皆様、こんにちは！今年の印旛沼はとりわけ厳しいシーズンが続いております。
周知の通り今年は天候が不安定なため春は水温が中々上がらず、更に追い打ちを掛けるかのように水位も上がりませんでした。田んぼの代掻きが5月上旬から入りだし濁りがキツくなり、更には梅雨の大雨、そしてこの時期特有の田んぼの除草剤散布が始まって7月現在、過去に例がないほどタフコンディションです。
そんな状況下、貴重なバス達を攻略すべく4月末に発売となったテクナPMXシリーズを私も早速、使い込んでいます。
まず私が使いこんでいる1本はTPMX70CMJです。
最初に驚いたのが感度の良さ。感覚的な話ですが、テキサスリグのフォール中のバイトが鮮明になったと個人的には感じております。
今までならばフォールの後にラインを張って重みを感じてフッキング、といった具合でしたがPMXだとラインを張る前にフォール中に「プッ」と手元に違和感が伝わる事が多いです。よってフッキングの動作へスムーズに移行することが可能です。
そしてビックリするのがシャープさと相反するトルクが備わっている点。パワーラックスとアラミドヴェールの融合による賜物でしょう。
TPMX70CMJを3.5g、5g、7gのテキサスリグでカバー撃ちをして、今までMHで撃っていた場所から全く問題なく魚が取り込める事に驚きを隠せません。7ftとは思えない軽さによって繊細にリグを操れるのに、魚を掛けてからは7ftのロングレングスで魚をカバーから引っ張り出せる。自分の中で6ft9inchが基本でしたが…テクナPMXなら7ft、大アリです。
また長さゆえオカッパリでは更にメリットが多数。最近はオカッパリに行く時間も大事にしており、楽しんでおります。
私の行く印旛水系はテキサスリグ、ノーシンカーがメインとなります。
しかし、状況によってはファーストムービングルアーも投げたいのが本音。TPMX70CMJならスピナーベイト、バイブレーションなど巻き物も何でもござれなバーサタイル性能も高いです。ステルスペッパー110Sとも相性◎！巻き物も90点台をあげていいのではないでしょうか。バーサタイルなロッドは中途半端なイメージが私の中にもありましたが、「ココまで来たか！」と思いました。ボートでも1本あると安心感が生まれます。
ただ、テキサスリグとの相性がココまで良いというのは意外でした。ライトテキサスに関してはもう100点満点です。
関東のオカッパリで1本ベイトタックルを選ぶなら・・・ピッチングOK、巻き物の遠投もOKなTPMX70CMJだと思います。
こちらはTAV-GP69CMHJで仕留めた1900gオーバーの魚です。現在はPMXと併用して色々と違いを確認しています。
最後に、個人的な見解ですが…テクナGPとPMXは全くの別物に感じます。
テクナGPはベリーにしなやかさがあり、竿全体が良く曲がる竿ですが、対してテクナPMXはベリーの強さに特徴が伺えます。まるでロッド全体に1本の芯が通っているような…芯の強い竿と申しましょうか。
従ってトルクの出方が違うように私は感じました。但しこれはどっちのトルクが上、という話ではない点に御注意下さい。開発担当もその点は「甲乙つけがたい」とのお言葉でした。
価格はあくまでコストの問題で、フェンウィックはスーパーテクナ、テクナPMX、テクナGP、GWT、エナジー、アイアンホークと様々な製法やマテリアルの特性を楽しめ、その中からアングラー自身がお好みのロッドを選べます。
今シーズン、ベイトタックルはテクナPMXをメインに使って行こうと思っています。TPMX66CMLJ、TPMX610CMHJ、TPMX70CMJ、TPMX70CHJの4本を軸に印旛沼のバスを攻略したいと思ってますので、見かけた際は是非ともお声掛け下さい。
そして是非ともテクナPMXに触れて頂けたらと思っております。また今後もフィールドレポートやブログを通してテクナPMXシリーズについて皆さんに何かお伝え出来たら幸いです。
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