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野呂 昌明

Saltwater Fishingプロスタッフ野呂 昌明 第12回オーシャンドミネーター・ジギングサーキット東京湾シーバスラウンドに参加してきました

2014.03.14

第12回オーシャンドミネーター・ジギングサーキット東京湾シーバスラウンドに参加してきました

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皆さんこんにちは、野呂昌明です。

レポートが遅れちゃいましたが、先日行われた、『第12回オーシャンドミネータージギングサーキット東京湾シーバスラウンド』に参加してきました。この大会もステージを東京湾と東北仙台とでもう第12回目を迎えました。第4回大会で初出場の青物ラウンドで初優勝して以来、東京湾大会はフル出場を果たしていますが、結果は箸にも棒にもかからず、東京湾アングラーのレベルの高さには驚かされるばかりです。

しかし今回のシーバスラウンドは、大雪の影響が落ち着き出してから好釣果情報が飛び交っていたので「もしかしたら・・・」なんて淡い期待を胸に望んだ大会でした。しかしフタを開けてみると各船前日の乗り合い船での釣果が大きく左右する両極端の結果となりました。

大会前日は2箇所のポイントで大当たりだったそうです。一ヵ所はジギングのみで、もう一ヵ所はジギングとキャスティングで爆釣。各船の船長さん達は相当迷ったと思います。スタート後、ほとんどの船は、まずリミットメイクを取りにジギング、キャスティングのポイントに向かいました。しかし前日はイワシの大群が入り、あちらこちらで巨大シーバスのボイルや大きな鳥山があったらしいのですが、この日は全くの沈黙・・・。たまにヒットする中小型のシーバスをなんとか拾い釣りするにいたりました。またもう一方のジギングポイントへと向かった船は一隻。まぁ結果はおわかりかと思いますが、優勝船は圧倒的な釣果でした。

その中でも上位入賞を果たしたアングラーさん達の勝利者インタビューでとても参考になったことがありました。ジキングって大半の人が、ジグを落として巻くだけの釣りだと思ってるんじゃないかなと・・・。それが東京湾のシーバスジキングだとその傾向はさらに強いのではと思います。しかし、上位の皆さんは、それぞれのインタビューで口を揃えて語っていたのが、“ジグで○○○を演じる”ということでした。 中でも凄いな!!と聞き入ってしまったのが、「ジグでバチを演じる」ということでした。バチとはイソメ類の総称でこのシーズンのシーバスが偏食する大好物なエサです。イソメのようなニョロニョロしたあんな軟体動物の動きをカチカチの金属板のジグで演じるってスゴイことですよね。っていうか、それを出来てしまう「オーシャンドミネーターってスゲ~!!」って改めて実感させられました。

PEラインの誕生でルアーフィッシングはめざましい発展を遂げました。中でもジギングっていう釣りは、PEラインに大きく密接していて、一番の進化を遂げたルアーフィッシングのジャンルだと思っています。ジギングはイメージの釣りとも言われていますが、今回の大会でまだまだジギングは進化する伸びしろは十分あるんだなと再確認させられました。

次回のオーシャンドミネータージキングサーキットは、タチウオラウンド!とりあえずは、リミットメイクを!!そして、なんとか5位以上の入賞を果たしたいと思っております。

 


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