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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 XACT8136で中禅寺湖のホンマス

2011.05.17

XACT8136で中禅寺湖のホンマス

5月に入り中禅寺湖がにぎやかになってきた。そんな中、プロショップリバーサイドさんの中禅寺湖実釣アンダーハンドスクールがあり中禅寺湖で釣りをすることができた。
アンダーハンドキャスティングを練習しているお客さんと実際に中禅寺湖で釣りをするので皆それぞれ、普段の練習の成果が活かせる機会になる。

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中禅寺湖の朝

早朝、中禅寺湖に着くと多くのフライマンがウェイディングしていて聖地の雰囲気が感じられた。前日の天気予報では気温が低めで雨も予想されたのでホンマスのタナが深くなると考え、早く沈むラインのシンク2&3を持っていった。
XACT8136-4MFにOARL29ランニングライン+オプティカスタムラインOCT8-9 シンク2&3(29g)という組み合わせだ。2011年はEVOTECシリーズ、XACTシリーズの両方でDH6126、7130が日本のフィールド用スペックとして発売された。
XACTシリーズにはさらにDH8136が追加され、EVOシリーズにはシングルハンド486も加わった。できればオプティスイッチやEVOかXACTの7130くらいでやりたかったが、あいにくロッドが手元になかったので8136を選択したわけだ。

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XACT8136-4

オプティカスタム(OCT)はカタログ落ちしたがほんの少し在庫があり、まだ販売している。インター、1&2、2&3、2&5など実釣で使いやすいラインがある。現行のアダプテッドラインでもボディー(OATH)とティップ(ADT)を組み合わせると同じようなシンクレートが簡単に実現できる。カタログには載っていないがDHの6-7、7-8用ティップ(ADT)のS4もほんの少しだが在庫がある。

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ホンマスを狙ってキャスト

さて中禅寺湖にウェイディングして2&3ヘッドの先にサーモンライトリーダー15ft+AKRONミスティティペット1X50cm+3X50㎝でフックサイズ#8の中禅寺湖専用フライを結んだ。シンク2&3くらいのヘッドは川で大きいフライを使う場合はリーダーを詰めて使うが、湖でしかもフライが小さい場合は長いリーダーのままでOKだ。1&2でさらに時間をかけて沈めた方がリーダーのタナとの誤差が出にくいのだが。天気は予想に反し時折、晴れ間もみられるようになった。足元の水中を観察するとワカサギが群れで泳いでいた。また水面にはユスリカアダルトやシャックがまとまって流れていた。40ヤードほどキャストし25秒カウントダウンしてからツーハンドリトリーブを繰り返すとはじめに小ぶりなホンマスが釣れてきた。ヒットしたのはかなり近くだ。ほどなくして次がきた。いいサイズのデップリと太ったホンマスだった。

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なかなかのサイズでした

一緒に釣りをしたお客さんもホンマス、レイクを釣りあげて楽しい釣行会となった。またお客さんのキャスティングが凄く上達していて感心してしまった。

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皆で釣りました。

さて、ここで湖のアンダーハンドキャストのコツを少し。湖では川のように流れがないのでキャストの前半でラインにテンションがかかりにくい。思いっきり投げたい場合はしっかりボディーターンをいれて、ハーフサークルの時に下手でダイナミックにラインを連れてきて後、シュート時にサイドのDループが立ち上がるのを目で最後まで追うとうまくいくと思う。ボディーターンがうまくいかない場合は右利きの人は右足を後ろにずらすと体を開けるようになるので、試してみてください。

近藤記


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