皆さんこんにちは。
W.B.S.がいよいよ開幕しました。
第1戦が爆弾低気圧により延期となったので、事実上の開幕戦です。
今年は冬の低水温期が長く、一気に水温が上がったので、春が早い!と思われました。しかし大荒れの日が多かったり、寒気が入りこんだりで、水温のUP&DOWNが激しく中々安定しなったので、スポーニング活動は一気に進まず遅れギミだったのではないでしょうか?
プラクティスから感じ取れた事は、スポーニングエリア沖のブレイクで待機中のウェイトを稼げるプリスポーナーは時間を追うごとにサイズダウン&数も少なくなって行き、数は少ないが、その場所にアフター回復系のバスが入って来始めた。
ネスト絡みも、潮回りなのか?プレッシャーなのか?昨年のようにイージーでは無く、ネストを狙うと言うより、ネストがあるであろう周辺の『何か』でジッと休んでいる回復一歩手前のバスがスローな攻めにタイミングで口を使う。という印象を受けました。
そして両方に言える事は、ローライト&風のコンディション下ではそれなりに口を使うが、ハイライトになってしまうとノーバイト地獄モードに突入してしまうこと。。
リスクは有りながらも、自分のエリアは出ればkgUP。前日プラでもハイライトコンディション時の対応も含め8バイト出せたため、ミスせず取れればいい位置を狙えるウェイトを出せると信じてトーナメントに臨みました。
が・・・
初日。予想外のハイライト&弱い風。
船中4バイト2フィッシュ。。。貴重な魚を痛恨の2ミス。バラシた魚はデカかった・・・。TOPは7kgOVER。そして5kg、4kg当たり前の中、大外しで2180g/2本のスタート。TOPとの差が開き過ぎ、優勝は無いなと・・・正直凹みましたね。
とは言え、凹んだって始まらない。初日を冷静に振り返った結果、自分のパターンを少し修正することでよりクオリティーの高いバスが狙えるのでは?と超前向きに(笑)。
それは・・・初日のバラシの対策は当然ですが、直前プラからの変化です。回復一歩手前だったバスが、回復し出て行ってしまったような気がしたと言う事でした。この事実に気付けたことで、自分の持っているエリアの見極め、攻め方、時間配分を変えることで、はめてやる!と意気込んでスタート。
前日よりかろうじて雲も多く、風も強め。各所を周り厳しいながらもなんとか1本1本kgクラスを拾い釣り。結果船中キッチリ5バイトでこの日はミス無くリミットメイク。4830g/5本!
と2日目はまぁまぁ捲り、まぁまぁ満足だったのですが、残念ながら、1本デッドフィッシュを出してしまい、バスに申し訳ない気持ちと、200gのペナルティーで5kgを欠けてしまった事に悔しさが残ります。
途中で農薬の臭いを何度か嗅いだエリアがあったので、ライブウェルに農薬を拾ってしまったのかもしれません。スポーニング後の体力が戻りきっていないこの時期は通常以上にバスのケアを心がけているのですが・・・。
帰着のラフドライブ中も途中で何度も止まり、バスの体調、水の補給を行いました。さっきは元気だったのに、突然死が多いのもこの時期ですので、改めてバスに申し訳無かったと反省です。
と言う事で、結果はTOTAL 7010g/10位。可も無く不可も無く・・・。
ですが、大切な春の2Dayの試合をかろうじて乗り切ったかな?と前向きに捕えて次の檜原湖戦に臨みます。
今回は先に書いたとおり大きく2タイプのバスを狙っていました。またこのページのみで公開です!
本当は言いたくないのですが、このレポートだけには特別に。
アフター回復系には「ミドスト」。
この春いい感じでハマっていました。とは言え、まだまだバスも本調子ではないので、ボトムをたまに叩きギミのやや浮かのスローミドストが効果的でした。(※プリには中層)
Rodは言わずもがな、TAV-GP 64SULJ Mid Strolling Special。
Lineはフロローカーボン 4ポンド。LureはPDLスーパーシャッドシェイプ4in・PDLスーパーシャッドテール3in等のリアルシャッド系ワーム。今後はリビングレジェンド山岡君完全監修のPDLスーパーリビングフィッシュを使うのが楽しみです。
そして、回復一歩手前のバスには、スティックベイト系ノーシンカーマスバリ ワッキー掛け。リグを水平に垂直フォール。ステイ重視のタックル。
Rodは S-TAV610CLP+J "Bait Finesse Special"。
Lineはフロロカーボン 9ポンド。
気持ちRodが弱め?と思われるかもしれませんが、この時期の弱い吸い込みバイトにはこのくらいのRodがベストです。
そしてフッキングはコッとバイトが出てから、ラインの動きだすのを確認し、一呼吸おいてスィープに深くあわせしっかりとフックを打ちこんでください。1300クラスでも楽勝です。
もう一本は、同じくスティクベイト系ノーシンカーですが、レギュラーオフセットフック仕様。リグを水平に多少カーブフォール。手前にスローなズル引き重視タックル。
RodはTPMX66CMLJ。
Lineはフロロカーボン12ポンド。PMXのトルクを意識してラインを12ポンドまでUP。フックはストレート系フックを使用。フッキングは上記と同じくラインの走り出す事を確認。そして送って少々強めのスィープフックセットで。
本当にPMXは感度がいいんです。このセットは当面デッキから消える事は無いでしょう。まだスポーニングシーズンは続きそうですから参考にしてみてください。
では次は7月鬼門の檜原湖戦です。こちらも何とかしのぎたい!
ではまた!