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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 アダプテッドラインで本流フィッシング

2010.09.30

アダプテッドラインで本流フィッシング

9月下旬、本流の釣りをする機会に恵まれた。訪れた本流は流れが強く、魚影も薄いということで釣人は誰もいなかった。GASS8140にオプティスピードランナーをセットし、ラインはアダプテッドラインを選択した。アダプテッドラインはボディとティップの組み合わせで様々な状況に対応できる。先端と後端のループには色が番手ごとに分けられていて一目でライン番手がわかる。ループのオリジナルだ。

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アダプテッドラインカラーループ

OATHがボディでADTがティップだ。今回はゴンゴンの瀬を釣るため8/9のOATHフローティング+ADT S4にリーダーを1mほどにした。リーダーといってもアクロンミスティティペットの03X 50cm+01X 40cmというだけのものだ。リーダーに関してはフローティング~タイプ1くらいまでは通常のサーモンライト15ftなどを使いタイプ3~5になるとどんどん短くしていくのが通常の使い方だ。ラインの先端を沈めてリーダーが浮き上がっていては意味がないからだ。(もしもっと沈むティップが必要なら3Mのエキスプレス14+などで3.5m前後に自作するといいだろう。)

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アダプテッドラインシステム

さてアダプテッドシステムの組み合わせは何通りもできる。良く使う組み合わせはF(フローティング)&F(フローティング)、F&インター、F&S3 、F&S4、インター&S3、S2&S3、S2&S4などだ。石のある瀬などヘッドの後端を操作する(メンディングなど)釣りの場合はフローティングボディでシンクティップに、そうでない場合はシンクボディでフルシンクヘッドにして使っている。

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本流の釣り

シンクティップラインは川で主に使うがリフトすると川の流れでシンキング部分が浮きあがってくるため簡単にキャストできる。(詳しくは今度発売されるDVDをご覧ください。)
45度~90度の角度変換をして対岸の深みにヘッドを送っていき充分ヘッド先端とフライを沈めて、ポイントに近づいたらスイングしたりドリフトしたりしていく。この部分に関しては教科書通りにしない方がいいと思う。自由に攻めるのが楽しいし、クリエイティブな釣りほど釣果が伸びるように思う。

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ウグイカラー

さてウグイを意識したオレンジのフライを選択し、釣りを開始した。広い本流は気持ちがいい!いくつかポイントを移動するといい感じの流れでフライがスイングしている途中にドカーンと当たった。

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ストリーマーに襲いかかる

全長で8cmほどのストリーマーにアタックしてきたのはアメマスだった。フィッシュイーターの本性を感じさせてくれた。広々した本流の釣りを堪能した一日だった。

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ドカーンとでたアメマス

近藤記


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