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Saltwater Fishing  プロスタッフ  フィールドインフォ   フィールドモニター大寿美茂 「バチパターンにはナイトレイド80F」

2015.02.17

フィールドモニター大寿美茂 「バチパターンにはナイトレイド80F」

年も明け、各地でバチの便りが届くようになってきました。これから夏までの間、湧いて出てくるバチを捕食するシーバスを狙い、多くのアングラーが繰り出す事と思われます。所謂「バチパターン」と呼ばれるこの釣りには2つあり、一つは表層、もう一つは底を漂うバチを意識して狙うもの。一般的なのは前者の方であり、俗にいう「バチルアー」はこれをターゲットにしています。

 

さて、このバチの釣りですが、美味しい時間というのは結構短い。運河等、流れの弱い場所はそれなりに続きますが、河川の場合、流れが出てバチが流されてしまうと途端に静かになってしまう。そういう時には、流された先を予測して狙うのが一番良いのでしょうが、そういう場所には大概先行者が居ます。
 

Bachi02


ところで、バチが流された後のポイントには、魚が居ないのでしょうか?バチと共にアングラーも移動する為、静まり返ったポイントは色々な意味で生命感がありません。少し前には簡単に釣れていたのが釣れなくなると、大概の場合、魚が居なくなったと判断するのでしょう。ところが、バチと共に移動する魚も居ますが、実はその場に残っている魚も結構居ます。

 

それでは、何故釣れなくなるのか?それは、活性の高い時と同じようなルアーを使い、同じような攻め方をしているから。俗にいう「バチルアー」はリトリーブにより水を正面から受ける事にで浮き上がり、そしてアクションします。その為、流れと垂直の方向でしか狙う事が出来ません。流れが無い/弱い「時合い」と呼ばれる時間であれば、その方向に動くバチも居るため、魚は違和感なく口を使ってきます。ところが河川の場合、流れが出てくると遊泳力の弱いバチは身悶えしながらも、流れと水平方向に流されるだけになります。その状況でリトリーブでしかアクションさせられないルアーを使っても、違和感から口を使いません。

 

行けるポイントは限られている、しかし時合いは過ぎてしまった。そんな時に、是非使ってみて貰いたいのがナイトレイド80F狙い方は簡単。アップ側に投げ、そして一切アクションしない・させない。アングラーが行う事は、ラインのコントロールだけ。それも、「巻き取る」のではなく、如何にルアーを流れに沿わせて漂わせるか。具体的には、アップの際はロッドで、ダウンに入ったらラインを繰り出していきます。撓ませず・張らせずという状態を維持して下さい。そして、コントロールが効かなくなったら回収というを繰り返します。

 

前置きが長くなりました。この日の隅田川は風も無く、水面は鏡の様に穏やか。先行していた友人の話だと、30分程前まではバチが流れ、ライズがそこそこあったとの事。満潮から1時間以上が経過した水面を見るとバチ等のベイトの姿は一切なく、結構な速さで水が流れている。迷わずナイトレイド80F を取り出し、先ずは流れと比重を確認する。時合いが過ぎている為か周囲には誰も居ないので、少しずつ横移動しながら先述の方法で流していくと、
 

Bachi-01


こんな感じで、サイズは選べませんが、拾えていけます。この釣り方は、ナイトレイドだからこそ出来ると言えます。何故なら、世間一般で言われている「バチルアー」は基本シンキングペンシル。ルアーをアイの方向に操作しないと動かない上に、沈んでしまう。フローティングミノーや、フローティングのリップレスミノーでも出来のでは、と思われるかと思います。

 

ここで重要なのが、ルアー自体の形状。ナイトレイド80Fのヘッド部分は鋭角に尖っており、これが綺麗な曳き波を作り出します。そしてもう一つが、SCSと呼ばれる、下腹部のフィン。これにより、横から流れを受けても暴れる事なく、立ち上がりから最後まで安定した姿勢で流す事が出来ます。勿論、流れの無い時にも普通にリールを巻けば、綺麗な曳き波を立ててくれます。つまり、どんな状況に置かれても使い続けられるルアーと言えるでしょう。

 

発売から10年以上が経った今でも、第一線で使えるナイトレイド80F。是非使ってみて下さい。


 


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