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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 北関東Part2 佐藤大介 「アフターの榛名湖、ムシ・セミパターン」

2013.06.19

北関東Part2 佐藤大介 「アフターの榛名湖、ムシ・セミパターン」

こんにちは、群馬のサトダイです。今回の釣行エリアは群馬県の山上湖・榛名湖です。山上湖なのでシーズナルがやや遅いと考え、ミッドスポーン真っ最中で僅かにアフターが存在していると予想し釣行開始。

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今回は、オカッパリでの釣行だったのでまずは湖畔を一周して様子を見ました。湖は平日にもかかわらずオカッパリの方やボート釣りの方が多かったです。そして、湖の中を見て回るとミッドスポーンのバスがちらほらと見られました。しかし、サイズも小さく、数も少なかった為ミッドスポーンは終盤で、アフター~回復の魚が多いのでは?と考え、周囲で春ゼミが鳴いている事から、榛名湖のアフター期の定番であるセミパターンをメインに釣りをしました。

虫・セミパターンで私が意識する事は、オーバーハング・風が巻く場所です。オーバーハングがある場所は虫が落ちやすく、格好のフィーディングエリアとなります。また、風が巻くエリアは落ちた虫が流れ着きやすく、葉っぱ等のゴミが溜まっている場所は虫を意識しているバスが回遊し、居着きのバスが表層を意識しています。しかし、榛名湖は野尻湖と違い、岬・ワンドといった地形変化が乏しく、あまり風が巻くエリアがありません。したがって、榛名湖での虫・セミパターンではオーバーハングがとても重要になってくるのです。

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この日、一等地と考え選んだエリアは、規模の大きなオーバーハング+沖へ岬状に張り出しているシャローフラットが絡むエリア。フラット部では、時おりアフターのバスが回遊している状況でした。しかし、周囲でウェーディングしている釣り人やオカッパリのプレッシャーの為か、回遊してくるバスの数は少なく、回遊を待ちつつオーバーハング+ブレイクをブラインドで探ることに。

まずは、ワーム系の虫を使いノーアクションで水面に置いておく、ほっとけパターンを試すも反応なし。風でやや水面が波立っていたので、ノーアクションの虫ではバスが気付かないと考え、ハード系の「トリックトラウト・タイニーシケイダー」の一点シェイクにシフト。そして、波紋を出し誘っているとスーっと浮いてきて躊躇なくバイト!アフター回復ぎみの30後半のバスをキャッチ。

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ブレイクラインのバスは、プレッシャーが低い為か連続してバイトがあり、中にはタイニーシケイダーを丸呑みするバスも!そして、回遊してきたバスにはサイトフィッシングで、少し離れた所にルアーをキャスト。一点シェイクでバスにルアーを見つけさせてバイトまで持ち込みました。

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この日は、「回遊待ち伏せ&ブレイクライン」のセミパターンがハマり短時間のオカッパリでしたが、8バイト5フィッシュで、水面を割るバイトシーンが見える楽しい釣りができました!榛名湖ではこれからの時期、セミパターンで楽しい釣りが出来るので是非、皆さんもチャレンジしてみてください!

今回、使用したロッドはスーパーテクナの61SLJです。ボリュームのある虫・セミルアーや、ステイの釣りでは、ロングキャストとフッキングストロークの長くとれるメリットから、GWT72SLP+Jを選びます。しかし今回はシェイクのやり易さを重視してS-TAV61SLJを使用しました!

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【使用タックル】
・ロッド:  フェンウィック・スーパーテクナ S-TAV61SLJ
・リール:  2500番
・ライン:  フロロ3ポンド
・ルアー:  トリックトラウトタイニーシケイダー
・偏光グラス:  サイトマスター・ワンエイティマッハ/レンズカラー:ライトローズ


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