Trout Fishing記事 | ティムコ

社員ブログ

Trout Fishing社員ブログ 多摩川は上り調子

2017.06.12

多摩川は上り調子

前回の釣果に味をしめた私は、今回も多摩川へ向かった。雨上がりのタイミングとあって、おのずと大物に期待がかかる。まずは大物の実績の高いポイントへ。

 

①-

 

夜明けとともに川へ入っていくと、若干の増水の跡が見られた。一発大物狙いのポイントなので、普段よりもルアーサイズを上げてシュマリ67MDから。ダウンクロスにルアーを入れ、少し潜らせてからスイングターン。底を叩かないようにレンジコントロールをしながら沈み岩付近を流していく。数ある沈み岩の中でも一番流れに変化をきたす大岩周りでロットが絞り込まれる。ボトム付近で暴れるのは40近いイワナ。大物狙いの作戦が当たったことを喜び、興奮を隠せないファイトをしているとフックアウト。

 

気を取り直して、瀬を釣っていく。岩周りをしつこく攻めたいので、ルアーをシュマリ50FSにチェンジ。流れが複雑でルアーがうまく泳がないところは、上流側からルアーを送り込んでいく。するとすぐに答えが出た。

 

②

 

そのまま釣り上がっていくとチェイスやバイトはあるのだが、フックアップまで至らないことが多発。雨後とはいえハイプレッシャー河川にありがちなパターンだ。私の場合こんなときは普段よりもルアーに対するロッドアクションを小さく、そして少なくする。必要以上にルアーが暴れずフッキングのズレを防ぐとともに、ルアーの煌めきで魚に違和感を与えない作戦である。これが功を奏したのか、次のバイトではガッチリとフッキングの成功。

 

③

 

ここでこの川有数の大場所に差し掛かる。運がいいことに今日は釣り人の姿が見られない。おのずと大物の期待もかかるので、ルアーサイズを再び上げてシュマリ67Sを結んだ。しかし反応がなく、場荒れする前に50FSに戻すと30cmを優に超えるイワナが3匹の群れになってルアーを追尾してきた。私には喰わせることができず、次のキャストからは流れは沈黙を保った。

 

ここで諦めきれなかった私はルアーをライトニングウォブラー7gに変え、ボトム付近を探る。ボトム付近を泳ぐルアーをロッドアクションで故意的に浮き上がらさせ、フォールで魚にバイトの間を与える。その瞬間に狙い通りヒット。しかし、これまたバラシてしまった。再びのいいサイズのバラシに悶絶しながら、ルアーチェンジ。光量も多く、虫のハッチも始まっていたので、こういう場面に強いカラーの401BKニッケル/RED/ハハハに。

 

虫に興味があるときは黒系のルアーへの反応が良い気がするのは私だけだろうか。ウェイトも最軽量の3.5gにし、さらにじっくりと誘いをかけることに。すると再びフォール中にヒット。今度は慎重にファイトし、暴れる相手をなだめながらキャッチ。

 

⑤

 

狙いのイワナとは違ったが、40upのナイスコンディションのニジマス。流れの中を自由自在に暴れて楽しませてくれた。そしてこの魚、ネットインした時にベイトを吐き出した。

 

⑥

 

虫パターンだと思っていたのだが、魚を食べていたようだ。稚鮎の放流が何度かあったので、フィッシュベイトパターンのスイッチが入っていたのだろうか。ここで納竿のお時間。今回取り逃がした大物との出会いを求め、継ぎの作戦を練る私であった。

 

【タックルデータ】

ロッド: エンハンサー64ML
ルアー1: シュマリ67S、67MD、50FS
ルアー2: ライトニングウォブラー3.5g、7g

 

 

スタッフ田崎


Like
社員ブログ:最新記事