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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 岡山Part16 塩見友広 「岡山チャプター第4戦 優勝!」

2013.06.28

岡山Part16 塩見友広 「岡山チャプター第4戦 優勝!」

表彰台

梅雨入りが発表されているにもかかわらず、梅雨らしい天候とは真逆の晴天続きで、高梁川流域の各ダムの貯水率も60%台にまで落ち続ける状態でした。そんな影響をもろに受けるのが下流域に位置する高梁川トーナメントエリアで、前日朝までの水位は写真の通り超減水。航路内であってもまともに走れない状況でした。

スロープ前中州1

しかし、前日練習の午前中から天気予報の通りに恵みの雨が降り初め、久々の低い気圧に魚のヤル気スイッチも入る条件が整ってしまう状況に。「晴れ、気温34℃」が、本戦中の天気予報ですが、サイトでアフターの魚のポジションを見て回る事に徹し、あえて高活性の魚を相手にしないで前日練習をしました。

ミーティング風景

本番当日の朝は曇り。気になっていた水位は通常水位にまで復活して、若干濁りが入った水質。流入量がある分カレントが良く効いた状況でした。

スタート

スタート後、一番に入ったエリアは、前日にアフターの魚がサイトできていたスロープ上流のブロック周辺とログ周り。ですが、カレントが強すぎてポジションが変わった事がすぐに理解出来たので、すぐ脇にある倒木と石垣跡が絡んだ流れのヨレが沢山出来る周りをテキサス、バックスライド、ベイトネコリグなどで、水が入れ替わる時にだけ口を使うデカイ魚が混ざるのではないかと様子をみて見ましたが反応無し。

移動をして中流域のJR橋脚へ。このエリアも前日にアフターの魚が出入りする姿をサイトできていた場所。ここもカレントが若干強すぎる感じがしましたが、ライトリグを何度か通し、その後に高比重スティックベイトのノーシンカーリグをフォールさせると1発でバイト!

フッキングと同時に猛烈に走り、橋脚の付け根の引っ掛かりウィードとオーバーハングコンクリートに向かって行く魚にエレキを使い、全速で追いながら、ロッドTPMX62SLJ独特の粘るパワーで押さえ込み、ドキドキのやり取りの末に上がって来た魚が2,300g!増水時にだけ口を使ってくれる綺麗な個体でした。

そしてカレントが弱まって来たタイミングで、朝一番に入ったブロック周辺とログ周りで4.5inストレートワームのネコリグ0.9gをショートピッチ気味のアプローチで、流れを読みながらブロックの先端に着底するように落とし、ズル引く瞬間にバイト!普段はスイープ気味にフッキングをするのが僕のスタイルなのですが、この時は増水後の水位と水質が終息傾向で水温が下がりきった時で、バイトがあってもすぐに離してしまうほどショートバイト。数本の魚がスッポヌケてしまったので、思い切って即フッキングしてみると上手く乗せられました。この魚も良く走り回り、やっとの思いでネットに納めてみると細身の50cmオーバーのキッカー1,700g。後から思えば反発力のあるブランクス(TPMX62SULJ)を使っていたので瞬時のフッキングパワーが伝わりやすく乗せられた魚かも知れません。

検量

続けてログ周りのヨレの中で0.9gネコリグのズル引き&シェイクでバイトを即フッキンで合わせ、すんなりと900g細身の魚を獲りリミットメイク!!その後にもう一本入れ替えサイズを掛けましたが、水面に出た瞬間にフックオフ…。そのままタイムアップとなりました。

結果、3本  4,874gで優勝する事が出来ました。

3本  4.874g

・タックルデータ 1
ロッド: TPMX62SLJ
リール: ルビアス2506
ライン: スーパーフィネス4.5lb
ルアー・リグ: スティックワーム4.5in・ノーシンカーリグ

・タックルデータ 2
ロッド: TPMX62SULJ
リール: イグジスト2506
ライン: スーパーフィネス4lb
ルアー・リグ: エコ4.5inストレートワーム・0.9gネコリグ
偏光グラス: サイトマスター ウルティモ・スーパーライトブラウン

タックル

 


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