5月末の日曜日に時間が出来たので釣りに行くことにした。とは思ったものの、晴天で夏のような日差しに昼の釣りは厳しいと思い、昼過ぎに家を出て、午後2時くらいに目指す川に着いた。その川は小渓流で、以前大きなヤマメを釣ったこともあり、いい魚がいる川だった。
タックルはエヴォテックキャストの490MFにエヴォテックFW3-5リール。ラインはOH&DのWF4Fで、リーダーはインジケーターリーダー4X。インジケーターリーダーはニンフ用に作られたリーダーで短いリーダーに長いティペットがついている。ティペットを調整して、小渓流のためインジケーターの下を70センチくらいにして、フライはビーズヘッドニンフの#12前後を結んだ。
川は思った以上に草が伸び、所によってはキャスト不能だった。途中でリーダーのバットを20cmつめて、やっと快適に釣りが出来るようになった。キャストというよりは投げ込むといった感じで川を釣りあがり、いい感じの深みがあるときれいなニジマスが掛かった。エヴォテックキャストMFはとてもしなやかに曲がった。
魚がいない区間が続き、しばらく釣りあがると深いポイントから、いいサイズのレインボーが掛かった!魚は狭い川を上に下に走りまくりドキドキした。こんなドキドキが本当に楽しい。
釣れたフライはオポッサムニンフだったが、その後、何気なく変えた黒いニンフが大当たりした。きれいなニジマスが次々とヒットしてきたのだ。おそらくリーチ(蛭)に似ていたのだろう。
釣りを終え、家に帰ってからもっといいフライはできないものかと考え、リーチパターンを巻いてみた。TMC3761#10に黒のタングステンビーズM、黒のラビットのガードヘアーを取り除き、テイルを付け、シマザキストレッチボディ黒でハックリング。
テストしてみると、フライは着水直後からクネクネした動きを見せた。次回の釣りが楽しみになってきた。
近藤記