Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2015.08.26

8月、誰もいない中禅寺湖

8月は2回、3日(月)と15日(土)に中禅寺湖に行ってきた。

 

両日共に水温が23~24度とその前の7月19日に行った時よりも2度水温が上がっていて、普通ならば岸からトラウトを狙う水温とは思えないが、ドン深な岬周りならば一日に2~3回はチャンスがある。沖にトローリングの船は数艇浮かんでいるが、陸っぱりの釣り人は一人も見かけず、4~6月にはなかなか入れないような一級ポイントも入り放題でポイント移動もし放題。しかも平地が猛暑日でも、中禅寺湖畔の木陰は風が吹いた時などは薄手の長袖のTシャツ1枚だと少し肌寒い時がある程なので、暑さと他の釣り人を避けてのんびりと自分のペースで釣りをするのに実は良い季節なのだ。

 

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8月3日(月)

午前中に2回程足元の駆け上がり沿いの水面直下を泳いできた50cm台半ばのブルーバックのニジマスを見かけたが、自分のフライを浮かべていた場所やタイミングが合わずヒットさせることはできなかった。しかし、昼前に移動したポイントで、13時少し前に駆け上がり沿いを沈めて引っ張っていたいつものフラッシュストリーマーに待望のヒット。駆け上がりの下に潜ろうとする強い引きでなかなか上がってこなかったのは、幅広のオスのブラウン55cmだった。

 

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8月15日(土)

朝一番の5時頃に最初のポイントに着いた時には、ニジマスらしき魚が結構ライズしていた。6時頃にライズが止んでしまうまでに届く範囲で7~8回、その少し沖も入れるとその倍位はライズがあり、中には結構な大物が水面を反転しながら喰いそこなったものを2~3回追い喰いするようなやる気のあるライズもあったが、ライズの場所があちこちで特定していなかったので、自分のフライとタイミングが合わずノーヒット。

 

その後、昼前に入ったポイントで駆け上がり沿いを引っ張っていた時に一匹ヒットしたが、直ぐに外れてしまいフライをチェックすると小さい鱗が刺さっていた。たまたま駆け上がり沿いを風上に向かってキャストしていた時のヒットだったので、どうやら変な喰い方でフックが口の外側の頬の辺りにかかってしまっていたようだ。

 

この日はその後、昼食の準備をしている時に浮かべていたシケーダーフライの直ぐ脇にモワンという波紋が広がり、フライを見切ってUターンしたようでヒットせず。少ないチャンスをものに出来ずにアブレてしまったが、土曜日だというのに誰もいない涼しい湖でゆったりと一人の釣りを楽しむことができた。

 

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【タックルデータ】

ロッド: LOOP GASSダブル 6122-4 パワーラックス
リール: LOOP エヴォテック G4 LW6-8 リール オレンジ
ライン: LOOP GDC6S3/S4またはSA STダブルOH&D チェンジST23G/6S S3/S4
リーダー: フロロハイエナジーリーダー1X 12ft

 

 

OGGY


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