Trout Fishing記事 | ティムコ

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Trout Fishing  プロスタッフ  フィールドインフォ   フィールドモニター土谷英樹 「夏渓流で尺イワナ」

2017.08.29

フィールドモニター土谷英樹 「夏渓流で尺イワナ」

今年の夏はとにかくゲリラ豪雨が多く、釣り場の選定に悩まされる日が続く。そんな中、友達から渓流釣行の誘いがあり、彼の通う渓流へお盆休み後半に行くこととなった。お盆休み中に攻められた後の厳しい状況と、雨続きの渓流というハードルの高い釣りを覚悟していたが「いつもとは違う川に行ける!」と期待に胸を膨らませながら目的地へ。

 

先行者に先を越されないよう、暗いうちから渓流脇に車を停め、川の様子を伺う。・・・当然のことながら、真っ暗で何も見えない。しかし、川の流れがゴウゴウと唸り声を上げていることが不安を煽る。嫌な予感は的中してしまうのか?懐中電灯で川を確認すると、増水しているような気が・・・それでも自分の目で確認するまではと思い、とりあえず明るくなるまで待つ。

 

そしてようやく確認できる明るさになって川をのぞくと残念ながら嫌な予感は的中・・・釣りができる状況ではない光景に愕然とする。仕方なく隣の渓流へ移動すると、笹濁りではあるが釣りはできそうな感じだったので、友達と胸をなで下ろしホッと一安心。

 

無題

 

早速、釣りの用意に取り掛かるが、今回は少しでも涼しく釣りができるようにと、いつものフィッシングベストを着るのをやめ、ヒルトップ180パックに朝食と釣具を入れて背負い、いざ入渓。マルチピース「エンハンサーEH48L-4」にライトニングウォブラー3.5gをセットし、渓流を釣り上がるが、魚のチェイスも無いまま、しばらく沈黙が続く。

 

無題2

 

どんどん釣り上がって行くと、ちびっ子サイズのチェイスがポツポツと出始め、20㎝強のアマゴが釣れてくれた。「もしかしたらこの先は良いサイズが出るかも?」と期待するが、期待も虚しく・・・。その後は友達と共にちびっ子サイズを数匹釣り、良いサイズが釣れない時間が過ぎる。そして、脱渓ポイントが近づいてきたところで小堰堤が目の前に現れた。

 

「これまでの状況からは期待できそうにないな~」と思いながらキャストしてルアーを引いてくると、お約束のちびっ子のチェイスがあるだけ。堰堤に少し近寄って水の中をよく見ると、底に大岩が点在しているのが見える。そこで大岩の隙間にライトニングウォブラーをキャストし、底まで落としてチョンチョン誘ったところ、根がかったような感覚が・・・。

 

「大岩に根がかったか?」と思った瞬間!ロッドがしなり、堰堤の白泡の中にグイグイと潜っていく強い引き。「やった!大きいぞ!!」と思ったが、まったく期待していなかっただけに、合わせを入れるのを忘れていた(汗)。遅れて合わせを入れると、強い引きで何度か白泡の中に引き戻されていく。何とか引きずり出してネットイン!予想しなかった立派なイワナとご対面となった。

 

無題3

 

ここまでの区間でまったくイワナが釣れていなかったので、イワナが釣れたことにちょっとびっくりだ。サイズを測ると尺サイズ。久しぶりに釣り上げた渓流尺イワナの写真を撮影しながら、余韻に浸ってしまった・・・(嬉)

 

午後からは更に上流へ移動し、そこから渓流を釣り上がるも、ちびっ子サイズの連続。それでも絶好ポイントでライトニングウォブラーを投げて良型のアマゴを追加。久しぶりの満足釣行となった。最近は渓流の表層から川底まで攻めることのできるライトニングウォブラー3.5gを使うことが多くなった。「後方重心による独特のリフト&フォールが非常に有効なのでは?」と感じる。

 

無題4

 

今回、この様な渓魚に出逢うことができたのも、誘ってくれた友達のお陰であり、感謝の一言に尽きる。炎天下が当たり前のお盆休み。その当たり前を覆し、ひんやりとした水と涼風に包まれた中での釣行となり、心地よい疲れと幸福感をもたらしてくれた1日となった。

 

ロッド:エンハンサーEH48L-4
ルアー:ライトニングウォブラー・HIRO-SP FタイガーG 3.5g、チャートヤマメ 3.5g

 


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