3月中旬、養沢に行った。朝8時頃に到着すると気温は朝0度だったとのこと。まだストーブに火が入る季節のようだ。釣人は少ない、しかし晴れそうで昼になればいい感じでハッチがあるかもしれない。
釣りはじめるとドライでは無理だとすぐにわかった。魚は淵の深いところでじっとしている様子が上からも見てとれた。#16前後のTMC3761に巻いたニンフで流れのゆるい場所をじっくり流すが相当粘った末に魚が掛かったがバレてしまった。やはりまだ寒いのだろう。ただ魚は粘れば釣れることはわかった。
この日はロッドが新製品のエヴォテックキャスト286-4ミッド。非常に柔らかいロッドでラインはオプティクリークの#2にした。養沢で釣りあがる場合はラインが3~5m程しか出ないのでラインの選択には#2~#3と幅があると思ったが、午後のひろいプールの釣りではやはり2番ラインがいいと感じた。
各淵で、ニンフで粘るとヤマメがフライをくわえた。インジケーターからフライまで1.3mほどにして深みに居る魚がメインになった。リーダーはニンフ用のインジケーターリーダー5Xでティペット部を調整した。さて午前中は4尾釣り、早めにお昼にした。お昼はだんだんと暖かくなりメイフライやストーンフライのハッチが始まった。午後はドライの釣りができるだろう。
午後は最下流部からスタートし、ドライの釣りをした。シマザキストレッチボディで巻いたCDCフライが効果的だった。巻いたフライはCDCの量が多く現場でカットした。ストレッチボディは黄色い色でも水に濡れて透けることがなく発色がよく魚にアピールする。
午後ヤマメを中心には2桁釣って春の釣りを満喫した。
またこの日ループのRautasジャケットを試したが非常に柔らかく軽く快適だった。Lainioはしっかりした感じだが、動きの多い渓流などはRautasジャケットのほうがいいと思った。
だんだんと春らしくなってきました。
近藤記