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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 ニューシグネイチャーで箒川C&Rのドライフライフィッシング

2014.04.23

ニューシグネイチャーで箒川C&Rのドライフライフィッシング

4月の中旬に箒川のC&Rエリアを訪れた。ここは昨年の11月にも訪れたところで、その時は晩秋で冷え込みニンフの釣りをしたが、今回は春の暖かい日ということもありドライフライフィッシングができた。箒川のC&Rエリアはフライフィッシングを楽しむにはすばらしい場所で、深いプール浅いプールや瀬とバリエーションに富んでいて、大型のレインボーやヤマメなどが優雅に泳いでいる。大石も多くまた川底が岩盤の場所があり、そこが縦長のすり鉢状の溝になっており、魚の着き場になっている。また塩原温泉という、宿泊するにはもってこいの環境でもある。

深いプール

9時頃から釣りを始めて、しばらくは小型のニンフを流すが全く釣れない!そこでリーダーを交換し、ドライフライ#16のシマザキガガンボを結んだ。

シマザキガガンボ

大きな石の上に立ちオーバーヘッドで対岸近くの“長い溝”までキャストした。ロングキャストで最後にループが崩壊しないよう注意してキャストすると、うまい感じでソフトプレゼンテーションできた。フラットな流れを2mほどナチュラルドリフトさせると55センチほどの大きなレインボーがゆっくりと浮き上がりフライをくわえた。直後川底を猛スピードで走り、ラインはバッキング近くまで出されランディングした時には6Xティペットはザラザラになっていた。

箒川ファイト

タックルはニューGASS494にエヴォテックG4のFW3-5ブルースプール。ラインはオプティストリームWF4Fにオーバーヘッド&ディーリーダー11ft5Xにアクロンミスティ6Xを1mほどつないだ。

箒川レインボー

ドライフライで大きなプールだけを釣るような場合は、ラインはエヴォテック85や100がいいのかもしれない(GASS494はオプティストリームWF4Fで設計されています。エヴォテックロッドは長いヘッド、短いヘッドと両方OK。)ここで少しアンダーハンドラインの話を。例えば10gのヘッドを7.5mにするのと8.5mや10mでは太さがかなり異なる。同じかたまりをうどんのように伸ばしていくと、当然長いほうが細くなる。よくアンダーハンドラインは軽いとか重いとか印象を持つ人がいるが、たまたま7.5mの短い川用のラインを見ると太く重く感じ、10m以上ある湖用の長い遠投用ラインを見ると細く軽いと感じるだけで、ヘッド全体はどちらも同じ10gの重さなのだ。

箒川ライズ

さて、昼頃になるとマダラのハッチが始まった。連動して大型のレインボーが散発ながらライズし始めた。深いプールの端で待っていると少し上流でバシャっと大きなライズがあった。ここはバックがなかったのでアンダーハンドですかさずキャストするといいレインボーが出てくれた。

箒川レインボー2

なかなかこれほどの釣場はないと思う。フライフィッシングを環境の整ったところで楽しめる。なお、川を歩く際にはすり鉢状の斜めのところに足をのせると滑って転ぶので気をつけてください。

近藤記

 


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