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Wear&Gear社員ブログ 【SightMaster】インサイド・ストーリーVol.4 歪みなき視野の拡大

2013.03.01

【SightMaster】インサイド・ストーリーVol.4 歪みなき視野の拡大

今回のインサイドストーリーでは2013年のサイトマスター新製品についてお伝えしていきたいと思います。

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新たな取り組み
今回のテーマはなんといっても大型レンズモデルの投入です。セブンツーに大きなご評価もいただき、やはり釣りにおいてより大きな視野の確保は一つの大きなアドバンテージになると確信することができました。

しかし大きな視野と言っても、昨今のファッションサングラスの様に闇雲にレンズのサイズを大きくすれば良いというものではありません。レンズを大型化するということは、当然レンズが大きくゆがみやすくなります。例えば薄い板があるとして、小さい破片より大きな板は容易にたわみます。また必要以上に大きくすると重量増となり、体への負担が大きくなります。

レンズ大型化への課題
強調したいのは、大型レンズをゆがみ無くセットするためには、まず歪みの無いガラスレンズの硬さというアドバンテージがあり、適切なデザインとサイジング、さらにそれをきっちりとセットするフレーム設計と製造技術があって始めて成立するものだということです。

40mm

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釣りの道具としてのサイトマスターでは様々なサイジングやデザインバランスを試した結果、ようやく縦幅40mmというサイズにたどり着きました。この縦幅40mmというのはおそらく皆さんの想像以上に大きい数字で、サイトマスターの中では比較的大きく見えるワンエイティマッハは35mm、インテグラルは32mmで、現ラインアップの中で一番大きいセブンツーが同じ40mmです。

目は大切に
釣りでは偏光サングラスは一日中掛け、一日中それを通して見ています。同じくガラス製を採用するカメラ用のレンズと同様に、もしくはそれ以上に、ご自身の体に装着するメガネというものには光学性能を大事なポイントとして意識して頂けたらと想っています。前回も書きましたが、快適性が釣りへの集中を生み、釣りへの集中が釣果に繋がることを皆さんもご存じだと思います。ポリカーボネート製の歪んだレンズで一日釣りをして、目や頭が痛くなってしまっては釣りどころの騒ぎではありません。

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ポリカーボネート製レンズの歪み

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歪みの無いサイトマスターのガラスレンズ

フレーム色について
さらにサイトマスターでは特にフロント部分には光の散乱が起きにくいカラーを積極的に採用しています。単なるファッション性では明るい透き通ったカラーも綺麗で好きなのですが、視界の中でフレームがどうしてもキラキラと光り、気になってしまいます。

Vol5へつづく

 


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