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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 フロートチューブ×アンダーハンドでダム湖のバスフィッシング

2014.06.27

フロートチューブ×アンダーハンドでダム湖のバスフィッシング

梅雨の天候にもだいぶ慣れてきた頃にフロートチューブ・バスフィッシングに出掛けた。

昨年の秋にフロートチューブを10年ぶりに買い替えたのだが、結局、使わないまま年を越してしまった。新しいフライパターンを考えるには充分な期間があったので“プロペラX”なるフライを考え、いい時期になったら試したいと思っていた。

フロートチューブ

このプロペラ、フライ用に考えられたもので、軽いプラスティック製で軸が長く、よく回る。以前雑誌で紹介されたこともある。アトランティックサーモン用らしいが、日本のサーモン、トラウトに使うにはすこし気が引けるので個人的にはバス・シーバスに使ってみたいと思っていた。いろいろ考えた結果、35lbのモノフィラの両端にコブを作りテイルにつけてみた。試しに泳がしてみると、とても釣れそうだ!

プロペラX

さて釣りは、あらかじめ福島にいるG君が下見をしていてくれたので、間違いなく魚がいるところに行けた。とてもありがたい。ニューフロートチューブの進水で初めはドキドキしたが徐々に慣れてきた。プロペラXを岸際にキャストして軽く動かすと、引き波を作り、次々とバスを誘った。フライ自体の効果があるのか断定はできないが、実際に釣れたので、とり合えず“効果的なフライ”ということにしておこう(笑)

コバス

バスはトップで次々釣れるがサイズが伸びない。そこでポイントを変えることにした。次のダム湖はとても大きく、ルアーマンが次々ボートで攻めていく。高性能のルアーの後から入って釣るのは難しいと思い、いかにもという場所は敬遠していたが、あまりにも釣れないので行ってみた。そこはブッシュでいかにもバスがいそうだが、半信半疑にならざるを得ない。

ブッシュ

とりあえずブッシュギリギリ数センチを攻め続けると幸運にも“ガボッ”といいサイズが出た。クロスS1のトラベル798-5は深く曲がり、直後に今度はエラ洗い!ハラハラしながらランディングするといいサイズのバスだった。

まる飲み

アンダーハンドキャスティングでフロートチューブというのは北欧ではポピュラーで、もともとボートやフロートチューブととても相性のいいキャストなのだ。またプロペラは空中で超回転するのでオーバーヘッドで投げると“ヒューン、ヒューン”と鳴いて空気抵抗ですごく投げにくい。アンダーハンドならフライの移動距離が半分以下なので楽に投げられる。なお今回は、ラインはエヴォテック100WF7Fを使ったがエヴォテック85やオプティストリームの短いヘッドの方がいいと思う。リーダーはループマルチリーダー13ftの先端を2ft切って直結した。興味のある人はフロートチューブ試してみてください!

釣れる
 

近藤記

 


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