私が初めてFFを体験したのは1985年頃でした。その頃は私の周囲にはFFをする人がなく、雑誌などの記事や広告を頼りにタックルを購入して管理釣り場でエサ釣りの合間に遊ぶ程度でした。それから十数年、久し振りに行った釣具店で見かけたティムコFFスクール参加者募集のお知らせ。講師はなんとあの田代法之さんではありませんか。その昔ビデオや雑誌等でタイイングを見様見真似で習ったあの人のスクールが有るという。すぐに初心者スクールからもう一度やってみようと思い申し込みました。
初心者スクールの内容はFFの歴史、タックルや小物の説明及び使用方法の講義の後、キャスティングレッスン。これがまた不思議、不思議ラインがスルスルと飛んでいきあっという間にフルラインが・・・・。(何せあの頃の私はラインなんて3メートルもあれば充分と思っていましたから。)そのうえ右に左に自由自在。う〜ん?FF恐るべし。しかし、自分でやってみるとどうにもならないんですキャスティングっていうのは。悪戦苦闘していると田代さんが一人一人に手を取り指導してくれました。力んでガチガチになった腕から力を抜いてとのアドバイスで少しずつラインが前に出て行くようになりました。未キャスティングは永遠の課題ですが・・。
さて、いよいよ午後からは実釣です。それがまた、あの頃なかなか釣れなかった魚が田代さんに手を取って貰うといとも簡単に釣れてしまう。これはいったいどういう事?ハマってしまいました。まさにハマるという体験でした。スクールの要所、要所でのタックルの説明、キャスティング理論、海外での釣りの話、また釣り以外の自然との付き合い方、自然保護の話、海の話、山の話等、素晴らしい限りでした。 それから早や数年、ブッシュマスター、エントモロジスト(水生昆虫とFF)スクール等に何度も参加しましたが、毎回新鮮な体験でした。最近ではスクールで良く顔を会わせる友人が集まり、皆で釣行会を行う等、さらに深く自然と関わる活動も始まりました。普段は一人では中々行けない遠征に仲間と一緒に出掛けるようになり、私のFF生活は充実の限りです。参加の度に何度も繰り返して教えて頂くベーシックのおかげで知らず知らずのうちにテクニック(?)も身について来たようです。また、卒業生釣行会は田代さんを囲んで毎年色々なところで開催されこれもまた楽しみのひとつです。
私はこのスクールに参加したことで改めて釣りに対する考えがただ単に魚を釣るだけではなく自然に対する敬意、保護、また、釣り場の環境の維持、管理に携わる方々の努力、周辺の人々の理解によって成り立っている事を学びました。なかなか独学では分からないテクニック以外のルールやマナーの徹底の為にもスクールは大切だと思います。いつでも皆が気持ちよく釣りができるといいですね!
皆さんにお話したいことは沢山ありますが、まぁこれ位で…。この先はスクールでお会いした時にでも…。
通称 えのさんより