フェンウィック2013NEWラインナップ テクナPMX
今年開発が進んでいたテクナPMXシリーズ。メインブランクに新素材を使用、さらにアラミドヴェールで武装した渾身のNEWシリーズが発売されます。
私もテストに加わり、開発とプロスタッフが総力をあげて作り上げてきました。
従来のテクナGPに対して、より軽く・より好感度に、さらにテクナの持ち味であるトククフルなパワーを受け継ぐ、フェンウィック両翼の一端を担うロッドです。
実は、私が準優勝に終わった昨年の“ジャパンスーパーバスクラシック2012において、メインパターンとしていた「水深9mでのジグヘッドワッキー」を操る際にはこのロッドを使用。好感度で、掛けたバスをバラすことなく獲り込めるしなやかさ、さらには曲がったところから復元力でリフティングしてくれるテクナ独特のトルクのあるブランクはPMXにも受け継がれ、前回の大会でも大活躍してくれました。ただでさえ新素材の使用で感度が増し、シャープさがましたブランクス。そこにさらに進化を遂げているフェンウィック独自のフィネスガイドセッティングが加わり、通常では分かり難い9mボトムの変化や、タフコンディション下での僅かなバイトをも確実に手元に伝えてくれたことが、他の選手よりも大きなアドバンテージをもたらしてくれました。特に帰着が12時と競技時間の短かった2日目は、少しのミスも許されない極限の状況。プロトタイプながら完成度の高い62SLJというモデルを使用したことが、ノーミスで数少ないチャンスをものにすることができました。
テクナPMX そのポテンシャルは計り知れません。
