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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 北海道遠征その1 「アンダーハンドで北海道の本流レインボー」

2014.07.30

北海道遠征その1 「アンダーハンドで北海道の本流レインボー」

7月中旬、北海道のイベントに参加するため紋別空港に降り立った。この日は、いつも紋別にくると休みを取って一緒に釣りをしてくれるKさんと釣りをした。午前中は支流に入り、クロスS15番にオプティストリームでいいニジマスを2本釣った。TMC5262#8に巻いたビッグドライフライ“マシュマロタランチュラ”にいい感じでスレたニジマスが反応してくれた。シマザキリーダーグリースをリーダーとフライラインの先端にしっかり塗り、ドライシェイクを30回ほどしてしっかりとフライを浮かせ水面で踊らせたのがよかった。最近の大型レインボーは多くの釣人が狙うため、大型フライや沈んだリーダーのピックアップ音なども要注意だ。

支流レインボー

午後は本流の釣りということで、以前、大型レインボーをバラした川を目指した。到着すると、さすがに人気ポイントだけあってフライマンがダブルハンドを振っている。ということで次のポイントに移動した。そこは大きな石が沈んでいて魚がいれば確実につきそうな場所だった。バックスペースはない。アンダーハンド向きのポイントだ。Kさんの勧めもあって、本流だがドライフライで狙うことにした。少し濁りがあり、魚は気付かないかもしれないと思いながらシェイクしたフライをいそうな場所に何度も流した。

マシュマロタランチュラ

しばらくすると50㎝はあろうというレインボーが浮上してきてフライをとらえた。ゆっくり合わせたが頭を振られバレてしまった。もうポイントはつぶれて終わりだと思ったが、粘ってその後も何度もフライを流し続けると踊るようにドリフトしていく“マシュマロタランチュラ”にさらに大きなレインボーがゆっくり浮上してきてフライをとらえた。今度もゆっくり合わせるとフッキングはうまくいった。レインボーは余裕で本流の強い流れの底にへばりついている。軽くロッドをあおると、制御不能な力で遠ざかって行く。エヴォテックG4FW3-5はいい働きをしている。

本流ファイト

しばらく膠着状態が続いたが、レインボーは吹っ切れたのか思い切り走り、ジャンプした。次の瀬に行かれたら取れないと思ったがクロスS1が止めてくれた。この時ほどパワーラックス・クロスS1のすごさを感じたことはなかった。それからも暴走は続いたが最後はうまくランディングできた。スローモーションのテイクからランディングまで一部始終はとても刺激的でKさんの脳裏にも焼きついたと思う。

本流レインボー

本流ではさらにもう1尾いいレインボーを釣ることができ楽しい北海道の思い出となった。

当日のタックル
ロッド: クロスS1 590-4MF
リール: エヴォテックG4 FW3-5ブルースプール
ライン: オプティストリームWF5F
リーダー: マルチライトリーダー12ft
ティペット: アクロンミスティプラス2X

近藤記

 


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