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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 霞ヶ浦エリアPart21 田島昌和 「北浦水系の近況」

2017.05.30

霞ヶ浦エリアPart21 田島昌和 「北浦水系の近況」

皆さんこんにちは、フィールドスタッフの田島です。今回はGWのプレッシャーから開放された5月中盤の北浦の様子をお伝えしたいと思います。

 

ここ数日は夏を思わせる程に暑く、気温と共に水温も上昇したようで北浦全域で水温が20度を越えていました。一般的に水温が20度を超えた辺りから、バスはサスペンドする傾向が強くなると言われています。その為、この日はまず、スポーニングエリア付近のカバーをACES73CMHP+JにGaryバックスライドホッグの組み合わせで探ってみました。

 

「ACES73CMHP+J」は、ガイド位置やグリップレングスからフリッピング専用ロッドの印象を受けます。「高弾性カーボン+アラミド&ナノレジン補強」のブランクは、驚くような軽さとパワーでピッチングでも全くストレスを感じさせず、対カバーやシャローウォーターでは欠かせないロッドです。

 

ACEC73CMHP+Jの特性を生かし、カバーに対しロングディスタンスからのピッチングで、プレッシャーを掛けないようにアプローチを開始すると直ぐにバスからの反応がありました。アベレージサイズのバスでしたが、上顎のいい所にフッキングが決まりました!

 

s73MHP+1匹目

 

カバー外周をピッチングで探った後はフリッピングでバックスライドホッグを静かに滑り込ませ、カバー内部に潜むバスを狙うと、またバスからの反応がありました。この時期特有の長さの割りに少し痩せているバスですが、良く引きました。

 

2匹のバスをキャッチ出来た事から、まだスポーニングエリア周辺にバスが残っている居ると判断。季節の進行と共に移動する先として、スポーニングエリアとボディウォーターを繋ぐ経路にある写真の様な杭と、矢板の複合したストラクチャーに対し、「ACES66CMLP+J+4inchスティックベイト」の組み合わせで探ってみました。

 

s縦スト1

 

先ほどのカバー周りよりもディスタンスを取り、ロングピッチングやロールキャストで狙いたい場所にルアーを送り込み、スローフォールさせると、バスから反応が有りました。カバーでキャッチしたバス同様に、少し痩せてはいますが良く引いたバスでした。

 

s66MLバス

 

この日は他にも数本のバスをキャッチし、良い感じで北浦の状況を把握することができました。このレポートが掲載される頃には更に季節が進行し、バスのサスペンド傾向が強くなり、目線も上向きになってくると思いますので、状況が良ければトップウォーターにもアタックして来ると思います。そんな時には是非!先日発売されたギル型ウェイクベイト『Slug Fest』を使ってみて下さい。

 

 


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