皆さんこんにちは、フィールドスタッフの田島です。さて今回は、9月3日に開催されたJB霞ヶ浦第4戦で7位に入賞することが出来ました。その時の模様をプラクティスの段階からお伝えしたいと思います。
今年はお盆にまとまった休暇が取れたので、合計で6日ほど霞ヶ浦を釣り込み状況に合わせバス探してみました。私は北浦に駐艇をしており、湖上を30分近く走らなければ辿り着かない霞ヶ浦はどうしても手薄になりがちなのです。
今回、1週間近く連続で釣りをしてみると色々と見えて来るものがありました。本戦に向けてプラクティスで掴んだ状況を総括すると…
「下流エリアは選手の数も多いが魚影も濃い」
「上流エリアは、選手の数は少ないが魚影も薄い、しかし釣れればサイズが良い」
「各流入河川は天候の影響を受けやすいが魚影は濃い」
という感じでした。プラクティス中には下流エリアで連続キャッチも有りました。写真ではそれ程大きくは見えませんが上流エリアでキャッチした1,500gのバス。それなりにプランを練り向えた本戦ですが、台風の影響により前日プラクティスには出られず、参加選手の殆どがぶっつけ本番の様な感じでスタートとなりました。
メインエリアに選択したのは桜川。スタート会場から遠くプレッシャーも低いだろうと思っのですが、既に数名の選手が要所に浮いていました。幸い狙っていた導水管付近には誰も居らず、ACES68CMJにセットしたスピナーベイトで、タイトに狙うと直ぐにバイトが有り、約500gのバスをキャッチ!開始早々にキャッチ出来た事は良いのですが、プラクティスの時と比べると明らかにサイズが下がっています。
そこで冷静にその日のコンディションを分析し、岸から離れた箇所に点在する流木やゴミによって出来たカバーをACES73CMHP+Jに高比重ワームをセットしたタックルを使い、ロングピッチングで狙うと数投目で約700gのバスをキャッチ!あと1本キャッチでリミットメイク!
無事にリミットを揃えたら、数は少ないが出れば大きいという上流部のパターンで入れ替えを狙おうと思いながらカバーを狙いますが、台風一過の晴天無風というコンディションも影響してかバイトが遠く、時間だけが過ぎてゆくなか待望の3本目、約1キロのバスをキャッチ出来ました。
残り時間が少ない中、入れ替えパターンを狙いますがキャッチする事は出来ずタイムアップ。全体的にローウェイトだったことが幸いし、7位入賞という結果を残すことが出来ました。さて、このレポートが掲載される頃には季節もかなり秋らしくなっていると思います。水温もバスの適水温まで下がり、活発に動き回っていると思いますので、夏の釣りのように、バスの前にルアーを送り込むのではなく、動いているバスにルアーを発見させる、という事を意識してルアー選択をすると釣果を伸ばせると思いますので試してみてください。
【タックルデータ】
3/8スピナーベイト
ロッド:ACES68CMJ
リール:15アルデバラン
ライン:ナイロン16lb
高比重ワーム
ロッド:ACES73CMHP+J
リール:15アルデバラン
ライン:フロロ14lb
高比重ワーム
ロッド:ACES66CMLP+J
リール:15アルデバラン
ライン:フロロ12lb