フライキャスティング。毛ばり釣り入門

フライフィッシング入門

エントリー

STEP 4: 投げ方の練習

フライキャスティングの仕組み

フライを運ぶメカニズムを理解する
フライフィッシングの準備

道具の準備が整ったら、いよいよ投げ方の練習です。フライラインに力を伝えてフライを遠くへ運ぶ技術のことをフライキャスティングと言います。前後にフライラインをヒュンヒュンと投げる動作、これこそがフライフィッシングの最も特徴的なものであり、キャスティングができなければフライフィッシングは始まりません。体や腕の動き自体は単純なものですので、練習して覚えていきましょう。

それでは順番に見ていきましょう。

1. 他の釣りとの違い
フライキャスティングのメカニズム1 第一には「フライキャスティングは物を投げる、飛ばすという感覚ではない」ということです。どうしても最初は投げるという意識が強くなってしまうのですが、たとえば他の釣りであるルアーやオモリの付いた仕掛けのように重さのあるものを投げるという運動とは根本的に違います。軽い毛ばりを手に持って思いきり投げても全く飛んでいきません。この軽い毛ばりを遠くへ運んでいくには、「フライラインに力を伝えていくこと」が必要です。

2. フライラインに力を伝える
フライキャスティングのメカニズム2 腕の前後の動きがロッドへ、ロッドの動きがフライラインへというように、この力を伝えていくために必要なのがロッドを前後に振ることによって生じるフライラインの「ループ」と呼ばれるU字型の形です。 このループが前後でロッドの動きを止めた時に解けていくことでフライラインも伸びていきます。

3. 動画でイメージを掴む
ここからは図や文でお伝えするよりも動画をご覧頂いた方がイメージしやすいので、まずはこちらをご覧ください。フライラインのループが出来ていくイメージが掴めると思います。

実際の練習方法

釣る前に練習をしておきましょう
フライフィッシングの準備

フライフィッシングはやはり少し練習が必要です。始めは管理釣り場などへ行って、キャスティング練習から始めるのが良いでしょう。またその前に人のいない広場などで基本的なキャスティング練習をしておくのもお勧めです。※練習する際は安全のためフライは取り付けず、リーダーまでの状態で行いましょう。また周りに人がいないか常にチェックして安全確認を怠らないようにしましょう。

この章では動画で解説していきます。それでは順番に見ていきましょう。

1. バックキャスト
バックキャストとは言葉通り後ろへのキャストのことです。なぜ最初にバックからと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、フライフィッシングでは前に投げるためにはまず後ろに投げなくてはなりません。

2. フォワードキャスト
後ろに投げたフライを今度は前にキャストします。

3. フォルスキャスト
フォルスキャストとは狙ったところにフライを落とす前に空中で何回か行う調整のためのキャストのことです。

4. よくある問題
はじめに陥りやすいいくつかの問題を解説します。

5. プレゼンテーション
魚に対してフライを提示すること、つまりフライを投げることをプレゼンテーションと言います。 非常に重要で、これ次第で魚が驚いて逃げてしまうこともあり得ます。

6. ダブルホール
ホール(haul)とは英語で引くという意味になります。これはある程度基本のキャスティングが出来てからの課題になりますが、キャスティング中にフライラインを引っ張ることでスピードが増し、より遠くへ投げることもできるようになるテクニックです。

7. ロールキャスト
通常のキャスティングでは後ろにもスペースを必要としますが、ロールキャストはバックが取れない場面で使えるキャスティングテクニックの一つです。

8. リーチキャスト
川には流れがありますので、ただフライをまっすぐに投げただけではあっという間にラインが流されて、フライが不自然な動きをしてしまいます。フライフィッシングではまるでフライにラインが付いていないかのように自然に川に流せるかどうかがポイントになります。そのためのテクニックを学んでいきます。

9. メンディング
流れを攻略するための必須のテクニックの一つがメンディングです。メンディング(mending)とは修正するという意味で、フライラインを流れの影響を受けないように動かしていきます。

10. 実際の川での投げ方
実際の渓流では一つのポイントを攻略するのにも様々なアプローチがあります。

11. フライの流し方
実際に渓流などの流れを見ると、非常に複雑なことが分かります。これをテクニックを駆使して攻略していくことがフライフィッシングの醍醐味の一つです。フライを自然に流すこと(=ナチュラル・ドリフトと言います)が出来れば、成功に一歩近づきます。

次のレッスン
STEP 5: 実際の釣り方