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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 徳島Part9 福光正樹 「徳島チャプター第二戦レポート」

2017.05.01

徳島Part9 福光正樹 「徳島チャプター第二戦レポート」

皆さんこんにちは。春爛漫の今日この頃、フィールドには出られてますでしょうか?今回は徳島チャプター第二戦のレポートです。
 
 
今年のチャプターは全4試合、第一戦は春の動き始めのバスを捉える事が出来ずにノーフィッシュで終わってしまいました。AOYの可能性はかなり低くなってしまいましたが、ブロックチャンピオンシップ出場の権利獲得は年間成績で5位までに入ると獲得できるので、それに向けてモチベーションを落とすわけには行きません。練習もしっかり行っていました。

 

先日のレポート8でのプリスポーンの2キロフィッシュはその練習で釣れた魚でした。試合の前週、水温は16度~17度前後で推移しており、スポーニングに入る前の状況でした。大潮前でスポーニングベッド前をうろうろしながらベイトを捕食している個体を狙ってスーパーシャッドテイルワームのミドストで仕留めました個体です。

 

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今年は昨年と比べ恐らく稚アユだと思われるベイトフィッシュが豊富にいる感じからマッチザベイトでベイトを選択していました。練習ではその一本で終わってしまったのですが、他にはトーナメントエリア内の水路で何本かサイトで魚を確認出来ました。スポーニングが行われる可能性が残るのは消波ブロック帯で、大潮で魚が差してくることを想定し、探ったのですが感触は得られませんでした。週明けの月曜から大潮でその影響を受けての試合になるだろうと練習を終えました。

 

試合当日、スタート順が良かったので目視で確認していた水路に直行しました。水位が高かったのでブラインドで狙うもノーバイト。魚は確実にいるのと、後ろに他の有力選手もいたこともあり多くの時間を費やしてしまいました。その水路内には消波ブロックもあり、オカッパリアングラーがフィネスな釣りで消波ブロックの穴で釣っているところを見てテトラの釣りの可能性を感じましたが…。

 

その水路に見切りを付け、プリスポーンでフィーディングしている魚を狙いミドストのパターンに移行しました。そして、リップラップの張り出しの裏側にキャストしたところ待望のファーストフィッシュをキャッチ。大潮後で消波ブロックを釣っている人が多い中、ある意味裏をかいた作戦が成功するかと思ったのですが、後が全く続かず時間が経過してしまいました。

 

多くのエリアを回ったのですが、ベイトはいるもののバイトはなく、最後はシャロ―の葦際に入ってシャロ―をうろつくオスで一本追加。テトラの釣果が気になりながら二本で無念のタイムアップとなりました。結果は1,496ggで13位、ただの人でした。上位入賞者はほとんどが消波ブロック帯の釣りでした。裏をかいたパターンを選択しましたが大潮の影響が強く、狙っていた魚は消えてしまっていました。完全に選択ミスでした。

 

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しかしながら年間成績は15位に浮上、ブロックチャンピオンシップへの可能性は残されました。第三戦は7月になります。得意の夏なので残り二戦で捲ります。

 

今回のメインはミドストでしたが、やり切れたのはミドスト専用に設計されたACES64SUL のおかげです。そして使ったワームはスーパーシャッドテイルワームの4インチでした。

 

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これから梅雨に入りスポーンから回復した個体にも有効になってきます。このロッドにスーパーシャッドシェイプ、スーパーリビングフィッシュ、スーパーフィンテール、スーパーシャッドテール各サイズ揃ったミドストに適したワームを組み合わせてミドストもマスターしてみて下さい。また、ミドストに関しては山岡プロの動画も確認してみて下さい。

 

【タックルデータ】

(ミッドストローリング)
ロッド: Fenwick ACES64SULJ
リール: スピニング2500番
ライン: フロロカーボン3.5ポンド
ルアー: スーパーシャッドシェイプ4in + 1.3gジグヘッド

 


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