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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 野尻湖Part9 藤居賢司 「スモールレイク用キャロロッドGW68SULJ」

2017.08.23

野尻湖Part9 藤居賢司 「スモールレイク用キャロロッドGW68SULJ」

皆様こんにちは。フィールドスタッフの藤居です。スモールマウスバスを攻略する上で有効なメッソトの1つにライトキャロライナリグ(以下ライトキャロ)がありますが、fenwickロッドではこのスモールマウスバスのライトキャロゲーム専用ロッドと言っても過言ではないロッド「fenwick GW68SULJ」がラインナップとして存在しております。今回はそのロッドの紹介をしたいと思います。

 

写真①

 

日本の二大スモールマウスバスレイクと言えば、長野県野尻湖・福島県桧原湖であるということはバスアングラーの間では周知かと思います。GW68SULJは、その2つの湖をメインテストフィールドとして開発されました。つまりはメジャーなスモールマウスバスレイクを開発環境として選び、実際にライトキャロに求めるロッド性能とは?ということを突き詰めて誕生したロッドなのです。

 

写真②

 

オダやティンバー、ガレ場にロックエリア、そしてウィードエリアなどシンカーがスタックしやすいボトムを攻めることが多いため、根掛かり回避能力は重要な訳です。フルチューブラーな作りにすることで、ボトム感知能力を上げ、微かなボトムの質や変化を感知するセンシティブな操作感を持たせています。また、フレキシブルなティップとハードバットを繋ぐセクションに、2段階にベンドさせる可変テーパーを採用する事で、シンカーのスタックを最小限に抑え根掛かりのストレスを軽減させてくれる仕上がりにもなっています。

 

写真③

 

ロングディスタンスでミドルレンジから、時には10mぐらいのディープレンジで、フックポイントに確実にパワーを伝えフックセットしなければいけないという課題には、ゴールデンウイングならではのハイテーパーな形状でバットにパワーを持たせました。またテーパーをエクストラファストにレングスを6フィート8インチにすることで、充分なフッキングストロークでパワーが逃げない力強さを持たせています。

 

さらに、ライトキャロのキャストはシンカーとスイベルからワームまでリーダーの長さがあり、また空気抵抗も大きく、それゆえにキャストが難しいという問題があります。頭上でティップ回転させるようにキャストしても、GW68SULJは張りがあるエクストラ・ファストテーパーなので、中だるみし過ぎることなく、狙った方向に振りぬくことがし易くなっています。

 

 

写真④

 

繊細なテクニックを必要とする日本のスモールマウスバスフィッシングにおいて、ストレスを感じることなく扱えるロッドこそが皆様の求めるロッドではないでしょうか?「fenwick GW68SULJ 」はライトキャロでスモールマウスバスを攻略する上でストレスを感じることなく扱えるロッドですので、野尻湖・桧原湖に釣行の際にはぜひ使っていただければと思います。

 

 


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