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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 アトランティックサーモンの旅 ノルウェー その3

2016.07.11

アトランティックサーモンの旅 ノルウェー その3

最終日6日目の14:00~メインプールの釣りをスイスのオリバーと始めた。2013年に一緒にやった時の再現で、場所を休ませては、2人で交替しながらフライをスイングさせていく。ここまで5日半以上の時間が過ぎてしまったが、最後の釣りにして、川は今回の旅の中で一番いい状況だった。

 

メインプール

 

 

自分の番が3回目くらいの時だった。流れが自分に寄ってくるため60度角度変換が限界だったが、フライにスピードを与えられ、自分の時計で16:58、ついにサーモンがフライをくわえた!リラックスしていたのでラインを柔らかく送り、いい感じでフッキングできた。サーモンは20mくらい走って止まり、その後一挙にバッキングが50mほど出て行った。スピードランナーは唸っている。時計を見ながらファイトを楽しむ。オリバーは気付かず寝ているようだ。ヒットから9分経って、オリバーが気付いた。ファイトを見て興奮している。6日間誰もランディングできなかったサーモンが掛かっていると思うと興奮せずにはいられなかったようだ。それから6~7分で静かにランディングに成功した。

 

ランディング

 

 

このスクールではノーガイド、ノーアシストが条件になっている。自分で釣りを組み立て、ひとりでランディングするのが条件なので大変だ。実は、昨年は崖上から1mくらいのサーモンのランディングに失敗していたのだ。フレッシュの口切れだったが偶然にもヨランが一部始終を見ていてファイティングとランディングの修正点を指摘してくれた。今回はそれを少し克服できたわけだ。もっとも今回はランディングしやすい場所だったのだが(笑)ホールディングフィッシュだった。とても嬉しかった。

 

アトランティックサーモン

 

 

 

オリバーはランディング後、僕を抱き上げて喜んでくれた。6日目に沈黙を破れたことが嬉しかったようだ。自分はもちろんサーモンをキープしSTOPフィッシングとし、2013年と同じように残りの時間をオリバーに渡した。小さなフライがとても印象的なサーモンフィッシングだった。

 

釣れたフライ

 

 

【タックル】
ロッド: GASS9126
リール: オプティスピードランナーBK右巻き
ライン: LOOPカスタムⅡフローティング34g+ループ032
リーダー: LOOPサーモンリーダー17ft+アクロンミスティプラス02X 90cm
フライ: プラスチックチューブ+ダブルフック#6

 

近藤記

 

 

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