い、中流の橋脚周辺には入れればラッキー的にボートを走らせ、運良く(橋脚上流側に入らせて頂いた)橋脚本体に入ることが出来、前日まで800gから上のサイズが橋脚周辺~ロードベッド(旧道跡)に絡むログや岩で口を使っていてくれてたのですが・・・。
ファーストキャストでGW68CMP+Jにヘビダン7gのセットでスイミング&ポーズで、前日では即反応があったラインで反応無く、回収のために巻き取っていると、中層から現れたであろう魚が追い食い! 巻きアワセでそのまま引き抜いて400g・・・ 1本目。この魚で前日の食い方、ポジション、一回りのサイズダウンで変わったと判断で来たものの、先行者がトップウォータープラグで1㎏サイズを獲っているのを目撃してしまい、ただ単にポジションが浮いただけなのか・・・、縦ストに対して横の動きに反応が良くなったのかと迷走。迷走しながらもS-TAV70CMHJリグってた5gライトキャロライナーのスイミングで300gを
引き抜き・・・ 2本目。
その後はショートバイトが多発して、周辺のロードベッドのフラット面にあるログや岩にヘビダン&クランクでザックリ流してノンキ―&キーパーかつかつサイズを数本オールリリース。
再度、他選手がいなくなった橋脚へ入り直し、GW60CULJにネコリグのセットで、カーブフォール中のショートバイトを1発掛けて、ネットイン!500gサイズの魚で3本目。入れ替えを狙うなら上流域のスロープ周辺のウィードに入ったコンディションの良い魚を、横の動きのリアクションで当てるしかないと思い、上流へ向かいましたが、異常無くタイムアップとなりました。
結果、3本、1,283g
他選手も、プラクティクスからの激変に翻弄され意外にローウェイトで。自分の思い描いていた展開ではなかったものの、4位になれました。
5位以内は次のステージである「西日本ファイナル」の権利が与えられます。今年の開催地「徳島県・旧吉野川」11月13日開催。出るからには2012年に開催されたクラッシックの敗因の経験を活かして11月の旧吉で狙っていきたいと思います。
【タックルデータ】
(ヘビダン)
ロッド:GW68CMP+JJ
リール:SSSV105XHL
ライン:東レ・エクスレッド12lb
ルアー・リグ:クロー系ECO4in・7gシンカー
(ライトキャロ)
ロッド:S-TAV70CMHJ
リール:SSSV103SHL
ライン:東レ・エクスレッド12lb
ルアー・リグ:シャッドテール系ECO3.5in・5gシンカー
(ネコリグ)
ロッド:GW60CULJ
リール:KTF16アルデバラン
ライン:東レ・エクスレッド6lb
ルアー・リグ:サワムラECOスイミーバレット4.8in・0.9gシンカー
偏光グラス:ワンエイティーマッハ・イーズグリーンレンズ
ウエア―:Foxfire SCDSフ―ディ+エアフロースリークオーター+スコロン レッグカバー
FoxfireテンペストDSジャケット+テンペストDSカーゴパンツ+ストレッチレインガード