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Bass Fishing  プロスタッフ  フィールドインフォ   九州Part7 釘崎誠治 「JB九州プロシリーズ第三戦 北山湖」

2017.09.20

九州Part7 釘崎誠治 「JB九州プロシリーズ第三戦 北山湖」

こんにちは、釘崎です。今回は九州プロシリーズ第三戦北山湖、7/20から数日間のプリプラクティスのレポートです。

 

数年前、ダム湖の水を抜いたことにより魚類の個体数が激減。当然バスも例外ではなく、しかも鵜が入ったことも重なりバスの個体数は激減しました。しかし、大きな個体は残っており、数こそは少ないものの釣れればデカイです。プリプラクティスの初日と2日目は魚に触れず、迷宮入りしそうなくらいバイトもありませんでした。仲間内で情報を交換しながら魚を探していましたが、私の考えと実際釣れている情報とほとんど差はありませんでした。

 

プラクティスでやっていることは非常に魚と近いことで、タイミングなどが多少ズレているだけだと思いました。そこで山籠りしようと決意。人がいない時にどれだけ釣れるのかを検証してみたくなったというわけです。プラクティス3日目にようやく魚に触れることができました。

画像K1

 

サイズは小さかったのですが、この一匹から得られる情報は計り知れないものでした。この一匹から割り出した答えはものの見事にビンゴ。この日は1kgを追加して終了。

 

プラクティス4日目。前日に掴んだ情報を元に北山湖をもう一度整理して、導き出した答えを朝からやってみました。現場到着から開始1分。

 

画像K2

 

すぐにアップ。その直後、

画像K3

 

アップラッシュ!途中ストラクチャーに巻かれラインブレイクもありましたが、ラストにはこの日最大の魚を釣ることができた。

 

画像K5

 

合計アップ7本。釣り過ぎたので超セーブしての釣果。三本のウエイトは5kgを超えていた。実際釣りをして今の北山湖はデスレイクとは言えない。むしろパラダイスな湖だと思います。正直この日は釣ろうと思えばもっと釣れていました。

 

プラクティス5日目。この日は前日の再現性があるかないかを検証。減水傾向にある北山湖。連日の放水で水位が下がり、バスのポジションはリアルタイムに変化していました。今回山籠りした理由の一つがこの減水によるバスのポジションがどう変化するのかを追いかけたかったから。前日のバスは一晩で姿を消し、また新たなポジションにいました。写真はありませんが、この日もアップを連発。今の北山湖を完全攻略していると言ってもいいと思います。しかし、試合はこの日からまだ先の話。減水がどれだけ進行するのかを計算しながらプラクティスを進めないといけません。

 

今の北山湖を少し話しましょう。プラクティス初日は水温28〜30℃。日に日に上がりマックス32℃弱まで上昇しました。※表水温です。アオコが発生し、一番気になるのはやはり酸素。よく聞く溶存酸素ってやつです。以前ブログで書きましたが、溶存酸素は生まれては消えを繰り返しています。それとエリア別による水質の変化。これは地形、入ってくる水、もちろん出て行く水、風などで大きく変わります。この変化に実は水温が大きく関わります。水温によって溶存酸素の減りが早くも遅くもなるということです。

 

それから水中に混ざっている粒子、いわゆるゴミやプランクトンなどです。これらも溶存酸素に大きく関わっています。よく雑誌などに書かれていますが単純にインレット、ウィンディサイドの溶存酸素が多い!ということは決してありませんのでご注意。

 

それからもう一つ大切なものが、サーモクライン。今回の北山湖はサーモクラインが出来ては消え、エリアによってあるとこないとこがありました。これもバスのレンジを決める非常に大切なことで、ワカサギのレンジとリンクしてなかったのでバスが食べているベイトはオイカワなどが多かったですね。

 

話が少しズレましたが、今の北山湖のバスは水や溶存酸素、そして減水、このキーワードが絡み合っています。知識がある人はこれらのパズルを組み合わせると簡単に答えが出ます。今回の北山湖のエリア選択はそう難しくはありませんでした。あとは酸欠、ターンオーバーでの釣り方が問題になります。エリアによって違うので今回はエリア別で釣り方を変えていました

 

先にある試合を見越してバスがどのポジションにつくかを考えながらのプラクティス。まだこの段階では魚はいませんが必ず入ってくるであろうエリアの魚探かけとピンスポットをプラのときにしっかりとやっておきました。減水もどれくらい減るのかもわからないので非常に読みにくく、予測でやるしかないので賭けの部分もありましたね。プリプラクティスはこういった作業を毎日繰り返しながら魚を追いかけていきました。

 

残念ながら魚は追いかけていたにもかかわらず本戦の試合ではポイントに入れませんでしたが、そのポイントで優勝者もでましたので自分のプランは間違いではなかったみたいです。ただ言えるのは、今の北山湖はデスレイクではないということ。攻略のしがいがあり本来のバス釣りの楽しみがあるように思います。トーナメントの結果だけを見ると釣れない感じはしますが決してそんなことはありません。個体数が少ないのでなかなか釣れませんが、釣れれば高確率でアップが出ますよ。

 

【タックルデータ】

ロッド:ACES62SUL+J
ルアー:DSフレキシーカーリー3インチ/カラー:ウォーターメロン、グリパン
ライン:東レエクスレッド4LB
Foxfire:スコーロン・ハンドカバー(ネイビー)

 


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