みなさん、こんにちは!フィールドスタッフの安達です。10月2日に開催されたJB生野銀山湖最終戦のレポートです。二週間前開催された第三戦より一気に秋は深まり、朝は肌寒い。前日プラクティスの感触は、湖全域のシャローからディープに魚は散っており、サイズの良いバスを狙って釣るのは困難。また天候も雨が降ったり風が吹いたりと、秋の要素に加え「その日」の要素を取り入れないとバスは釣れない状況でした。
湖全域をチェックし辿りついた答えは、黒川筋段々畑アウトサイドのシャロー。一箇所に集中して4cm程のベイトがたまっており、その下に大型のバス(600g~800g)が陣取っている感じでした。前日プラクティスは雨。低気圧の影響でベイトは表層を意識し、バスはボトムから喰い上げる格好で捕食しているようだ。
試合当日。目当ての黒川筋に到着。晴天の影響でベイトのレンジが下がっており、群れも散らばり小さくなっている。前日はボイルの嵐だったが、試合当日は表層で何も起こらない。この状況で選んだロッドは、フェンウィック・NEWゴールデンウィング・GW60SLJ。ルアーはスーパーシャッドシェイプ4"(FECO)のノーシンカー。逃げ惑うベイトを演出したかったのでこの様なタックルとなりました!
マス針を頭部に掛け、動きに幅を持たせました。このワーム最大の特徴はフローティングワームである事。表層を逃げ惑うベイトを演出するには最高!!また高速にジャークすると頭部が水を掴み、水面直下10cmの水深も泳がすことができます!
時刻は10:30・・・・・
この日最大のチャンスが訪れました!太陽に雲がかかり、狙っていたショアに風が当たっている!案の定ベイトは水面を意識し、少ないがボイルも始まった!!沖にボートを停め遠投!この時意識したのが「はぐれベイト」と「逃げるベイト」。ベイトの群れへの直撃は避け、あえて数m離し着水・・・。ルアーを見切られない速さでジャークを加えると、下から突き上げるバイトが!!
銀山湖では超貴重なサイズ!!シャープなGW60SLJは、ルアーに命を吹き込むには最高!!また瞬時に入れたフッキングにも対応し、見事に上顎を貫いていました!その後、試行錯誤を繰り返し攻め続けましたが、結局この一本で終了。結果は「7位」でした。順位は微妙ですが、前日見付けたベイトパターンを押し通し、狙っていたサイズをティムコ製品で捕ることができましたよ!
【タックルデータ】
ロッド: フェンウィック・NEWゴールデンウィングGW60SLJ
ルアー: PDLスーパーシャッドシェイプ4”
ライン: サンラインShooter FCスナイパー3lb
偏光サングラス: サイトマスター・キネティック・イーズグリーン