皆さんこんにちは、フィールドスタッフの田島です。今回は5月下旬と6月上旬の2日間、北浦での釣行の様子をお伝えしたいと思います。
5月下旬の1日目は雨が降る中での釣行となりました。水温は22度前後とそれ程は落ちてはおらず、バスは動き回れる状況と判断してTOPウォーターを中心に探ってみました。アフタースポーンのバスがサスペンドしていそうな縦ストラクチャーに向け、GW68MLJに、この時期定番のバズベイトをセットしキャストを繰り返してゆきます。
このGW68CMLJは軽くドライな持ち感と、少しの力でもシッカリとウエイトを乗せてキャスト出来るテーパーデザインの相乗効果で、自分でも驚くくらいにキャストが決まります。精度とリトリーブコースが重要なハードルアーの釣りに欠かせない武器になりそうです。
そしてココは出そう!というコースを綺麗にトレースすると狙い通り回復したコンディションの良いバズをキャッチ出来ました!同船者も含め数本キャッチしました。かなり風雨が強くなり、最後に通年魚影の濃い石積みの穴にバックスライドホッグを落とし1本をキャッチ。この日は終了としました。
この日の傾向として殆どのバスがサスペンドしており、サイズの良いバスほど沖に出て来ているようでした。また、半日ほど雨に打たれながらの釣行でしたが、Foxfireのフラッドジャケットのお陰で濡れる事なく快適に過ごせました。
日を改め6月上旬の2日目は晴天で夏を思わせる様な天候の中での釣行となりました。前回からのキーワードである縦ストラクチャー、シェード要素をプラスしたエリアを高比重スティックベイトのノーシンカーで探ってゆくとコンディションの良いバスをキャッチする事が出来ました。
似たような条件の所を何ヶ所か周り数本をキャッチしますがサイズは伸びません。何か手は無いか?と悩んでいるとタイミングよく風が吹き始めたので、良い感じに風が当たる沖の杭エリアに移動。
ダウンショットで打ってゆくと、フォール中のルアーを一気に持って行くバイトでビックサイズのバスをキャッチ出来ました!
平均サイズのバスの大半がワンド内部の縦ストラクチャー周辺をウロウロしているようです。ビックサイズのバスは回復の程度に応じ、ワンド内部から徐々にボディーウォーターの当たるようなエリアに移動しつつあるようです。もう少し季節が進行するとボディウォーターの当たる様なエリアでも数が釣れるようになり、本格的なサマーパターンの到来となるかと思います。ただ、全てのバスが沖に出て行く訳では無く、餌となるベイトの状況に応じ一定数はシャローに居残ると思います。
特に北浦・霞ヶ浦水系では梅雨の始まりと共に手長エビが産卵の為に接岸して来ます。沖なのか?シャローなのか?の見極めが難しくも楽しい季節ですので皆さんもフィールドで季節の移り変わりを体感してみてください。
【タックルデータ」
(バズベイト)
ロッド:GW68CMLJ
リール:15アルデバラン
ライン:ナイロン16lb
(バックスライドホッグ)
ロッド:ACES73CMHP+J
リール:15アルデバラン
ライン:フロロ16lb
(ノーシンカー・5gダウンショット)
ロッド:ACES66CMLP+J
リール:15アルデバラン
ライン:フロロ12lb