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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 徳島Part7 福光正樹 「オフシーズンの過ごし方」

2016.12.06

徳島Part7 福光正樹 「オフシーズンの過ごし方」

各団体の公式戦も終了し、シーズンオフになりましたね。いかがお過ごしでしょうか?私も今年は長めのシーズンオフを過ごしております。オフでも釣りに行かれる方、また、家族サービスに励む方、それぞれの過ごし方があると思いますが、今回は番外編としてオフシーズンの過ごし方についてレポートしようと思います。

 

私の場合今年からトレーニングの一環としてフルマラソンにチャレンジしています。トーナメントの時間は6時間~7時間、その間に集中力を保つには体力が必要です。トーナメンターの中にはオフシーズンはトレーニングに励む方も結構います。フットサルをしたり、ゴルフをしたりと人それぞれですが(ゴルフもメンタルコントロールに良いらしいです)。私の場合は、週二回のトレーニングジム(厳冬期は週三回)で筋トレ、その他には週3~4回、5キロほどランニングをしています。

 

そもそもトレーニングに取り組むようになったきっかけは、今から7,8年前のTBC参戦時、利根川にホームを移して以降、どうしても成績が上がらなかった時、少しでもパフォーマンスが上がる様に体力の強化という事でランニングを始めたのがきっかけで、その後トレーニングジムにも通う様になったのが経緯です。やはり、シーズンオフにプラスαの取り組みをする事でシーズンに入っても集中力が続き、成績も向上して行きました。集中力と言うか、執着心が増すと言った方が正しいかもしれません。

 

そして、今年からはランニングを強制的に継続する為にフルマラソンにエントリーしています。マラソンのシーズンはトーナメントシーズンと被らないので丁度良いのです。今年の3月に徳島マラソン、そして先日11月20日には神戸マラソンにエントリーしました。結果は共に完走でした、徳島は4時間12分、神戸マラソンは4時間31分でした。徳島マラソンは初マラソンでしたので、練習は筋肉系のけがと闘いながらも30キロ走までこなして大会当日を迎えました。神戸マラソンもその経験を踏まえて早めの準備に取り組んだものの、風邪をひき、そのブランク明けに筋肉系の怪我、そして20キロ走もままならない状態での大会参加でした。練習で走り込めていない事が影響し、大会当日も20キロ過ぎると足が思う様に動かなくなり、結果も初マラソンを下回る結果に。

 

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練習での準備が試合の結果を左右するのはマラソンもバストーナメントも一緒です。バスフィッシングのタックルセッティングはマラソンで言えば靴や靴下を選ぶのと一緒で、選択を間違えば魚をミスしたり、足に血豆を作り走りの妨げになります。また、釣り場に出て感覚を保っておかなければ試合の時に細かいバイトを逃すことになるし、走り込みが足りなければ筋肉系のトラブルに繋がります。バスフィッシングは魚やトーナメントの参加者と競う面もありますが、長い目で見ると自分との闘いが多い競技です。マラソンも大会前からのコンディション調整、普段の体調管理が非常に大切となる自分との闘いが多い競技です。新しい競技に取り組む事で、バスフィッシングに通ずるものも学べ、新たな気づきもあって勉強になります。早い時期から準備にあたる事で細かいとこまで準備も行きわたり、集中力の妨げになる事も排除できます。マラソンで学んだ事を来シーズンに生かしていこうと思います。

 

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成績が思う様に上げられずに悩んでいる方はオフシーズンのトレーニング方法も見直してみるのも良いのではないでしょうか。そして、私の大会参加時のウェアはfenwickの宣伝も兼ねてトーナメントシャツで走っています。一般の方はありきたりのスポーツメーカーのウェアかサッカー選手や野球のユニフォームがほとんどですので非常に目立てるので重宝しています。いつの日か沿道のバスフィッシングファンの方に声を掛けて頂けるかと期待していたところ、神戸マラソンでは会場でNBCのトーナメントシャツを着た方に声を掛けられ、記念撮影をしました。トーナメンターにマラソンブームが来ているのかもしれません。皆さんもフルマラソン挑戦、いや、オフの過ごし方の見直しをしてみてはどうでしょうか?

 

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