Saltwater Fishing記事 | ティムコ

落合 みゆき

Saltwater Fishing  プロスタッフ  落合 みゆき   「引き出し増えたらいいな」 Part3

2014.12.02

「引き出し増えたらいいな」 Part3

ティムコソルトプロスタッフの落合みゆきです。先週に引き続き東京湾では、イナダのナブラで盛り上がっています。ポイントには相変わらず、イナダがウジャウジャいました。大型ジギング船も大賑わい。本当にありがとうございます。それでは今回の課題に入りたいと思います。


【視線をかえたタックルバランス】
【見えないベイトフィッシュ】
【レンジ攻略】

上記の3つについて分析していきたいと思います。

 

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【キャスティングのタックルバランスについて】

前回はヘビータックル
●大型青物用スピニングロッド
●スピニング5000番ハイギアタイプ
●PEライン2号
●フロロリーダー40ポンド

今回はライトタックル
●ボートシーバス用スピニング
●スピニング3000番ハイギアタイプ
●PEライン1.5号
●ナイロンリーダー35ポンド


上記はご覧のとおりヘビー/ライトで用途が違います!理解さえできていればどちらのバランスでも結果はついてきます!タックル選びは人それぞれ違うものです。釣果が大きく変わるなら、新しい物を購入しなきゃと考えますが、今すぐ揃えるのは大変ですよね。そこで、それぞれのタックルを上手に使い分ける方法を解説したいと思います!


【ヘビータックルについて】
キャストの距離は伸びませんが、たらしを長くする事により遠心力が加わり飛距離を伸ばすことができます。着水後の巻きだしでは、ロッドが強いため、軽いルアーを投げた際は、動き始めのレスポンスが早いというメリットがあります。しかし、魚がバイトしたときに弾かれてしまうおそれがあります。予めリールのドラグ調整を緩くしておく必要があります!ドラグが緩いと何度も魚に走られ、フッキング部分が広がってしまうのではないか?又はフッキングしないのでは?と心配される方もいますが、青物の場合は魚に主導権を与えないようロッドにテンションをしっかり乗せ、ラインを巻き取ることが重要だと思います!ドラグ調整は、スプールから多少ラインがズルズル出ている状態で、早めの巻き取りをして頂ければ、バラシも最小限に抑えられます。
(※サワラのように走るスピードが速い魚がかかった場合は臨機応変に、走られている最中に『少しずつ』ドラグをしめます。この際の注意: いきなり強くしめない。ご自分のタックルにあったドラグ調整が数を伸ばすキーワードとなります!)


【ライトタックルについて】
キャスティングロッドという前提で考えてみましょう。釣具店には沢山販売されていますが、各メーカーともに標的を定めてルアーを飛ばすように(ストラクチャー/ボイル)開発しています。ご自分のライト用スピニングロッドの表示をご覧下さい。今回のターゲットに使用しているルアーウェイトは28gです。それ以上の表示があれば使用可能です。但し、相手は小さくても青物ですので、無理なやり取りや、ドラグの締めすぎには充分に注意をして下さい!※淡水魚用、メバル用等は避けましょう!ロッドが折れたケースもあります。

例: 魚が船の内側に走っているのに、ロッドを上に立て折れてしまった!※魚とアングラーが同時に引っ張り合い、対応ウェイトをオーバーしてしまったというケースもありますのでお勧めしません。シーバス用ロッドでも使用方法を間違えると折れる事があります。回避する方法として、ティップを海面に下げ、走られている方に向けてリールを巻くことで、ロッドへの負担が軽減されます!上記を踏まえ、持参して下さい!


キャスティング専用ロッドは、飛距離を伸ばすようにガイド設定をしています。そのため、小さい径を使用しているため、リーダーの結び目が太いとトラブルを起こすこともありますので、柔らかいナイロンリーダーを使い、ノットは細く摩擦の少ない方法で回避します。今回のタックルバランスでは、18gでもしっかり距離を飛ばせました。ラインを細くすることで、ラインスラッグは少なくすみますが、前回書いたように、アクションを出すには今回のタックルは向いてないのかな?と考えてしまうと思いますが、飛距離が出せることでラインへのウォータープレッシャーはしっかりかかります。※ルアーの動き出しが手に伝わるまでが遅いんです。確認してみて下さい。

 

着水後の巻きだしは、前回の解説どおり早巻きで構いません。上記のタックルは全く違う用途ですが、理解さえできていれば、同じルアーを使用して同様のアクションになるという分析でした。

 

【ベイトは何?】
今回は魚を持ち帰り、解体してみました。イナダの胃袋に入っていたのは、シコイワシです。
サイズ:3cm~6.5cm

 

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個体差はあるにしても、1cmの違いで太さが全然変わります。つまり遊泳力(波動)も異なるということですね!シチュエーションにあったルアー選択をする上で、最も勉強したいのはベイトです。

 

【レンジ攻略の見極め】
現状のイナダは、海面までベイトの群れを持ち上げて補食しています。それなら!トップでも良いだろうと、使ってみたけど…あたらない。経験者は多いと思います。全くあたりませんよとは一概にはいえませんが、鳥の飛ぶスピードやイナダの泳ぐスピードを見て、ベイトのサイズを予測することができます!経験話になりますが、12cm前後のシコイワシを追う群れはナブラの移動スピードも非常に速い!!イワシ自体の遊泳力があるため、水面から飛び出して逃げ回るシーンもあり、船で追いかけるのも、ひと苦労な程。勿論、個体も大きくなれば波動も同様に!

 

海面を叩くトップを使うか?
水面直下を引けるルアーを使うか?(サーフェイス)

レンジ攻略をする上で大切なキーワードは!

●ベイトの遊泳力
●海面水流のスピード
●潮の向きに対しベイトの逃げる方向

 

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ナブラに遭遇した際に思い出して頂けると幸いです。今回は、ジギングでの攻略も成功しました!写真はご覧のとおり、やる気満々?がっ、海底のベイトも同様で、ロングジグやセンターバランスでの攻略は、理に叶っていないと判断し、ジグに使用する材料に視点をおきマニアックな方法で攻めることにしました(鉛より軽い素材を選びました)。7対3の割合のハイブリッドODメタペンはウェイトが50gですが、沈下スピードが遅いルアーです。ラインテンションがかかると水平フォールにもなります。ベイトサイズが小さい時に効力を発揮します!ジグの沈下スピードと姿勢がヒットまでのキーワードです。※ベイトタックルは太刀魚ジギングなどに使用するようなライトタックルが最適です。

 

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理由:小魚の遊泳力に合わせたアクションがだせる

キーワード→
●ロッドワーク(小さなワンピッチ)
●ジグを休ませる(水平カーブフォール)
※当たり方は非常に弱いため、丁寧なロッドワークが必要!チャンスを逃さず!! リールを巻く手に集中!

 

さあ皆さん、この時間を大いに楽しんでください。


【本日の釣果】
イナダ8本
イナダなのに!味は最高級。

 

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【タックル紹介】

キャスティング
●ジャンピングジャックカナル
●スピニングダイワ3000番ハイギア
●PE1.5号
●リーダー:ナイロン35ポンド(1m)
●ルアー(ディスタンスビクセン)

ジギング
●オーシャンドミネーターリミテッド
●ベイトリール一巻き80cmハイギア
●PEライン1号
●リーダー:フロロライン40ポンド(1m)
※通常、上記のラインシステムではPEラインがフロロに負けてしまいます!
注意:ドラグ調整で回避!


長々とお付き合い頂きありがとうございました。ほんの少しでもお役にたてたらいいな。

 

 


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