約10年ぶりに訪れた東北の小渓流はアシが生え、河原がなくなり、魚にとってはいい環境になっていた。釣り上がっていくと足元から時折魚が走っていく。川底の石をひっくり返すとヒラタやマダラがたくさんいた
石裏にはたくさんのカゲロウがいた
オプティクリークロッド388-4にオプティクリークラインWF3FをセットしてLOOPトラウトリーダー9ft 6X+ミスティープラス・ティペット6X 80cmにパラシュートフライを結んだ。この釣場は誰も釣りをしていないようで、水深があり底石がしっかりしていれば必ず魚がついていた。実際に釣りを始めるとバックスペースがないだけでなく、ポイントの上には必ず木の枝がせり出していて一瞬どうキャストしようかわからなくなってしまう。
狭い川もいいですね
ロッドティップからほぼリーダーのみを出してのキャストも多用した。こんな状況でもLOOPトラウトリーダー9ftは抜群の操作性を発揮した。バットがしっかりしていて先端部にかけて急なテーパーのこのリーダーは思い通りの場所にフライを運んでくれた。またリーダーのみのメンディングもやりやすい。
きれいなヤマメ
こういった藪沢でもアンダーハンドとオーバーヘッドを多用して快適に釣りができる。アンダーハンドキャストはスペースが制限されればされるほど真価を発揮する。
膝をついてリーダーキャスト
ここぞというポイントからはパラシュートフライに勢いよくヤマメが飛び出してきて楽しい時間を過ごすことができた。渓流のアンダーハンドキャスティングは最新のDVDでも少し紹介しているがもっともっとおもしろい釣り方ができるのでいずれ紹介したいと思います。
ヤマメは次々飛び出した
近藤記