Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2017.04.07

2017WBS第1戦

みなさんこんにちは。WBS第一戦に出場してきました。前回報告の通り、2017年は幸先よくビッグミノーを襲ったビッグママからのスタートでした。

 

1500

 

WBS初戦に向けプラクティスには、計4日霞に浮くことができました。ビッグミノー全盛のタイミングではありましたが、残念ながら風が吹かない状況が多く、なかなかバスが口を使わないタフコンディション。その中でもバスが口を使うタイミング、刺すタイミングは確実に存在していていました。

・風
・水温の上昇
・水質
・ベイト

まぁ当然の事なのですが、極力多くのファクター条件を満たす場所を探すこと!それが最大のキーポイント。ですので冷たい北風や、強風が吹くと、前日までの釣果は当然のように当てにならない日替わりメニュー。風を読み、その時を釣ることの重要性をプラで思い知らされました。プラでは漫然と釣りをすることなく、五感で感じ取れる情報を可能な限り無駄なくインプットする事を意識。うまく文章では表現できませんが、レイクコンディションを肌で感じることができて、久しぶりにバスとのシンクロ率が高まった状態で試合に臨むことができました。要は結構自信を持って試合に臨めました。

 

ですが、エリア選択に一番重要となる風が・・・弱かった・・・。これは全選手にとっても同じ条件なので仕方が無い事なのですがなかなか残念でした。トーナメントでは、そんな弱い風を読みながら風下の

・バンク隣接ハードボトムブレイク
・ハードボトム

を回る展開。でもまだバスの活性はそれほど高くないので『丁寧』が基本。風がそこそこ吹けば、打ち寄せられたベイトに狂ったバスが、ルアーにアタックしてくるのでビッグミノーが効果的なのですが、風が弱い状況下ではそうも行かず・・・。そうなると真逆のフィネスなアプローチがバスへの近道になるのですが、体のリズムがどうにも・・・www

 

ビッグミノーとスピードとレンジを変え、少しリアクション要素をプラスオン。ブレードフラッシングを加えることでかろうじてバスが反応する事をプラで掴みました。実は僕の中で早春のスピナーベイトパターンは引き出しとして存在していませんでした。でも体に染みついているまきのリズムを生かすために微風の状況下で横の動き(巻き)でバスを反応させる事は出来ないのか?模索した結果、ACES68CMJでのスピナーベイトスローロールにたどり着きました。

ロッドに求めた3要素

①貴重なバイトを弾かれたくない
②スローロールでブレード回転をしっかり感じ取りたい
③RODに最大限仕事をしてもらうことで集中力を高め、楽をしてキャストアキュラシーを上げたい(レギュラーテーパー)

このすべてを満たしてくれたのがACES68CMJでした。浚渫でも、シャローでも極めて良い仕事をしてくれました。サークルキャストでもアンダーハンドキャストでも、3/8ozコンパクトサイズスピナーベイトから1/2ozコンパクトサイズスピナーベイトまで、気持ち良くキャストできます。もちろん撃ち物にも十分対応。Mということもあり、非常にバーサタイルなロッドに仕上がっています。

 

ACES

 

その後のJBプラクティスで3/8ozチャターベイトにも使ってみたところ、正直少々モッチリ目で柔らかいロッドが好みでしたが、ACES68CMJ1本にまとめられそうです。

 

話をトーナメントに戻しますと、水温が2℃近く上昇した風の当たる水質のよいエリアの沈杭にサスペンドしているビッグママをまんまと仕留めることに成功!惜しくもビッグフィッシュ賞を逃しましたが2060gのきれいな個体でした。ACES68CMJが、上顎の硬いところをしっかりとスピナーベイトのメインフックで貫いてくれていたので無事ランディングする事が出来ました。

 

ACES スピナーベイト

 

残りの時間、複数のファクターがそろうであろうエリアをランガンしましたが追加ならず。全体的にタフコンディションだったこともあり、

2060g/1本 7位

ビッグも入賞も寸止めの可もなく不可もなくのスタートとなりました。4月の第2戦でリベンジしたいと思っています。

 

WBS2kg

 

【タックルデータ】

(スピナーベイト)
ロッド: ASEC68CM
リール: KTF アルファス NEO
ライン: TORAY エクスレッド14ポンド
ルアー: コンパクトサイズスピナーベイト3/8oz、1/2oz

(ジャークベイト)
ロッド: GW68CMLJ
リール: KTFアルファスNEO
ライン: TORAYエクスレッド13ポンド
ルアー: 110mmクラスミノー

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