Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2014.10.14

初秋の湖

初秋の湖

9月の後半は野反湖と湯の湖に行ってきた。どちらも標高が1,400m以上(野反湖は1,500m以上)と高原の湖で一足早く初秋の湖の釣りを楽しんでこようという訳だ。
野反湖には9月20日(土)に行ったが、周りの木々や草花が少し黄色くなり始めたといったところで、朝は曇っていて北風が吹いて肌寒かったが昼間には南風に変わって暖かくなり、快適な陽気の中釣りが出来た。

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C&Rになって3年目ということでニジマスのアベレージサイズがあがっていることを期待していたが、釣れてくるのは相変わらず10数cm~20cm強の小ニジマスばかりで中々良型が出ない。禁漁区の沢には40cm~50cmのイワナが何匹も定位して遡上のタイミングを伺っていたが、他の場所では小ニジマスばかりで時々見かける大きな魚影は全て鯉だった。
とはいっても、人の少ない高原の湖でのんびりと湖岸を歩きながら良さそうなポイントを好きなだけチェックできるので、まあこれはこれで楽しいかなと思っていると、少しましなサイズがヒット。3回程ジャンプして元気よく引いたのは33cmの元々は放流魚だが、結構回復していたニジマスだった。

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この日は結局これが最大で、その後も小ニジマスを幾つか追加して早めに撤収したが、サイズはともかく人の少ない湖でのんびりと釣りを楽しめたのはいいものだ。

野反湖の翌週、9月27日(土)には湯の湖に行ってきた。湯の湖は今までに3回程行ったことがあるが、9月には行ったことが無かったので、一度赤く色づいてセッパリになったオスのヒメマスを釣ってみたいと思ったからだ。丁度戦場ヶ原の紅葉が始まり、湯の湖畔のモミジも赤く色づいてきていた。

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ところが、湖畔について準備を始めると、メインで使おうと思っていた引っ張り用のシングルハンド6番タックルの替えスプールは入っていたがリール本体を忘れていた。そこで仕方なくドライ用に持ってきていたシングルハンド5番にフローティングラインで釣りを始めたところ、二回目に入ったポイントで足元の駆け上がり沿いに赤いヒメマスが泳いできた。そこで岸と平行に駆け上がり沿いにミディアムUVポーラシェニール+マラブーのフライをリトリーブするとヒット。まあまあ良い引きで上がってきたのは35cmのメスのヒメマスだった。

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その後、フライをいつものフラッシュストリーマー(UVポーラシェニールやマラブー主体のTMC200に巻いたキールのストリーマー)に変えると反応が良く、35~36cmのヒメマスを5匹ヒットして内3匹をキャッチすることが出来た。しかし、本命のセッパリのオスは1匹ヒットしたが掛かりが浅くバレてしまいキャッチすることはできず、キャッチしたのはいずれもメスだった。

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その後は湖を1周したところで12時になり、行楽客が非常に多かったので渋滞が始まらない内にと撤収。本命のセッパリの赤いオスのヒメマスは来年の楽しみにとっておいて、メスだったが計4匹キャッチ出来たので満足して、まだ空いている道路をのんびりとドライブがてら帰路に着いたのだった。

タックルデータ
(野反湖)
ロッド:LOOP エヴォテック696-4MF
リール:リール:LOOPオプティドライフライODF BKリール(スプールはブルー)
ライン:LOOP オプティストリーム OSWF6F
リーダー:OH&Dリーダー シングル3X +ミスティープラス・ティペット4X 60cm

(湯の湖)
ロッド:LOOP オプティストリーム590-4
リール:リール:LOOPオプティドライフライODF BKリール
ライン:LOOP オプティストリーム OSWF5F
リーダー:OH&Dリーダー シングル3X 直結

OGGY


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