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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 岡山Part36 塩見友広 「NBCチャプター西日本チャンピオンシップ その3」

2016.11.25

岡山Part36 塩見友広 「NBCチャプター西日本チャンピオンシップ その3」

いよいよ試合当日。
 
 
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いい天気で迎えてしまった本戦。さほど冷え込まなかったものの、朝から風が無い。この時期は風が吹いてナンボ、なので…。そして、大潮目前スーパームーン(数年振りの超満月)の影響は…。フライトは23名中16番スタートと良くないし。。
 
 
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悪い事はいくらでも脳裏によぎってしまうので、深く考えずにプランをしっかりこなすためにリラックスしてとりあえずスタート。
 
 
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 8:00~

先行者の存在が気になるものの、居ないと信じて第一候補の藍住大橋下流へ。後方から、流石にプラの時から見ていたかのか、地元のルーキー亀井くんが僕のメインにしているストレッチ先端(ブレイクが隣接した先端アシ)に入ったものの、地元の有力者が目を付けるエリアって事は、間違っていないとある意味落ち着けた。しかし、練習時には無かった予期せぬ事態が。

 

カレントに乗って上流から大量のアマ藻の塊(アルミボートサイズの)と千切れ藻が、反転流とあいまって複雑に流れて来てしまって…。ジャークベイトもスイムベイトもトレースするルートが無く全く機能しない事態に。どう巻いても藻がルアーに掛かってダメなので、アシ際とアマ藻の塊のエッジにバックスライドとジカリグをボートポジションをとって打つが、水位が高い事によりエリアの奥行がありすぎなのと、アマ藻の塊が膨大に大きくなり過ぎて流れに押し固められリグが入っていかない。

 

タイダルのスケジュールでは3時間後に水位がプラクティクスで見た範囲に納まりだす予定なので、約1時間程で藍住大橋下流から移動を決意。(アシ表側で1本はキッカーを獲る予定だったはずが…) 

 

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9:00~

向かった先は、新高橋上流のアシ周り。(サイトで多数見ていた周囲)水位が高いのでスイムベイトで広範囲に流すと…  ラインテンションが弾かれるようなドン!って強く吸い込むバイト!!巻きアワセてフッキングから一気に寄せて一気に引き抜く…と、思たけど、とりあえず大事にネットイン。1kgサイズの後で入れ替えサイズだな!って、その時は余裕でライブウェルにほり込む。しかし、、、周囲を流すが無反応…。居ないのか?近寄ってサイトすると、ブッシュとアシの隙間に目測1,500gサイズが浮いていたので、ブッシュにノーシンカーワッキーを引っ掛け水面をピクピク。スーと寄って来て、食う勢いで鼻っ面でガン見。時間をかけて一定のリズムでシェイクしても食わないので、ルアーを一度水面から離してバスが後ずさりして間合いが空いたタイミングで、再度水面に落としてピクピクすると勢いよく寄って来て… 鼻っ面で急ブレーキのガン見。。。スモラバ試したり、シャッドテールワーム試してもダメで、時間が押してきたので後回しに。
 

 

10:00~

馬詰エリアの石積とフラットエリア(前日に1kgサイズを釣ってしまったエリア)に入り、広範囲にスイムベイトとジャークベイトを流すが…。無反応。。。   あれ?石積を流しながらシャロ―に目を向けると… サイトで目測1,300gサイズを発見!ノーシンカーワッキーを魚に気が付かれる範囲へ護岸上からソッと落とすが無反応。。。今度は近めへソフトに落とすと気が付いて、魚から寄って来て食う素振りを一瞬示して石積みブレイク下へサヨウナラ。。。

 

11:00~

中下流域まで来たので、ついでにキーパー獲り目的で(前日に800gと500gを釣ったエリア)下流域をジャークベイトでサクッと揃えてしまおうと、流すが…。 まさかのノーバイト。この時から「ヤバイ」って感じ始める。

 

11:30~

魚の姿だけを見ていた共栄橋が気になって入り、フラットからブレイクラインと橋脚基礎が複合するピンのラインをスイムベイトで流すと、ラインテンションが弾かれるようなドン!で勢いのあるバイトを巻きアワセるが…、まさかのすっぽ抜け!!ヤバイと感じ始めてのミスで、冷静のつもりでも気持ち焦る。ただ、水位が-30㎝くらい下がってのタイミングだったので口を使いだしたのかとプラス思考にとらえる事に。

 

12:00~

前半に1kgを釣った新高橋上流のパラ葦エリアへ入りなおし、スイムベイトを巻くがノーバイト。シャロ―のサイトで後回しにした1,500gが居た付近を見ると、目測1kgが全く同じポジションに浮いてるのを発見!ノーシンカーで水面ピクピクさせると勢いよく寄って来て…、ガン見。。色々とネタを変えるが、口を使わすまでには至らず… パラ葦沖のブレイクに落ちて行く。

 

12:30~

朝イチの藍住大橋下流エリアへ入り直すが、相変わらず切れウィードが多過ぎて横物が機能しない。。。-30~-40㎝の水位になってプラクティクス中に経験した水位範囲以内にはなったものの、大量のアマ藻が固まってジカリグも入らないので、思い付きでシャッドテールワームの1ozパンチングでアマ藻塊りを直撃してねじ込みながら打っていくと、突然アマ藻の塊りが盛り上がった瞬間に鋭く手元にコン!! 一気にフルフッキングすると一瞬の重みでプッシュ―ーって……。すっぽ抜け。確実にデカかったんで、、、さすがにショックでした…。その後は入りなおしても… 無。

 

13:00~

三ツ合橋前後のアシ前のブレイクラインに入り、スイムベイトとジャークベイトで流しながらサイトで確認すると、目測1.300gを発見!PDLスモラバ0.9gでスイミングすると追尾して来たが、こいつも鼻っ面まで来てそのままブレイク下へと消えて行った。減水傾向から完全に増水へと転じたタイミングでスロープ上の温排水~石積みへ入り、ライトリグで丁寧に釣るが無反応。根掛かり回収ついでに水質もクリアーになってたのでサイトすると、水深50㎝ くらいのシェイドに目測1kgサイズを発見!最後のチャンスと思い、慎重にアプローチ。PDLスモラバをスイミングすると寄って来て食うかと思いきや、プイって… 護岸と石積際のシャロ―を横方向に逃げて行くので追いかけて、スモラバ、各ノーシンカー系、ネコリグのなどライトリグ、スイムベイト等々…  追いかけて→止まったらキャスト→寄ってきてプイ→追いかけて→止まったらキャスト→寄って来てプイ。超絶にハラ×2ドキ×2イラ×4のまま結局口を使わせきれずタイムアップとなりました。。。
 
 
 
帰着を済ませて大外ししてしまった落胆ショックでグッタリして周囲の様子を伺っていると…思いのほか釣れていない様子。それでも、僕が見ていた魚の数からしてもお立ち台ベースは3kg台の優勝が4kg行くかどうかかなと予想していたので、1kg一本では勝負にならないと思ってました。
 
 
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予想ウェイトを運営スタッフに告げて指示を待っていると…トレーラーウェインを指示され…あれ?ウェインの順番も後方へ…
そんなに釣れていない??そんなこんなでトレーラーウェイン!
 
 
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1本、1,020gで暫定1位席に!まあ、そんなに甘くはなく、後方2名に即抜かれてしまいましたがね。。。 結局は3位で決着でした。
 
 
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しかし、優勝が3本1,585g、2位が3本1,135g。トップとの差が565g…。3バイト1フィッシュ、多数サイト。パターンもそれなりに見えていて手に届く範囲にもかかわらず…残念。
 
 
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いちおう今試合のビックフィッシュでしたね(笑)。そんな感じで2016年シーズン最終戦でした。さあ、来期に向けてまた仕切り直して一から頑張ります!!
 
 
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【タックルデータ】
 
(スイムベイト)
ロッド:GW68CMP+J
リール:タトゥーラTypeR100HL
ライン:東レ エクスレッド12lb
ルアー:150mmスイムベイト
 
(ジャークベイト)
ロッド:PMX65CMP+J
リール:タトゥーラTypeR100HL
ライン:東レ エクスレッド12lb
ルアー:130mmミノー
 
(浮き藻パンチングor ジカリグ)
ロッド:GW610CMHP+J
リール:SSSV105XHL
ライン:東レ エクスレッド16lb
ルアー・リグ:シャッドテールワーム4.8in ・1ozテキサスリグorジカリグ10g
 
(ライトリグ1)
ロッド:GW60CULJ
リール:16アルデバランKTFフルコンプリート
ライン:東レ エクスレッド6lb
ルアー:ECOスイミンバレット4.8in・ネコリグ0.6~0.9g or ジグヘッドワッキーリグ1.8g
 
(ライトリグ2)
ロッド:GW60SLJ
リール:イグジスト2506
ライン:東レ エクスレッド4lb
ルアー・リグ:高比重4㏌ストレート、PDLミニラバ0.9g+高比重ストレート ・ ノーシンカーリグ
 
偏光サングラス:サイトマスター ワンエイティーマッハ イーズグリーン
 
ウエア―:Foxfire SCDSフーディー
 
 
 
写真提供「JB/NBC」「福光さん」「鈴木くん」

 


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