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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 北関東Part9 小林翼 「榛名湖、秋の攻略法」

2017.10.16

北関東Part9 小林翼 「榛名湖、秋の攻略法」

皆さんこんにちはフィールドスタッフ小林翼です。今回は私のホームレイクである榛名湖のこれからの時期の攻略法を紹介します。

 

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まず、これからの時期は日中と夜中の気温差が激しいので湖底と表層の水が入れ替わるターンオーバーという現象がおきます。こうなると湖では泡が浮き、湖底の不純物等で水が悪くなり、なかなかバスに口を使わせるのが難しくなります。そんな状況で有効なのが「フラッシング+スロー」です。レンジは水面からディープとその時によって違うため、水面からディープまでのフラッシングを使った攻め方を紹介したいと思います。

 

まず、水面で食わせる為の条件

①風が弱い事
風が弱い事によりワカサギが水面近くに浮きやすくなり、バスもワカサギを捕食する為に水面近くに上がって来ます。

 

②ワカサギ釣りをしている人が多い事。
それはワカサギ釣りをしている人がワカサギを掛けてからキャッチするまでの間に、バレてしまったワカサギが弱って水面に浮き、それをバスが捕食するという事です。

 

そこで有効なのが、ACES70SLP+JやIHHS67SLJを使い、「デルゼを遠投して放置」するパターンになります。デルゼは少しの波でも横揺れをもたらす設計になっているので、横揺れをすることによりフラッシングが発生してバスにルアーを発見させる事が出来ます。

 

そして、次はミドルレンジ~ディープレンジ

 

まずは条件としては水が少しでも綺麗なエリアがキーで、レンジは釣りをしながら探して行くといった感じです。このミドル~ディープレンジでは、ジグヘッドのミドストやスピーナーベイトを使ったフラッシングが有効です。ミドストでは0.9~1.3グラムのウエイトのジグヘッドに、PDLスーパーリビングフィッシュやスーパーシャッドシェイプなどのボディーが中空になっているワームが他のワームよりもフラッシングがでるので特に有効です。サイズは3インチ、4インチとワカサギのサイズや水の濁り具合でアピール度を選択します。

 

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ロッドは「TAV-GP64SXULJ “Mid Strolling Special Finesse”」と「ACES64SULJ "Mid Strolling Special"」をウエイトによって使い分けるのがベストです。私なりのこの時期(ターンオーバー)の攻略法は、フラッシングとルアーをスローに引く事により、水質が悪くなった状況でバスにリグを見つけさせる事なのです。

 

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ぜひ、榛名湖だけではなく、クリアウォーターでターンオーバーが始まったら試してみてください!!

 


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